我が家のテレビは地上波しか見れなかったのですが、とうとう有料テレビに入ることになりました。J-comの一番コンパクトなプランに加入、BSとCS(ドラマチャンネルのみ)が見れるようになります。地上波が壊滅的に面白くないし、海外ドラマやBSのスポーツ番組が見れるので、まあいいかと。前から考えてたとはいえ、この時期に入ったのは、やはりフィギュアシーズン開幕ってのが大きいです。
テレビ朝日の”Get Sports”で、10月14日、『フィギャアスケート連続企画#1 羽生結弦~17歳の決断』という特集を放送してました。関西での放送がなかったので、Youtube動画で観ました。
新天地カナダに渡って5ヶ月。進化の裏に何が・・・? 17歳の新たな挑戦を追った・・・という内容でした。
彼がカナダを新天地と選んだ理由は、四回転を2発決めて戦っていかなければ勝てない時代だと考えたこと。
それを教えられるのがオーサーコーチであり、新しい四回転ジャンプの習得に向けて、彼を師と選んだのです。
感覚だけで飛んでいた羽生くんに、オーサーコーチはジャンプのメカニズムから教えてくれたようですね。
フィギャアシーズン開幕で気分が盛り上がってきたので、積読だったこちらの本もようやく読めました。
A4の大判サイズで豊富な写真と読み応えのあるインタビュー記事や座談会と、充実した内容でした。
お目当ての羽生くんのページが16ページと思ったより多かったのも嬉しかったです。高橋選手も16ページ。
この二人の特集がページ数が一番多かった。羽生・田中・日野の高校生トリオの座談会も楽しかったですね。
さて、羽生くんのラッキーチャームであるプーさん。カナダにいくに当たって新調したそうです。
フィンランディア杯のキスクラで、羽生くんはオーサーコーチにプーさんを強引にもたせましたが、この記事でも、羽生くんは「絶対持たせますよ!」って言ってます。なるほど~、最初からそのつもりだったのか~。
どうやら、メジャーな大会でも、プーさんをもったオーサーコーチを見ることができそうですね(笑)
独占インタビュー記事は、TOP3(高橋大輔、羽生結弦、小塚崇彦)以外にも、織田信成、無良崇人、町田樹、宇野昌磨、田中刑事など5選手、さらに外国人ではチャンやアボット、リッポンなども取り上げられています。
高校の先輩後輩である、高橋・無良・町田、3選手の座談会もありと、盛り沢山でした。
目次の高橋選手の写真がすごいです! ショーの一場面だけど、あの写真を選んだ編集のセンスに脱帽(笑)
”Get Sports”での羽生くんのインタビューと、このファンブックの特集記事とを照らし合わせると、羽生くんの震災から世界選手権までの心情や、さらにはカナダでの生活の様子などが、一層よくわかる感じでした。
新しいコーチの話がでたのは、世界選手権が終わってすぐだったそうです。
オーサーコーチは、ジャンパーとしての羽生くんを高く評価しています。問題はスケーティングスキルだと。
なので、オーサーコーチについた最初の頃は、スケーティングの練習がとても多かったそうです。
羽生くんのスケーティングは、昨年より良くなってるように思います。17歳、吸収できることは多いでしょう。
元NHKアナの杉林昇氏が、羽生くんについて「将来はテレビで解説をしてほしい」とコメントしてました。
うん、羽生くんがスケーターとしてどれだけ才能があっても、もっとアホな子だったら(笑)、これだけ惹かれなかったかもしれない。年齢とは思えない心の強さ、礼儀正しさ、そしてクレバーさも彼の魅力なのでしょう。
Youtubeでの羽生くんの昨年の世界選手権のFSの再生回数は、今日の段階で86万回を超えています。高橋選手でさえ18万回ほどだというのに。今だにコメントがほぼ毎日のように寄せられてるのもすごいですね。
”He's beautiful because he's got the grace of a lady and the power of a man.”というコメントが寄せられてましたが、同意です。彼の演技には女性の優美さと男性の力強さ、性別を超越した美しさがありますね。
今年のプログラムも素敵です。もっと演技の完成度があがっていけば、昨年同様素晴らしいものになるでしょう。
19日からいよいよグランプリシリーズが始まります。まずはスケートアメリカ。日本からは、羽生くん、小塚選手、町田選手、今井選手が出場します。これから、毎週末はフィギュアスケートにくぎ付けになりそうです(笑)
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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ
2012/10/16 08:55 |
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