五輪特需で、フィギュアスケート誌の刊行ラッシュが続いています。特に男子シングル本の勢いがすげーです。
スケート誌は、1900円程度の価格が一番多いんですね。けっこう値が張るわりに、お目当ての選手のページは10ページ程度。そんな中・・・ゆづ成分がいっぱいで、しかも千円以下!という、とってもコスパのよいスケート誌が、最近2冊発売されました。ゆづファンにはかなりおすすめなので、紹介しておきます。
この「KISS & CRY」は、昨年も発売されました。第二弾です。第一弾の感想は
こちら第一弾に引き続き、ほぼ「ゆづ&大輔」二人誌の様相を呈しています。表紙はゆづ、裏表紙は高橋選手。
昨年と逆ですね。内容は、ゆづページが24ページ、高橋選手が22ページ、町田選手6ページ、Pチャン2ページ・・・の配分。あと、本田さんの五輪展望が4ページほどありました。
第一弾もそうでしたが、このキスクラは記事内容はたいしたことありません(笑) 写真集と考えた方がいい。
とはいえ、この内容で千円を割る価格は嬉しい限り。ゆづ OR 高橋選手、どちらかのファンならコスパ的に買って損はないと思います。反対に・・・2人のファン以外にはあまりお勧めできませんが(笑)
あまり聞いたことのない出版社ですが、スケート誌の出版は初めてじゃないでしょうか。五輪特需と最近の羽生フィーバーに乗っかっちゃえ!・・・って感じマンマンですね。そのせいか、正統派(?)のスケート専門誌では考えられないユニークな選手へのアプローチが目につきます。
まず、男子応援ブックといいながら、ゆづ41ページ、高橋選手11ページ、町田選手9ページという偏った配分。
「KISS & CRY」以上です。高橋選手を羽生くんのオマケ扱いするような編集は、普通のスケート誌にはなかなかしにくいでしょうが、五輪の盛り上がりにのって、単発売り逃げするつもりの出版社だからできる技かと(笑)
とはいえ・・・これで780円という価格は、ゆづファンには感動ものでございます。わずか数ページのために1900円近く払ってる身にはこのコスパの良さは本当にありがたい・・・が!! コアなファンの私でも、ドン引きしてしまうわけのわからんキャプションはなんとかして・・・(笑)
高く美しく躍動する新世代エース 美しき蒼い炎 氷上に咲く一輪の花 豊かな感情表現にウットリ
リボンとフリルがジョニ子っぽい❤ しなやかで美しい肉体 ロミオ様、現る 華麗にセクシーに舞う美しいだ、華麗だとしつこいほどいってます。興味は容姿だけ? それに、ジョニ子って、あんた・・・(笑)
そして極めつきは・・・
男らしいゆづに恋しよう ”ゆづ”呼びしてるスケート誌、初めてみましたよ。編集さん、単なるファンかよ(笑) アスリートをこれだけ露骨にアイドル目線で扱うってある意味すごい。でもまあ、写真はいいです。ジュニア時代の写真とかもありますしね。
記事内容は正直つまらないです。新規のファンならともかく、コアなファンなら知ってることばかり。自分で取材してるわけじゃなくて、これまでの資料をかき集めて纏めました!って感じ。それもミーハー視線で。
とはいえ、写真だけでも買う価値はあるかと思いますよ。恥ずかしいキャプションの数々は我慢しましょう(笑)
発売以来数日たちましたが、アマゾンのスポーツ書籍部門で、ほぼ一位をキープしてるので、売れてはいるのだと思います。出版社の狙いは当たったようですね。やっぱり五輪効果ってすごいんだなあ・・・。
あと1冊おまけです。これはスケート誌ではありません。家庭画報の付録とおまけ目当てで購入しました。
通常版には今シーズンのフィギュアスケートのプログラムで使われた曲を12曲集めたCDが付録についてます。
さらに、特装限定版には、プラス羽生くんと高橋選手のポスターとポストカードがついていました。
この本の感想については畳みます。興味のある方は続きをどうぞ♪
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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ
2014/02/10 08:20 |
2013-2014 season
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