GPシリーズ2012 NHK杯★羽生結弦選手、見事に優勝!

フィギュアスケートのグランプリシリーズ、最終戦のNHK杯の結果がでました。
大会期間中に、宮城沖で震度4の地震があり、心配されましたが、無事終了して何よりでした。

男子シングルは、見事、高橋選手を抑えて、羽生くんが初優勝しました。ファンの一人として本当に嬉しいです。




羽生くんは SPで、アメリカ杯の自己の世界歴代最高をまた更新する95・32点を出し、首位に立ちました。2位の高橋選手とは8点近い点差があったものの、アメリカ杯のフリーで大きく崩れ、逆転を許した羽生くん。しかも、構成を変えて、フィンランディア杯やスケアメよりもさらに高得点を狙う鬼構成になっています。前半に2種類の4回転を入れ、後半に3Aのコンビネーションンを2種類。体力がもつのかとヒヤヒヤしました。




テレビの前で、祈るような気持ちで、FSを観戦していましたが、前回より成長した姿を見せてくれました。最後の方はスタミナのガス欠状態で、ラストのトリプル転倒、得意のスピンで尻もちをつくなどのミスが見られましたけれど、スケアメのような悲壮な表情ではなく、笑顔で演技を終えてくれたことがとても嬉しかったです。ミスはあったけれど、スケアメと違って、自分なりに手応えを感じた演技ではあったのだと思います。

NHK杯の結果は以下のとおり。

1.Yuzuru HANYU(JPN) : 251.44 <SP 95.32(1位)/165.71(1位)>
2.Daisuke TAKAHASHI(JPN) : 243.74 <SP 87.47(2位)/164.04(2位)>
3.Ross MINER(USA) : 229.95 <SP 73.41(4位)/161.96(3位)>


オーサー・コーチに師事してる兄弟子のフェルナンデス君が、フリーで調子を崩し、逆転されて4位に。表彰台に上がれなくて残念でした。でも、カナダ杯で優勝してるので、ファイナルには出場できます。

NHK杯が無事終了し、グランプリファイナルに出場する6選手が決定しました。

★ パトリック・チャン(CAN)  28P(カナダ杯:2位、ロシア杯:優勝)
★ 羽生結弦(JPN)  28P(アメリカ杯:2位、NHK杯:優勝)
★ 小塚崇彦(JPN)  28P(アメリカ杯:優勝、ロシア杯:2位)
★ 町田樹(JPN)   26P(アメリカ杯:3位、中国杯:優勝)
★ 高橋大輔(JPN)  26P(中国杯:2位、NHK杯:2位)
★ ハビエル・フェルナンデス(ESP)  24P(カナダ杯:優勝、NHK杯:4位)


出場選手6人中、日本人4人という快挙を成し遂げました。
男子シングルに関しては、日本はまさに戦国時代。12月の全日本選手権が恐ろしいことになりそうですね。

なお、今回の優勝で、世界ランキング3位から2位に上がりました。 

しかし、カッコ良いバージョンと乙女バージョンのこの落差はなんなの。
表彰式の写真、二人のナイトを従えたプリンセスみたいに見えました(笑)

NHK杯2012-1  NHK杯2012-2

NHK杯2012-3


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2012/11/25 13:15 | グランプリシリーズCOMMENT(1)TRACKBACK(1)  TOP

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