ロシア記事とCBCインタ ~GPF2013を終えて

グランプリファイナル初優勝祝賀ゆづ祭り・・・今日の4回目がラストです。
あとは、今月の全日本の結果次第では、また盛大に祭りになるかもしれませんが(笑)

結弦くん、EXで4T3A3A、やってきました! ファンタジー・オン・アイスでも、4T3A3A3A1Aやってたので、羽生くんの場合、驚くことではないのですが、初めて観たお客さんは度胆を抜かれたと思います。

GPF優勝決定後、羽生くんがカナダのCBCのインタビューに答えてます。




羽生くんが英語で答えている珍しい映像です。昨年の今頃は、問われていることもわからないくらいだったことを思うと、英語力もUPしましたね。オーサーはじめ、コーチングスタッフとのコミュニケーションも、かなりスムーズにとれるようになったでしょう。これも、羽生くんにとっては、大きい力になってると思います。

さて、羽生くんは、日本より海外での評価が高いといつも感じるのですが、こんなブログ記事がありました。

フィギュア大国ロシア、羽生結弦を大絶賛! クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ) 2013.12.9

ロシアのスポーツ紙「ソビエツキー・スポルト」は、こう報じています。

大会前、誰が羽生をそこまで評価していただろうか? 彼が3年連続世界王者のパトリック・チャンの牙城を崩すなどと、誰が予想しただろうか? だが、その才能を早くから見抜いていた人物が一人だけいる。エフゲニー・プルシェンコである。
プルシェンコは昨年から、自分の「ライバル」として羽生の名前をあげていた。11月にリガの国際大会に出場した際も、彼について言及している。あのパトリック・チャンについては「僕にとって怖い存在じゃない」と言い切っていたというのに。


スイスのステファン・ランビエールやイタリアのカロリーナ・コストナーら多くの世界チャンピオンを育てたロシア人コーチ、アレクセイ・ミーシンも羽生選手を絶賛しています。

移動の合間の短い電話取材だったが、ミーシンも羽生の名前を口にした。彼はGPファイナルの羽生の演技に舌を巻いていた。「ハニュウはすごい選手だよ!」

スケートスタイルが、カナダよりむしろロシアに近いせいか、ロシアでの羽生くんの評価は特に高いですね。
ゆづファンの間では有名なロシアの羽生くんのファンブログ、彼のジュニア時代からありますからね。
真央ちゃんの振付師・タラソワも、羽生くんのGPF優勝を受けて、こんな賞賛のコメントをだしています。

ジャンプのミスも勝利を妨げなかった。4回転の後、完璧にプログラムをこなした。羽生は大人になったわね。これは見て明らか。彼がモスクワに来たのは1度ではない。課題はあったの。彼がここまで来るのに15年かかったのよ。覚えているかしら、モスクワで世界大会があり、羽生が出場したときのことを。一目見て才能豊かな選手であることがわかったわ。日本人は静かに待った。誰も彼を怒らず、追い詰めなかった。誰もが新星が生まれることを理解した。彼の成長は興味深いわ。サルコーとトゥループの2種類の4回転ジャンプがある。これをこなせる選手は少ない。パトリック・チャンは素晴らしかった。彼ができることを挑んだと思うわ。

ただし、「ソビエツキー・スポルト」の記者は、羽生くんの中性的な容姿や衣装には「意義あり」のようです。

残念なことに、羽生選手は女子のような衣装を着させられている。レースとスパンコールたっぷりのブラウスに、長めの髪。これでは女子のように見えて混乱する。

わかってないなあ(笑) 女子のような衣装を「着させられている」んじゃないの。彼はああいう衣装を好きで来てるの! ジョニーも衣装デザインに「ユヅルの意見をかなりとりいれた」と言ってたんだよ~。

羽生くんは、ヒラヒラ・キラキラが好きなのよ。パリ散の衣装は、彼としては地味だったけど、今年は少し派手な色にチェンジしてるでしょ? 『Story』だって、ヒラヒラ衣装ですよ。FOIのときはヒラヒラだけだったけど、それでは物足りなかったのか、ファイナルでは、キラキラの刺繍をプラスしてましたよね。

ブログ主様は、こんな風に締めくくっておられます。

「男らしい演技」を良しとしてきたロシアでは、羽生選手の二次元キャラに戸惑いを感じるのかもしれません。たしかに彼は、これまでの「氷上の貴公子」とはまったく別のタイプの魅力を備えています。華奢な体型、表情、しぐさ、どれをとっても漫画の世界から抜け出たような羽生選手は、現代日本が生んだ新しい「王子様」そのものという気がします。実際、ロシアのアニメファンは、羽生選手がどの作品の登場人物に似ているかをめぐって、ネット上で熱い議論を交わしていたりします。

はい、羽生くんは、フィギュアスケート界に舞い降りた、完璧な二次元キャラだと思います。彼は、テレビの画面上でも、その華は十分伝わってきますけれど、生でみるともっとすごい。「細い、顔ちっちゃい、足長い、オーラ出まくり・・・なんなの、この生き物は・・・!」という感想しかでてこない。女子スケーターよりか細い。なのに、4T3A3A3A1Aなんて、サラッと飛んじゃう。そのふり幅も彼の大きな魅力なのだと思います。

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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

タグ : 2013-2014_season

2013/12/11 11:20 | グランプリファイナルCOMMENT(11)TRACKBACK(0)  TOP

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