Sports Graphic Number 2013年 2/21号 感想

Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2013年 2/21号 [雑誌]Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2013年 2/21号 [雑誌]
(2013/02/07)
不明

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今日から始まる四大陸選手権に先がけて、フィギュア特集を組んだ「Sports Graphic Number」が昨日発売されました。表紙は羽生くんです! 「Number」でフィギュアスケート選手が表紙を飾るのは、女子選手では、過去に安藤選手や真央ちゃんがあったそうですが、男子では羽生くんが初めてだそうです。羽生くん、快挙ですね!

そういえば、「Sports Graphic Number 2012年 12/6号」でも羽生くん特集があったけれど、そのときもNHK杯の男子SPの前日に発売されてました。「Number」編集部、商売上手というか、狙いさだめてますねえ(笑)

フィギュア特集としてのオープニングページは見開き2ページで、羽生・高橋両選手の写真で飾られています。特集記事のボリュームは、高橋選手10ページ、羽生くん8ページ、真央ちゃん6ページ、安藤選手5ページの順で多かったです。外国人選手では、パトリック・チャンが3ページ、キムヨナが4ページ・・・といったところ。その他は、国の内外問わず今シーズン注目されてる選手がサラッと取り上げられてる感じでした。

企画として面白かったのは、伊藤みどりさんとマツコ・デラックスの対談。フィギュア界の昔懐かしい話がたくさんでてくるので、古くからのスケートファンには嬉しいのではないでしょうか。

さて、お目当ての羽生くんの特集記事ですが、まず、彼の18歳とは思えない観察眼、分析力に驚きました。ライバルとなるあらゆる選手を観察し、各選手の長所を的確にとらえて、吸収できるところはすべて吸収しようとする。世界最高得点をだしても浮かれることなく、高得点がでた理由と合わせて、負けた試合の敗因も冷静に分析して、自分に足りないところを補うために、練習方法を計画する。こういう自分を客観視できる能力って、なかなか17~18歳の少年にもてるものではないですよね。可愛い見かけによらず、中身は本当に”漢”ですねえ。

高橋選手も、チームメイトのハビも、羽生くんの存在が、モチベーションを高める刺激になり、自分のレベルアップに繋がってると認めていました。P・チャンのインタビュー記事でも、チャンはかなり羽生くんの得点を意識してる感じでした。年上のお兄さん達相手に、やっぱり、羽生くんはすごいティーンエイジャーだと思うわ(笑)

前の「Number」では、プライベートな写真が多かったのですが、今回は競技写真や練習中の写真ばかりでした。ノートルダム衣装の写真が多かったかな。でも、どの写真もなかなか良かったと思います。

明日発売の「ワールド・フィギュアスケート 57」も羽生くんの表紙です。全日本選手権がメインですね。

ワールド・フィギュアスケート 57ワールド・フィギュアスケート 57
(2013/02/09)
ワールド・フィギュアスケート

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「パリ散」でのフィニッシュのポーズ・・・カッコ良いですね! この号は全日本選手権特集だとはわかってたので、表紙は”真央・ゆづ”でくるか、ゆづ単独か、どちらかだと思ってましたが、ゆづ単独できましたか。今季は、男子の方がずっと盛り上がってますからね。おそらく、そのあたりが表紙にも表れてるのでしょう。

昨年の4月から発売された日本のフィギャア専門誌の表紙をザッと振り返ってみると、驚くことに、ほとんど男子なんですね・・・。(抜けがあったらごめんなさい) というか、ほとんど男子2人・・・というべきかな(笑) 

ワールド・フィギュアスケート 53 : 羽生結弦 (2012.4)
ワールド・フィギュアスケート 54 : 浅田真央 (2012.8)
ワールド・フィギュアスケート 55 : 羽生結弦・小塚崇彦・町田樹 (2012.11)
ワールド・フィギュアスケート 56 : 高橋大輔 (2012.12)
ワールド・フィギュアスケート 57 : 羽生結弦 (2013.2)
フィギュアスケート 2012-2013 シーズンガイド 最新選手名鑑 : 高橋大輔 (2012.10)
日本男子フィギュアスケートFan Book Cutting Edge 2012+Plus  : 羽生結弦・高橋大輔 (2012.7)
フィギュアスケートDays vol.15 : 羽生結弦 (2012.10)
フィギュアスケートファン(2013) : 羽生結弦・高橋大輔 (2012.12)
フィギュアスケートDays Plus Winter : 高橋大輔 (2012.12)
フィギュアスケート日本男子 Fan Book Cutting Edge 2013 : 羽生結弦・高橋大輔 (2012.12)


ライトファンには女子の方が人気があると思いますが、こういう専門誌を買うのはコアなファンでしょう。コアなスケートファンには、今は男子を表紙にした方がアピールするということでしょうか。

さて、今日の四大陸は男子ショートです。羽生くん、またまた最終滑走ですね。ううっ、心臓に悪いわ・・・。

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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2013/02/08 09:50 | スケート書籍感想COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

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