10/31発売キスクラ羽生結弦特集号の目次きました!
10月31日発売の、羽生結弦特集号のキスクラ、目次がきました!
TVガイド特別編集 KISS & CRY 氷上の美しき勇者たち 2018-2019シーズン開幕号~Road to GOLD!!! (表紙・巻頭特集/羽生結弦選手) (KISS & CRYシリーズVol.22) (TOKYO NEWS MOOK) ← アマゾンサイトへ
織田くんのインタビューに、CWWにも参加された無良さんのインタビュー、若手は羽生リスペクトを公言している山本くんと須本くん。ゆづファンに地雷となる要素は徹底的に排除されています。清々しいほどストレスフリーです(笑)
おそらく裏表紙合わせて76ぺージ程度と思われます。「羽生結弦選手のここに注目!」という織田さんのインタまでを羽生成分とすると、裏表紙もたぶん結弦くんでしょうから、76ページ中少なくとも64ページが羽生成分と思われます。
心配されつつも、からくも出版にこじつけた「フィギュアスケーターズ12」と比較してみましょう。 ← アマゾンサイトへ
こちらは、表紙裏表紙合わせて84ページ中、羽生成分は45ぺージでした。羽生成分を半分強にまで減らし、さらに今まであった折込ピンナップをつけず、「羽生本」色を極力薄めています。それでも、いつもは発売前からガンガン宣伝するインロックさんが、今回はあまり宣伝せず、目立たぬようにしていました。アマゾンに表紙がUPされたのも、発売日を数日過ぎてからでした。
では、なぜ多くの羽生本が撤退を余儀なくされ、インロックが発売できたとはいえ、大きく路線を変更し、宣伝も控え目にせざるえなかったのか。
キスクラの目次の一番下を見ると、こう書いてあります。「協力:公益財団法人日本スケート連盟」と。ちなみに、同じくキスクラで、10月26日発売の高橋大輔選手号にも、10月22日発売の宇野昌磨号にも、「協力:公益財団法人日本スケート連盟」という文字がありました。これは、結弦くんを特集したキスクラの目次にも、これまではなかった部分です。
つまり、スケ連から「出していいよ」というお墨付きをもらったから、「非平等本」が出せたということですね。それも、羽生結弦号は、当初の予定より1ヶ月以上延期となり、他の2選手の「非平等本」が先に出ています。そして「フィギュアスケーターズ12」には、「協力:公益財団法人日本スケート連盟」という文字はありません。両者の違いは、キスクラが、以前に「羽生本」以外の他選手特化本も数冊出しているのに対して、「フィギュアスケーターズ」シリーズは、「羽生本」以外の「非平等本」は出していないということでしょうか。
ツィッターなどを見ていると、メディアックスやダイアプレスの出版中止については、新書館の「魂のプログラム」の奥付に「協力:team Sirius」という文字があったことを根拠に、羽生サイドが「team Sirius」という会社と契約して、そこを通して、肖像権、あるいはパブリシティ権の侵害で出版差し止めを請求したのだろうという見方をする人が多いようです。新書館さんにお尋ねしたのですが、新書館さんは、過去に高橋さんや真央さんの写真集を出版した実績がありますが、誰の写真集であれ、肖像権などの権利関係はきっちりされるということでした。なので、新書館さん側がつけた可能性もあるのでは・・・とも思います(ただ「team Sirius」の経緯については詳しくは答えてもらえませんでした。電話に出た方が知らなかっただけかもしれませんが)。もし、羽生サイドが「team Sirius」と契約しているのなら、なぜ今回のキスクラは「協力:team Sirius」ではなく、「協力:公益財団法人日本スケート連盟」なのでしょうか。
それと、もうひとつ不思議なのが「アイスジュエルズ」の出版延期です。こちらは、「羽生結弦公認」を売り物にしているスケート誌です。ちゃんと取材をし、専任の写真家を雇い、インタビューも結弦くん本人にチェックしてもらっている。肖像権やらパブリシティ権の侵害の問題はないはずです。にもかかわらず、例年なら10月か、遅くとも11月にはでていた「アイスジュエルズ」の発売が遅延しています。遅延によって、毎年、1シーズン3冊発売されていたものが、2冊に減ることになる。「アイスジュエルズ」は舵社のドル箱シリーズ。何かよほどの理由があってのことでは・・・と思わずにはいられません(次号の発売時期は担当さんから聞いていますが、まだ決定ではないのでここでは伏せます)。もちろん、舵社さん側の自社都合かもしれません。このタイミングで発売時期が例年より遅いのは、たまたま偶然なのかもしれません。ですが、こうタイミングがドンピシャ合うとなると、どうしてもモヤモヤ感が残ってしまう。なぜ、結弦くん関連の本ばかりが、発売中止になったり、延期になったりするのか。私の考えすぎなのかな。
ぴあが「moment on ice vol3.高橋大輔特集号」をだすようですが、これはスケ連の許可がでているのでしょうかね。確か、宝島社からも高橋本が出る予定だったような・・・。
唯一の救いは、きっちり住み分けがされ始めていることでしょうか。「フィギュアスケーターズ12」、ジャパンオープンのページが2ページありましたが、U〇M選手は1/2ページの集合写真のみ。単独写真は女子選手(宮原さん1ページ、坂本さん1/2ページ)でした。インロックさんも、空気は読んでいるようです。
あと、前もってお断りしておきますが、この記事に書いてることは、すべて私の独り言です。公開はしているとはいえ、ブログは日記ですから、読む人によっては「なんて見当違いなことを・・・」と感じるようなことを書いているかもしれません。そこはご了承ください。なので、独り言に苦言やお説教するという、無粋なことはご遠慮ください。フィンランド大会が迫っていますので、現在その手の招かれざるお客様に対応している時間がありません。よろしくお願いいたします。
参加してます。よろしければ、ポチっと応援お願いします♪
フィギュアスケートランキング
- 関連記事
-
- TVガイドにゆづポチ袋 & 「スケーターズ13」感想 & 羽生オルゴール到着
- 「通信」が100%羽生本を出せた理由
- 10/31発売キスクラ羽生結弦特集号の目次きました!
- 羽生選手掲載記事のプチ感想 ~MORE、デジタルテレビガイド
- 羽生結弦が後世に残したいプログラム ~「シーズンガイド」感想
2018/10/30 11:05 | スケート書籍感想 | COMMENT(8) | TRACKBACK(0) TOP
コメント
興味ぶかい「個人的感想」をありがとうございました。
私の個人的感想では出版社はこれで利益を確保できるのかな?なんです。(私ごときが心配せんでも)
サッカー、野球も好きなので時おり特集雑誌を買ったりします。
昔は某進撃の球団寄りの記事が多くてうんざりしてましたが、いまはそういうこともなくなってたいへん喜ばしいです。
もちろんサッカー、野球はプロですけど、今回のドラフトみても進撃球団以外の球団を志望する球児がフツーになってる。
ひと昔前はこの球団にはいるためいろんなトラブルがありましたよね。若い人は知らないか。
そして無理無理入団した「スター」たちはセカンドキャリアであまりいい扱いを受けてない。セカンドの方が長い人生なのに・・・
国会中継を見てましたら、あのベ○チュー議員が質問に立ってらした。もうこちらだけにシフトされたらよろしいのに。
やはり会長が議員でないと不利なのかな、でも長すぎると弊害がでてるじゃないですか。
No:9464 2018/10/30 15:03 | みつばち #- URL [ 編集 ]
みずほさん、こんにちは。
キスクラの情報ありがとうございます。
大人の事情で後回しにされたキスクラですが(←根に持ってる 笑)
ストレスフリーならば、明日買いに行きます。
チームブライアンとスポルティーバは中をパラっと見て、一緒にお連れするか決め
ます。
一連の流れには、モヤモヤが残ったままですが、スケート連盟が
協力していようがいまいが、自分の感性で購入する本を決めていきたいと
思っています。
実績も人気も皆が横並びではないのに、なぜそこまで平等にこだわるのか、どこに
忖度してそうなるのか、よくわかりませんけど、これからも注視していきます。
みずほさんの真似っこをして、ハニューピーのディスプレイをしてみました。
うちの子たちは、皆かわいいですけど、
デコだし具合がなんともいえない加減のクレイジーちゃんが特にかわいいです。
ハロウィンが終わって、クリスマスバージョンのディスプレイになさったら、
みずほさんちのハニューピーちゃんたちをまた是非見せてくださいね。
No:9465 2018/10/30 20:04 | けんけん #- URL [ 編集 ]
みつばち 様
みつばちさん、こんにちは。
>出版社はこれで利益を確保できるのかな?
インロックさんは売上が多少おちてるかも。次号の予告がなかったから、次号でるかなあ?って感じですが(笑)
>もうこちらだけにシフトされたらよろしいのに。
あのタコチュー事件の写真をマスコミに流したのはスケ連内部の人間だと思うので、快く思ってない人もいるのでしょうけど、あれで下ろせなかったとなると、ずっと居座りそう。結弦くんがそんなに長くは現役でないとしたら、もうそれが救いですね。
>会長が議員でないと不利なのかな
そう思ってる人がスケ連内部に多いのでしょうね。森の子飼いですし。実質最長政権になってしまってるので相当腐敗してそうです。組織は新陳代謝がないとダメですよね。
コメント、どうもありがとう♪
No:9466 2018/10/30 20:10 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
けんけん 様
けんけんさん、こんにちは。
>ストレスフリーならば、明日買いに行きます。
目次を見る限りではストレスフリーですね。これで目次にない地雷をこっそり入れていたら、それこそ暴動ものですよ(笑)
>チームブライアンとスポルティーバは中をパラっと見て
チームブライアンは買うと決めています。問題はスポルティーバで、写真が能登さんなのでこれまで全部買ってますが、ちょっと当たり外れがあるんですよね(笑)
>実績も人気も皆が横並びではないのに、なぜそこまで平等にこだわるのか
世の中の需要と供給のバランスというものがあり、いろいろ問題はあったとしても羽生本はそのバランスから生まれたもの。世の中の需要を完全に無視してるのが「平等主義」の押し付けです。
>クレイジーちゃんが特にかわいいです。
どの子も可愛いですが、デコ出しのクレイジーちゃんは特別感がありますよね。クリスマス用のディスプレイをしたら、また写真UPしますね♪
コメント、どうもありがとう♪
No:9467 2018/10/30 21:59 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
遅ればせながら人生初のコメントにご丁寧な返信有難う御座いました。私事、フィギュアファン歴50年弱、プチ評論家目線のバーサンです。両親の介護の為、家族と別居して10年、仙台に帰るのは年4回程。
昨年末迄は、海外の試合をいち早く上げてくれる動画サイトのみで、プロトコルを眺めてはジャッジ間で2点以上の差がある時は査問しろ〜、と一人で悪態。
誰かのファンということはなく、ノービス、ジュニアの選手も期待し過ぎないようにしていました。ユヅ君に関しては地元にも、こんなに上手な子がいるんだー、人懐っこいしメンコイしリンク存続の署名ガンバっからネ〜・・と近所のおばさん感覚でしたね。変わったのは中1の全日本でしたか、EXのsing・・の場を圧倒する表現力に驚いた時です。急激な右肩上がりに魅了されつつも、基本軸はフィギュアファン。私のようなスタンスの方が多い事と思いますが、モヤモヤ感がずっと蓄積されていますよね。織田ー高橋順位変更、ソチ代表選考過程、ピョンチャン演技と点数の乖離。
ユヅ君の怪我の情報を知りたくて、調べていたら関連ブログの多さにビックリ!そこで知ったのが……
伏魔殿のようなスケート連盟、恣意的なマスコミ報道、モヤモヤ感はこれだったのねと深く納得。マスコミに関しては、ずーっと、結論ありきの辻褄合わせだと思っていましたので、さもありなんです。あまりにも素直で人に対して垣根の無いユヅ君は辛かったでしょうね。でも逃げずに自分と向き合うことから道を切り開き続ける君をTVの前からズーッと応援します。
皆さんの交流の場で長々と自分語りをしてしまいごめんなさい。返信はいりません。でも時々覗かせて下さい。
No:9468 2018/10/31 03:40 | バジル #- URL [ 編集 ]
バジル 様
バジルさん、こんにちは。
>フィギュアファン歴50年弱
フィギュアファン歴が長いのですね。私はフィギュアは好きでしたが、超ライトファンで、昔からテレビをつけて流れていたら見る程度でした。もちろんルールも知らず、「プロトコル? なにそれ美味しいの?」レベルの一般層で。それも男子は興味がなく、女子限定。真剣にフィギュアを見るようになったのは、ニース落ちしてからです(笑)
>モヤモヤ感
おそらくこれほどモヤモヤする競技も少ないでしょうね。ナショナルバイアス採点だけでなく、日本だけみても、派閥バイアス採点があるように思います。PCSもGOEの付け方もメチャクチャですし、そりゃ日本とロシア以外で人気がないのは当たり前かも(笑)
>織田ー高橋順位変更、ソチ代表選考過程
織田さん、五輪出場はバンクーバーだけだけど、トリノもソチも、真の代表は織田さんじゃないのかしら?(笑) トリノもソチも、高橋さんに代表を盗られている印象です。セカンドキャリアは、織田さんが圧勝ですけど。
>調べていたら関連ブログの多さにビックリ!
ソチ前はそれほどでもなかったけど、ソチ以降驚異的に増えました。人気ブログランキングのフィギュアスケートカテゴリは、羽生応援ブログランキング化してますね。もうひとつのブログ村というランキングサイトは、アンチ系が多いですが。
>伏魔殿のようなスケート連盟
会長が特定の選手を寵愛してて、副会長がその特定の選手と同じ事務所に所属していて、公平な運営はできるはずがない。他の国なら、結弦くんはどれだけ大事にされてるか・・・と思うと本当に悔しいです。点数の出方も、テレビ他のメディアの報道の仕方も、出版業界の昨今の不穏な動きも、モヤモヤすることばかりです。真剣に見だすと、フィギュアがこんなにストレス感じる競技だとはライトファンのときは思ってもみませんでした(笑)
>時々覗かせてください
稚拙なブログですが、こちらこそ、よろしくお願いします。
コメント、ありがとうございました♪
No:9469 2018/10/31 20:10 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
なぜキスクラにはteam Siriusの表記がないか
「魂のプログラム」は羽生著の写真集でキスクラはただの雑誌です。
写真集は羽生サイドとの出版許諾契約書の締結が必要なものであり契約に応じた収入が入ります。
雑誌はスケ連に肖像権の使用料を納めスケ連は一律の取り分を抜いて支払う形になると思います。
羽生サイドが差し止めうんぬんは根拠はありませんがスケート界全体で権利関係に関してハッキリさせる動きがあるのではないかと推測されます。
悩まれてる方多いようなのでご参考までに
肖像権と写真集
https://webtan.impress.co.jp/e/2018/04/05/28396
それと出版社が第三者のいち問い合わせに対して契約に関する情報を話すことはないですね
No:9470 2018/10/31 21:09 | こんにちは #- URL [ 編集 ]
こんにちは 様
ご意見ありがとうございました。
No:9472 2018/11/02 11:46 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
コメントの投稿
トラックバック
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)