卓上カレンダーの重大なミスへのハゴロモの「言い訳」がツッコミどころ満載な件

先日のハゴロモ卓上カレンダーについて、ハゴロモが意味不明な言いわけをしています。



ハゴロモカレンダー言い訳


これを読んだ感想…

すっげえ後付けの言い訳 
しかもツッコミどころ満載(爆笑)





月別のタイトルはこうなっています。

1月→2009-2010
2月→2010-2011
3月→2011-2012
4月→2012-2013
5月→2013-2014 ←「2013-2014」は2ヶ月掲載
6月→2013-2014 ←「2013-2014」は2ヶ月掲載
7月→2014-2015 ←「2019-2020」の写真が使用されている
8月→2015-2016
9月→2016-2017
10月→2017-2018
11月→2019-2020 ←「2018-2019」を飛ばして「2019-2020」へ
12月→2020-2021



ハゴロモのいうとおり「2013-2014」シーズンは2ヶ月(5月と6月)設定されてます。そして「2017-2018」の次は「2019-2020」シーズンになっていて「2018-2019」シーズンのページは抜けてます。ハゴロモはそこを言い訳してるのだけど、一番の問題はそこじゃない。「2014-2015」シーズンのページに「2019-2020」の写真が載っていること。

「2014-2015」シーズンのページをなくして「2019-2020」シーズンを2ページ設定したのなら、ハゴロモの言い訳通りかもだが、これはどうみても単純なミス。ハゴロモの言い訳では、その一番問題視されてるミスをわざと無視してる。「後付けのコンセプト」で煙に巻いて、ミスの部分とすり替えようとしている。あるいはごまかそうとしている。ちょっとこれはひどい。


10年間を振り返りつつ各年代より「特にファンの皆様の記憶に残るシーン、また素敵な写真を抽出する」というコンセプト

このコンセプトなら、よけい「ハゴロモサイドの好み」で特定のシーズンを外すべきではなかったのでは?

ハゴロモは2018年の卓上カレンダーでもミスしてます。写真の大会名を間違えたのです。そのときは、購入者より指摘されて「訂正シール」を希望者に配布してました。私もハゴロモのサイトから申し込んで送ってもらいました。過去にもミスがあったから別に驚きはしない。今回のやらかしの方が前の一件よりも大きいけど、ミスを素直に認めてくれたらそれでいいのです。


2018卓上ハゴロモカレンダーのミス修正
※ 訂正シールを貼ってるのがわかりますでしょうか?


写真の差し替えは不可能。できる方法としては「2014-2015」のところを「2019-2020」のシールで訂正するしかない(補足で書かれている試合結果の部分も訂正が必要になる)。「すみません。間違えました」と素直に謝罪して、また希望者に訂正シール送るなり、あるいはお詫びにポスカ1枚でも送るなりしたら、羽生ファンは優しいから許してくれるだろうに。でも今回は「今後写真差し替えやページ修正の予定はございません」と開き直ってるから、面倒臭いんでしょうね。以前の訂正より大がかりになるし。

販促でポスカつけるより、ちゃんと校正してくれる方がファンとしてはありがたい。ただ、商品として欠陥があったときに大事なのは、ミスがあったことよりも、その後の購入者への誠意なの。こんなツッコミどころ満載の開き直った態度とられるくらいなら「都合により訂正シールも送ることも写真を差し替えることも返品対応もできませんが、どうぞどうぞお許しを~~~」と平謝りしてる方がまだましだわ。


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2021/10/01 11:27 | スケート書籍感想COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

書籍感想 ~FS通信2019-2020総括号 &「羽生結弦展」写真集

写真集関連の感想を少し。


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2019-2020のオータムクラシックから4大陸選手権までの6大会を振り返っています。
表紙裏表紙あわせて84ページで6大会なのでダイジェスト版的ではありますが、シーズンをざっと振り返るのにはいいかと思います。だいたい1大会12ページほどで、四大陸だけ多めで18ページという配分になってます。

写真はフォートキシモトのもので、2人のフォトグラファーのものを採用しています。AC、GPF、全日本、4CCが長瀬友哉氏、スケカナ、NHK杯が大内翔太氏が担当。6月に3冊のシーズンフォトブックが発売されましたが、また二人のフォトグラファーが「俺の結弦を見てくれ」シーズンフォトブック大会にエントリーしたって感じでしょうか(笑)

他選手の排除は徹底していて、ジスランとオーサーとハビ、スケカナドローでの田中くんが写りこんでいる以外はオール羽生成分です。オンリーにとっては雑菌がないクリーンルームにはいった清々しさがあり実にストレスフリーです。

そういえば、今年でた3冊の羽生結弦写真集も雑菌はほぼなくなっていました。出版社もだいぶ空気を読んでくれるようになりました。また、3冊の写真集だした写真家さん達が皆羽生オタでもあるので(笑)、ファンと想いを共有してくれたのかなとも思います。

全部チェックしたわけじゃないですが、過去にでた2019-2020シーズンの6冊の通信の写真の被りも最小限だったし(被りがゼロとはいいませんが)、1100円と安価なのも魅力ですね。3冊の写真集と羽生結弦展グッズで満たされている人も多いと思いますが、よろしければ砂漠期のお供にどうぞ。


版元のメディアックスさんもホクホク。




「羽生結弦展」写真集。
まだお手元に届いてない方もいると思うので、さらっと感想。


羽生結弦展2020写真集


表紙裏表紙あわせて60ページ。
ページ数では価格が同じな通信より少ないですが、紙質がとても良いです。
永久保存版にしてほしいという読売さんの気概を感じます。

通信のように時系列で写真を並べるのではなく、プログラムごとに分けています。
最初は、オトナル、次にオリジン、バラード一番、SEIMEI、3つのエキシビションナンバー、最後にオフショットです。
そして…最後の最後にやられます! 西川さんの広告。枕抱えた結弦くんの萌え写真に(笑)

オタ活できて、その上に寄付もできる。読売新聞さん、最高です(笑)



これ以外の、8月9月発売の羽生本。

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2020/08/16 11:35 | スケート書籍感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

織田くん「ゆづとはLINEでやりとり」 & 羽生写真集フィーバーを考えてみる

最新刊の「SPUR」の「織田信成の今月のスタオベ!」のテーマは「過去プロ巡りが止まらない」でした。いつもは1ページの連載なのですが、今月号は拡大版で2ページでした。


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コロナ渦の最中、織田さんはスケートの動画サーフィンをしてるそう。結弦くんと織田さんの共通点は、性格的に真面目なことと、どちらも根っからのスケオタということ。彼ら二人なら何時間でもスケートの話してそう。無良さんとはイヤホンマニアという共通点がありますよね。「結弦とはずっとイヤホンの話をしてる」と無良さん言ってなかったっけ(たぶん、この二人のイヤホン話についていけるスケート仲間がお互いしかいない)。

今回のその中に織田さんと結弦くんが連絡をとったというエピソードが。以下、抜粋します。

毎年恒例のアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」が開催中止になってしまったので、羽生結弦選手に「今年は会えなさそうだね」とLINEで伝えたら、「こういう時期なので仕方がないし、収束できるようにみんなで頑張りましょう」なんてやりとりも。

FaOI公式の出演スケーターのメッセージに織田さんがいなかったので、「もしかして、裁判中だからオファーがなかった?」と心配してたのです。織田さんだけでなく、日本人プロスケーターのメッセージが皆無だったので、大丈夫だろうとは思っていたけど、やはりね。でも、このLINEのやりとりの感じだと杞憂だったのでしょう。織田さん、来年はFaOIで結弦くんと再会できますように♪

あと結弦くんの演技を生で初めてみたときの話も。

羽生くんの演技を生で通して初めて見たのが「ジュニアグランプリファイナル2009」でしたが、SP「ミッションインポッシブル2」は思わず動画で見返したぐらい、うまい子がいると思ったんですよね。自分の目に狂いはなかったってことですね(笑)

4回転ループの難しさについても書いてくれてます。

ルッツとかフリップのようにスピードを出し、トゥ(爪先)をついて跳ぶジャンプよりも、ループのようにスケート靴の刃(ブレード)のエッジをつけたまま飛び上がるジャンプの方が難しいと感じる選手が多いのも事実。ループは4回転になると、思いきりスピードを出してグッとエッジに乗って跳び上がろうとするとそのまま力が抜けて転んでしまうことも多い。力加減や体の使い方がすごく難しいということを加味すると、次に改正があるならば、3回転ループの基礎点はそのままでも、4回転ループだけは点数を上げるという方向でもよいのかなと思います。

ルール変更見送りの前に書かれたものだと思います。この見送り、織田さんは何を思うでしょうか。


アンチが「羽生の写真集は売れてない」と戯言を叫んでいるらしいので、とりあえず反証します。
過去の売上を鑑みて、出版社が売れると踏んだから同時に3冊も写真集がでたのです。
なにせファースト写真集「YUZURU」が売上10万部を超え、今だにうれてますからね。

本が売れない、今シーズンの試合も不透明な中、結弦くんは出版業界の救世主ですよ。



スポニチさんと報知さんの写真集はたちまち重版になりました。
出版社にとっても重版はリスクを伴う。発売後たちまち重版が決まるということはすごいことなのです。

憧れの“重版出来”! 書籍出版から重版になるまでの過程とは
https://www.gentosha-book.com/column/column246/

そもそも重版とは、既に出版された書籍を同じ版で増刷することです。

書籍は出版のタイミングで、何部刷るか決められます。
その刷った部数をすべて売り切ってしまった場合や、在庫がなくなることが見込まれる売れ行きであるのに注文が続く場合に初めて、重版という選択肢が生まれます。

しかしこの重版、簡単に決まるわけではありません。
もし重版をしても書籍が売れなかった場合、多くの在庫を抱えることになってしまうからです。
書店から多くの注文が来て重版をしたとしても、売れ行きが悪く書店から返品されてしまうと、在庫を抱えるのは出版社なのです。
どの業界でも在庫は多く抱えたくはありませんよね。
そのため、重版の決定は非常に慎重に行われているのです。



スポニチ写真集入荷で、書店さんは喜びの舞。


報知写真集もたちまち売り切れ! 


この黄色いお友達まで完売なのね…。




<6月21日までの売上累計>

SEASON PHOTOBOOK
累計売上15,223部(6279+5164+1517+2263)

YUZU’LL BE BACK II
累計売上 12,875部(1083+11792)

羽生結弦 2019-2020
初動売上 12,202部



発売日が早かった分、田中さんが今のところリード。
でも、最終的には報知さんとスポニチさんに抜かれそう(笑)

過去にフィギュア誌を発行する出版社に対して、スケ連から「選手を平等に載せろ」という圧力があり、出版社が泣く泣く羽生成分を減らして本を出版、売上を落とすという気の毒なケースが多々ありました。出版社はボランティア団体ではありません。スケ連の圧力は人気のない選手に対してボランティアをやってやれと言ってるのと同じことなのです。




名古屋ですら羽生祭…。



さりげなく、中国シチズンが腕時計を販売してた。
この後、残り2個になったそうです。今頃はもう完売かな?
今や入手困難な直筆サイン入りポスターつきなら、安いのかも~(←金銭感覚崩壊)



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2020/06/28 11:45 | スケート書籍感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

ガヤゲ「なぜ日本の連盟は羽生を守らないのか」 ~田村明子氏著書より

田村さんの男子フィギュアに関する著書「翼を羽ばたかせて 世界のトップスケーター12人がつむぐ『氷上物語」」の感想です。気になる部分があったので、図書館で借りました。


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とりあげているのは海外男子6人と日本男子6人です。すべて現役。
海外男子:ネイサン、ジェイソン、エイモズ、リッツォ、キーガン、アリエフ
日本男子:羽生、高橋、宇野、島田、佐藤、鍵山


「翼をはばたかせて」というタイトルの意味を「はじめに」でこう書いています。


現在の日本のフィギュアスケート界には、羽生結弦選手という巨人がいます。
彼本人が成し遂げてきたことの素晴らしさももちろんですが、彼がこれまでの活動を通してこのスポーツにもたらした影響はどれほどのものなのか、一言ではとても言い尽くせません。多くのスケーターたちを取材していて、どの選手の口からも羽生選手の名前が出てこないことはなかった、と言って良いほどです。
現在のフィギュアスケート男子は、羽生選手という奇跡のような選手の翼によって、全体のレベルが引き上げられてきたのです。本書のタイトルには、そのような意味が込められています。



この「はじめに」の言葉から、各選手の「羽生結弦を語る」みたいな部分を期待しましたが、あまりなかった(笑) 一応、結弦くんに「表面上は」敬意は表してくれてるようですが。

読んだのは、海外スケーター全員と、結弦くん、島田くん、佐藤くん、鍵山くんの以上10名。
海外選手6人は田村さん自ら単独取材をしてます。

ぶっちゃけていうと、田村さんというライターは、フラットな立場で書いてるときはいいんです。でも、こと自分が思い入れのある選手となると、贔屓が露骨に表にですぎる傾向があります。たとえばネイサン。もう贔屓の引き倒し状態でした。ネイサンが好きなのね~というのだけはわかりました(笑) なんか、日本のメディアの「ネイサンはパーフェクトヒューマン!」連呼を思い出したわ。


オーリンズ・アリーナの会場は、ほとんど満席状態だった。
このスケートアメリカの客席が埋まったのは、ネイサン・チェンが出場していたためもあっただろう。ラスベガスからそう遠くない、ソルトレイクシティで生まれ育ったネイサンは、現在アメリカでもっとも人気があるフィギュアスケーターだ。
人気の秘密の一つには、彼が二足のわらしをはいているということもある。



アメリカでもっとも人気があるのに、なんであんなにスケアメでも全米でも投げ込みが少ないのか。アメリカスケ連のトーナメント方式のエキシビション人気対決で、なぜ2回戦で早々に敗退したのか(1回戦ですら無名のペアに僅差で勝った状態)。EX対決でアメリカチームの中で最後まで残ったのがジェイソン。アメリカでの投げ込みもジェイソンの方がはるかに多い。なによりアメリカのスターズオンアイスのあのガラガラが説明つかない。ラスベガスのスケアメの客入りの記述も、アリさんが言ってたのと全然違う。ちなみにアリさんはラスベガス在住。


「羽生結弦の健康と繁栄を願う」 ~アリ・ザカリャンインタビューより

私たちがいまいるラスベガスを例に取りましょう。スポーツと興行の街です。フィギュアスケートのスターにローラースケートで一回りしてもらうために、ラスベガス大通りのラスベガス・ストリップが何時間にもわたって封鎖されていたのを覚えています。現在、ラスベガスのメインスタジアムでは二度の世界王者やアメリカ王者が滑っていますが、観客席の状況見ると、控えめに言っても、もうちょっとでもよくできなかったものかと…。


アリさんは、ラスベガスのスケアメの客入りはよくなかったと言ってます。ネイサン贔屓のアリ氏が満席をガラガラと嘘つく理由もなく、田村さんがネイサン上げのために「ネイサンのおかげで満席」と脚色してるようにしかみえないのですが…。

あと、ネイサンの人気の理由は名門イェール大入学とスケートの両立のおかげ!という田村さん。「イェールと両立してるのに、シーズンランキングが低いのはおかしい!」とわけのわからないことを言っていたハーシュ氏と気があいそう(笑) 以下は、田村さんのネイサンマンセーの一部です。


「不可能を可能にしてきたネイサン」
「早口なのは頭の回転が並外れて速いから」
「大学生なのに、考え方はすでに成熟した大人」
「文武両道、あまりにも出きすぎのネイサン」
「スーパーマン並みのことをなし遂げてきたネイサン」



ディック・バトン氏はハーバード大学在学中に五輪二連覇したそうです。時代が違うとはいえ、文武両道のスーパーマンというのは、それくらいのことをしないと言えないでしょう。また、フィギュア界以外のスポーツ界で、アイビーリーグと競技生活を両立している選手は珍しくないかと思います。

また「僕の両親は、僕に人より上にいってほしいなんて願ったことはない」というネイサンの言葉にも疑問が…。ラファが止めたのに平昌五輪のSPで無理やりルッツを入れて自爆したのは、両親がルッツを入れることを命令したからで、ラファがブツブツ文句言ってましたが。

スケアメの最終日、ネイサンはIDを首からかけておらず、警備員に止められ中に入れてもらえなかったそう。アメリカで人気NO.1スケーターなのに、スケアメの警備員すら知らないネイサンって…。自分が無名なのを自覚してるネイサンに、「道を歩いていて、ファンに声をかけられたりしないの?」とか「大学のキャンパスでは生徒から声をかけられたりしないの?」とかしつこく聞く田村さん。そのたびに繰り返し否定してるネイサンが気の毒になりました。「聞いてやるなよ」と。「イェール大学ではユヅだって無名だし!」なんて言ったのは、田村さんがしつこすぎていい加減ウンザリしたからじゃないの…。 

私が日本男子2人の章をスルーしたのは理由があります。単純に興味がなかったのもあるけど、ネイサンでこれなら、その2人だとさらに気持ち悪くなるだろう(笑)と思ったから。ネイサン以上の主観入りまくり、フィルターがっつり、脚色ありまくりなのが想像できたからです。ネイサンの章も突っ込みまくりながら読んでいたので、これ以上疲れたくありませんでした。2人の章も一応トライしてみるかとパラパラと少し見たけど、やっぱり無理でした(笑)


さて…本当は読む気がなかったこの著書を手に取る気になったのは、とても気になる部分があったからです。結弦くんの章です。そこの部分を抜粋します。トリノファイナルでのことです。


だがSPとフリーとノーミスで滑りきったネイサン・チェンに追いつけず、2位に終わった。順位はともかくも、40ポイント以上の差がついた最終スコアには疑問の声もあった。
「40ポイント差なんて、あり得ない!」
そう私に語ったのは、フランスのスケート連盟会長・ディディエ・ガヤゲ氏である。トリノからの帰りの飛行機で、経由地のパリまで偶然、隣り合った。

「日本の連盟は、なぜISUに抗議しないんだ。自分のところの選手を守ろうという気がないのか。ぼくはミスター・イトー(伊東秀仁フィギュア委員長)にそう言ったんだ」
熱っぽくこう語ったガヤゲ氏。



こういうエピソードを書いてくれただけ評価しますが、田村さんは体制側の人なので、最終的にはジャッジを擁護していました。

他国からみたら、日本のスケ連の羽生結弦の扱いはさぞ不思議に映るでしょう。日本のスケ連は羽生結弦がどんな扱いをされようとも、絶対抗議などしない。守ろうとはしない。それは皆さんもご存じのとおり。

キムヨナ時代で時間が止まっているマ〇タが、紀平さんの移籍について「オーサーの政治力を期待してるんだろう」などと言ってるようですが、そんな期待するような政治力は今のオーサーにはありません。そんなのあったら、結弦くんやジュンファンがあんなひどい採点されるはずがない。ジェイソンが下げられないのは、オーサーじゃなくアメリカがついているからです。ただ、そんな日本のスケ連も紀平さんには政治力を使ってくれるでしょう。その分、オーサーはずっと楽でしょうね。


結弦くんの章は別として、海外スケーターの方が本人に単独取材してる分読み応えがありました。


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2020/06/18 11:35 | スケート書籍感想COMMENT(19)TRACKBACK(0)  TOP

5/18マガジン発売決定!、ジュエルズ人気表紙ベスト3&最新号プチ感想

マガジンの新刊が5月18日に発売されます!
今シーズン7冊目! 怪我なくいっぱい試合でたからだよね。
アマゾンにはまだ来てないようです。



私のベストは11号かなあ。


アイスジュエルズのバックナンバーの表紙一覧はこちら
http://www.kazi.co.jp/icejewels/backnumber/backnumb.html


ついでに最新号のプチ感想など。

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一番の目玉は唯一の「羽生結弦公認」雑誌であるからこそできる独占インタビューです。
世界選手権中止後のインタビューで、はっきりした日付はわかりませんが、リンク閉鎖(3/16)のことに触れているので、3月16日以降なのは確か。

四大陸の優勝のこと、バラード一番とSEIMEIのこと、今シーズンの成果と来シーズンの目標について…8ページほどがインタビューぺージになっています。来シーズンのプログラムや四回転アクセルについても触れています。ファンにとっては必読のインタです。全然衰えないスケートへの情熱が感じられてうれしくなりました。こういうとき試練慣れしてる人は強い。

全部で100ページほど。半分以上羽生成分です。地雷はゼロではないけど最小限です。

巻末の折込ピンナップも美しい。お春さんとホプレガの両面です。
あとは、海外コーチや振付師のインタが興味深かった。グレイ、リショー、バーケル、エテリ、鈴木さんとなかなか豪華なラインナップ。グレイコーチは、結弦くんの4Aにすごく興味を持ってるみたいです(笑)  伊藤さんの結弦くんの衣装エピソードもよかった。佐野さんのシーズン統括もありました。ルール解説コーナーは今号は「演技構成点」についてでしたが、読めば読むほど結弦くんの演技構成点の渋さが意味不明。全然ルール通りに運用できてないね。


ここのところ、アイスジュエルズのアマゾン在庫分がずっと品切れ中。
こういう事情からだと思います。マーケットプレイス分はあります。



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2020/04/23 15:50 | スケート書籍感想COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

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