グランプリファイナル2013◆羽生結弦選手の日本語翻訳付海外実況動画(ブリテッシュ・ユーロ版)

羽生くんのグランプリファイナル優勝に関するニュースやコラムの中で、印象に残ったものを紹介しておきます。
抜粋すると長くなるので、リンクにとどめておきます。内容については、リンク先に飛んでお読みください。

羽生「できることを一生懸命やっただけ」GPファイナル男子SPトップ3会見コメント
スポーツナビ(2013年12月5日 22:58)

ショートが終わった後の、トップ3選手の会見コメントです。羽生くん、今年のショートの目標は100点越えだったんですね。スピンの最後のぐらつきがなかったら、達成していたでしょう。惜しかったけれど、神様が「もう少し頑張れ」とハッパをかけているのかもしれません。100点越えの目標は、来年のソチで達成できますように。


羽生、ソチ五輪へ「本当に大きな一歩」 高得点でファイナル初V=トップ3会見
スポーツナビ(2013年12月6日 23:53)

フリーが終わった後の、トップ3選手の会見コメントです。

(仙台からカナダに)拠点を移す、コーチを替えるというのは自分にとってものすごく大きな変化だったんです。自分にとって言葉の壁は大きかった。ただ今年は、コーチとのスタートラインが全然違っていたので、ものすごくナチュラルに成長していくことができた。それはスケーティングであったり、体力であったり、そういう自分の弱点だったところを、オーサー、(コーチの)トレーシー・ウィルソン、(振付担当の)デビッド・ウィルソンが本当に分かってくれていて、みんなでしっかり頑張れたんです」(羽生選手談)

選手がコーチを変える効果は、2年目からでてくると言われます。1年目はまだお互いをよく知らない。信頼関係も築けていない。ましてや、羽生くんの場合は言葉の壁もある。いろんな苦労があった1年目も、素晴らしい結果を残していた羽生くんでしたが、カナダに行った本当の成果が現れるのは、今シーズンなのかもしれません。


羽生結弦を高みに導いた2人のカナダ人 GPファイナル初制覇でソチ五輪へ前進
スポーツナビ(2013年12月7日 11:08)

羽生くんを高みに導いた2人のカナダ人・・・オーサーとチャンの名前があがっています。
羽生くんは、これまでも、フェルナンデス選手など、他の選手の優れたところを貪欲に吸収して、自分の血肉にしてきましたが、チャンとの3連戦も、羽生くんの成長の大きな糧になったようです。反対に、今回の2位は、チャンにとっても良い刺激になったでしょう。常勝に慣れ、チャンにも多少気の緩みがあったかもしれない。ショートの記録を破られたこともですが、羽生くんのフリーの技術点100点越えは、チャンにとってもショックだったと思います。ソチではジャンプ構成を変えてくる・・・かな? 最後にダブルアクセルなんて飛んでる場合じゃないし!(笑)


元フィギュアスケーターの中庭健介さんも、興味深い記事を書いておられるので、リンクしておきます。

世界王者チャンを超えたプリンス羽生結弦 (アスリートジャーナル 2013.12.6)

プリンス羽生結弦がその先に見るもの (アスリートジャーナル 2013.12.6)

私がすごいと感じたのは、直前の6分間滑走だ。フリーで羽生選手は2種類の4回転ジャンプがある。トリプルアクセルがあって、トリプルジャンプ全種類入っている選手が、残り1分で余裕をもってスケーティングの練習をしていた。
普通の選手は6分間でギリギリ終わるか終らないかぐらいの内容である。それを5分間で全部終えて、残り1分は余裕をもってスケーティングの確認まで出来る。羽生選手のジャンプに対する絶対的な自信が、かなり高いレベルまできていることを感じた。
4回転ジャンプを含めて、これだけ色々難しいジャンプを当たり前に出来ている選手は過去にいなかったのではと思う。失敗の想像が出来ないくらいだ。それくらいまで4回転トゥーループジャンプまでの技術が体に染み込んでいる。だからこそおそらく、しっかり芸術点を伸ばす練習を積んでこれたのではないかと思う。それが発揮出来た素晴らしい演技だった。


羽生くんの技術力のすごさをちゃんと書いてくれてるのが嬉しいですね。日本のテレビ解説は、羽生くんがどれだけ異次元なことしてるか、あまり触れてくれません。まだ海外の解説者の方が伝えてくれてるくらいです。

ということで・・・海外解説の動画を貼っておきます。youtubeから。ブリティッシュ・ユーロ日本語翻訳付です。

  

  


あともうひとつ、表彰式の動画です。とってもなごやかな雰囲気で、よかったですね。

      


GPS2013 free hanyu

フリーが終わって、最後観客席に向かって跪いてあいさつした羽生くん。本物のプリンスのよう(笑)

     
     zuzuru hanyu 19 birthday

テレビ朝日 フィギュアスケートさんのフェイスブックから

昨日見事に金メダルを獲得した羽生結弦選手。今日が19歳の誕生日です!ケーキには「誕生日おめでとう」「祝!世界一」「祝!SP世界最高得点」と3つのお祝いコメントが!まさに記録づくしで迎える誕生日です。ちなみに羽生選手が言われて一番嬉しかった言葉、皆さんはどれだと思いますか?

さて、どれだったんでしょう?(笑) 最高の誕生日でしたね! これからも毎年笑顔で迎えられますように!


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2013/12/08 15:30 | グランプリファイナルCOMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

羽生結弦選手、グランプリファイナル初優勝おめでとう!!

もうみなさんご存じのことと思いますが、羽生結弦選手が、グランプリファイナルで見事優勝いたしました!

羽生くん、ショートプログラム、世界最高得点更新、おめでとう!!

グランプリファイナル初優勝、おめでとう!!

そして、今日12月7日、19歳の誕生日、おめでとう!!


大事なソチシーズン。日本人選手にとっては、五輪代表選考も兼ねた特別なグランプリファイナルでした。
グランプリシリーズで2度対戦し、チャンに2敗していた羽生くん。3戦3敗は避けたかったでしょう。
でも、遂に、チャンを捕らえましたね! 今後の国際評価という点を考えても、大きな一勝だったと思います。
正直、チャンと2戦あたるグランプリシリーズは、羽生くんにとって、かなり過酷なアサインでした。
もちろん、2位&2位でもファイナルには出れますが、反対に、チャン以外には負けれないということを意味しています。けれども、チャンと2回戦った経験は、羽生くんをさらに大きく成長させていたんですね。
逆境になればなるほど強くなる。輝きを増す・・・彼の成長を見守っていけることに本当に幸せを感じます。
フリーを戦った12月6日は、18歳最後の日。そして、今日、12月7日は19歳の誕生日・・・グランプリファイナルの金メダルは、自分への何よりのプレゼントになりました。

では、グランプリファイナルの結果をあげておきます。

1位:羽生結弦(日本)293.25 (SP/99.84, FS/193.41)
2位:パトリック・チャン(カナダ)280.08 (SP/87.47, FS/192.61)
3位:織田信成(日本)255.96 (SP/80.94, FS/175.02)
4位:町田樹(日本)236.03 (SP/65.66, FS/170.37)
5位:マキシム・コフトン(ロシア)233.24 (SP/68.92, FS/164.32)
6位:ハン・ヤン(中国)232.55 (SP/77.75, FS/154.80)



【フィギュア】羽生、フリーでも自己ベスト!GPファイナル初優勝 (スポーツ報知、2013.12.6) 

◆フィギュアスケート GPファイナル第2日(6日・マリンメッセ福岡) 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)で世界歴代最高の99・84点をマークした羽生結弦(18)=ANA=がフリーでも自己ベストの193・41点をマークし、合計293・25点で初優勝した。自己ベストを28・96点も更新し、パトパトリック・チャン(22)=カナダ=の世界歴代最高に2・02点と迫った。
日本男子のファイナル制覇は昨季の高橋大輔(27)=関大大学院=に続いて2人目。羽生はソチ冬季五輪の代表入りに大きく前進した。
世界選手権3連覇中のチャンが280・08点で2位。SP3位の織田信成(26)=関大大学院=は255・96点で3位に入った。SP6位と出遅れた町田樹(23)=関大=は236・03点で4位と巻き返した。
ファイナルにはGPシリーズ6戦の上位6人が出場。女子SPトップの浅田真央(23)=中京大=は7日のフリーで2連覇を狙う。

羽生結弦「(チャンを破っての初優勝は)ちょっと実感がない。GPで(4回転)サルコーを決められず残念だったが、福岡で一番いい演技ができた。これをきっかけに、もっともっと強くなれるように頑張る」

◆羽生 結弦(はにゅう・ゆづる)10年世界ジュニア選手権王者。11年ロシア杯でGP初優勝を果たし、初出場の12年世界選手権で銅メダル。昨季はGPファイナル2位、全日本選手権初優勝。カナダのトロントに練習拠点を置き、金妍児(韓国)をバンクーバー冬季五輪女王に導いたブライアン・オーサー氏に師事する。宮城・東北高出、早大1年、ANA。171センチ、56キロ。仙台市出身。7日の誕生日で19歳。



SPのリザルト → http://www.isuresults.com/results/gpf1314/SEG001.HTM
SPのプロトコル → http://www.isuresults.com/results/gpf1314/gpf1314_Men_SP_Scores.pdf

FSのリザルト → http://www.isuresults.com/results/gpf1314/SEG002.HTM
FSのプロトコル → http://www.isuresults.com/results/gpf1314/gpf1314_Men_FS_Scores.pdf

ショートの4回転の加点がやばいくらいついてます。最後のスピン、惜しかったですね。でも、世界最高点更新も納得の演技でした。点数が出る前に、オーサーの方がソワソワしてるのが笑えました。そして、点数がでたときの、オーサーのあのリアクション!! いや、日本での好感度がどんどんUPしてるよ、オーサー(笑)

フリーの技術点、102.03と遂に三桁に乗りました。ミスといえば、冒頭のクワドサルコウの転倒。レベルの取りこぼしとしては、最後のスピン。いつもはレベル4のスピンがよろけたために、レベル1になっています。最後は、かなり足にきてたようですね。この日のフリー、久々に『限界まで出し尽くした』感がありました。
見た目ノーミスに近かったチャンと技術点に5点近い差があるのは、点数が1.1倍になる後半にジャンプの固め打ちしていることが大きいでしょう。特に、トリプルアクセルのコンビネーションは、サルコウを失敗しても十分にカバーできる大きな得点源になっています。また、羽生くんは アクセル含めて3回転を8回。チャンは6回。4回転サルコウについては、回りきって基礎点はとっているので、転倒はしたものの、ダメージは最小限でした。もし、完全なノーミスだったら、技術点、あと6~7点くらいの加算は期待できるのではないでしょうか。
そして、演技構成点。地元の場合は、多少高めにでることを考慮しても、90点越えのPCSは素晴らしい。

あと、2週間ほどで全日本選手権ですね。カナダにいったん帰るのか、このまま日本で調整するのか。
今回のグランプリファイナルの優勝で、ソチ代表はほぼ内定かな?という感じはします。
でも、そうはいっても、羽生くんは、ディフェンディングチャンピオンとしての連覇を狙ってることでしょう。
昨年は、高橋選手との新旧エース争いに巻き込まれ(?)、今年は世界王者チャンとの3連戦で、元々強いメンタルはますます鍛えられたでしょうが、彼も人間。心身の疲れはかなりたまってきてると思います。
とにかく、何よりも体調万全に。全日本選手権に向けて、さらによい練習ができることを祈っています。

GPF2013 表彰式

やっぱり、表彰台の真ん中に立つ羽生くんの笑顔が、最高です 

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2013/12/07 13:25 | グランプリファイナルCOMMENT(11)TRACKBACK(0)  TOP

2013年11月の読書メーター

左の腰のあたりに湿疹ができて、ヒリヒリするので、皮膚科にいったら、”帯状疱疹”だと診断されました。
子供の頃にかかった”水疱瘡”のウィルスって、治っても身体から消滅するわけじゃないんですね。
体調が悪いとか、疲れていて、免疫力が低下すると、ウィルスが復活して”帯状疱疹”という形で現れるみたいです。あの水疱瘡のウィルスが、長~い間秘かに潜伏していて、活躍(?)のときを待っていたなんて!! 
基本、人にはうつらないし、一度なると免疫ができて再発はほぼしないようですが・・・人の体って不思議。
薬を飲み始めて5日ですが、だいぶ改善してきました。でも、抗ウィルス剤ってけっこう高いのね・・・(涙)

前置きが長くなりました。11月の読書メーターをUPします。

小説3冊、漫画4冊、アンソロジー1冊、同人誌4冊、小冊子3冊、企画本1冊。

このうち、アマゾンには登録されていない、オリジナル登録本は8冊。

<小冊子>
秋のリンクスフェア2013年書き下ろし小冊子
ディアプラスコミックス 創刊15周年記念 描き下ろしプチコミックス ハニー
ディアプラスコミックス 創刊15周年記念 描き下ろしプチコミックス シュガー
<同人誌>
One Day(宮緒葵)
恋する食卓 三月・蕗のとう慕情(樋口美沙緒)
恋する食卓 四月・菜の花恋情(樋口美沙緒)
秋雨前線(一穂ミチ)
<企画本>
Dear+ & Cheri+ 2013 LOVERS+


小説が3冊!というのに、自分ながら愕然としてしまいました。積読が減らないわけだわ・・・(笑)


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2013/12/04 08:55 | 読書メーターCOMMENT(1)TRACKBACK(0)  TOP

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