2010年10月の読書メーター

2010年10月の読書メーターをUPします。

内訳は、小説18冊、漫画7冊。雑誌1冊。

漫画では「胡桃の中」のシリーズ3冊。
小説では、フレブラや、「龍&Dr.」シリーズ、芸人シリーズなど、好きなシリーズものの新作が収穫でした。


10月の読書メーター
読んだ本の数:26冊
読んだページ数:4347ページ

世界の果てで待っていて ~天使の傷痕~ 新装版 (SHYノベルス)世界の果てで待っていて ~天使の傷痕~ 新装版 (SHYノベルス)
評価 小説★★★★★ 挿絵★★★☆☆ 旧版で既読だが、新装版で再読。「すごく良かった」という記憶だけで、詳細は覚えていなかったので、新鮮な気分で読めた。探偵(元刑事)×刑事。抽象的な表現でも、厳選した言葉の美しさで鮮やかに情景が浮かんでくる文章が素晴らしい。2年前にただ一度だけ身体を繋ぎ、その後封印された一夜・・・主人公二人に漂う硬質でピンと張り詰めたような緊張感がたまらない。双子の片割れの誘拐事件が主になっているが、時折滲み出る艶めいた空気に萌えた。二人の関係の今後は?・・・待ちに待った続編が楽しみ
読了日:10月31日 著者:高遠 琉加
FLESH & BLOOD 16 (キャラ文庫)FLESH & BLOOD 16 (キャラ文庫)
評価 小説★★★★★ 挿絵★★★★★ 海斗と和哉、ナイジェルとキット、獄中のジェフリー、ラウルとヤン・・・大きな嵐の前の静けさ・・・というより、大きく物語が動く前触れといった16巻目。現代に戻った海斗が、ジェフリーの謎を調べるうちに、思いがけずナイジェルのルーツを知ることになる。ナイジェルの祖父と現代で対面!・・・歴史の歪みはでてこないのか?と心配しつつ、作者の想像力に感嘆。海斗争奪戦にビセンテとナイジェルが脱落しつつある今、和哉は第二の男に昇格した。ビセンテ並の執着がどう暴走していくのか、とても興味深い
読了日:10月29日 著者:松岡なつき
愛は執淫の闇に啼き (プラチナ文庫)愛は執淫の闇に啼き (プラチナ文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ セレクトフェアで購入。従者×アゲマン(?)一族の長男。特殊な能力をもつ一族の後継者として生まれ、父にも遠ざけられ、寂しい日々の中、受にとって攻は唯一の心の拠り所だった。攻が義務感だけで自分を抱いてると思いこんでる受と、受が自分の兄を想っていると嫉妬してる攻。これも擦れ違いもので、トンキワ一族の下剋上もの。とりあえず、この受は、死んだ父のように、種馬になって家の存続に励む必要はなさそうでなによりだね。父にも従者への隠された哀しい恋があって、それが切ない。イラストも綺麗
読了日:10月28日 著者:しみず水都
月は執愛の闇に濡れ (プラチナ文庫)月は執愛の闇に濡れ (プラチナ文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ セレクトフェアで購入。御曹司×アゲマン(?)一族の次男。特殊な能力をもつ一族に生まれたが故に、物のように売り買いされたり、周囲の都合で翻弄される受が気の毒だったが、攻が最初から受にベタ惚れなのはバレバレなので、スレ違いもあまり切実感はなかった。トンキワ一族の花嫁もの?で、甘いし、執着攻が好きなので、サクサク読めた。受がもう少し男っぽい方が好みだけど。この二人、果てしなくバカップルになりそう。水揚げ(?)後、色気を増した受を、攻の父や弟が狙う話とか読んでみたいな~
読了日:10月27日 著者:しみず水都
Chara (キャラ) 2010年 12月号 [雑誌]Chara (キャラ) 2010年 12月号 [雑誌]
評価 ★★★☆☆ 「二重螺旋」の全サCDのため購入。とても面白かったもの/「年下の流儀」絵も話も好みすぎて何もいうことはない。「幸運の理髪師」大好きCP。もう少しページ数がほしい。面白かったもの/「風景画家と肖像画家」好きな雰囲気の話。「フラチな兄貴」軽くサイテーな兄貴だが、ラストがとても気になる。「シンプルデイズ」事件ものとしてもわりと面白い。「放課後にキス」千葉さんは好きなので。途中から読んだら「???」な連載作品も多いので、たまに買う身には読めないのも何作か。雑誌購入+応募者負担千円は少し高いな~
読了日:10月27日 著者:
手錠 (プラチナ文庫)手錠 (プラチナ文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ ヤクザ×外科医。手錠で繋がれた二人と、背後霊のように睨みをきかす男・・・カバー通り、密室の中での2人+1人の話。暗い子供時代を過ごした3人は、形は違えど、その影響下に縛られ続けている。手錠は、物理的な束縛であり、彼らの心の枷・依存も意味している。誰かに必要とされたかった松浦と、常に目標となる主人を必要とする祐司。絶対的な忠誠を要求する毛利。テーマの重さのわりに、サラッとした感じ。もう少し深みが欲しいかな。だが、落とし処は良かった。フェア小冊子の、毛利視点の話も良かった
読了日:10月25日 著者:剛しいら
手をつないで、ずっと (リンクスロマンス)手をつないで、ずっと (リンクスロマンス)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 建築学科×デザイン学科。学生同士。親友に本命ができて失恋した夜、親友よりイイ男に告られる受。攻は、受の気持ちを尊重し優しく紳士的。でも、強い独占欲も見せて受を喜ばせる。受は愛され、親友も失わず・・・で、八方丸く収まる。都合良すぎる展開に、少々苦笑い。話自体は地味だが、北上さんの挿絵が華やかさを添え、甘さもUPした。受、攻、受の親友、親友の恋人・・・人物の性格の掘り下げが浅いので、今ひとつ魅力が伝わってこない。そのためか、少し退屈な話だったけど、甘くて読後感は良かった
読了日:10月23日 著者:真先 ゆみ
幸せのデセール (プラチナ文庫)幸せのデセール (プラチナ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ セレクトフェアで購入。大企業社長×出張シェフ。情緒欠陥気味の不器用攻が段々可愛くなっていく。セフレとの付き合いすらビジネスライクだった攻は実は「天然」だった。元々オカン気質の受はプライベートでは子供のような攻を可愛いと思うように。出会って、「お友達から」始めて、少しずつ互いを知る時間を積み重ねて、想いが盛り上がっていくプロセスが、恋愛してる!って感じがして良かった。エロは初エッチの1回だけだけど、攻のDTのような余裕のなさが何気に新鮮。初読み作家さんだが、面白かった
読了日:10月21日 著者:清白ミユキ
愛の痕跡 ~野獣軍曹と愛玩軍医~ ((ジュネットコミックス ピアスシリーズ))愛の痕跡 ~野獣軍曹と愛玩軍医~ ((ジュネットコミックス ピアスシリーズ))
評価 ★★★☆☆ 軍曹×軍医&忍者の三角関係もの。軍服ものが好きなので、軍曹に犯される色っぽい軍医というシチュにソソられて、水上さん初読み。エロが濃くて良かった。御馳走様。忍者もの三角関係は、この3人だったらサンドイッチ3Pもできるとこっそり思った。忍者も悪くなかったが、やはり軍服に萌え♪ 丸眼鏡も軍服とセットになるとお色気アイテムにみえるから不思議。絵に好き嫌いはありそうだし、身体のバランスが少々崩れるのが気になるけど、少しマニアックな濃厚エロを読みたい人向けかな。おまけカラーペーパー、綺麗だった
読了日:10月20日 著者:水上 シン
その刑事、天使につき (ガッシュ文庫)その刑事、天使につき (ガッシュ文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 検事×刑事。人間不信の仕事の鬼と、マルチリンガルの天然天使のカップル。事件の解決と恋愛部分のバランスもよく、二人が惹かれあう過程も不自然さはなかった。アフリカと行方不明の父探しというエッセンスを加え、ひと味変える工夫もベテランらしい上手さ。無難に纏まってるのだけど、ライトなときの剛さんパターン過ぎて新鮮味が少なかったかも。瑞樹を好きになって段々と変わっていく出水・・・すごい天使パワーだったね(笑) 瑞樹はこれからエロ天使になって、もっと出水を翻弄するんだろうな
読了日:10月20日 著者:剛 しいら
バロックの裔―無垢なまなざし (リンクスロマンス)バロックの裔―無垢なまなざし (リンクスロマンス)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★★ 子爵家御曹司×スリ見習。大正時代の日本をイメージした時代ものファンタジー。シリーズ第1作目は、身分差もの。三春がとても良いコだった。単なる自己犠牲だけの健気受でなく、雑草の強さと純粋さをもち、自分の気持ちに素直で真っ直ぐで情熱的。待ってるだけでなく自分から行動する好きな受だった。良成は、家のシガラミと過去のトラウマに雁字搦めになった煮え切らない攻だったが。でも、設定は面白いし、バロック社会の人情も感じられて、展開もテンポ良く、一気に読めた。次の桐谷×侑生編も楽しみ
読了日:10月19日 著者:和泉 桂
胡桃の中 3胡桃の中 3
評価 ★★★★☆ 1・2巻もラブ薄だったけど・・・とうとうBLじゃなくなった(笑) 3巻で初めてこのシリーズを読んだ人は、絶対谷崎と中居は単なる友人だと思うだろうな。今回は14歳の谷崎の美少年っぷりや、彼の亡き祖父も見れた。彼が孫の谷崎の人生の方向を決めたのだね。次作では中居の少年時代も見れそう。情深いときの谷崎もいいが、やっぱり悪い顔のときの谷崎が好きだな?。どの話もよく考えられていて、ラブなしでも十分面白かった。でも、恋人らしい二人の姿もみたいなあ。掲載誌の関係もあるのだろうが、多少は色気もほしいよね
読了日:10月16日 著者:川唯 東子
胡桃の中 (2) (ZERO COMICS)胡桃の中 (2) (ZERO COMICS)
評価 ★★★★☆ 父の遺品を娘が売りに来る話が一番面白かった。人情話も良いけど、強欲な悪者を、谷崎が出し抜いてやりこめるタイプの話が好き。汚い仕事にも手を染める谷崎にとって、恋人の中居は心のオアシスなんだろうなと思う。美術館好きなので、色んな意味で興味がもてるし、勉強になる作品。エロは1巻目より更に薄くて、二人が恋人なのを忘れそうになるくらいだが、お話はとても面白いので満足度は高い
読了日:10月16日 著者:川唯 東子
胡桃の中 (ZERO COMICS)胡桃の中 (ZERO COMICS)
評価 ★★★★★ 画廊店主×映像カメラマン見習。BL要素は少ないけど、話が面白い。特に美術好きにはたまらないのではないかな。贋作、洗浄、補修、仲介・・・表の仕事もヤバい仕事でも何でもござれ。反面、心からアートを愛する、画廊主としての谷崎の心意気も伝わってくる。実在の画家と、架空の画家や作品を上手く取り混ぜてるし、各話のオチも良かった。SEXする親友同士みたいな、あっさりした二人だけど、実はかなり惚れ合ってるのが随所でわかるのもいいね。世界中の美術館を巡る放浪旅行とは何とも贅沢
読了日:10月15日 著者:川唯 東子
恋で花実は咲くのです (新書館ディアプラス文庫)恋で花実は咲くのです (新書館ディアプラス文庫)
評価 小説★★★★★ 挿絵★★★★☆ 芸人シリーズ第6弾。芸人を書かせたら、この人の右に出る者はいない!と思わせる面白さ。関西弁のリズム、ボケと突っ込みの間、芸に対する真摯な拘り。久我さんのお笑いに対する熱い愛情を感じる。今回は裏方同士。芸人視点を捨てられない受と、あくまでもビジネスライクに芸人に接する攻・・・惚れあったのは、おそらくお互いの仕事への情熱と才能。この男同士らしいスタンスと、恋人モードになったときの攻のヘタレ具合のギャップに萌えた。オレンジグミは、芸人シリーズ次作の仕込み・・・かな?(笑)
読了日:10月15日 著者:久我 有加
一生続けられない仕事(1) (バンブーコミックス 麗人セレクション)一生続けられない仕事(1) (バンブーコミックス 麗人セレクション)
評価 ★★★★☆ 弁護士カップル2組。てっきり、森×早坂、片山×三上のカップリングだと思ってたのだが。森×三上と片山×早坂だと、黒髪×黒髪、白髪×白髪になる。カップリングは黒髪と白髪だという刷り込みがあるもので。ビジュアル的には片山×三上の方がお似合いだと思うんだけどな(しつこい) CPはこれで固定なのかな。お仕事を縦軸・ラブを横軸にバランスよい面白いシリーズになりそう。三上の誘い受フェロモンはすごいね。ボス弁二人の過去はまだまだ謎だらけ。脇キャラが濃くて主役の早坂の影が薄い(笑) 2巻目が楽しみだ
読了日:10月12日 著者:山田 ユギ
夜明けの声は甘く (ビーボーイノベルズ)夜明けの声は甘く (ビーボーイノベルズ)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★★ ソングライター×和菓子職人。商店街を舞台にした幼馴染み再会もの。祐磨はさっぱりした職人気質が気持ちよい受だった。攻の一陽は・・・ヘタレ執着攻? お話は、悪くないのだけど、少し盛り上がりに欠けたかな。何かもうひと味欲しかった。イサクさんの挿絵がも?ぴったり!で、この原作をイサクさんに漫画化してほしいくらい良かった。ずっと二人を見つめてきた脇キャラ・孝志視点も読んでみたい気がした
読了日:10月11日 著者:李丘 那岐
STEAL YOUR LOVE―慾 (ガッシュ文庫)STEAL YOUR LOVE―慾 (ガッシュ文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ シリーズ3作目。ホスト編→転職決意編ときて、今回は代議士秘書編。又は不動をライバル視する若手議員の苛め編か? 妃川作品はシリーズが長くなると総ホモ化していくが、段々そうなってきたね。でも、バカ坊の不動への攻撃が小中学生の苛めみたいなレベルなのが何ともな?。全然力不足だったな。続編あるとすると出馬編かカミングアウト編か(笑) 段々大胆になっていく二人なのでありえるかも。如月のアマゾネス家族が今回は登場。ラブラブで甘いのでまあまあ楽しめた。イラストも相変わらず素敵
読了日:10月08日 著者:妃川 螢
ティアドロップ (ショコラコミックス)ティアドロップ (ショコラコミックス)
評価 ★★★★☆ 表題作は会計士×大学生。他、大学生同士、売れない俳優×ストーカー。一コマ一コマ丁寧で、ひとつのコマだけでも見せる独特の絵柄と雰囲気が好き。ストーリーも地に足がついたリアリティがあって読ませる。ガキっぽいとこ、我儘なとこ、弱いとこ・・・丸ごと登場人物に共感できた。子供時代の辛いトラウマがあった剛毅は悠の素直な明るさに救われる。従兄弟のオカマのマスターも良い味をだしてた。ストーカー君と俳優のその後も気になる。全編通して人の優しさが感じられて読後感も良かった
読了日:10月07日 著者:麻生 ミツ晃
STEAL YOUR LOVE-愛 (ガッシュ文庫)STEAL YOUR LOVE-愛 (ガッシュ文庫)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ シリーズ2作目。代議士の息子である不動・・・続編は予想の範囲で、不動の父親からの妨害編。政治家を目指していた不動が父親への反発からホストの世界へ・・・何となく遅れてきた反抗期に見えてしまった。それに親父さんも、政治資金のために嫁さんを乗り換えるって・・・器ちっちゃくないか? いい年してアンタの金の引き出しは嫁さんだけなのか?と突っ込みたくなった(笑) 恋人であっても依存せず、刺激し合いライバルでもある男同士の関係は萌え。別れを迫られても毅然と拒否する如月はやっぱり男前
読了日:10月07日 著者:妃川 螢
STEAL YOUR LOVE‐恋―インガナコイゴコロ (ガッシュ文庫)STEAL YOUR LOVE‐恋―インガナコイゴコロ (ガッシュ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 旧版で既読だが、3巻目がでたのを機に新装版で再読。カリスマホスト×人気俳優。派手な職業設定の同級生再会もので、如月が女に刺されるスキャンダルや、先輩大物俳優に口説かれる等の事件はあるものの、安心印のテンプレ。実は高校時代から惹かれあっていたとは、何ともお約束過ぎだが、王道としての萌え処は押さえてるから、まあいいかと。この作者の男前受は何故か私のツボに嵌る。フェロモン男同士のエロも濃厚。旧版ではなかった書き下ろしや小冊子も楽しめた。何より挿絵が綺麗で色っぽくて眼福!
読了日:10月06日 著者:妃川 螢
愛し恋し君だけに (ニチブンコミックス)愛し恋し君だけに (ニチブンコミックス)
評価 ★★★☆☆ 表題作は大学生同士。他、ホストクラブオーナー×リーマン、料理人×居酒屋バイト。表題作は王子様タイプに冴えない眼鏡君(眼鏡をとったら美形)と王道一直線。それなりに楽しめたし、エロもちゃんとあるのだが・・・薄味。この表題作が一番面白かったけど、それでも「普通」を超えるインパクトがないかなあ。料理人とバイト君もノンケ同士なのに展開が速すぎだし。全体的にちょっと物足りなかった
読了日:10月05日 著者:神田 猫
くるおしく君を想う (ガッシュ文庫)くるおしく君を想う (ガッシュ文庫)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 外科医×弁護士。旧版で既読だが新装版で再読。旧版と比べると、最後の「何故莉一が采登が必要としたか」「何故航希を身代わりにする必要があったのか」「采登が莉一に片想いしていた」の部分が補足されたような?(記憶が曖昧なので自信はないが)。そのため、旧版で感じた一方通行トライアングル恋愛模様のモヤモヤ感がかなりスッキリした。巻末書き下ろしで甘さ補給もできたし満足。夏目と宮野が気になるので「小説ガッシュ」を買うことになりそう。描き下ろしカバー、旧版より航希が大人っぽくて素敵♪
読了日:10月05日 著者:沙野 風結子
ひとでなし (SHYノベルス)ひとでなし (SHYノベルス)
評価 小説★★★☆☆ 挿絵★★★★★ 研究所所長×SE。タチがネコにされる設定は好きだが、それ以外は・・・微妙。登場人物に善人がいない。そういう意味ではぴったりなタイトル。皆ひと癖もふた癖もありそうな人物ばかり。というか、かなり変な人ばかりだった。そこそこ面白いけれど共感は誰にもほとんどできないお話だった。エロも回数がやたら多いわりに色気に乏しい。全体的に殺伐とした感じ。女性キャラがあそこまで出しゃばるのもいかがなものか。全サ小冊子が欲しい程、その後を読みたい二人ではなかった。挿絵はとても美しい
読了日:10月03日 著者:椎崎 夕
龍の勇姿、Dr.の不敵 (講談社X文庫―ホワイトハート)龍の勇姿、Dr.の不敵 (講談社X文庫―ホワイトハート)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 「龍&Dr.」シリーズ14作目。裏切り者はやはりシャチだった。シャチが、己の身内の事情によって何人もの眞鍋組の裏部隊を殺したことを考えると、あのまま許されていいのか?というモヤモヤ感は残ったかな。違う形でシャチは眞鍋組にこれから償いをしていくのだろう。名取グループとの決別は英断だったね。これで一件落着のように見えるが、まだキナ臭い匂いは残したラストだったなあ。今回も清和の影が薄かったのが残念。名取から離れたことで、眞鍋組の第二ラウンドの幕開けという感じがした
読了日:10月03日 著者:樹生 かなめ,奈良 千春
つみびとの花 (ショコラノベルス)つみびとの花 (ショコラノベルス)
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 機械工×保育士。児童虐待の生い立ちをもつ氏家と、呪いのように家族を次々と失った北川。幸薄い、プラスよりもマイナスが多かった人生の中で、温もりを分かち合った二人。偶然と八つ当たりで始まった関係でも、惹かれ合ったのは必然だったのかと思えてくる。マイナスとマイナス。二人が合わさってより大きなマイナスになるのじゃなく、かけ合ってプラスになってほしいと心から思った。不幸のデパートのような二人だったので、読んでて辛かったけれど、ぐいぐい引きこまれる迫力があった。今後が楽しみな新人
読了日:10月01日 著者:佐田 三季

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2010/11/01 07:45 | 読書メーターCOMMENT(3)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

hi○○○○様

hi○○○○さん、こんにちは♪

読書メーターも見ていただいて、どうもありがとう!
読メは、300字という字数制限があるので、その範囲で収まるように・・・・ということで、
「です」「ます」は省き、要点だけ書くようにしてるので、ブログと少し感じが違うのかもです。
でも、ブログにも字数制限があった方がいいかも・・・と思う今日この頃です。
自由気儘に書いてると、だんだん長く・・・(汗) もっとすっきり纏めたい・・・。

12月のSHYの英田さん原作の山田ユギさんの漫画は知ってたんですけど、
hi○○○○さんに教えてもらうまで、小説まででるとは知りませんでした!
ユギさん挿絵・・・ってことは、もしかしたら、漫画とのコラボ企画なのかもしれませんね! 
角川とかリブレもしてるし、流行りなんでしょうか?(笑)

英田さんのエッセイも嬉しいですね~。しかも、高階さんが挿絵だし! 
今年も押し迫ってから、英田さん、急に新刊ラッシュですね。
今年は、あまり本をだされてなかったので、心配してたんですが。(実際、少しスランプだったらしいし) 
ここにきて、嬉しいニュースが一杯で、ホッと安心しました♪

高遠さんの「世界の果て」は読みましたよ~♪ 
旧版もってたので迷ったんですが、書き下ろしが読みたくて新装版も買ってしまいました(笑)
久々に読み返しましたが、やっぱりいいですね~。「嘘とナイフ」も素晴らしい! 
また続くになってしまいましたが、今度は早くでてほしいですね。
前はレーターさん都合だったから、今度は大丈夫かな?なんて楽観的に期待してるんですが(笑)
明日、明後日と2回、感想を上げる予定なので、良かったら覗いてみてください♪

エスはバイブル同盟(笑)のhi○○○○さんの情報、嬉しかったです♪
コメント、どうもありがとう!

No:865 2010/11/01 21:19 | みずほ #- URL編集 ]

読んだ事あるのは4冊のみでした♪面白いと感じたのが真先ゆみさんの本!私めっちゃ気に入ったんですよ~♪本当にいろんな感想があって読書って楽しいですよね~♪みずほさんの書かれてる感想も納得いくんですよね~、私は書き下ろしがなかったらきっと『ふ~ん』っていう感じだったので、プラス効果としてれんさんの攻メガネにやられたのも理由ですね♪私も載せないと、と思いながら祝日あたりになりそうです♪

No:866 2010/11/01 22:28 | 桃次郎 #- URL [ 編集 ]

桃次郎さんへ

>読んだ事あるのは4冊のみでした♪
その4冊、バッチリわかってしまいました(笑)
真先さんの「手をつないで、ずっと」は、北上れんさんの挿絵が良かったですね。
攻はカッコ良かったし、受は可愛かった。
私としては、最終的には攻とくっつくにしても、多少は親友との間で、受に揺れてほしかったというか~(ベタですが) 
少しは波乱があってほしかったのですよね。盛り上げるために(笑) 可愛いお話でしたけどね。

>プラス効果としてれんさんの攻メガネにやられたのも理由ですね♪
れんさんの挿絵はやっぱり効果絶大ですね!
私も、れんさんの挿絵が見たかった・・・というのが大半の理由でした(笑) 

No:867 2010/11/01 23:10 | みずほ #- URL編集 ]

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