羽生選手、アスリートイメージランキング総合1位&「羽生結弦展」名古屋で開催中

昨日から、名古屋で「羽生結弦展」が開催されています。

感動を再び 名古屋で「羽生展」開幕(20180720 読売)

 平昌ピョンチャン五輪フィギュアスケート男子で66年ぶりの連覇を果たし、国民栄誉賞を受賞した羽生結弦選手(23)(ANA)の歩みを振り返る「応援ありがとうございます! 羽生結弦展」(読売新聞社主催)が19日、名古屋市中村区のジェイアール名古屋高島屋で始まった。30日まで。入場無料。

 10階の特設会場には、ジュニア時代からの写真のほか、試合で実際に着用した衣装やスケート靴、グランプリ(GP)ファイナルの金メダルなど計約200点が展示され、羽生選手の成長をたどることができる。

 この日は開店前から約900人が列をつくり、会場は大勢のファンらで終日にぎわった。三重県桑名市の会社員女性(30)は「右足に手を当てている平昌の写真は、当時を思い出して泣けてきました」と感動した様子で話していた。

 全国7都市を巡回し、名古屋の後は8月8~20日に横浜高島屋(横浜市)で開かれる。



hanyu-nagoya2018



名古屋ということで、「どうなのかしら?」と思いましたが、猛暑の中、他地域に負けず劣らず盛況のようでなによりです。ツイで見かけた情報ですが、「FaOIでたまたま隣の席になった人が名古屋の羽生ファンで、その人が、名古屋民ということで引かれると思ったのか、『名古屋にも羽生ファンはいっぱいいる。でも隠れキリシタンのように暮らしてるわけではない。ライビュだって抽選に外れた人いっぱいいたし! 国民栄誉賞の号外もでたし! 地元の感覚としては、他地域の羽生ファンと何ら変わらないです!』とやたら力説していた」と(笑) 変なOBOGや、身びいき過剰の地元メディアや政治家のせいで、名古屋の羽生ファンが多少でもひけめを感じているのなら気の毒だなと思います。それにしても、「隠れキリシタン」にはちょっと笑ってしまいました。やはりオタは宗教なのか(笑)


グッズ販売ですが、こんな告知もでていた模様。

名古屋開催羽生結弦展告知

なんだかんだいっても、関東・関西民は恵まれていて、「大阪で買えなかったら京都があるさ」「東京で買えなかったら横浜があるさ」という感じで、グッズを買うチャンスが2度あるのですが、開催されなかった北海道や四国・九州などにも羽生ファンはたくさんいます。グッズは欲しいけれど、各自の事情で遠征まではできない羽生ファンのために、キューピーやキャンパスアートだけでなく、ほかのグッズの通販も実現するといいですね。


恒例の博報堂のアスリートイメージ調査。最新のものがでました。

ソースはこちら 
http://www.hakuhodody-media.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/07/HDYMPnews20180719.pdf


■ アスリートイメージ総合ランキング

1 位:羽生結弦(フィギュアスケート)
2 位:イチロー(野球)
3 位:大谷翔平(野球)
4 位:内村航平(体操)
5 位:錦織圭(テニス)
6 位:髙梨沙羅(スキー・ジャンプ)
7 位:大坂なおみ(テニス)
8 位:本田圭佑(サッカー)
9 位:白井健三(体操)
10 位:アンドレス・イニエスタ(サッカー)



■ アスリートイメージ評価 各種ランキング

・「爽やかな」アスリート
1 位:羽生結弦(フィギュアスケート) 2 位:大谷翔平(野球) 3 位:白井健三(体操)
4 位:多田修平(陸上) 5 位:田中大貴(バスケットボール)

・「親しみやすい」アスリート
1 位:髙梨沙羅(スキー・ジャンプ) 2 位:伊藤美誠(卓球) 3 位:村上茉愛(体操)
4 位:白井健三(体操) 5 位:大谷翔平(野球)

・「かっこいい」アスリート
1 位:大谷翔平(野球) 2 位:羽生結弦(フィギュアスケート) 3 位:柴崎岳(サッカー)
4 位:イチロー(野球) 5 位:内村航平(体操)

・「明るい」アスリート
1 位:伊藤美誠(卓球) 2 位:大坂なおみ(テニス) 3 位:池江璃花子(水泳)
4 位:長友佑都(サッカー) 5 位:白井健三(体操)

・「渋い」アスリート
1 位:西野朗(サッカー) 2 位:イチロー(野球) 3 位:栃ノ心(大相撲)
4 位:松山英樹(ゴルフ) 5 位:川島永嗣(サッカー)

・「パワフルな」アスリート
1 位:大坂なおみ(テニス) 2 位:栃ノ心(大相撲) 3 位:井上尚弥(ボクシング)
4 位:大谷翔平(野球) 5 位:張本智和(卓球)

・「リーダーシップがある」アスリート
1 位:長谷部誠(サッカー) 2 位:西野朗(サッカー) 3 位:イチロー(野球)
4 位:本田圭佑(サッカー) 5 位:内村航平(体操)

・「テクニックがある」アスリート
1 位:羽生結弦(フィギュアスケート) 2 位:アンドレス・イニエスタ(サッカー) 3 位:柴崎岳(サッカー)
4 位:イチロー(野球) 5 位:白井健三(体操)

■ 調査概要 ■ ・調査方法:Web 調査 ・調査地区:首都圏+京阪神圏 (東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県) ・調査対象者:対象エリアに在住の 15~69 歳の男女 ・有効回収サンプル数:600 サンプル ・調査期間:2018 年 6 月 29 日~7 月 4 日



こちらは3月調査のもの。平昌五輪直後なので、平昌のオリンピアンが多いです。

http://www.hakuhodody-media.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/03/HDYmpnews20180322.pdf

前回の調査では、「アスリート総合イメージランキング」で。平昌五輪のオリンピアンが10人中6人ランクインしていました。しかし、今回は2人。かわりに、ワールドカップの影響で、サッカー選手が2人ランクインしています。

こういうアンケートはどうしても、直近の大きなスポーツイベントに左右されやすい。前回の調査では、各種ランキングでも平昌五輪のオリンピアンが占拠する勢いでしたが、今回は、ほとんど姿を消しています。一時的に上位にランクインしたとしても、大衆の興味が長続きしない、そういうアスリートの評価は、広告代理店的にはさほど高くないと思います。

そう考えると、ワールドカップがあろうが、夏季五輪があろうが、常に総合ランキングが1位か2位をキープしている結弦くんの商品価値は企業からすれは垂涎もので、スポンサーとして名乗りを挙げたい企業は山ほどいるのだろうなと思います。結弦くんに「スポンサーとして選んでもらえた」企業が、今、羽生人気の恩恵をどれだけ受けているかを見ても。

でも、スポンサーを増やすことは、メリットばかりではありません。特に、現役の選手にとっては。
スポンサー選びにも、羽生結弦の美学が貫かれている。そこに彼の誠実さがあらわれているなと思います。


さて・・・昨日は、デニス・テン選手の突然の訃報で、スケオタ界隈は騒然としていました。
オーサーが、クリケットチームを代表して、インスタで、弔意をしめしているので、うちのブログとしては、それだけあげておきます。

https://www.instagram.com/p/BlbApxwlWAp/?taken-by=brianorser

私たちはデニス・テンの突然な悲劇的なニュースに悲しんでいる。スケートコミュニティーは美しいスケーターを失った。私たちの思いは彼の家族と一緒です。君の情熱は生きていくだろう。結弦、ジェイソン、ハビエル、ガブリエル、エフゲニア、チームクリケット一同


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2018/07/20 12:45 | その他(2017-2018)COMMENT(6)TRACKBACK(0)  TOP

羽生結弦を撮るフォトグラファーたち <田中宣明> その3

田中さんシリーズですが、しつこく3回目です(汗) これが最後となります。
「羽生結弦展」関連での、田中さんの記事です。3ヶ月ほど前のものですが、良記事なので。


「誰よりも表情豊か」スポーツフォトグラファーが語る羽生結弦の魅力 田中宣明さん(20180409 読売オンライン)

 フィギュアスケート男子で五輪連覇を達成した羽生結弦選手(23)(ANA)の輝かしい軌跡を振り返る「応援ありがとうございます! 羽生結弦展」(4月11~23日・日本橋高島屋=東京都中央区=など、全国7か所で。読売新聞社主催)に出品協力するスポーツフォトグラファーの田中宣明さん(47)が、ヨミウリ・オンライン(YOL)のインタビューに応じた。「誰よりも表情豊かな被写体」などと、ユヅ(羽生選手の愛称)の魅力を語った。(聞き手・込山駿=メディア局編集部。本文中は敬称略)

鋭い回し蹴り、顔の横で両手ピース

 2015年、国内でのアイスショー。全体練習の合間に、リンク脇で構えたカメラのすぐ近くまで、人懐こく滑り寄ってきた。いたずらっぽい表情を浮かべ、空手の「回し蹴り」のように、右足を鋭くしなやかに振り抜くポーズを披露。スケート靴の刃についた氷のかけらが飛び散ってくる中、ぼくは慌てて連写した。

 一昨年、フランスのマルセイユで開かれたグランプリ(GP)ファイナルでは、4連覇を達成した。エキシビションの練習の時、「4連覇だからね」と声を掛けると、顔の横に両手でピースサインを作ってくれた。それまでに見せたことのないポーズと表情だったから、思い切りアップで撮った。

 どちらも、小さい頃から見続けているカメラマンだからこそ、撮れるカットだ。そういう写真10枚を中心に、今回の展覧会に出品することになった。雑誌や写真集に載せるよりも、ずっと大きく引き伸ばしたサイズで、ファンのみなさんに披露できる。とてもいい機会だと感じている。

 初めてユヅを撮ったのは、10歳だった2005年、その世代の全国大会に出た時だった。しっかりした礼儀正しい受け答え、それでいてかわいらしくて明るい振る舞いは、今と全く変わらない。当時からずっと、トップ中のトップの成績を出し続けている選手はほかにいない。ぼくにとって、最も魅力的で思い入れの深いスケーターだ。

 もう長いこと追い続けてきた被写体にもかかわらず、撮影は今なお、新鮮な発見の連続になる。ぼくは「勝負を分けた一瞬」よりむしろ「選手の表情」を狙って撮るスポーツカメラマンなのだが、ユヅはほかの誰よりも表情豊かだ。同じ曲に乗せて同じ振り付けで滑っても、毎回のように見たことのない顔をして演技する。だから、現場ではこちらも一瞬たりとも気を抜けない。予測不可能な、厳しい撮影になる。

復活の五輪連覇、練習で予感

 そんなユヅが、右足首の故障が明けての「ぶっつけ本番」で、約4か月ぶりに出場した公式戦が2月の平昌オリンピックだった。こちらも久々の撮影だけに、かつてないほど緊張した。フリーの日は約1500枚と、いつもユヅを撮る時の1.5倍以上もシャッターを切った。

 あれほどひどいケガを乗り越え、男子では66年ぶりの五輪2連覇を飾った。平昌入りして最初の練習で軽く滑ってみせた時点で、ぼくは「これなら、やってくれるんじゃないか」と感じていた。とても落ち着いていて、穏やかな表情をしていたから。スポーツ界の常識からするとありえないような復活の金メダル獲得になったが、それもユヅにしかできない芸当だろう。

 まだまだ現役を続けてほしい。フィギュア競技のすそ野をもっと広げ、よりしっかりとした土台を作り上げるには、ユヅが後輩たちに模範を示し続けるのが一番いい。(談。4月5日、読売新聞東京本社で)



201802tanakaelle3


ユヅが後輩たちに模範を示し続けるのが一番いい・・・これは、一昨日書いた記事にも、同じような田中さんの言葉があったし、今年の4月の田中さんの講演会のときも、同様のことを言っておられました。田中さんにとって、結弦くんは、才能だけでなく、容姿だけでなく、その精神性も含め、すべてにおいて理想的なフィギュアスケーター像なのでしょう。

4月の田中さんの講演会のレポについては、内容は極力書かないようにしてますが、「結弦くんは罪な男よの~」と思った面白いエピソードがあるので、ひとつだけご容赦を。

講演会では、田中さんはいろいろな写真をスライドで見せてくださいました。その中に、園遊会に出席したアスリートの集合写真がありました。皇居の緑あふれる庭園をバックに、振袖姿で目いっぱいおしゃれした女性メダリストと一緒に、結弦くんがスーツ姿で映っていました。その写真がスライドで映しだされたとき、会場がザワザワどよめきました。なんとなく、なぜどよめいたのか、私には場の空気でわかりました。たぶん「私が感じたのと同じ理由だ」と。

でも、田中さんはわからなかったようで、「え、皆さん、どうしたの?」と、一番近くにいた女性にお聞きになったのです。私の場所からは離れていたので、はっきりとは聞こえなかったけど、たぶん「羽生くんが一番綺麗」みたいなことを答えたのだと思う。田中さんが、ちょっとびくっとしたような反応を示して、「それは、言っちゃダメです!」(笑) 続けて「僕だって、一緒に並んで写真撮られるのいやなんですからね!」と、フォローにならないフォロー(笑) でも、そのあと、結弦くんのスライドの写真を見ながら、しみじみと「まあ、綺麗な人はいいですよね、女優さんとかね・・・。」と、つぶやいていました。田中さんにとって、結弦くんは、もう女優と同じカテゴリなのか(笑) 

キシリトールガムのCMでも、フルメイクしてる女優さんやモデルさんと共演して、全く負けしてない・・・というか、美貌もスタイルも勝ってるんじゃない?と思わせる結弦くんですので、一般人が結弦くんと並んで写真を撮られるのは、なかなか勇気がいることなだとあらためて思ったのでした。

田中さんの名誉のために、あらためて言っておきますが、あくまでも会場の反応であって、田中さんのせいではありません。でも、会場の人達が悪いのでもありません(正直すぎるけど)。結弦くんが美しすぎるからいけないんです(笑)

田中さんは、昨年のNHK杯の結弦くんの欠場が決まったとき、ものすごく落ち込んでいました。



羽生結弦というアスリートに限りなく魅せられたフォトグラファー・田中さんのご活躍を、これからも楽しみにしています。


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2018/07/16 15:40 | その他(2017-2018)COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

羽生結弦を撮るフォトグラファーたち <田中宣明> その2

田中さんが出演していた日テレプラスの「写真で描くフィギュアスケート ~スポーツカメラマン田中宣明の世界」の中で、印象に残った部分について、簡単に書いておきます。


● 田中さんのフィギュアスケートの取材の原点
2001年東京で開催されたグランプリファイナル、仕事で初めて生でフィギュアスケートを見た。アレクセイ・ヤグディンを見て、「カッコいいな」と思い、それから男子フィギュアスケートに興味をもった。

● フィギュアスケートを撮る上での信条
スケーターは、ジャンプやスピンの写真を嫌う。ジャンプやスピンのときは遠心力が働くので、綺麗に顔が収まる人が少ない。4Lzや4Sなどクワドを跳ぶ写真は必ずシャッターを押す。記録として、フィギュアの歴史に残るので。ただ、表にはださない。荒川静香や本田真凛はジャンプのときでも顔が歪まないスケーター。彼女らの場合は写真を表に出せると思うが、それでも(本人が嫌がるので)出さない。

スケーターやスケーターの親御さんが喜ぶ写真を撮ってあげたい。だから、ジャンプやスピンの写真は使わないのが信条。また、アイスショーなどのプログラムの写真の場合は、手や足が切れているとスケーターが嫌がるので、そういう写真も使わない。難しいことなのだが、それが難しいスケーターほど燃える。カロリーナ・コストナーなどは、手足が長く、(手足の切れない写真を撮るのは)難しい。

● 田中さんからみた輝き続けるプロスケーター
プロスケーターでは、ダントツでステファン・ランビエール。身体のどのラインをとっても美しい。現役のときはそれほど思わなかったが、プロになってからのステファンは、どれだけ写真を撮っても飽きない。

● 理想のカメラマン像
僕らがどんなに頑張っても、親御さんが撮る写真の表情にはかなわない。少しでもそれに近づきたいと思っている。どこの会場にでも現れる親せきのおじさんみたいな存在になりたい。スケーターに自分のひととなりをわかってもらえると、スケーターの表情のバリエーションが増える。



以下は、結弦くんについての部分。昨日の記事に被る部分もありますが。

羽生結弦を撮るようになってから、自分の(写真の)撮り方が変わった。
スケーターによっては、スピンのときは一切シャッターを押さないとか、ジャンプのときはシャッターを押さないとかあるが、羽生結弦に関していうと、常にファインダーで彼を見て、常にシャッターを押したくなるスケーターです。

練習を含め、常に一生懸命にやる。身体全部を使って表現しているスケーターなので、「こんな表情もあった」「こんな表情もあった」というのを常に拾っていくんです、自分の中で。「見たことないな」「これ、見たことないから、ファンの人に見せてあげたいな」とか、そうすごく思わせてくれるスケーターです。

彼のいい写真を撮るのはすごい難しいんです。本当に隙がないので。ジャンプのいく前にカウンターとか、スピンにいくときも違うスピンの形をとったり。本当に気の抜けないスケーターだから、本当に常にファインダーをずっとみています。



● 田中宣明の「とっておきの羽生結弦」

<2016年NHK杯フリー>


田中とっておきの羽生1

田中とっておきの羽生2

ひとつのプログラムの中で「このシーンは嵌るな」というか「このシーンはカッコいいな」というのはそんなにいっぱいないんです。その中の貴重なワンシーンというか、この角度だったらこれしかない!というようなシーンなんです。これは目線もいいんですよ。この手が目にかかっちゃったら使えないし、目線にピントを合わせるのも大変で。目線にピントがあって、全身とれてないと使えないので、PCに落して確認したとき、(使える写真だったので)ホッとしました。


<2015年GPFエキシビション>

田中とっておきの羽生3

エキシビションの最後の、ゴールドメダリストばかり集めた「フォトセッションをしますよ~」ってときに、周囲がうるさくて、「ゆづー」って1度呼んでもダメで、3,4回呼んで気づいてくれて、こちらをハッと見てくれたんです。そのときの顔がすごく普通の作ってない顔というか、自然な表情がとれていて、「これが自分が撮りたかったものだなあ」と、そのとき思いました。

どちらの写真も、雑誌やネットで探しても見つからなかったので、テレビの画面撮りです。不鮮明なのはそのためです(汗)


田中さんの「スピンやジャンプの写真は表にださない」というポリシーは、能登さんももっておられます。フィギュアスケーターとコミュニケーションを密にとっているフォトグラファーほどそうなるのは当然だと思います。

私も、購入するスケート誌を選ぶとき、そういう点もチェックしています。誌面作りに時代遅れ感は否めないけど、個人的に「ワールドフィギュアスケート」で一番評価している点は、絶対ジャンプの写真を載せない、写真のチョイスにスケーターへのリスペクトを感じることでしょうか。そこは、さすがに老舗雑誌だと思います。反対に、「応援ブック」が今ひとつ好きになれないところは、ジャンプの写真を多用する無神経さですね。「通信」は、そういう点も「応援ブック」よりはるかに配慮されていたのですが・・・。

また、田中さんのステファンへの惚れ込みっぷりもすごいですね。田中さんにとって、ファンタジーオンアイスの撮影はさぞ楽しいことでしょう。

フィギュアスケート Days Plus 2011-2012 男子シングル読本」に、ジョニーとステファンの対談が掲載されていました。その中で、ステファンがこんなことを言っています。

ものすごくうらやましいのは、ジョニーが素晴らしいボディラインの持ち主だということ。ジョニーにとってそれはとても自然なことなんだ。僕はボディラインのために何年もがんばっているのに、ジョニーの足元にもおよばない。僕はこれからもたくさんがんばらないといけないんだ。

おそらく、プロになってからのステファンのたゆまぬ努力が、田中さんをして「身体のどのラインをとっても美しい」と言わしめているのでしょう。日本のスケート界は、身体の線の美しさについて鈍感ですが、芸術分野では、身体の線を保つ、磨くのは、基本中の基本です。結弦くんのボディラインの美しさの評価が、海外で高いのはそういうことだと思います。


「羽生結弦を撮るフォトグラファーたち」の田中宣明編、もしかしたら、もう1回くらい続くかもしれません(汗)


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2018/07/15 17:10 | その他(2017-2018)COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

羽生結弦を撮るフォトグラファーたち <田中宣明> その1

今日は、「羽生結弦シーズンフォトブック2017-2018」の発売日です。

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今日は、このフォトブックのフォトグラファーである田中宣明さんをとりあげます。
過去にとりあげたフォトグラファーは下記のとおり。
過去分に興味がおありな方は、記事名のリンクからお読みください。

羽生結弦を撮るフォトグラファーたち <坂本清>
羽生結弦を撮るフォトグラファーたち <田口有史>
羽生結弦を撮るフォトグラファーたち <伊藤彰紀>
羽生結弦を撮るフォトグラファーたち <高須力>


2月の記事なので、もう読まれた方も多いと思いますが、興味深いインタなので、あげておきます

羽生結弦選手をずっと近くで見つめてきたカメラマンが語る本当の魅力 vol.1(20180208 ELLE)

平昌オリンピックを目前にして、世界中がもっとも注目しているスポーツ選手のひとりであり、フィギュアスケート界の王者、羽生結弦選手。フィギュアスケートたちを20年近く追い続け、選手たちからの信頼も厚いスポーツカメラマン、田中宣明氏が秘蔵写真とともに語る彼の本当の魅力とは?

一瞬たりとも目が離せない存在
「一瞬も目を離せないんですよ。次に何をするか、どんな表情をするかというこちらの予想を越えてくるので、ずっとファインダーを覗きっぱなしですね」。これまで多くのスポーツ選手、たくさんのフィギュアスケーターを撮影してきた田中さんにこう言わしめる存在。リンクの上で絶えず動き、さまざまな表現を見せる羽生選手を撮るには、表情を見てからシャッターを押す余裕はなく、ある意味、ぶつかり合うような気持ちで撮っていると言う。それはかつて、浅田真央さんに対してもそうだった、と。

シーズンを通して狙うベストショット
「毎シーズン、最初の試合では演技全体を見て、だいたいの撮影ポジションを決めます。この場面、この振り付けではここから狙いたい、というものを見つけたら、試合では確実に撮らないといけない。他にもたくさん撮りたいアングルがあるので、失敗したから次もこの場所で、というわけにもいかないんですね。その分、狙った通りの写真が撮れるとうれしいです」

練習からも見えるカリスマ性
羽生選手を見て思うことは、そのカリスマ性だという。「彼がリンクにいるだけで、雰囲気が違うんですよ。たとえば、アイスショーの練習でも振り付けから必死でやっている。すると、他の出演メンバー、たとえばジュニアの子たちはそれを見てハッとして頑張る。トップ選手が汗を流して一生懸命にやる姿が多くの影響を与えてる。決して偉そうにはしない。努力するカリスマなんです」。

撮っていて疲れるスケーター
「疲れます!撮っていて本当に疲れるスケーター」そう言って笑う田中さんの本意は「闘っているように撮っているから」。「表情を見てから撮るのでは間に合わない。気持ちがのっていないと連写をしていてもダメなんです。だから、自分も心を整えて挑むようにシャッターを切っています。闘わないと納得の1枚が撮れないスケーターです。(他にはたとえば)ステファン・ランビエールともいまだに闘ってますね」。

同じプログラムでも毎回変わる表情
とはいえ、羽生選手は同じプログラムでも同じ演技はしないそうで、「細かい手の振りや表情までも、毎回ちょっと違うんですよ。あれ? ここでこんな顔したっけ、こんな手の動き? と驚かされるのもしょっちゅう。演技に入り込んでいるから、その時の感情で表現が変わるのかもしれません。だからこそ一瞬も見逃せないし、面白い。どんどん撮りたくなるんです」。

撮られる側の気持ちを考える
「撮影したものを精査するとき、選手の立場になって選ぶことにしています。どんなに美しいポーズや構図でも、表情がイマイチだったらあまりいい気持ちにならないと思うんです。一度、掲載された写真を見て、珍しく具体的に『この写真、いいね!』と彼が言ったことがあって。それは伏し目がちの写真だったのですが、とてもうれしかったですね」。

最強の世界王者にして、最強の被写体
「僕はスポーツカメラマンですが、アスリートを撮る、というよりも、人間を撮りたいとつねに思っています。表情、仕草、目つきなどに注目して、その人ならではの魅力を引き出して撮っているつもりです。だから、表情が豊かで、予想もできないものを見せてくれる人には、惹き付けられます。羽生選手は僕にとってまさにそういう存在。どうしようもなく撮りたくなるし、自分ももっと頑張らなくては、と思わせてくれる特別なアスリートなんです」。



羽生結弦選手をずっと近くで見つめてきたカメラマンが語る魅力 vol.2(20180217 ELLE)

ついに開幕した平昌冬季五輪。現地入りした前回覇者、羽生結弦選手には世界中のマスコミから注目が集まっている。同じく、連日会場で撮影に入っているフォトグラファーの田中宣明さん。彼が見た羽生選手の魅力とは? インタビュー後半をお届け。

豊かな表情が大きな魅力
「羽生選手を撮っていて面白いと思うのは、まずその表情の豊かさ。感情の起伏が激しいのではなく、むしろ落ち着きを感じる選手なのですが、いろいろな表情を見せてくれて、『こんな顔もするんだ』と毎回新しい発見をすることが多いです。だから、記者会見でもずっとファインダーを覗き込んで、一瞬を見逃さないようにしています」。

同じ曲でも変わる表情
「試合になると、もっとさまざまな表情が現れます。使用する曲調でガラリと変わるんです。だから、『この曲ではこういう表情が撮れる』と期待して臨みます。もちろん、同じ曲でも目の表情が違ったりするので、まったく気が抜けないのですが(笑)。その世界に入り込んで、主人公になっているのだと思います。だからそのとき演技に臨む感情で、表情にも違いが出るのだと思います」。

本当に優しくて強い人
「その強さから天才と呼ばれていますが、プログラムの構成や演技について、相当自分なりに考えて作っていると思います。彼は、誰に対しても本当に礼儀正しくて、優しい。それでも最後には自分で決断して進んでいる。あの年齢でそこは凄いなと思います。撮影でも、カメラマンが撮らせてほしいカットを理解してちゃんと応えてくれる。だから皆、撮りたくなるんです。長い間仕事で撮り続けてきたからというのもあるでしょうが、僕が呼びかけたときもいつも応えてくれます」

少年から青年への変化を目撃
ロシアのプルシェンコ選手のトレードマーク、マッシュルームヘアをしていた羽生選手。そんなノービス時代から彼を見て来た田中さん。男の子から少年、そして、青年へ。階段を駆け上がって行った羽生選手の変化についてこう表現。「記者会見では、光の回り具合なども考えつつ、真正面より少しずれた場所から狙うことが多いのですが、横顔がグッと大人の顔に変化したような気がします。笑顔とはまた違う表情に惹き付けられます」。

自分を俯瞰的に見ている人
「体操の内村選手は、演技中、自分の姿が俯瞰で見えていると言っていたそう。指先からフリーレッグまで神経が行き届いた繊細な羽生選手の演技を見ると、彼もそうなんじゃないかなと思うときがあります。また研ぎ澄まされた美意識も独特なものがあります。彼の場合はそれにプラスして、もしかしたら(どう表現したら美しく見えるのか)緻密に計算できるのではと感じます」。

人間力が垣間見えるとき
リンクに入る時、出る時、氷に挨拶するようにタッチすることで知られている羽生選手。練習時、誰も見ていないようなところでも一礼して”ありがとうございました”と挨拶を。羽生選手の人となりが垣間見える瞬間。「演技ではキツくなってくる後半にこそ、彼の人間力が見えてきます。辛いときこそそれを吹き飛ばすかのように力強い表情を見せることが多いので、どれか1枚選べと言われたら、まず演技後半のショットから探します」。

五輪は撮る側にとっても大舞台
ついに始まった平昌冬季五輪。選手たちにとってはもちろん、その人生を賭けた勝負を記録するフォトグラファーたちにとっても特別な大舞台。カメラマンも通常のパフォーマンスができるかどうかが重要になるのだとか。「気合いが入りすぎると失敗するので、”落ち着こう”と自分に言い聞かせます。いつものルーティンなんて気にしても意味がないほど、五輪は特別な雰囲気なんです。その分、期待も大きい。五輪の氷上で羽生選手がどんな表情を見せてくれるのか、どんな演技を披露してくれるのかが本当に楽しみです」。


vol.1のリンク先はこちら 
https://www.elle.com/jp/culture/g240885/cfe-photographer-nobuaki-tanaka-on-yuzuru-hanyu18-0207/
vol.2のリンク先はこちら 
https://www.elle.com/jp/culture/g240876/cfe-photographer-nobuaki-tanaka-on-yuzuru-hanyu18-0216/


長くなるので、田中さんが出演していた日テレプラスの「写真で描くフィギュアスケート ~スポーツカメラマン田中宣明の世界」の感想もあわせて、次回に。


201802tanakaelle2

201802tanakaelle1


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2018/07/14 18:00 | その他(2017-2018)COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

羽生選手、福島の中学校を訪問&仙台平について

国民栄誉賞を受賞した翌日の昨日、結弦くんは、受賞理由のひとつでもあった被災地支援を、さっそく行動に移していました。
福島県の楢葉町立楢葉中学校を訪問したのです。中学校のブログより
子供達にとって、一生の思い出になることでしょう。

本日、午後1時、羽生結弦選手が来校しました!!(20180703)

かねてより羽生選手が続けている被災地の訪問活動として、楢葉町にお越しくださいました。

児童生徒にとっては、事前に何も知らされていないサプライズな出来事でした。もう大興奮です。

それでも羽生選手は、児童生徒の質問に一つ一つ丁寧に答えられ、夢と勇気を与えてくださいました。

二つの金メダルを間近で見せてくださったり、全児童生徒にお声かけやハイタッチもしてくださったりしました。 

夢と希望に満ちあふれた、幸せの凝縮された1時間でした。



楢葉町立楢葉中学校1

楢葉町立楢葉中学校2

1ヶ月半続いたツアーが終了した翌日に休みなく国民栄誉賞授与式。疲れているでしょうに、もう立派すぎて言葉がありません。この人、この世でこれだけ徳を積みまくって、来世にはどんな人に生まれ変わるのだろうか。いや、やはり本当は人ではないのかも・・・(汗) 




「羽生結弦展」次は名古屋ですね。
今はパレード車のエンブレムも展示されてるのか!(大阪ではなかった)

この記事、内容手的には他の記事と被るところも多いですが、良記事でした。さすがスポニチ。

羽生結弦 史上初 記念品辞退 最年少国民栄誉賞の流儀 (20180703 スポニチ)

 フィギュアスケート男子で66年ぶりの五輪2連覇を成し遂げた羽生結弦(23=ANA)が2日、官邸で安倍晋三首相から国民栄誉賞を授与された。個人として最年少で受賞となった羽生は出身地の最高級絹織物「仙台平(せんだいひら)」のはかま姿で授与式に臨み、恒例の記念品は「1人の力で獲った賞ではない」ことを理由に史上初めて辞退。晴れの舞台でも地元やファンを大事にする羽生流を貫いた。

 氷上のあでやかな衣装も格好いいが、はかま姿もさまになっていた。羽生が授与式で身につけた着物は地元の伝統織物「仙台平」。羽生家の家紋入りで、人間国宝の甲田綏郎(よしお)さんから贈られたもので、高価なものだと布地だけで100万円超の代物だ。安倍首相から「どんな格好でも似合いますね」と褒められると、羽生は「本当はもっと伝統ある所作をしないといけないと思ったんですが、スケーターなので自分らしさも出せればと」と照れくさそうに笑みを浮かべた。

 東日本大震災、ケガなどの困難を乗り越えての五輪2連覇。国民に明るい夢や希望を与えたことが評価されて、史上最年少23歳での受賞となった。スケート界や冬季五輪金メダリストとしては初めてだが「こういった賞は自分だけで獲れるものではない。ここまで切り開いてくださった方がいる中で、代表として、環境にも恵まれながら頂いた賞だと思う」と謙虚に語った。

 周囲への感謝の気持ちを忘れることはない。これまで受賞者の希望の品が「記念品」として贈られてきたが、羽生は辞退した。その理由を「皆さまとともに獲れた賞という気持ちが凄くあったので、僕個人の気持ちはあまり出したくない」と説明。支えてくれた人たちを大事にする羽生らしい判断だった。

 既に新シーズンに向けて練習を始めている。今季のGPシリーズ初戦は11月のフィンランド大会(2〜4日)。4年後の北京五輪については「特に考えていません」と言及しなかったが、史上初の4回転半ジャンプ成功の目標もある。「国民栄誉賞に恥じないようなスケートをしていくことが大事。この賞と皆さまの期待とともにこれからも進んでいきたい」。膨らむプレッシャーは自ら進んで引き受ける。どこまでも強い男だ。

 <贈った甲田氏感動「仙台人として誇り」> 羽生に仙台平を贈った甲田氏は本紙の取材に「震災復興に尽力されている方なので、授与式では男子の第一礼装の立派な装いで臨んでいただきたいとの思いから、仙台市を通じ進呈を打診したところ、快諾してもらった」と経緯を説明。テレビなどで羽生の晴れ姿を見たといい「立派に着こなすりりしい姿に感動し、同じ仙台人として誇りに思いました」と喜んだ。


昨日も記事で書きましたが、仙台平に注目が集まっています。この方も羽生効果にびっくり!



甲田さんは、純粋に「我らが仙台の若様が晴れの舞台で恥をかかないよう、よいお召し物を着ていただきたい」という想いから、贈られたのでしょう。結弦くんが授与式で、自分の名前をだすことすらも予想外だったのではないでしょうか。仙台平がこれだけ注目されてびっくりされてるような気がします。これまでも思ったことですが、結弦くんに良き風を送る人には、何倍にもなって良き風が還ってきますね。

布施さんのブログで、仙台平のついての詳しい解説が読めます。興味のある方はどうぞ。
→ http://www.kimonokinenbi.com/ippin/201301post-11.html

また、多くの着物の専門家の方々が、結弦くんの着こなしを絶賛されています。




結弦くんの縁の地では、50年に一度の花が開花して、祝福してくれていますね。




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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2018/07/04 15:35 | その他(2017-2018)COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

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