四大陸選手権2013 結果
大阪で開催された”四大陸選手権 2013”の競技会が、昨日閉幕しました。
女子は表彰台独占という快挙。競技会で2年ぶりに成功した真央ちゃんのトリプルアクセルに日本中が沸きましたね!
でも、開幕前は、表彰台独占の期待がかかっていたのは男子の方だったのに、本当に勝負の世界は蓋を開けてみないとわかりませんね。残念ながら、日本の男子は優勝を逃してしまいました。でも、そんな中、羽生くんは、日本男子の中で唯一表彰台にあがりました。SPの段階では1位。FSで逆転されての2位は悔しいでしょうけれど、それでも銀メダルを獲得したことで、羽生くんが開催国の面目は守ってくれたと思います。
男子シングルの順位は以下のとおり(3位まで)
1位 ケビン・レイノルズ(カナダ): 250.55 <SP 78.34(6位)/FS 172.21(1位)>
2位 羽生結弦(日本): 246.38 <SP 87.65(1位)/FS 158.73(3位)>
3位 閻涵(中国): 232.22 <SP 85.08(2位)/FS 150.14(5位)>
【フィギュア】羽生悔しい2位!宝刀4回転サルコー失敗!
オーサー・コーチによると、初優勝した昨年末の全日本選手権後に体調を崩し、年末年始は1週間ほど練習を休んだ。そこから回復し、今大会は3月の世界選手権に向けた最終チェックの場と位置づけていた。その世界選手権は、ソチ五輪でのメダルの行方を占う大会で、2連覇中のパトリック・チャン(カナダ)らに挑む。「自分が合わせているのは世界選手権。結果自体はいいと思ってるし、自信も失ってはいない。まぁ、許容範囲。完成形を目指して頑張りたい」。持ち前の切り替えの早さを口にし、前回初出場で銅メダル獲得の大舞台での雪辱を誓った。
もちろん優勝はしたかったでしょうけど、何よりも内容が不本意だったことが悔しいでしょうね。4Sは、練習では4Tよりも飛べてたらしいので尚更。ワールドではぜひリベンジしてほしいですね。
ツィッターでこんなツィートを見つけました。家庭画報編集長の秋山和輝さんの2月10日のつぶやきです。
家庭画報編集長 秋山和輝 @KG_akiama
ヨーロッパ選手権でチャンピオンになったフェルナンデス選手は四大陸選手権に出場する羽生選手のクワドサルコウへのサポートをしていたと。だから、サルコウの失敗と二位という結果にガッカリするだろうとオーサーコーチ。羽生選手はトロントでいい環境といいライバルに恵まれているんだなと痛感した。
ナンデス君は、羽生くんの4Sの練習をサポートしてくれてたんですね。ライバルなのに・・・!! ナンデス君は、ユーロ選手権で優勝した後のスペインのインタビューで、「羽生が優勝で、僕が2位でも嬉しいよ。僕が1位でないなら、他の誰よりも羽生に1位になってほしい。」みたいなことを言ってたそうです。
ナンデス君、本当にいい人ね・・・。私が羽生くんなら、こんなこと言われたら惚れてしまいそう(笑) 同種目のトップアスリート同士が、同じコーチの元で指導を受けるのは上手くいかないことが多いそうですが、コーチのトレーシーは、「ハビもユヅルもナイスガイだから上手くいってるのよ」と言ってました。カナダに行って本当によかったね。ナンデス君、私も、羽生くんが1位でないときは、あなたに1位になってほしいわ!(笑)
3月14日から始まる世界選手権まであと1ヶ月ですね。悔いのない調整ができるように祈っています!
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2013/02/11 09:45 | 四大陸選手権 | COMMENT(2) | TRACKBACK(0) TOP