織田くん「ゆづとはLINEでやりとり」 & 羽生写真集フィーバーを考えてみる

最新刊の「SPUR」の「織田信成の今月のスタオベ!」のテーマは「過去プロ巡りが止まらない」でした。いつもは1ページの連載なのですが、今月号は拡大版で2ページでした。


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コロナ渦の最中、織田さんはスケートの動画サーフィンをしてるそう。結弦くんと織田さんの共通点は、性格的に真面目なことと、どちらも根っからのスケオタということ。彼ら二人なら何時間でもスケートの話してそう。無良さんとはイヤホンマニアという共通点がありますよね。「結弦とはずっとイヤホンの話をしてる」と無良さん言ってなかったっけ(たぶん、この二人のイヤホン話についていけるスケート仲間がお互いしかいない)。

今回のその中に織田さんと結弦くんが連絡をとったというエピソードが。以下、抜粋します。

毎年恒例のアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」が開催中止になってしまったので、羽生結弦選手に「今年は会えなさそうだね」とLINEで伝えたら、「こういう時期なので仕方がないし、収束できるようにみんなで頑張りましょう」なんてやりとりも。

FaOI公式の出演スケーターのメッセージに織田さんがいなかったので、「もしかして、裁判中だからオファーがなかった?」と心配してたのです。織田さんだけでなく、日本人プロスケーターのメッセージが皆無だったので、大丈夫だろうとは思っていたけど、やはりね。でも、このLINEのやりとりの感じだと杞憂だったのでしょう。織田さん、来年はFaOIで結弦くんと再会できますように♪

あと結弦くんの演技を生で初めてみたときの話も。

羽生くんの演技を生で通して初めて見たのが「ジュニアグランプリファイナル2009」でしたが、SP「ミッションインポッシブル2」は思わず動画で見返したぐらい、うまい子がいると思ったんですよね。自分の目に狂いはなかったってことですね(笑)

4回転ループの難しさについても書いてくれてます。

ルッツとかフリップのようにスピードを出し、トゥ(爪先)をついて跳ぶジャンプよりも、ループのようにスケート靴の刃(ブレード)のエッジをつけたまま飛び上がるジャンプの方が難しいと感じる選手が多いのも事実。ループは4回転になると、思いきりスピードを出してグッとエッジに乗って跳び上がろうとするとそのまま力が抜けて転んでしまうことも多い。力加減や体の使い方がすごく難しいということを加味すると、次に改正があるならば、3回転ループの基礎点はそのままでも、4回転ループだけは点数を上げるという方向でもよいのかなと思います。

ルール変更見送りの前に書かれたものだと思います。この見送り、織田さんは何を思うでしょうか。


アンチが「羽生の写真集は売れてない」と戯言を叫んでいるらしいので、とりあえず反証します。
過去の売上を鑑みて、出版社が売れると踏んだから同時に3冊も写真集がでたのです。
なにせファースト写真集「YUZURU」が売上10万部を超え、今だにうれてますからね。

本が売れない、今シーズンの試合も不透明な中、結弦くんは出版業界の救世主ですよ。



スポニチさんと報知さんの写真集はたちまち重版になりました。
出版社にとっても重版はリスクを伴う。発売後たちまち重版が決まるということはすごいことなのです。

憧れの“重版出来”! 書籍出版から重版になるまでの過程とは
https://www.gentosha-book.com/column/column246/

そもそも重版とは、既に出版された書籍を同じ版で増刷することです。

書籍は出版のタイミングで、何部刷るか決められます。
その刷った部数をすべて売り切ってしまった場合や、在庫がなくなることが見込まれる売れ行きであるのに注文が続く場合に初めて、重版という選択肢が生まれます。

しかしこの重版、簡単に決まるわけではありません。
もし重版をしても書籍が売れなかった場合、多くの在庫を抱えることになってしまうからです。
書店から多くの注文が来て重版をしたとしても、売れ行きが悪く書店から返品されてしまうと、在庫を抱えるのは出版社なのです。
どの業界でも在庫は多く抱えたくはありませんよね。
そのため、重版の決定は非常に慎重に行われているのです。



スポニチ写真集入荷で、書店さんは喜びの舞。


報知写真集もたちまち売り切れ! 


この黄色いお友達まで完売なのね…。




<6月21日までの売上累計>

SEASON PHOTOBOOK
累計売上15,223部(6279+5164+1517+2263)

YUZU’LL BE BACK II
累計売上 12,875部(1083+11792)

羽生結弦 2019-2020
初動売上 12,202部



発売日が早かった分、田中さんが今のところリード。
でも、最終的には報知さんとスポニチさんに抜かれそう(笑)

過去にフィギュア誌を発行する出版社に対して、スケ連から「選手を平等に載せろ」という圧力があり、出版社が泣く泣く羽生成分を減らして本を出版、売上を落とすという気の毒なケースが多々ありました。出版社はボランティア団体ではありません。スケ連の圧力は人気のない選手に対してボランティアをやってやれと言ってるのと同じことなのです。




名古屋ですら羽生祭…。



東京西川さんのひんやりマスクと洗えるマスク。安心の日本製。

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羽生結弦メモリアルフォト特集の家庭画報8月号と、付録付キスクラ最新号

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さりげなく、中国シチズンが腕時計を販売してた。
この後、残り2個になったそうです。今頃はもう完売かな?
今や入手困難な直筆サイン入りポスターつきなら、安いのかも~(←金銭感覚崩壊)



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2020/06/28 11:45 | スケート書籍感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

ガヤゲ「なぜ日本の連盟は羽生を守らないのか」 ~田村明子氏著書より

田村さんの男子フィギュアに関する著書「翼を羽ばたかせて 世界のトップスケーター12人がつむぐ『氷上物語」」の感想です。気になる部分があったので、図書館で借りました。


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とりあげているのは海外男子6人と日本男子6人です。すべて現役。
海外男子:ネイサン、ジェイソン、エイモズ、リッツォ、キーガン、アリエフ
日本男子:羽生、高橋、宇野、島田、佐藤、鍵山


「翼をはばたかせて」というタイトルの意味を「はじめに」でこう書いています。


現在の日本のフィギュアスケート界には、羽生結弦選手という巨人がいます。
彼本人が成し遂げてきたことの素晴らしさももちろんですが、彼がこれまでの活動を通してこのスポーツにもたらした影響はどれほどのものなのか、一言ではとても言い尽くせません。多くのスケーターたちを取材していて、どの選手の口からも羽生選手の名前が出てこないことはなかった、と言って良いほどです。
現在のフィギュアスケート男子は、羽生選手という奇跡のような選手の翼によって、全体のレベルが引き上げられてきたのです。本書のタイトルには、そのような意味が込められています。



この「はじめに」の言葉から、各選手の「羽生結弦を語る」みたいな部分を期待しましたが、あまりなかった(笑) 一応、結弦くんに「表面上は」敬意は表してくれてるようですが。

読んだのは、海外スケーター全員と、結弦くん、島田くん、佐藤くん、鍵山くんの以上10名。
海外選手6人は田村さん自ら単独取材をしてます。

ぶっちゃけていうと、田村さんというライターは、フラットな立場で書いてるときはいいんです。でも、こと自分が思い入れのある選手となると、贔屓が露骨に表にですぎる傾向があります。たとえばネイサン。もう贔屓の引き倒し状態でした。ネイサンが好きなのね~というのだけはわかりました(笑) なんか、日本のメディアの「ネイサンはパーフェクトヒューマン!」連呼を思い出したわ。


オーリンズ・アリーナの会場は、ほとんど満席状態だった。
このスケートアメリカの客席が埋まったのは、ネイサン・チェンが出場していたためもあっただろう。ラスベガスからそう遠くない、ソルトレイクシティで生まれ育ったネイサンは、現在アメリカでもっとも人気があるフィギュアスケーターだ。
人気の秘密の一つには、彼が二足のわらしをはいているということもある。



アメリカでもっとも人気があるのに、なんであんなにスケアメでも全米でも投げ込みが少ないのか。アメリカスケ連のトーナメント方式のエキシビション人気対決で、なぜ2回戦で早々に敗退したのか(1回戦ですら無名のペアに僅差で勝った状態)。EX対決でアメリカチームの中で最後まで残ったのがジェイソン。アメリカでの投げ込みもジェイソンの方がはるかに多い。なによりアメリカのスターズオンアイスのあのガラガラが説明つかない。ラスベガスのスケアメの客入りの記述も、アリさんが言ってたのと全然違う。ちなみにアリさんはラスベガス在住。


「羽生結弦の健康と繁栄を願う」 ~アリ・ザカリャンインタビューより

私たちがいまいるラスベガスを例に取りましょう。スポーツと興行の街です。フィギュアスケートのスターにローラースケートで一回りしてもらうために、ラスベガス大通りのラスベガス・ストリップが何時間にもわたって封鎖されていたのを覚えています。現在、ラスベガスのメインスタジアムでは二度の世界王者やアメリカ王者が滑っていますが、観客席の状況見ると、控えめに言っても、もうちょっとでもよくできなかったものかと…。


アリさんは、ラスベガスのスケアメの客入りはよくなかったと言ってます。ネイサン贔屓のアリ氏が満席をガラガラと嘘つく理由もなく、田村さんがネイサン上げのために「ネイサンのおかげで満席」と脚色してるようにしかみえないのですが…。

あと、ネイサンの人気の理由は名門イェール大入学とスケートの両立のおかげ!という田村さん。「イェールと両立してるのに、シーズンランキングが低いのはおかしい!」とわけのわからないことを言っていたハーシュ氏と気があいそう(笑) 以下は、田村さんのネイサンマンセーの一部です。


「不可能を可能にしてきたネイサン」
「早口なのは頭の回転が並外れて速いから」
「大学生なのに、考え方はすでに成熟した大人」
「文武両道、あまりにも出きすぎのネイサン」
「スーパーマン並みのことをなし遂げてきたネイサン」



ディック・バトン氏はハーバード大学在学中に五輪二連覇したそうです。時代が違うとはいえ、文武両道のスーパーマンというのは、それくらいのことをしないと言えないでしょう。また、フィギュア界以外のスポーツ界で、アイビーリーグと競技生活を両立している選手は珍しくないかと思います。

また「僕の両親は、僕に人より上にいってほしいなんて願ったことはない」というネイサンの言葉にも疑問が…。ラファが止めたのに平昌五輪のSPで無理やりルッツを入れて自爆したのは、両親がルッツを入れることを命令したからで、ラファがブツブツ文句言ってましたが。

スケアメの最終日、ネイサンはIDを首からかけておらず、警備員に止められ中に入れてもらえなかったそう。アメリカで人気NO.1スケーターなのに、スケアメの警備員すら知らないネイサンって…。自分が無名なのを自覚してるネイサンに、「道を歩いていて、ファンに声をかけられたりしないの?」とか「大学のキャンパスでは生徒から声をかけられたりしないの?」とかしつこく聞く田村さん。そのたびに繰り返し否定してるネイサンが気の毒になりました。「聞いてやるなよ」と。「イェール大学ではユヅだって無名だし!」なんて言ったのは、田村さんがしつこすぎていい加減ウンザリしたからじゃないの…。 

私が日本男子2人の章をスルーしたのは理由があります。単純に興味がなかったのもあるけど、ネイサンでこれなら、その2人だとさらに気持ち悪くなるだろう(笑)と思ったから。ネイサン以上の主観入りまくり、フィルターがっつり、脚色ありまくりなのが想像できたからです。ネイサンの章も突っ込みまくりながら読んでいたので、これ以上疲れたくありませんでした。2人の章も一応トライしてみるかとパラパラと少し見たけど、やっぱり無理でした(笑)


さて…本当は読む気がなかったこの著書を手に取る気になったのは、とても気になる部分があったからです。結弦くんの章です。そこの部分を抜粋します。トリノファイナルでのことです。


だがSPとフリーとノーミスで滑りきったネイサン・チェンに追いつけず、2位に終わった。順位はともかくも、40ポイント以上の差がついた最終スコアには疑問の声もあった。
「40ポイント差なんて、あり得ない!」
そう私に語ったのは、フランスのスケート連盟会長・ディディエ・ガヤゲ氏である。トリノからの帰りの飛行機で、経由地のパリまで偶然、隣り合った。

「日本の連盟は、なぜISUに抗議しないんだ。自分のところの選手を守ろうという気がないのか。ぼくはミスター・イトー(伊東秀仁フィギュア委員長)にそう言ったんだ」
熱っぽくこう語ったガヤゲ氏。



こういうエピソードを書いてくれただけ評価しますが、田村さんは体制側の人なので、最終的にはジャッジを擁護していました。

他国からみたら、日本のスケ連の羽生結弦の扱いはさぞ不思議に映るでしょう。日本のスケ連は羽生結弦がどんな扱いをされようとも、絶対抗議などしない。守ろうとはしない。それは皆さんもご存じのとおり。

キムヨナ時代で時間が止まっているマ〇タが、紀平さんの移籍について「オーサーの政治力を期待してるんだろう」などと言ってるようですが、そんな期待するような政治力は今のオーサーにはありません。そんなのあったら、結弦くんやジュンファンがあんなひどい採点されるはずがない。ジェイソンが下げられないのは、オーサーじゃなくアメリカがついているからです。ただ、そんな日本のスケ連も紀平さんには政治力を使ってくれるでしょう。その分、オーサーはずっと楽でしょうね。


結弦くんの章は別として、海外スケーターの方が本人に単独取材してる分読み応えがありました。


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2020/06/18 11:35 | スケート書籍感想COMMENT(17)TRACKBACK(0)  TOP

5/18マガジン発売決定!、ジュエルズ人気表紙ベスト3&最新号プチ感想

マガジンの新刊が5月18日に発売されます!
今シーズン7冊目! 怪我なくいっぱい試合でたからだよね。
アマゾンにはまだ来てないようです。



私のベストは11号かなあ。


アイスジュエルズのバックナンバーの表紙一覧はこちら
http://www.kazi.co.jp/icejewels/backnumber/backnumb.html


ついでに最新号のプチ感想など。

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一番の目玉は唯一の「羽生結弦公認」雑誌であるからこそできる独占インタビューです。
世界選手権中止後のインタビューで、はっきりした日付はわかりませんが、リンク閉鎖(3/16)のことに触れているので、3月16日以降なのは確か。

四大陸の優勝のこと、バラード一番とSEIMEIのこと、今シーズンの成果と来シーズンの目標について…8ページほどがインタビューぺージになっています。来シーズンのプログラムや四回転アクセルについても触れています。ファンにとっては必読のインタです。全然衰えないスケートへの情熱が感じられてうれしくなりました。こういうとき試練慣れしてる人は強い。

全部で100ページほど。半分以上羽生成分です。地雷はゼロではないけど最小限です。

巻末の折込ピンナップも美しい。お春さんとホプレガの両面です。
あとは、海外コーチや振付師のインタが興味深かった。グレイ、リショー、バーケル、エテリ、鈴木さんとなかなか豪華なラインナップ。グレイコーチは、結弦くんの4Aにすごく興味を持ってるみたいです(笑)  伊藤さんの結弦くんの衣装エピソードもよかった。佐野さんのシーズン統括もありました。ルール解説コーナーは今号は「演技構成点」についてでしたが、読めば読むほど結弦くんの演技構成点の渋さが意味不明。全然ルール通りに運用できてないね。


ここのところ、アイスジュエルズのアマゾン在庫分がずっと品切れ中。
こういう事情からだと思います。マーケットプレイス分はあります。



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2020/04/23 15:50 | スケート書籍感想COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

「記録より記憶」症候群に喝? ~Number1000感想

最新号のNumberですが、皆さん、もう購入されましたでしょうか?
羽生ファンはもちろんですが、アスリート全般に興味がある人には特におすすめです。

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<アスリート40の名言フォトブック>

40人のアスリートの名言が、写真とともに紹介されてるフォトブック。この付録だけでもお値打ち。
フィギュアスケーターでは、結弦くんと真央さんが掲載されています。どちらも1ページずつ。
世界のトップで勝ち抜くアスリートの言葉には重みがあります。
そして、そういうアスリートは皆似ています。
結弦くんの言葉だとしても納得するような言葉のオンパレード。皆、結弦くんと同類です(笑)


記憶に残っても
記録に残らないのは
意味がない



これは有名な羽生語録ですが、これが名言集に採用されています。
SEIMEIポーズの結弦くんのお写真とともに。

この名言のソースはこちら参照
→ https://twitter.com/__pino_____/status/1244603553013854209


本誌の方にイチローのロングインタビューがあるのですが、そこに結弦くんの名言を、かなり辛辣に(笑)補足したイチローの発言があります。これが一流中の一流のメンタルなのでしょう。しかし、これだけはっきり言ってると痛快。羽生アンチが発狂しそう(笑)

・ナンバーワンが集まった世界でナンバーワンを目指すのは当然
・そこから逃げてオンリーワンがより尊いなんて考え方は大嫌い
・記録を残せない選手が「自分は記憶に残る選手になりたい」という考え方と似ている
・第三者が言うのはかまわないが、自分で自分のことを、記憶に残る選手に、とかオンリーワンで、とか言ってしまう人はすでにそこで終わってる
・ナンバーワンの先にオンリーワンがあるのが理想的



私も「世界に一つだけの花」は、世界でNO.1を目指すアスリートにはそぐわない歌だと思う。

No.1にならなくてもいい
もともと特別なonly one


確かに、イチローが大嫌いだっていうのわかる(笑) 
結弦くんのメンタルにも合わないだろうね。あれだけすべてを手に入れてもなお「化石になりなくない」って言ってる人だから。

あの歌が大ヒットしたのは、世の中No.1になれる人なんてほとんどいないから。だからヒットした。だけど、冷静に考えれば、NO.1になれない人間がお互いに傷口なめ合うような歌でもあるので(笑)、トップになれないアスリートが自分で自分のことを言ってたら、確かに負け惜しみでしかない。でも日本のフィギュア界には多いよね。ソチ五輪のときの「金メダルより感動のフリー」は完全にこの路線。金メダルとった結弦くんより持ち上げられていた。バンクーバーで銀がキャリアハイなのに、それすらどこかに飛んじゃった。


これ安藤さんのお言葉。「記録より記憶」
安藤美姫Q&A


宇野選手発言。2016年当時。
「記録に残っても記憶に残らない選手にはなりたくない。五輪に出て金メダルを取っても、記録に残っても記憶に残らない選手にはなりたくないなって思います。僕の演技で人の気持ちを動かせられるような選手になりたい」

長光歌子氏発言。2017年当時。「歌子の部屋」No.17。
「近年でいえば、一昨年のデニス・テン選手、そして昨年のパトリック・チャン選手は本当に心から感動する演技を見せてくれました。私はやっぱり、記憶に残る演技というのが大事だと思っているのですが、そういった演技を四大陸選手権で毎年見ることができているので、今年は誰がどんな演技を見せてくれるのか本当に楽しみです」


日本フィギュア界で蔓延する「記録より記憶」症候群。
五輪金をとった選手やコーチからは、こういう発言がでてこないのが面白いよねえ。
そもそも「記憶」なんて、100年どころか、50年後には覚えてる人はほとんど死んでる。
残るのは記録。そして記録に残らない演技は、後世に動画ですら残してもらえない。

結弦くん、平昌前のミヤケンさんとの対談ではっきり「五輪金を2回とったら絶対歴史に残るから」二連覇したいって言ってたよ。

ランビも五輪金とってない。五輪銀で喜んでいた。だから「君はもうレジェンドなんだから、いてくれるだけでいいんだよ」なんて言えるんだろう。しょせん、トップ中のトップのメンタルは理解できないのです。


ウサイン・ボルトの言葉。一流中の一流に共通するメンタルだと思う。

偉大な結果を残したい。
いつの日か、ウサイン・ボルトは
スポーツの世界における
One of the Greatest
だったって言われるために


あと印象に残ったのは、大坂なおみさんの言葉。

相手が誰かにかかわらず、
簡単に勝てると思ってはいけないというのが、
私にとっての「相手へのリスペクト」なんです


結弦くんは「試合を楽しむというのは嫌い。他の選手に失礼だから」と言ってたことがあります。某アメリカの選手は、結弦くんが出場していない試合は、ジャンプ構成を落とすことで有名ですが(笑)、それは結弦くん以外の選手なら構成おとしても勝てると舐めてるから。まあ、確かに勝てるけどね(笑) 結弦くん以外の選手へのリスペクトはないのでしょう。結弦くんは怪我以外の理由で構成を落とすことはしませんね。ファイナルみたいに、当日になって予定より突然構成を上げることはあるけど(笑)


もちろん、本誌にも結弦くんが数ページにわたって掲載されてます。
本誌の方はまだ全部目を通していませんが、さすが1000号記念だけあって、充実した内容だと思います。


Numberがだすフィギュア誌「FIGURE SKATING TRACE OF STARS2019-2020フィギュアスケート 銀盤に願いを」が4月に発売されます。

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価格:1650円
頁数: 84ページ
出版社:文藝春秋
発売日: 2020年4月2日



表紙はまだUPされてないけど、ま、結弦くんでしょう。裏表紙が誰だか気になります(笑)


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2020/03/29 12:15 | スケート書籍感想COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

臨海出身4人の後輩が「羽生結弦の凄さ」を語る

以前ブログでもとりあげましたが、正式に出版社から告知されました。



うちのブログ的には全然お勧めではないですが、クワドラプルアクセルの最新号。


この4人の座談会が評判良いらしいです。


4人が全日本選手権のときの結弦くんのことを語っているところがあり、そこが羽生ファンに注目されてるようです。某掲示板でその部分のスクショをたまたま拾ったので、転記しておきます(発売早々の本のスクショそのまま貼るのはアレなんで)。


―そして、須本選手は、「羽生選手と一緒の試合に出る」というジュニア時代からの夢が、今年の全日本でようやく実現しました。一緒に写真も撮ってもらったんですよね。

草太:写真、バズってたね(笑)。
光希:素直に嬉しかったですね。4年ぶりに全日本に出てくれて、久しぶりに生で演技が見られて、やっぱりすごいなと思いましたし、人柄もめっちゃやさしいなと思いました。


―「写真を一緒に撮ってください」とお願いしたのですか?

光希:みんなで羽生くんを囲む時間があったんです。一人ずつツーショットを撮らせてもらって、そのあと羽生くんが「全員、集まって!」って、みんなを集めて自ら集合写真を撮ってくれて。
一希:あれは嬉しかったね。
草太:うん、めっちゃ嬉しかった。
太一朗:あのときの羽生くんの対応、すごかったよね。
光希:羽生くんが「どんどん来い!」って人を集めてくれて。
一希:あの写真は宝物。
草太:フリーのあとで絶対しんどいやろうに、わざわざ人を集めて撮ってくれて。本当にすごい人だなと思う。
一希:本当にそう。
太一朗:人がよすぎる。
草太:あんなの、できひん。
光希:記者会見の前で忙しいのにね。


―フリーのあとに、そんな対応をされていたんですね。

一希:もし僕やったら、考えられない。
草太:うん。
太一朗:先輩のああいう姿を見ると、本当に感動する。
一希:今年の全日本は羽生くんがいたからやっぱり違う感じがしたよね。
草太:華やかになる。
一希:うん、試合が締まるというか。ロッカールームに入るだけで雰囲気が変わる。
太一朗:それにしても、オンとオフの切り替えがすごかったね?
光希:すごかった。
一希:練習前と練習後の顔が全然違う。練習のあとはふっと切り替えて。
草太:僕らのレベルに合わせて話してくれる(笑)。
一希:そう。今回、そのオンとオフの切り替えを学ばせてもらった。
光希:うん。



結弦くんの出る試合では、常にツーショット希望の列ができます(笑) 全日本でも同じだったようで。

後輩達への”神対応”は4人をいたく感動させたみたいですね。某写真家さんが「ゆづにはもっと後輩スケーターと一緒の試合やショーに出てほしい。後輩達が見習う部分がたくさんあるから」と言ってましたが、まさにその通りだったようです。四大陸では、鍵山選手が、表彰式で国旗を丁寧にたたむ結弦くんの真似をしてました。

今年の全日本は羽生くんがいたから違う感じがした」…それは海外選手も感じていることでしょう。結弦くんの出る試合はなぜか神演技が増えます。公式練習から多くの観客が入り、満員の観客席と試合に生まれる独特の緊張感が選手たちの神演技を引き出すのではないでしょうか。反対に、結弦くんが出ないワールド、ファイナル、四大陸は自爆大会が多い印象です。「羽生結弦が出る試合は格が上がる」と言われる所以だと思います。

カムデンくんが「五輪二連覇の選手と同じ試合に出れるなんて、ジュニアじゃ考えられなかった!」といたく感激してましたが、同じ思いの海外選手は多いと思います。日本男子は、国際試合に出れないレベルの選手であっても、怪我がないシーズンであれば、五輪二連覇のレジェンドと一緒の試合(全日本)に出れるのです。これがどれだけ恵まれていることか。たまたま同時代に日本に生まれ、同時期に現役でなければ実現しないこと。4年ぶりに結弦くんが全日本に出場したことで、後輩達もそれを実感したのではないかと思います。

今、男子シングルが注目を浴び、日本の男子選手はジュニアでもメディアにけっこうとりあげられますが、これは結弦くんの力に他なりません。結弦くんはジュニアで2冠をとり、最年少でシニアにあがったけれど、注目されたのは同時期にシニアにあがった佳菜子さんの方でした。そのときは真央さんの時代、つまり女子シングルの時代だったからです。結弦くんがいるから、後輩達もその恩恵を受けているのです。今の日本の若い男子たちはこれが普通だと思ってるかもしれないけど、これは普通じゃない。あくまでも羽生特需現象なのです。男子シングルへの注目が、結弦くん引退後も続くかどうかは、後輩達の力次第ということになるでしょう。

後輩達の座談会を読むにつけ、羽生結弦という人は、単にスケートの天才というだけでなく、真にリーダーとなるべく生まれてきた人なのだなと感じます。この貴重な人材を大事にして、将来のリーダーになってもらえば、日本のフィギュア界にはどれほど明るい未来が待っていることか。でも、それは期待できないでしょう。日本のフィギュア界はつくづく「宝の持ち腐れ」ですね。


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2020/03/19 17:30 | スケート書籍感想COMMENT(11)TRACKBACK(0)  TOP

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