羽生結弦選手についての萌え語り Part.26 ~最近の気になる情報まとめ その2~

「最近の気になる情報まとめ」その2にいきます。

まず、オーサーのインタビュー記事から → Orser coming home to Autumn Classic

この記事を翻訳してくださったブロガーさんがいました。cocoさんです。cocoさんのブログはこちら
cocoさんの翻訳から、オーサーが結弦くんについて語っている部分のみ、抜粋させていただきます。
cocoさん、素晴らしい翻訳、ありがとうございます。

オーサーによると、彼は新しいプログラムをふたつ作っており、あれほど美しいものは、これまでの人生で見たことがないという。(言っておくが、彼はかなり多くのプログラムを目にしてきている)

羽生は腰痛で今シーズン序盤は休養をとっている。1週間前のフィンランディア杯を欠場したのだ。オーサーによると、どちらかというと、予防措置だという。「安全策だよ。あまり焦りたくないからね。ここぞというときに最高のコンディションでいられるようにしたいんだ」

羽生はこの夏、オリンピック・チャンピオンとして多くの責務を果たしてきた。もう少し休養が必要だったと、オーサーは考えている。彼はすべてを引き受け、多くのアイスショーに出演した。しかも、日本でのアイスショーでは、無茶でクレイジーなコンビネーション・ジャンプもやってのけた。「日本のアイスショーでは、スケーターたちがみんな、順番に出ていって、技を見せ合うんだよ」とオーサー。

そして、羽生は挑戦に尻込みするタイプではない。「彼はほんとうに意欲にあふれていて、熱心で、その熱意を瓶に詰めてとっておきたいくらいだ」とオーサー。

この夏、羽生はトロントに2、3週間しか滞在できなかったが、いまは3週間前からトロントで練習している。今回初めて、シェイ=リーン・ボーンが羽生の振り付けを担当した。フリープログラムだ。曲目は『オペラ座の怪人』で、その曲なら多くのスケーターがさんざん滑ってきたじゃないかと思うかもしれないが、しかし、それはボーンの振り付けではない。

5月にオーサーがこのプログラムの骨格を初めて見たとき、鳥肌は立たなかったそうだ。しかし、約ひと月前、羽生がボーンとふたたび合流し、集中して取り組んだとき、そこで生み出されたものに驚いたという。「信じられないほどすばらしかった。シェイ=リーン・ボーンのすべてが注ぎ込まれたプログラムに仕上がっていた」

羽生は遠慮がちで、新しく組む相手にはなかなか打ち解けないという。しかし、あるとき、羽生はボーンを信頼し、気を許すようになった。それが功を奏したのだ。

ショート・プログラムは、ジェフリー・バトルが振り付けを担当し、曲目はショパンのバラード1番を選んだ。バトルはその曲をオーサーに送り、オーサーはそれを気に入った。「いいね。だが、羽生を説得する必要がある」とオーサーはバトルに言った。

しかし、羽生もその曲が気に入った。このプログラムも、いかにもバトルらしい振り付けだ。冒頭の14秒間、羽生は目を閉じたまま、たたずんでいる。やがて彼の目が開くと、「始まりだ」とオーサーは言う。

中国杯とNHK杯では、羽生マジックに注目だ。ナムと羽生はともに中国杯に出場する。この秋は、カナダでオーサーの姿を見かけることは少ないかもしれない。グランプリシリーズ6大会のうち、5大会に同行の予定なのだから。



選手としても、プロスケーターとしても、コーチとしても・・・常に一流の道を歩んできたオーサーをして、「あれほど美しいものは、これまでの人生で見たことがない」と言わしめるプログラムとはどんなものなのでしょう。多少の親バカ(笑)が入ってるのを差し引いても、これほど最上級の賛辞の言葉を、オーサーが口にしたのを目にしたことはありません。

信じられないほどすばらしかった。シェイ=リーン・ボーンのすべてが注ぎ込まれたプログラムに仕上がっていた」・・・ボーンとの初めてのタッグで、少々不安があったのですが、どうやら、ボーンは素晴らしい作品を作ってくれたようです。テレビ報道で、断片的に流れていた映像をみるだけでも、完成されたあかつきには、ロミジュリをしのぐ、結弦くんの代表作になりそうな風格を漂わせていましたが、このオーサーの言葉で、さらに期待が膨らんできました。

フィンランディア杯欠場の原因となった腰痛についても、「予防措置」「安全策だよ。あまり焦りたくないからね。ここぞというときに最高のコンディションでいられるようにしたいんだ」 とのことなので、ホッとひと安心。中国杯で元気な姿をみせてほしいものです。上海の空気が結弦くんの喘息に影響しないか心配ではありますが、来年のワールドが上海ということを考えれば、一度経験しておいた方が対策をたてやすい・・・と前向きに考えよう(笑)


さて、もうすぐ結弦くんのファースト写真集「YUZURU」が発売されますね。それの宣伝でしょう、集英社の読書情報誌「青春と読書 2014年11月号」に「YUZURU」が取り上げられていました。センターカラー(オールカラーです!)8ページの特集で、集英社の期待のほどがわかりますね(笑)  「青春と読書」は、ジュンク堂など大型書店で無料配布しています。私はジュンク堂大阪本店で入手しました。レジカウンター横に積んでいます。他の地域はわかりませんが、大阪では、昨日(21日)入荷していました。

青春と読書1  青春と読書2


「YUZURU」は、2007年から2014年ソチ五輪後までの、7年間の成長の軌跡が収められています。
発売にあたって、その写真の一部と、スポーツライターの折山淑美さんの寄稿とで構成されていました。

寄稿のタイトルは「羽生結弦の疾走 金メダルへの道、金メダリストの決意

結弦くんの飛躍のきっかけは、グランプリファイナルだったわけですが、実はその前のフランス杯が、結弦くんに、「チャン打倒」の大きなヒントを与えたのです。フリーで4回転を2本失敗したにも関わらず、思った以上に点差が開かなかった原因を分析、チャンとの点数差を計算して、自分がどうすればチャンに追いつけるのかを考えたそうです。特に、フランス杯のチャンは完璧でしたから、研究の土台には最適だったでしょう。反対に、チャンは早々に完璧な演技をしてしまったため、それを維持しようとする意識がマイナスに働いてしまったようです。

そう、フランス杯でチャンがあまりにもパーフェクトな演技をしたために、かえって結弦くんにはっきりした目標値を与えてしまったのですね・・・。しかも、ほら、結弦くんって、氷上の計算機だし(笑) 今年のワールドでSPの四回転失敗したときも、残りの要素の点数を計算しながら滑っていたとか言われていますよね・・・。う~ん、リンクメイトのハビくんに、結弦くんの計算能力の半分でもあれば・・・いや、それはあえていうまい(笑)

掲載された写真の一部もとっても素敵でした。24日発売の写真集、本当に楽しみです♪

「最近の気になる情報まとめ」は、もう少し続きます。残りは「その3」で。


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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2014/10/22 12:15 | 2014-2015 seasonCOMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

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