森田浩之氏の羽生結弦記事まとめ ~北京五輪関連を中心に

4月2日にいただいたコメントにレスいれました。よろしくお願いいたします。

フィギュア専門ライターではないので、あまり羽生ファンの前にでてくることは少ないですが、フリージャーナリストの森田浩之さんは羽生結弦というコンテンツの「メディア側からみた」価値について、大変核心をついた良記事を書いておられます。以前にも紹介したことありますが、まだ紹介してない記事がけっこうあるので、まとめて。

以前の記事はこちら。森田さんの記事を2つ紹介してます。
羽生結弦が「絶対メディア王者」である理由 ~宮根・修造も絶賛する羽生結弦の言語化力


ところで、森田さんのこの記事はすごく反響があったそうです。世界中から。





森田さんは、以前からメディアでの羽生結弦の存在の大きさに注目され、「最もメディアジェニックなアスリート」と評価されてましたが、北京五輪で再確認された模様。



中国での羽生人気にはびっくりされていましたね。





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この記事は、この号のニューズウィークにも掲載されています。



こちらは、森田さんのヤフー記事のオーサーコメント。昨年12月のものです。




前にもこのツイ貼ったけど、再度貼ってしまおう。結弦くんの映像付きでもあるし。


森田さんは、「NHK記者→Newsweek日本版副編集長→ロンドン大学(LSE、メディアスタディーズ専攻)→フリーランス」という経歴をもつジャーナリスト。そういう方からみても、結弦くんの英語のレベルはかなり高いのね。


知れば知るほど、その礼儀正しさに、オジサン族はノックアウトされるのだ。


こちらは、平昌五輪のときの記事です。


「情熱大陸」…うん、なんかちょっとピンとこなかったのを覚えてる。結弦くんは美しかったけど。


森田さんも札幌五輪反対なんだ。ますます気が合うな(笑)


ついに羽生結弦展にまで足を運んだ森田さん。もう仕事を超えたファンでは…。


としさんは、やはり羽生結弦展に入る勇気がなかったか…。ぜひどこかでリベンジを!


「メディアと羽生結弦」というテーマでは、こんな記事もありました。
森田さんの記事ではありませんが、参考までに追加。



10年前の一昨日、5月7日って、結弦くんがトロントに到着した日だったのか。
この日からクリケットの生徒としてのスタートが始まったのだね。


FaOI公式からも正式にグッズの発表がきましたね。会場限定のグッズもある。



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2022/05/09 14:50 | テレビ番組・コラム(2017-2018)COMMENT(9)TRACKBACK(0)  TOP

ゆづとワンオク「キミシダイ列車」~TBS「グッとフレーズ」より & 謎写真集と田中さん写真集の感想

私も一応録画はしてましたが、動画UPしてくださってます。
昨日の夜TBS放送の「グッとフレーズ」。



当時のスポーツ紙の記事も。


ワンオクのtakaがGPFのお祝いメッセージをくれていたのは知らなかった。



【MAD】羽生結弦×ONEOKROCK キミシダイ列車~GPS2015振り返り~




21日に大型書店で、謎写真集「再生」と田中さんの「シーズンフォトブック」を買ってきました。簡単に感想など書いておきます。

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あまり知らない出版社からの謎写真集。再生というタイトルも表紙の写真も銀色使ってるところも微妙で、公式か公式でないかという点でもなにかと物議を醸した本ですが、100%羽生成分だし、本人の了解も得ているらしいということで買ってみました(まあ、100%本なら、中国発のもっと怪しい写真集も怖いものみたさで買ったことあるしな)。

カバー裏のポスター仕様のレミエン兄さんがカッコいいです。中に両面折込ピンナップもあり、レミエンと天地様。

オープニング(色々20P)→全日本(40P)→ワールド(18P)→国別(32P)→SOI(20P、横浜・八戸)→栄光の10年(10P)。既出の写真もありますが、初見の写真もあり、昨シーズンの振り返りとしてよかったと思います。

話題になった中村さんの写真は、カバー裏のレミエンも含め、10ページほどですが、どれも良いお写真でした。SOI八戸のお写真はすべて中村さん撮影でした。

普通は写真集というのは、一人の写真家さんがすべての写真を撮るものですが、「再生」はほとんどの写真がアフロなため、色んなカメラマンさんの写真の詰め合わせです。そのため、写真集の「個性」という意味では弱いかもしれません。どちらかというと「記録」として残す写真集ですね。やはりどのページをめくっても羽生結弦の威力は絶大ですし、紙質もよくしっかりした造りなので、個人的には満足してます。




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今回のお気に入りベスト3は、25、44、84ページかなあ。あえて選ぶなら…と田中さんがつぶやいてました。写真集を買った人は確認してみてください(笑) どちらかというと「可愛いゆづ」が撮りたいという田中さんらしく、全体的に優しい感じの表情のお写真が多いです。1枚1枚真剣に選んだだろう、田中さんの羽生愛が強く感じられるとても美しい写真集です。ただ、田中さんはSOIの撮影はできなかったため、SOIのお写真はありません。


21日の夕方に書店にいったら、20日発売の「再生」はごっそり残っておりました。反対に「シーズンフォトブック」はかなり売れておりました。やっぱり謎写真集は、様子見の人が多いのでしょうね。


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2021/07/23 14:10 | テレビ番組・コラム(2017-2018)COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

S-PARK、Going!を見て思うこと ~ゆづと内村選手、互いへのリスペクト

昨日、S-PARKにゴルフの石川遼さん、Going!に内村さん、結弦くん、瀬戸さんの特集がありました。動画を貼っておきます。


191215限界突破への第一章 羽生結弦 yuzuru hanyu


191215 Going 世界を制した一流アスリート 刺激を受けた選手



石川遼さんが、結弦くんのことに言及するのを初めて聞きました。
「目は優しいけど言葉が突き刺さる」・・・まさにその通り。演技中は殺し屋みたいな目をしてることもありますが(笑)
アスリートの「同じスポーツじゃなくてよかった」って、最高の誉め言葉ですね。昔、カートの、伊藤みどりさんを評した「彼女が男子選手でなくてよかった」という言葉を思いだします。


内村さんといえば、思いだすのは平昌前のこの発言。



 1時間半の練習公開の後で取材に応じた内村は、急に「平昌まであと10日ぐらいですよね…」と切り出した。注目の選手は「やっぱり羽生くんですよ」。そこから、彼への思いを熱く語り始めた。

 内村 多分同じらへんのところをケガしているので、痛みとかも分かるじゃないですか。同じ採点競技だし。つらさを考えると相当やばいんだろうけど、がんばってほしい。僕は(五輪)2連覇したので、2連覇目指すなら確実にしてほしいし、この状況で2連覇したら、かっこよすぎる。

 内村は、昨年10月の世界選手権予選の跳馬で左足首を痛めて、棄権。その約1カ月後に羽生もNHK杯の練習中に右足首を痛めた。ケガの状況が重なるだけに、余計応援せずにはいられない様子だった。また、16年リオデジャネイロ五輪個人総合で2連覇を達成した“先輩”として「僕は競技が違うので何ともいえないですけど、最後は気持ちが強い人が勝つと思います。五輪は。それしかないと思います」とアドバイスも送った。



そして、平昌での五輪連覇後に、内村さんがテレビ番組で語ったくれたこと。

(内村選手が心震わせた平成の名勝負は)平昌五輪の羽生くんの演技です。いや、もうありえないですよね。漫画の世界じゃないですか。

内村選手と羽生くんが怪我した箇所は)たぶんおんなじ場所ぐらいなんだろうなって思って、これたぶんすぐ治んないからヤバいんじゃないかなって思ったんですよ。(内村選手は2017年10月跳馬の着地の際に右足首靭帯損傷)

平昌五輪のSPを見て)意味がわかんなかったです、見てて。普通にやってますやん、っていう一言目ですよね。『僕はオリンピックを知っている』っていうコメントもあったし、その通りですよっていう…。

ほんと僕も(五輪に)3回出てますけど、言えないですよね。そんなもう、確実に勝つためのなにかなんて絶対無いし。(体操と)同じ採点競技でミスが許されない。(本番に向けた過程を)積んでいかなきゃいけない舞台なのに、3ヶ月で何したんだっていう…。謎でしかないです。

(平昌五輪SPを見て)ああ、もうこれは(金メダル)獲るなぁって思いました。纏ってらっしゃいました、何かを。なんかこう、練習を積んできましたっていうオーラっていうよりかは、金メダル獲るためのオーラ纏ってきましたっていう演技だったんですよ。凄まじかったですね。

これが本物だよなっていうのを改めて知れたし、自分もこう…、またこういう風になっていかなきゃいけないんだよなっていうのが、あの姿を見て思いました。





体操も採点競技。内村さんもナショナルバイアスを感じてるのね。それでも、体操はAIを導入しようとしてるし、フィギュアほどひどくない。それに、フィギュアの場合は、同じ日本人でも点数優遇されてる選手と冷遇されてる選手がいるから、闇はずっとずっと深い。つーか、こうやって「日本選手に厳しい」と発言できるだけ、フィギュア界よりずっと健全だわ。フィギュア界はそもそも発言することすらできない。

ちなみに、ギャラガーさんのアンケートの結果でました。


フィギュア以外の競技団体に所属してるアスリートの人達は、自由に発言できるので、結弦くんを正当に評価してくれます。石川遼さんや内村さんのような評価はおよそフィギュア界のOBOGから聞くことができません。せいぜい、織田さんくらいか。あとたまに佐野さん。それでも、ファイナルでコーチが不在だったことや、ネイサンとの点差の不自然さまでは言及してくれませんよね。

Goingは良かったけど、「瀬戸→羽生→内村→瀬戸」とリスぺの円を無理矢理作ろうとしてるな…という番組的な作為は感じました。最後の内村さんの瀬戸さんへの言及は誘導がありましたね、たぶん。その上で、発言を切り取って番組の主旨に合うように編集したのが透けてみえました。発言を素直にそのまま流すだけでいいのになあ(笑)

能登さんは、ご存知の人も多いと思いますけど、TBSとフジテレビの某番組に写真家として出演されました。最初はTBSから、その後にフジから依頼があったと。能登さんはフジに最初は断ってたそうですが、非常に押しが強く「そこをなんとか。引き受けてもらえないと私の立場が~」と泣きつかれ(笑)、小海途さんも出ることを知り、渋々引き受けたのだそう。

本当にテレビという奴は…と思ったのは、「〇〇という風に言ってください」と局から言われたと。無理矢理出演してもらいながら、喋ることまで指示するんかい!と呆れました。能登さんとは関係ない話ですが、こういうテレビの裏話をきくと、OBOGもテレビ局の意向で言わされてる人も多いのでしょう(自主的にディスってる人もいるだろうけど)。

OBOGにしても、たとえ結弦くんに好感をもってなかったとしても、圧倒的多数の羽生ファンを敵に回したくはないはずです。結弦くんを下げた発言すれば、羽生ファンからの好感度を下げるのはわかりきってる。エゴサすれば、羽生ファンからバッシングされてるのも見るでしょう。とはいえ、狭いフィギュア村で生きていくには背に腹は代えられないんでしょう。立場が弱い人ほどね。そういう忖度をあまり考えずに発言行動できるのは、真央さんくらいでしょうかね。で、その真央さんはネイサンファンだそうです。ますます悪質マ〇タがネイサンに乗っかるわね(笑)


限界突破という言葉がでたので、最後に、結弦くんのお言葉を。



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2019/12/16 14:30 | テレビ番組・コラム(2017-2018)COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

中国ネット「羽生結弦が日本のスポーツ界で最も素晴らしい童顔選手に」

こんなツィートを見まして、やっぱりアメリカはアスリートへのリスペクトがあるなあと感心したのでした。



五輪メダルを獲得できず、世界チャンピオンに一回なっただけで、これだけ大切にされるネイサン。かたや、66年ぶりの五輪二連覇という偉業を成し遂げて、世界が認めるレジェンドの結弦くんに、リスペクトの欠片もない日本のメディア。「国民栄誉賞」の正式発表は今だなく、放置されたまま・・・。あんなに日本を愛している結弦くんなのに、なんだかなあ・・・と思ってしまいます。


結弦くんが中国ですごく人気あるのはよく言われていますね。こんなツィートも。



そして、中国メディアも、日本のメディアよりずっと結弦くんに敬意を払ってくれてますよね。

羽生結弦と大谷翔平を紹介も…、中国国営テレビの「羽生愛」がまたも炸裂!中国ネット「はいはい、分かってますよ」「わざとでしょ?」(20180521 レコードチャイナ)

2018年5月20日、中国国営テレビ(CCTV)のスポーツを伝える微博(ウェイボー)アカウント・央視体育は、「羽生結弦が日本のスポーツ界で最も素晴らしい童顔選手に」と題した投稿を行った。

央視体育は「羽生結弦と野球の大谷翔平が、日本の雑誌が選ぶ童顔アスリートのトップに選ばれた」と伝えており、専門家が「2人は典型的な『童顔のサムライ』」と評していることを紹介した上で、「競技中に見せる鋭い表情とオフで見せるはにかんだ笑顔とのギャップが女性ファンをとりこにしている」などと2人について解説した。

この投稿に、中国のネットユーザーからは「はいはい。みんな分かってますよ。CCTVが羽生を愛しているってことは」「CCTVはやっぱりユヅのファンだね」といった声が寄せられた。CCTVの微博アカウントは、今年の平昌五輪で羽生を絶賛するツイートを連発して「好きすぎて頭がおかしくなった」などとからかわれており、コメントはそれを意識したもののようだ。

また、投稿された日付の「520」は中国語で「愛してる」の意味で使われることから、「5月20日にこれを投稿したの、わざとでしょ?」「今日は520。分かってるよ(笑)」「520にCCTVが高らかに愛を告白」などと指摘する声も少なくなかった。

CCTVの「羽生愛」を物語るかのように、投稿文では羽生と大谷の2人を紹介しているものの、添付された写真は羽生だけ。これについても、ネットユーザーから「もう一人の選手の写真は?ははは」「羽生びいきがすぎる」などと冷やかすようなコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)



レコードチャイナさんには、結弦くんの記事がたくさんあります。

羽生結弦が平昌で初練習!中国でも高い注目度=「やっと氷の上の羽生くんを見られた!」「中国人にこんなに支持される日本人選手って…」(20180213)
http://www.recordchina.co.jp/b570051-s0-c50-d0052.html

羽生結弦の中国での人気ぶりは福原愛以来―中国メディア(20180218)
http://www.recordchina.co.jp/b571773-s0-c50-d0045.html

<平昌五輪>「羽生びいき」がスゴい!中国国営テレビの女性アナウンサー(20180219)
http://www.recordchina.co.jp/b572061-s0-c50-d0035.html

五輪連覇の羽生結弦に、中国から絶賛、絶賛、また絶賛!(20180219)
http://www.recordchina.co.jp/b572062-s0-c50-d0035.html

羽生結弦は中国国営テレビまでも「陥落」させた!?―中国紙(20180220)
http://www.recordchina.co.jp/b572052-s0-c50-d0035.html

中国国営テレビが羽生結弦に恋をした!?また羽生絶賛ツイート=「好きすぎておかしくなっちゃった」の声も(20180226)
http://www.recordchina.co.jp/b571783-s0-c50-d0135.html

羽生結弦のお宝映像に中国のファン大興奮!「彼の瞳は太陽」「カメラになりたい」(20180309)
http://www.recordchina.co.jp/b575121-s0-c50-d0035.html

「羽生結弦に恋してる?」といじられた中国中央テレビ、羽生ツイートを「コメント投稿不可」に(20180419)
http://www.recordchina.co.jp/b593255-s0-c50-d0052.html

これ以外にも、結弦くんをとりあげた記事がい~っぱいあります。たぶん、結弦くんの記事はアクセスが多いのでしょう(笑) でも、レコードチャイナさんの記事はいつも好意的で、ゆづファンが不愉快になるような記事はありません。安心してアクセスしてください(笑)

結弦くんがもし日本以外に生まれてたら、どれだけ尊重されてただろうと思うと、結弦くんが気の毒で仕方ないし、海外のゆづファンにも申し訳ない気持ちになります。日本の記事でムカムカして、海外の記事で癒される・・・なんとも情けないですね。


FaOI2017-01.jpg
もうすぐ会えるね! あと3日! 待ってろ、幕張!(笑)


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2018/05/22 16:45 | テレビ番組・コラム(2017-2018)COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

最近気になったブログ記事と感想

結弦くんに関しては、年がら年中外野がうるさいので、現在クリケットでリハビリをしているという情報にホッとしたファンも多いと思います。さて、私は、よそ様のブログはほとんど見ない人ですが、TLで流れてきたブログで、興味深いものがあったので、紹介します。

ひとつは、元マオタの告白記事です → あるヘイターの告白

突然ですが、私はブライアンを憎んでました」から始まる記事です。多くの真央ファンと同じく、このブログ主様も、ヨナのコーチであるブライアンを憎んできた。2012年のニースで羽生ファンになった(私と同じです)ブログ主は、結弦くんがクリケットへの移籍を決めたとき、結弦くんのことを「うらぎりもの」と思ったそうです。それがとても理不尽なバカげた思いであったと、今、ブログ主は告白しています。そして、当時は不当な採点だと思っていたヨナの演技が、金メダルに値するものだと、今なら理解できると。

バンクーバーのとき、浅田さんとヨナの演技をライブで見ましたが、私も、「これはヨナが金だな」と思ったものでした。心情的には、同じ日本人として、浅田さんに金をとって欲しかった。当時は、ルールなんてまったく知らないライトファンだった。でも、”感覚的に”ヨナの演技の方が完成度が高いと感じたのです。

結弦くんのファンになって、ルールも勉強するようになりました。
正直、ライトファンのときは、コケなければいいのだと思っていましたが、回転不足なく降りなければならないということも知りました。それでも、浅田さんの3Aが回転不足が多いことについては、「確かにギリギリだけど、少し厳しすぎるのでは?」とも感じていました。けれども、2014-2015シーズン、タクタミシェワの3Aを見たとき、なぜ浅田さんの3Aが回転不足をとられるのかわかったような気がしました。タクタミの、回転不足とは全く無縁のみごとな3Aを見てしまったからです。

人間というのは、無知なほど、世間の空気に惑わされやすいものです。だから、メディアの印象操作というのは怖いのです。バンクーバーでのヨナの金は納得していました。でも、真央ファンではない私ですら、「3Aをもってるのに、なんでヨナに勝てないのだろう」と不思議に思ったものでした。フィギュアは見るのは好きだったけど、”推し”がいなかったこともあり、ルールを勉強してなかった私は、ヨナの強さの意味がいまひとつ理解できていなかったのです。オリンピックで勝つには、「戦略が必要」だということも。

件のブログ主様は、一時は結弦くんを恨んだこともあったとはいえ、自分の間違った考えに気づくことができました。でも、それは、ブログ主様が、真央ファンであるだけでなく、羽生ファンでもあったから、ダークサイドから帰還することができたのです。でも、そうでなければ、今でも、見当違いの恨みつらみの沼でもがいていたかもしれません。


もうひとつ。私と同じ腐女子の羽生記事です。腐女子が結弦くんについて書いてる記事は滅多にお目にかかれないので、興味深かったです。このブログ主様は、結弦くんと宇野選手の関係について、自論を展開されています。 → きっと何者にもなれないお前たちに告げる

ところで、今回の平昌では、羽生くんが金、宇野くんが銀を獲ったことや、羽生くんがグリグリと宇野くんの頭を撫でていたり盛んに構っていたりしたことも含め、(別に腐女子に限らず)この二人にモエモエしていた人は多いと思うし、まあ当然の如く私もしていた。萌えていた事は認める。

ええと、この点に関しましては、私は「モエモエ」は一ミリもしておりません(笑) 私は、相手がハビでも、ブライアンでも、ブリアンでも、いや菊池さんでも「モエモエ」できる間口の広い腐女子ですが(笑)、この組み合わせにはございません! 同じ腐女子といいましても、萌えのツボは千差万別なので、まあそれはいいとして(笑)

しかし、その一方で、この二人、表面上の「可愛さ」ほどは、可愛い関係性ではないのではなかろうか…?と、やや語弊はあるが多少の薄ら怖さのようなものを感じ取っていたのもまた然り。
果たして、宇野くんと羽生くんの、この拭いきれない「距離感」のようなものは、何なんだろうか?というような事を一方では考えていたのだった。


ブログ主様は、記者クラブの会見をみて、「羽生くんって結構怖い男だな」と思ったそうです。それは、私も感じたのです。

切れ味鋭いナイフで、スーッと切っていく感じ。ニコニコ笑いながらだからよけい怖い(笑)
マスコミに対するさりげない皮肉は、特に鋭かった。百戦錬磨の記者クラブの強者を相手に、23歳の若者が・・・です。
絶対王者の強烈なプライドが、オフリンクのときに見せるふんわりした甘い笑顔の影に、はっきり見えました。

結弦くんが、カナダにいても、あらゆるメディアやネットで、自分の情報を細かくチェックしていることがわかりました。ブライアンは、「ネットは見ない方がいい」という主義ですが、結弦くんは、かなり熱心にエゴサしているようです。「知らずに楽でいるより、精神衛生上よくなくても知った方がいい」という考え方なのだと思います。私も、経験上「無知は罪」だと考えている人間なので、彼の考え方には共感できます。

よく「羽生くんは宇野くんを可愛がってるから~」という人が、羽生ファンにもいます。日本男子は伝統的に少なくとも表面的には仲はいいのです。それは宇野選手に限らずです。競技人口が女子の1/10しかいないので、立場の弱いもの同士(笑)で、自然と仲がよくなるのでしょうね。結弦くんはフレンドリーな性格ですから、誰にでもじゃれにいきます。女はとかく「仲がいい」と「仲が悪い」のどちらかに分類したがりますが、一般的に男同士の関係は、女同士よりドライなものです。

そういう前提にたてば・・・ブログ主様のいう「距離感」はあって当たり前のことなのです。
宇野選手は、オリンピックの選手データにも「HERO」は高橋元選手の名前をあげています。スケーターとしての理想像は結弦くんではありません。「羽生結弦」は点数的に勝ちたい目標ではあっても、理想像ではないのです。それは、技術的にはとっくにプルシェンコを超えていても、今でも結弦くんの理想像がプルシェンコであるのと同じだと思います。

「金メダルに人生を賭けた」と公言している結弦くんの前で、オリンピックメダルを軽んじる発言を平気でする彼が、高橋さんの前にでると、「先輩の銅と、僕の銀では重みが違います!」と、相手の気持ちを気遣った発言をする。そう、彼は気を遣うべき相手には遣えるのです(笑) ある意味、とても正直な子だと思います。でも、その態度の違いを、あの敏感な結弦くんがわかっていないはずがない(結弦くんは気を遣ってほしいとは思っていないでしょうが)。ブログ主様は「ある種、突き放した諦め」と言っておられますが、「諦め」というのは「期待」あってのこと。結弦くんは、最初から期待はしてないと思うのです(笑) ただ、国際大会で、英語が得意でない後輩のために、先輩としてフォローはするけど、「せめて会見で寝ないでくれ」とは思っているようですがね。

宇野選手の「ループが成功したら勝てた」発言の否定、「人前で寝る」ことの(抑えた形での)批判、「自分を追い抜かそうとは本音では思っていないかもしれないんですけれど」という言葉は、宇野選手のファンや、宇野選手びいきのメディアの反感を買うであろうことは承知の上だったと思います。それらをわかった上の開き直った感が、私も「怖い」と感じたのでした。今までですら、「賢すぎて怖い」人だったのに、これで開き直ったら、どうなっちゃうんだろうと。一方で、記者クラブという公の場で、ここまで発言したということは、結弦くんも内心カチンときてたのかなと(笑)、少し人間臭い一面も見れたような気がしました。

記者クラブの会見全文、もしまだ読んでない方がいれば、こちらをどうぞ https://logmi.jp/270456


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2018/03/30 15:35 | テレビ番組・コラム(2017-2018)COMMENT(16)TRACKBACK(0)  TOP

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