羽生結弦選手 スケカナ公式練習動画 & パトリック・チャン インタ記事

いよいよ明日となった、スケートカナダ2015。公式練習の動画があがってきています。
ただし、上がるたびにかたっぱしからブロックされてる状況なので、この動画も削除の可能性あります。
その場合は、あらたな動画待ちか、それもあがらなかった場合は、この記事自体を削除する予定。
しかしな~、youtubeが全然みれないのですが、他の選手のは見れるのです。結弦くんだけ狙い撃ち(怒)

主にジャンプの確認をしているようです。四回転は、4S、4T、後半の4T-2Tすべて成功。
3Aも2つのコンビネーションを成功させています。3Loのみ飛ばしましたが、最後の3Lzも成功。
ジャンプの調子は悪くないようです。ステップシークエンスの確認もしています。

  151030 Skate Canada Men 2G practice Yuzuru Hnayu FS
  
151030 Skate Canada Men 2G practice Yuzuru... 投稿者 bambiawa


では、パトリック・チャンのインタビュー記事です。

「ユヅルを意識しないわけではない」パトリック・チャンが明かす復帰への思い(2015.10.29 スポーツナビ)

2011年からフィギュアスケートの世界選手権を3連覇し、ソチ五輪では羽生結弦(ANA)と金メダルを争ったパトリック・チャンが競技に戻ってきた。1年間の休養を経て、出場した10月のジャパンオープンでは6選手中3位。ブランクを感じさせる演技となってしまったが、「今季は“積み上げる年”になると思います。パーフェクトとはいかないでしょう。どちらかと言えば、次の平昌五輪に向けて作り上げていく年ですね」と、24歳の元世界王者に焦りはない。

グランプリ(GP)シリーズ復帰戦となるスケートカナダでは、くしくも羽生と顔を合わせる。あくまで自分の演技に集中すると言いつつも、「ユヅルを意識しないわけじゃない」と対抗心ものぞかせている。再びトップ戦線に戻ってくるチャンに、現在の心境や休養中に得たもの、今後の目標などについて語ってもらった。

今季は“積み上げる年”

――1年間休養して今季の試合を迎えるにあたり、今どんな気持ちですか?

すごくナーバスになっていたんです。昨季は今までと違った日々を過ごしてきましたが、競技会にしてもショーにしても、今季は違ったレベルで専念することが求められてきます。肉体的・精神的に競技者に戻るために、食べることもトレーニングになり、練習も明らかに違うものになりました。

――まだ競技に復帰したばかりですが、技術はソチ五輪時のレベルに戻ってきていますか?

明らかに昨年より良くなっています。ショーにたくさん出たことで円熟味が増したし、観客やジャッジの前でも気持ち良く演技できるようになりました。技術的な面だと、ジャンプが良くなってきました。本格的な練習を再開した当初は、最初からやり直しといった感じで、4回転やトリプルアクセルなどはなかなか難しかったですけどね。今季は“積み上げる年”になると思います。パーフェクトとはいかないでしょう。どちらかと言えば、次の平昌五輪に向けて作り上げていく年ですね。

――休養期間中、男子フィギュアスケート界を外側から見られたと思いますが、どう感じましたか?

実は昨シーズンはそんなに試合を見ていないんです。ショーで忙しかったし、休みを取っていましたから。他人のスケーティングをたくさん見ていたら、どうしてもそこから離れられない。そういうことはしたくなかったんです。昨年は気持ち的にリラックスするための1年で、試合がどうとか、他のスケーターがどうということは考えないようにしていました。ただ、自分が休養しなかったら出たと思われる試合の結果は確認するようにしていました。ハビエル(・フェルナンデス)やユヅル(羽生)、デニス(・テン)が多くの試合で表彰台に上っていましたよね。でも、本当にそれくらいかな。何か特定のことを見たり聞いたりということをは、必ずしもやっていたわけではありません。ただ、いったん競技の世界から離れて、そこで得た何かをリンクに持ち帰り、自分の演技がさらに良くなればと思っています。

――その羽生選手やフェルナンデス選手、テン選手の演技は気にしていた?

いや、そんなことはないですよ。ソチ五輪後にはショーに向けて準備しなければならなかったですし。自分のスケーティングや振り付け、パフォーマンスの方法といったものを変えるのは、ひと夏でできるものでなく、ものすごく長い時間が必要です。競技に戻ったら、ソチ五輪のシーズンと似たような感じになるだろうと思っていましたが、実際にそうなりましたね。

今、こうやってリンクに戻って来られてうれしいです。ビックリするような驚きもなく、これまでどおり自分に集中してやるべきことをやれています。これこそが、この1年のオフで学びたかったことです。最終的にはリンクに立ったら自分ひとりで戦わなければいけません。他の選手が同時に演技することはないので、他人と比較する必要もない。彼らと競うのは、ポイントが発表されて結果が出たときだけ。それ以外は自分ができることをやるだけです。

――GPシリーズの復帰戦となるスケートカナダには羽生選手も出場します。それでも意識することはない?

意識しないというわけではないですよ(笑)。他のスケーターがどんな演技を見せてくれるか楽しみにしていますしね。ただ、僕が言いたかったのは、僕が気に掛けているのは自分自身のスケーティングであるということです。今年はショートもフリーも難しく、それぞれ違ったプログラムになっています。だから自分がやるべきことに集中したいんです。もし自分の演技や、演技の成功に注力しなければ、ミスが出てうまくいかなくなると思います。毎日トリプルアクセルや4回転ジャンプを練習するのと同じで、試合では毎回、自分のプログラムに集中したいんです。(スケートカナダは)僕やユヅルのGPシリーズ初戦だから、ファンやジャッジにとって、とてもエキサイティングな試合になると思います。

長期的な目標は平昌五輪に出ること

――今季、技術的に新たにチャレンジしてみようと思うことはありますか?

いや、何もないですね(笑)。これまでと同じく、ジャンプはトリプルアクセルや4回転トウループを跳んでいます。今季も序盤だし、ものすごく変わったことをやろうとは思っていないです。ただ、感情表現やプログラムを通じて伝わるものに進化が見られるのではと思います。それが僕が今、力を入れていることで、観客にも見てもらいたいポイントです。ジャンプはジャンプとして変わることはありませんし、プログラムの複雑さや込められた思いに目を向けてもらいたいですね。

――今は表現や感情といった部分に重点を置いているのですね。

その通りです。加えて音楽の解釈にもフォーカスしています。そういった要素が昨年、僕が学び、成長してきた部分だと思うんです。ショーに参加したことで、結果ではなくパフォーマンスに集中できたからこそ得られたことです。

――今季の目標、そして長期的な目標をそれぞれ教えてください。

今季はまず、カナダ王者のタイトルを取り戻したいと思っています。もし世界選手権に出場できたら素晴らしい経験になるでしょうね。そこで成功を収めることができたら、素敵なおまけになりそうです。長期的には平昌五輪に出ることが目標です。3度目の五輪に出られれば、キャリアの終わり方としては最高でしょうね。

――残り2年弱で五輪出場までたどり着く自信は?

もちろん、常に自信を持っているし、2回経験しているわけだから、もう1度五輪に出場できる自信があって当然ですよ。ただ唯一、言っておきたいのは、けがをすることもあるということ。これだけは予測できないことですからね。でも先を見越してリンクでも陸上でも、正しいトレーニングをすればけがは防げると思います。適切なウォームアップや治療、リハビリをやり 自分の体の声を聞いてやれば、あと3年、五輪へしっかり準備できる良い状態を保てると思います。(取材・文:大橋護良)



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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2015/10/30 08:45 | 2015-2016 seasonCOMMENT(6)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

みずほさんこんばんは

公式練習の動画見て、コンディションよさそうだなーと思っています。決ると絶品の4回転やら3Aやらを軽々と美しく、次々に跳んでいるではありませんか!!あの鳥肌もののステップを一部変えてきたのは、ちょっと残念な気もするのですが、レベルを取るため……じき慣れるでしょう。このフリー中毒性がありますね!
もう、何回でも見たい。
彼が演じるからなのでしょうが。下手な人がやったら相手にされない? いやそもそもできませんが。

前からみずほさんが彼の敵は怪我だけ、とおっしゃっていたの、実感します。いや、コンディションが良ければ彼と争える人はいない。

チャン選手は、通しの公式練習を見る限り、ジャンプが戻っていない。慌てて戻そうともしていないのかな?1-2年がかりでじっくりなのかな? 十分な実績と経験のある人だから、何らかの勝算はあるのでしょうが、そんなこと言っている内に、若手がどんどん成長しそうです、どうなのかな?
なんて言っていて、いざ蓋を開けたら、凄かったりして……。
やっぱり、あの実績侮れませんよね。

No:4592 2015/10/30 18:06 | レモンパイ #- URL [ 編集 ]

レモンパイ 様

レモンパイさん、こんにちは。

>前からみずほさんが彼の敵は怪我だけ、とおっしゃっていたの、実感します。

怪我もそうですが、あとひとつは、やはり練習環境。昨シーズンはぼっち練習が多かったですよね。自己管理ができる人だとはいっても、やはり大変です。彼の場合は、他の選手と違って、練習以外の仕事(CMとかテレビ取材とかショーとか)も多いですし。怪我なく、落ち着いてクリケットで練習する時間さえ確保できるなら、彼に勝てる人はいません。ここしばらくクリケットで練習を積めてるのもいいコンディションを作ってるんじゃいないでしょうか。

>やっぱり、あの実績侮れませんよね。

チャンは、今大会に関しては、PCSは高くでると思いますが、TESはまだ期待できないのでは・・・という気がしてます。もともとチャンはスロースターターですし、1年休養してますしね。

GSやIFSなどのスケオタの予想では、結弦くん優勝の予想がほとんどです。でも、中にはチャンを優勝と予想してる人もいます。地元の試合でもあるし、復活の期待値を込めてだとは思いますが。やはり実績があるから、期待する人も多いのだと思います。

公式練習の状態をみる限り、よほどのことがない限り、結弦くん優勝でしょうね。他に対抗馬もいませんから。

コメント、どうもありがとう♪

No:4593 2015/10/31 01:31 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

Re:

いよいよ…ですね♪

やっぱり「グランプリの羽生」は別格です!

正直、チャンとの対決とかマスコミ煽りはどーでもよくて、ただただあの美しいバラーとセイメイが見たい!状態のファンも多いと思うのですが…まあ、マスコミは煽るのが仕事ですもんね。

今夜はハッピーハロウィンならぬハッピーハニュウイン♪

No:4594 2015/10/31 08:26 | なすか #- URL [ 編集 ]

なすか 様

なすかさん、こんにちは。

結弦くん、派手にやらかしましたね。
特殊な状況だった中国杯フリーは別にして、やはり怪我の影響があったNHK杯の78点より低いとは。
身体が普通の状態で、これだけ自爆したのは久々じゃないでしょうか。

4Tが抜けて2T、3Lz-2Tがザヤってノーカン。シニアにあがって、ザヤるのは初めて? いや2回目?
後半のジャンプ以外は美しい演技でした。キスクラでは厳しい表情でしたが、今頃、自分への怒りに燃えてるでしょう。
一位の点数でも80点程なので、正直あまりレベルの高い大会ではありません。7点差ほどだし、FSまとめればなんとかなるはずですが・・・ショックを引きづらないでほしいですね。
ショート失敗するときは、フリーはいいことが多いので、逆転を期待してます。

チャンと結弦くんのPCSの出方に注目していましたが、あれだけやらかしても、PCSがチャンよりわずかですが上でした。特に、SSがチャンより高かったことに何気に感動しました(笑)

コメント、どうもありがとう♪

No:4595 2015/10/31 11:05 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

みずほさん、こんにちは!
今回は「SPの単独ジャンプはトリプル以上」のルールにひっかかって4Tの抜け2Tがノーカンなのと、2Tがふたつになって3Lzのコンビネーションが丸ごとノーカンになってふたつも0になってしまいましたね。
でも、さすがの演技構成点で救われてますね、たしかに。
あと超絶技巧の3A。いままで、イーグルサンドはすべて加点3ですね。素晴らしい・・!

今日は始まりからなぜか動悸がひどくて、見ているだけのわたしにまで羽生くんの緊張が伝わってきたかのようでした。
キスクラの羽生くん、まだ低スコアの理由を把握しかねてるようでしたね。頭脳戦得意の羽生くんでもとっさにはわからなかった??

それにしても・・このシーズンは体調が悪くなくて、事前のB級戦でも安定した演技でと、不安点がないのが不安だったのですが、やっぱりぶっこんできましたね(笑
これが羽生結弦。主人公体質ですね・・ぜったいハラハラさせずにはおかない。そんなところも彼の魅力です。
久々の壮大なやらかしですが、プロトコルを見ると確かに成長も感じさせます。
明日は本当に心臓がつぶれる思いですが、目標はあくまで平昌。
すべての結果、すべての道と試練がそのときの羽生くんのためにあるのだという確信は消えません!
11月の幕開けとともに晴明さまがリンクの暗雲を吹き払って、自爆だらけの大会を清めてくれることを祈っています(笑

No:4596 2015/10/31 13:13 | ひろ #- URL [ 編集 ]

ひろ 様

ひろさん、こんにちは。

>ふたつも0になってしまいましたね。

4Tが抜けるにしても、3Tか1Tなら良かったですね。
2Tになったことより、3Lzに3Tつけれなかったのが痛かったです。ルッツさん、本当によく家出しますよね・・・。

>見ているだけのわたしにまで羽生くんの緊張が伝わってきたかのようでした

演技始まるときの様子から、緊張してるのかな?という感じしました。本人言うとおり、ノーミス意識しすぎて固くなってしまったのかな。

>キスクラの羽生くん、まだ低スコアの理由を把握しかねてるようでしたね

キスクラの時点では、ザヤに気付いてなかったのでは。「ルールがちゃんと頭に入ってなかった」とインタで言ってるみたいなので。

>これが羽生結弦。主人公体質ですね

彼のファンであると、いつもジェットコースター気分が味わえます(笑)

>明日は本当に心臓がつぶれる思いですが、目標はあくまで平昌。

昨年のことを思えば、健康なだけありがたいと思わねば・・・と自分に言い聞かせています(笑) 今は健康だし、調子が悪いわけではないのだから、明日はなんとかするだろうと信じてます。

考えれば、これがスケカナでまだよかったです。ファイナルや全日本やワールドでなくて。
それに、目の前の試合だけを見てるのなら、あんなしんどい構成にする必要ない。あくまでも平昌を見据えてのステップでしょう。なので、ファンも焦らずに見守るしかないかなと思ってます。

コメント、どうもありがとう♪

No:4597 2015/10/31 21:22 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

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