米会社・平昌五輪の金メダル予測&youtubeフジブロックの件など

昨日から、ツイで話題になっています。例のフジブロックの件。
他の選手の動画は見れるのに、結弦くんの動画だけブロックされてるのです。
一旦、解除になったような気がしたのですが、ブロック復活したのでしょうか・・・。
すべての動画が見れないのならともかく、なぜ結弦くんだけなのでしょう。
ただでさえ嫌われてるのに、唯一視聴率のとれるコンテンツのフィギュアスケートのファンまで敵に回してどうするのでしょうね、フジテレビは。

うちのブログを訪問くださった方からの情報ですが、その件でフジテレビ視聴者センターに問い合わせたら、「羽生選手の演技だけをブロックする理由については、お答えをしておりません。」と言われたそうです。せめて理由くらい言いなさいよ。ツイでも皆さん、激オコですよ。



フジは、結弦くんにそんなに優勝してほしくなかったんでしょうかね。
優勝者だからとでも? でも、優勝したのが宇野選手だったら、ブロックしなかったんでしょ?(笑)

「保育所落ちた日本死ね!」という言葉が流行ったけど、フィギュアファンは思ってますよ。
またブロックされたフジテレビ死ね! ・・・って(笑)


さて・・・私、そういう日があると知りませんでしたが、昨日(5月23日)は「キスの日」だったみたいです。その由来は1946年5月23日に、日本映画で初めてキスシーンが登場する「はたちの青春」が封切られたことにあるのだそう。

ということで、結弦くんのキスシーン(投げキッスですが)を集めた動画をご紹介。
ゆづマミ様、ありがとうございます♪

【ショートMAD】羽生結弦 kiss kiss kiss♥



昨日はこんなニュースも流れましたね。

羽生、沙羅、小野塚で金3つ! 米会社が平昌五輪での日本メダル予想(2017.5.23 サンスポ)

 スポーツデータの分析、提供を行う米グレースノート社は22日付で来年の平昌冬季五輪のメダル予測を発表し、日本の金メダルはフィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)、ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(クラレ)、フリースタイルスキー・ハーフパイプ女子の小野塚彩那(石打丸山ク)の三つで、銀4、銅3の計10個とされた。

 スピードスケート女子の小平奈緒(相沢病院)は銀メダル予想となっている。同社の2月の予測では日本は金が高梨の一つで、銀4、銅2の計7個だった。(共同)



ここの会社の前回の予想では、日本の金は高梨さんだけだったと思います。確か、結弦くんは銀予想(金はハビ)でした。世界選手権の結果を受けて修正したのでしょう。1度五輪金メダルをとったアスリートが、4年後の五輪予測で、また金メダリストとして名前があがるのはすごいことです。選手生命が短く、トップを維持し続けるのが難しいフィギュアスケートの世界では特に。

ソチ五輪シーズンから、ファイナル4連覇、ワールドは金・銀・銀・金。
結弦くんの、これまでの世界最高得点の更新回数は、ショート・フリー・合計、合わせて11回です。
この金予想は、当然といえば当然でしょうね。そして、こんな日本の宝に嫌がらせを続けるフジテレビ・・・。


1日過ぎましたが、「キスの日」にちなんで、結弦くんの唇の美しさが際立つお写真を。

美人ゆづ
男で、これほど唇の綺麗な人はなかなかいないと思う・・・


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2017/05/24 08:40 | その他(2016-2017)COMMENT(22)TRACKBACK(0)  TOP

FaOI向け大黒摩季Ver.も! 人気動画作家様の羽生MAD動画

いつも素敵な羽生MAD動画をUPしてくださる動画作家様たちの新作です。
お借りします。動画主様ありがとうございます。

羽生結弦 image写真館(39) yuzuru hanyu image photos 39


結弦くんは「猫が飼いたい」そうですが、引退後でも喘息なので難しいのじゃないかなあ。
プーさんがヤキモチ妬きそうな動画ですが、その地位を脅かされることはなさそう(笑)


羽生結弦【MAD】Happy - Pharrell Williams  Yuzuru Hanyu Happy - Pharrell Williams


「Happy」は大好きな歌なので、この動画はうれしい。心がウキウキして元気になる曲です。


【MAD】羽生結弦2016-17 ~Road to PyeongChang~


2016-2017シーズンの総集編的な動画ですが、結弦くんの言葉と、歌の歌詞(翻訳)と、彼のこの1年の軌跡がすごくマッチしていて素敵な作品になっていますね。


MAD☆「Fantasy」~YuzuruHanyu☆羽生結弦


FaOIでは、結弦くんは、いつもメインアーティストとのコラボになってるので、大黒さんのヒット曲で演じる可能性が高いと思うの。この動画は、予習というか、イメージつかむのにいいかな。


駐中国日本大使館主催日本留学セミナー早稲田編

ちょっとスゲーなと思ったこと。
駐中国日本大使館主催の日本への留学制度紹介セミナーの早稲田大学編で、結弦くんが卒業生・在学生の1人として、こんな大物たちと一緒に紹介されてる。

柳井正 
現ユニクロCEO。2015年は推定資産202億米ドル。
世界ランク41位(日本の1位)の大富豪

村上春樹 
50言語以上に翻訳され、世界中で読まれている。
日本人作家では一番ノーベル文学賞に近い世界的人気作家


中国での羽生人気を考えると、結弦くんは中国の若者にはアピール力あるよね、特に女子には。
おじさんの中で、一人だけ若くて可愛くて浮いてるわね(笑) 在校生は結弦くんだけね。


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2017/05/21 11:35 | その他(2016-2017)COMMENT(8)TRACKBACK(0)  TOP

FaOI情報、羽生選手最新MAD動画など

ファンタジーオンアイスのテレビ放送予定です。

<ファンタジー・オン・アイス2017 放送予定>
BS朝日
【幕張公演】 5月28日(日) 21:00 ~ 22:54
【神戸公演】 6月12日(月) 12:00 ~ 14:54


テレ朝HP http://www.bs-asahi.co.jp/event/lineup/000105/


大黒摩季さんが、幕張公演に出演なさいますが、その大黒さんのこんな情報が・・・。


確かに、大黒さんってあまりバラードない印象。コラボだと熱唱系よりバラード系になるよね。


ここ数日の間にUPされた、結弦くんのMAD動画です。
ひとつはお馴染みゆづ小町様。もうひとつは、結弦くんが好きなONE OK ROCKの曲で。
素敵です。動画主様ありがとうございます♪

羽生結弦 image写真館(38) yuzuru hanyu image photos 38


失恋 Yuzuru Hanyu × ONE OK ROCK /A Thousand Miles (羽生結弦×ワンオクロック)



それから、最後に・・・最近、うちのブログで、メディアやアンチの結弦くんおよび羽生ファン叩きについて記事にしました。コメント欄からいただいた反応やツイから、いらだってる羽生ファンがけっこうおられるように感じました。理不尽なことをされてるわけですから、気持ちはとてもわかります。
ネガティブな話題をあまり蒸し返すつもりはありませんが、気にされてる方がいましたら、これらの言葉を贈ります。私も、ツイで見かけて、とても共感したつぶやきです。




プリンスの名言「過去に生きちゃってる」・・・羽生アンチには本当にこういう人が多いですよね。
「言いたいことが言えなくなる」言論封鎖は絶対あってはなりません。アンチをまともに相手にする必要はないけど、これからも、おかしいことへの”常識的な反論”は堂々と発信していくべきでしょう。自分が正しいと思うなら、外野からなんといわれようと、毅然としてればよいのです。そういう意味では、海外のファンの方が強い(笑) あれだけアンチに叩かれ続けて、見事に金メダルとった結弦くんのファンならば、ファンの方も強くあらねばと、最近続く騒動で、あらためて思いました。


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2017/05/16 10:25 | その他(2016-2017)COMMENT(12)TRACKBACK(0)  TOP

産経新聞が何気に羽生選手に好意的だと感じる件

鈴木明子さんの「もっとエモーショナル」コラムや、河村名古屋市長の地元びいきの問題発言に対する、「羽生ファンの反応がクレイジー」という印象操作が、最近やたら行われています。にもかかわらず・・・今も昔も、結弦くんに対して、そんなものとは比較にならないくらいのクレイジーな羽生叩きを行っている、マ〇タやデ〇オタと言われる人達については、マスコミが完全スルーしているのがなんとも不思議です。いったい、どこからどういう圧力がかかっているのでしょうか。いずれにしても、結弦くん本人に叩く弱点がまったくないので、腹いせに羽生ファンを叩いているようにしかみえません。

羽生ファンの間では、日刊スポーツが、結弦くんの天敵みたいなポジションになってる今日このごろですが(笑)、では、比較的、結弦くんに好意的な新聞はどこだろうと、考えてみました。

「後半に四回転を3本跳べたのは収穫」(2017.4.22 産経新聞)

 前夜のSPで7位と崩れた世界王者は、ただでは起き上がらなかった。

 前半組で登場した羽生のフリー。無数の日の丸が揺れる会場の大きな手拍子を受けてリンクへ飛び出すと、冒頭の四回転ループを完璧に成功させる絶好のスタートを切った。続く四回転サルコーが一回転でほどけても、気持ちは折れなかった。

 約3週間前の世界選手権まで基礎点が1.1倍になる演技後半は、2本の四回転ジャンプだった。この日は異次元の3本の構成に難度を上げていた。

 決断したのは、悔しさで寝付けず、フリーのイメージトレーニングを繰り返した前夜だった。時計の針が進み、午前3時になり、同4時になった。「こんなに悔しいなら(4回転)もう1本やっちゃえ」

 4回転-3回転、単発の4回転、そして4回転を含む3連続をすべて跳んだ。演技後は肩で息をするほどタフなプログラムをこなし、全体トップの200.49点をマーク。「後半に4回転を3本跳べたのは収穫」と納得の表情で振り返った。

 3季ぶりに優勝した世界選手権を終えたヘルシンキからの帰国便。機内で関係者らとささやかに祝杯をあげた。航空会社からは、乗客みんなで祝うために機内アナウンスの提案があったが、丁重に断った。「みんなが僕のファンというわけではない。応援した選手が勝てなかった人もいる」

 チーム戦の今大会は日本チームをみんなが応援できる。だからこそ、開幕前日の会見では「仲間と出られることがとてもうれしい」と心境を明かした。会場のファンと一緒に最終滑走の宇野をたたえ、羽生の五輪プレシーズンが幕を閉じた。(田中充)



航空会社からの、乗客みんなで祝うための機内アナウンスの提案を、「みんなが僕のファンというわけではない。応援した選手が勝てなかった人もいる」と、丁重に断った・・・という結弦くん。いかにも彼らしい・・・”気遣いの塊”みたいな彼の人柄をよく表したエピソードです。でも、このエピソードを報道してくれたのは、私の知る限り、産経新聞だけです。年下選手とのライバル煽りより、ファンはこういう記事を読みたいのです。

産経新聞は、あまり結弦くんに好意的でないフジテレビの系列会社ですが、読売系と並んで、比較的結弦くんに好意的なような気がします。「勝ち飯」の記事を一面でとりあげてくれたスポーツ報知は読売系ですし、今回の国別でも、一面で結弦くんのフリーを取り上げたのは、関西のスポーツ紙では、スポーツ報知だけでした。

これはあくまでも想像ですが、読売と産経はどちらも右寄りのメディア。「日本の宝」である結弦くんに対して、素直に好意的な扱いをしてくれてるのかな・・・と感じています。そう考えれば、左寄りの朝日新聞系列である日刊スポーツの、結弦くんに対する扱いも不思議ではないのかもしれません。
たいして取材もせず、囲み会見の話を、担当記者の歪んだ解釈(笑)を入れて記事にするようなスポーツ紙が目立つ中で、産経やスポーチ報知は、比較的きっちり取材してくれてるように思います。


【フィギュア】羽生結弦、高橋の熱狂的なファンから心ない言葉を浴びせられて周囲に「スケートをやめたい」と漏らした過去(産経新聞 2014.3.28)

SP3位と追い詰められた羽生が、気迫あふれる滑りで初優勝をもぎ取った。
演技を終えると氷に両膝を付いたまま動けないほど、全てを出し尽くした4分半。

日本男子初の五輪金メダルを獲得し「チャンピオンの肩書にふさわしい選手になる」
と誓って迎えた最初の大会。19歳の若武者を突き動かしたのは「意地と気合」だった。

急成長で日本のエースに進化を遂げたが、
高橋を応援する熱狂的なファンから心ない言葉を浴びせられて周囲に
「スケートをやめたい」 と漏らしたこともあった。

東日本大震災では自らも被災して心を痛めた。
困難を乗り越え、細身の体からは想像もできないタフさを身につけてきた。

同じ年に五輪と世界選手権の2冠達成は2002年のヤグディン(ロシア)以来12年ぶり。
「絶対にミスをしない。それが王者としての風格。どんな状況でも勝てるスケーターになりたい」。
さらなる高みを目指し、銀盤を舞い続ける。



以前にも、うちのブログでとりあげたことがあるのですが、ソチ五輪で金メダルをとった後、「2012年の全日本選手権で、羽生結弦が高橋元選手のファンに心ない言葉を浴びせられ、周囲に『スケートをやめたい』と漏らしたことがある」・・・という出来事を、遅ればせながらでも紹介してくれたのは、産経新聞だけでした。実際、高橋元選手のファンの執拗な羽生選手叩きについては、マスコミはほとんどスルーしていました。この記事の後、産経新聞あてにいろいろクレームがきたそうです。クレイマーのマ〇タやデ〇オタは記事にしにくいが、比較的おとなしい羽生ファンは叩きやすい・・・と考えてるのだとすれば、メディアとしての良心はどこにあるのでしょうか。

今回のヘルシンキからの飛行機の中のエピソードも、結弦くんの人間性の素晴らしさをしめすエピソードとして、田中記者がさりげなく、紹介してくれてますよね。メディアというのは日和見なので、今後姿勢が変わらないとは言い切れませんが、現状は、産経新聞とスポーツ報知が、結弦くんに好意的かな・・・と感じてます。

それにしても・・・です。金メダルとっても引退せずに現役を続けてくれて、その後も何度も世界最高得点を更新し続けるアスリートを、素直にリスペクトできない、どころか足を引っ張ろうとするメディアばかり・・・という日本は、はっきりいって 異常 です。



”羽生結弦”という希代の天才に向けられる憎悪が何からくるのか・・・彼を貶めようとするメディアも、特定スケーターファンの羽生アンチも、その心理は、究極的には、この言葉に象徴されるのではないか。結弦くんは強くなるために「自分より強い人を探す」人。でも、実力不相応に自分を大きく見せたい「自分より弱い人を探す」人達にとっては、羽生結弦という存在は、目障りで仕方がないのだと思います。見当はずれの「羽生ファン叩き」も、抑えきれない嫉妬が生み出したものなのでは・・・という気がします。ただひとついえるのは、どんなバッシングを受けても、私たちファンは、決して怯んではいけないということ。何があろうと、彼を支えるのは、私たちファンなのですから。


国別対抗戦EXゆづメドベ

メドベがセーラームーンやったらリアル2次元だった(笑) さすがロシアンだなあと思ったけど・・・そのメドベと並んでも、結弦くん、スタイルで全然負けてないないんだよね・・・。


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2017/05/13 13:15 | その他(2016-2017)COMMENT(20)TRACKBACK(0)  TOP

羽生結弦「今季、難度上げ苦しかった」 ~読売新聞世選後インタ~

少し古いですが、世界選手権後の、読売新聞の紙面記事です。
読みごたえのあるインタビューだったので、紹介します。国別対抗戦前です。

羽生 平昌へ手応え(2017.4.18 読売新聞) 

世界王座3年ぶり奪還

フィギュアスケート男子で、3年ぶりに世界王者に返り咲いた羽生結弦(22)(ANA)が、読売新聞のインタビューに応じた。4回転ループを組み込み、難度を上げたプログラムに挑んだ今季を「苦しかった」と振り返り、平昌五輪を迎える来季へ「いい道が見えてきた」と手応えを語った。(聞き手・前田剛)

今季 難度上げ「苦しかった」

― 世界選手権はフリーで223.20点の世界歴代最高をマークし、ショートプログラム(SP)5位から逆転優勝を飾った。
羽生:単純にうれしい気持ちもあるけれど、達成感が一番強い。今シーズン、フリーは特に後半のコンビネーション(ジャンプ)が決まらず、練習したことがかみ合わなかった。その苦しさ、歯がゆさを、やっと晴らせたという感覚だった。

― 今季のフリー「ホープ&レガシー」は自ら選曲した。悩みも深かった。
羽生:シーズン前半、全くノーミス(ミスなく滑ること)が出来なかったので、苦しかった。振り返ってみれば、この構成を決めた時に簡単にノーミスできないと覚悟したはずだった。でも、一つひとつの試合としては、悔しかった思いが非常に強い1年だった。

― 今季に五輪があるわけではないが、「五輪の金メダルを考えてやってきた」と言っていた。
羽生:五輪の金メダルのために、ここまで苦しみ、もがきながらでも成長したいと思った。今シーズンは、(4回転)ループを絶対入れないといけないシーズンではなかった。(昨季と同じ構成なら)間違いなく、安定した結果はついてきた。ただ、そうしなかったのは、来シーズンになって『ループをやっておけば』と思いたくなかったから。新しいジャンプを試合で経験できたことは、来シーズンに生きてくる。

―昨季のグランプリ(GP)ファイナルで打ち立てた合計の世界歴代最高得点(330.43)を「大きな壁」と例えていた。壁の向こうは見えてきたか。
羽生:いや、まだ、ちょっと手が届きそうな位置にきたぐらい。10代の頃だったら、壁にぶち当たっても壊すぐらいの勢いで上っていったと思う。今は、ロッククライミングみたいに、登り切るために一つひとつ手探りで、道筋を立ててやっている状態。今シーズンは苦しかったが、やっと、いい道が見えてきた。

ノーミス目指したい

― 20日にシーズン最終戦となる世界国別対抗戦(代々木体育館)が開幕する。
羽生:試合があるから、うまくなろうと思える。また成長したい。

― 米国のロック歌手、プリンスの「レッツ・ゴー・クレイジー」を用いたSPは今季、まだ完璧な演技がない。
羽生:しっかり、狙っていきたい。とにかく、演技としての完成というのを目指してやれればと思う。

― 世界選手権のフリーのような演技を続けることが大事になる。
羽生:昨シーズンに、NHK杯とGPファイナルで(ミスのない演技を)2試合続けることが出来たが、ファイナルで感じたプレッシャーは今でも自分の中に残っている。そして、その後にノーミスの演技を続けられなかったことも経験した。それを生かし、乗り越えるために何ができるかを考えなければならない。

― それが平昌五輪につながる。
羽生:五輪シーズンは、五輪まで安定して結果を出さないと(メダル)争いに入れない。だから、来シーズンは、クリーンな(ミスのない)プログラムを続けたい。



<羽生選手の今季成績>
オータムクラシック 1位 260.57(SP:88.30+FS:172.27)
スケートカナダ 2位 263.06(SP:79.65+FS:183.41)
NHK杯 1位 301.47(SP:103.89+FS:197.58)
GPファイナル 1位 293.90(SP:106.53+FS:187.37)
四大陸選手権 2位 303.71(SP:97.04+FS:206.67)
世界選手権 1位 321.59(SP:98.39+FS:223.20)



振り返ってみれば、2ヶ月も氷上練習ができない、シーズン全休さえも考えたという重篤な怪我をして、シニアに上がって初めてオフのアイスショーは全休という非常事態でした。どうなることかと心配しましたが、シーズン始まってみれば、四回転ループを史上初めて成功。6試合で、優勝4回、2位2回・・・ファイナル四連覇も達成したし、世界タイトルも奪還、フリーは世界最高得点更新・・・と、大変いい結果を残した、充実した1年だったのではないかと思います。

このインタは、五輪二連覇達成のための「羽生結弦の戦略」を率直に語ったものだと感じました。
オーサーもトレイシーも、ループを入れることには反対していた。シェイリーンも、一気に構成を上げすぎると難色をしめした。新しい四回転を入れるリスクを冒さなくても、羽生結弦は「完成度を重視」すれば勝てるからです。無理に構成を上げて、崩れた演技を繰り返せば、昨シーズン、せっかく上げた評価を落としてしまう。でも、それは、結弦くん自身も十分承知していた。リスクを冒してまで、周囲の反対を押し切ってまで、ループ導入にこだわった理由をこう語っています。

今シーズンは、(4回転)ループを絶対入れないといけないシーズンではなかった。(昨季と同じ構成なら)間違いなく、安定した結果はついてきた。ただ、そうしなかったのは、来シーズンになって『ループをやっておけば』と思いたくなかったから。

結弦くんにとっては、プレシーズンに新しい四回転を入れることは、五輪シーズンに「四回転の数を増やしておけば」という後悔をしないための、リスクヘッジだった。
彼の見ているのは、目先の勝利ではない。あくまでも五輪での勝利なのです。

パトリック・チャンは、ワールド三連覇中、ジャンプ構成をほとんど変えなかった。それでも勝てたからです。基礎点をあげずに、演技の完成度で勝負しようとし、結果的に、構成を上げて技術点勝負にでた結弦くんの後塵を拝したチャン。その彼を、一番身近で見ていたのは、結弦くん自身です。
ループの導入は、五輪連覇のために万全の体制をとっておく「羽生結弦の戦略」だったのでしょう。

サンデーモーニングで、「来シーズン、ルッツを入れる気はない」と語っていた結弦くん。
この読売新聞のインタビューでも、「五輪シーズンは安定した演技を続けたい」と言っているので、来シーズンは、オーサーの戦略通り、完成度重視でいく可能性が高いのではないでしょうか。

「SEIMEI」は、今ならいつでもノーミスできる自信がある・・・と語っていた結弦くん。より難度の高いプログラムをすることで、それまでのワンランク構成を下げたプログラムは難なくこなせるようになるということでしょう。まだループを実践に入れてなかった頃、「より難しいループを練習することで、サルコウの確率が上がる」と言っていたのと、通じるものがあるかもしれません。

一番可能性があるのは、新しい四回転は増やさずに、今の3種クワドのままで、多少組み合わせを変えて基礎点をあげるという戦法かな・・・と勝手に想像していますが(笑)、いつも想像の斜め上をいく人なので、もしオフの間に試したクワドルッツがバンバン決まるようになったら、さてどうなるか(笑) ただ、彼は、チャレンジャーではあるけれど、無謀ではありません。大胆だけど冷静な人。五輪で確実に勝利を得ることだけに焦点を絞って、戦略を練ってくるのでは・・・と思います。


world2017HopeLegacy


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2017/05/10 10:20 | その他(2016-2017)COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP