羽生結弦選手 GPF2014を終えて ~FS海外実況動画まとめ その2~

結弦くんの、フリーの海外実況動画のまとめ、その2です。
ロシア、イタリアのオカン実況、イタリアのオトン実況、そして地元のスペイン、いきます♪

まず、ロシア語実況。ロシアは、いつも一人で実況・解説されてますね。

    

3A-3Tの後、「私たちは今、とてつもないものを目撃しています」と、驚きの言葉。
わりとテンション低めな解説をするロシアとしては、これは最大級の賛辞ではないかと思います。


今回、イタリア解説は、男二人のオトン実況と、お馴染みアリアンナさんのオカン実況がありました。
まず、とってもユーモラスなオトン実況から。実況はマッシミリアーノさん、解説はアンジェロさん。

    

私たちは、本当に、競技の歴史の新たな1ページに立ち会った
ハニュー惑星へようこそ! 住人はただ一人、彼だけだ!
氷上にスケーターがいて、別にハニューが存在する」  「そのとおり、別次元なんだ
「氷上にスケータがいて、別にハニューが存在する」とは、CBCのキャロルさんも同じようなことを言ってましたね。「別次元」だと。キャロルさんは「マシーン」認定でしたが、ここでは「宇宙人」認定されました(笑)


そして、お馴染み、イタリアの結弦くんのママン解説です。フランカさん不在で、アリアンナさんだけですが。

    

頑張って、ユヅル!」と応援モードでスタート(笑) でも、アリアンナさんが、演技中は静かでした。
息を飲んで見守ってる感じでした。心配だったんでしょう。そして、男性解説者の興奮ぶりもすごかった。
僕は彼のことを、別の太陽系からやってきたスケーターと紹介したかったよ」 → ここでも宇宙人認定
ただただ唖然とさせられるスケーター。本当に衝撃的だ

今年のワールドのEXの旧ロミジュリの実況で、「彼のジャンプはけた外れ。まるでネコのよう。でも、芸術面でまだ出来ることがたくさんあると思うの。成長して、成熟して、それができるようになれば、歴史に名を残すスケーターになるはずよ」とフランカさんがおっしゃってました。結弦くん自身も、雑誌のインタで、「旧ロミジュリのようなプログラムは得意。だけど、新ロミジュリのような、しっとり系のプログラムになると、雑なところがめだってしまう」と、自分の欠点をあげていました。しかし、この「オペラ座」・・・スローパートの表現面での成長を、アリアンナさんもジャッジの岡部さんも誉めています。「オペラ座」のスローパートの柔らかいスケーティングの美しさには、目を見張るものがあります。上半身の使い方も本当にうまくなりましたね。


最後に、ハビくんとリンクメイトだからか、いつも結弦くんに好意的なスペイン解説です。

  

このファイナルは、羽生結弦がいなくても、素晴らしい大会になったと思いますが、羽生がいたからこそ、別格なものになりました」・・・一応、結弦くんがハビくんの優勝を阻んだ(笑)形になるのですが、そういうの関係なく、とっても温かい解説でした。また、解説だけでなく、会場は満員、スケーターに対しての声援も温かく、スペインの観客も素晴らしかったですね。


中国杯・NHK杯からの劇的な復活劇&宇宙人的演技で、各国の解説者の心を鷲掴みにした感じがします。
そして、現オリンピックチャンピオンにしてワールドチャンピオンなのだから、特別な存在のは当たり前なのですが、あらためて「羽生結弦は別格」という印象を、世界中に与えた大会になりました。
なんて言ってる間に、明日から全日本。更にブラッシュアップされた「バラ一」と「オペラ座」を期待しています。


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2014/12/25 11:15 | 2014-2015 seasonCOMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

羽生結弦選手 GPF2014を終えて ~FS海外実況動画まとめ その1~

グランプリシリーズ、結弦くんの、フリーの海外実況動画のまとめです。
このグランプリシリーズ、中国杯の優勝予想は、ほぼ100%の人が結弦くんが優勝と予想していました。NHK杯ですら、優勝候補筆頭とみられていました。けれども、NHK杯での状態から、ファイナルでは、結弦くんを優勝予想にあげる人はほとんどいなくなりました。これは復調には時間がかかる・・・そう考える人が増えたのでしょう。それが、蓋を開けてみれば、SPもFSもトップで、ぶっちぎりの完全優勝。特に、フリーは、世界中の解説者を震撼させるほどの出来で、自己最高得点を更新したのです。

そういうわけで、フリーについては、たくさん実況動画が翻訳付であがっています。一度にあげるには多いので、2回に分けてまとめます。動画主様、翻訳神様、ありがとうございました♪

なお、今回の優勝に関しては、特筆すべき点がふたつ。ひとつは、GPシリーズ獲得ポイント6番目としてSP第1滑走となった選手が優勝したのは、過去2003年のE・サンデュ(カナダ)だけだということ。過去20回の大会で、結弦くんは二人目となります。もうひとつは、1996年に創設されて以降、五輪で金メダルを獲得した5人のうち、翌シーズンのファイナルに出場したのは結弦くんが初めてだということ。もちろん優勝も初です。


では、今日は、中国語実況と英語実況をあげておきます。英語実況はB.ユーロ、CBC、NBCです。

中国語版は、動画を直接は貼り付けできないので、SP同様、サムネイルを貼っておきます。
観たい人は、サムネイルから、ニコニコ動画に飛んでください。

                

今回も、詳しいけれども、わかりやすい、よい解説でした。フィギュア選手のコンディション作りのデリケートな部分にも言及。ジャンプの質についても、細かく解説されています。
一般の男子の3Aは、幅3~4メートルくらいで、滞空時間は、1秒近いとされています。回転速度はジャンプしてから5回転/秒。直立のジャンプの場合、3.6回転/秒とされています。羽生選手のジャンプは、こういうレベルを超えているんです。非常に質の高いもので、ジャンプは、彼の絶対的な強さです
すごいですね・・・。こんなこと、Jスポでも言わないわ(笑) 中国の解説は本当に真面目ですね。


アメリカのNBC実況、解説は、お馴染み、ジョニー・ウィアーとタラ・リピンスキーのコンビです。

      

リピンスキーは、ここで、なかなかいいことを言っています。
「(NHK杯のような)こういう最低の経験というのは、どんなアスリートも感じるべきものなの。自分自身に影響するの。努力すれば元に戻れる。今まさに、おこったのは、それなのよ
同じようなことを、オーサーも言ってました。どんなアスリートでも屈辱的な経験をすることはある。それをどう克服していくかで、そのアスリートの真価が問われるのかもしれません。


カナダのCBC解説は、実況ブレンダ・アーヴィン、解説はカート・ブラウニングとキャロル・レインです。

      

こういったジャンプは、もしかしたら天から投げ落とされてくるのかもしれない。そして、それをキャッチするのに、ピッタリなのが彼だったんだ
氷上機が滑らかな湖面の上に降りるように着氷できるんだ
カートって、けっこう詩人?(笑)  結弦くんのジャンプは天からの贈り物だと言ってるんでしょうね。確かに、天賦の才能のことを英語で「GIFT」といいます。結弦くんは、スケートの神様に選ばれた人なのです。

世の中にうまいスケーターがいて、その上に偉大なスケーターがいて、そして(それとは別に)ユズル・ハニュウがいる。彼は全く別のレベルにいるのよね
彼って、まさにフィギュアスケートをするために完璧に設計されたマシーンみたい。私、こんなに生まれもっての才能のあるスケーターは見たことがないんじゃないかしら
キャロルさん、結弦くん大絶賛でしたね。「別次元」だけでなく、「マシーン」認定までされました(笑)

P.Jさんの結弦くんのインタビュー、オーサーのインタビュー付です。結弦くん、英語も以前より上達しました。


そして、これもお馴染みのB.ユーロ版です。クリスさんとサイモンさん。こちらはyoutube版で。
6分間練習、フリー演技、その後勝利者インタビューと続きます。

  

ショートでハニュウが最初にでてきたでしょう。で、あの演技で、残りの選手の演技が霞んでしまった
オリンピックチャンピオンで世界チャンピオン。彼の演技を見られることは夢のような体験です
「(二つの四回転成功の後) もうここで既にまったく別次元のレベルのスケーティングの質です
「(演技終了後) ユヅル・ハニュウを形容する『最上級』の言葉は、使い尽くしたでしょう。でも、まだひとつある『インスピレーショナル』
およそスポーツというスポーツを考えても、そして男性女性すべてを挙げてみても、この青年ほどのアスリートがいったい何人いるでしょうか
今年のベストスケーターの話をしてるんじゃない。彼の世代のベストスケーターのことでもない。この選手は、今までのすべてのスケーターの中で最も偉大なスケーターかもしれない。負傷しない限りね
本当に類まれな才能だね、間違いなく。彼は本物だよ

イギリスのゆづリスト(笑)のお二人らしく、これでもか!というくらい最上級に誉めちぎっておられます。
特に、「史上最高のスケーターかもしれない」というお二人の言葉は、常々、「結弦くんはスケ―トの神様が創造した最高傑作」だと言っている私には、我が意を得たり・・・という嬉しい言葉でした。しかも、「羽生結弦伝説」は、まだ始まったばかりなのです。そう考えると、空恐ろしいです。

では、残りの海外実況は、その2で。


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2014/12/24 14:05 | 2014-2015 seasonCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

羽生結弦選手 GPF2014を終えて ~SP海外実況動画まとめ~

グランプリファイナルの海外動画も、そろそろ出揃ってきたようです。まず、ショートから。

中国語版、B.ユーロ版、ロシア語版、スペイン語版をUPしときます。すべて翻訳付です。
もうご覧になった方も多いとは思いますが、一応まとめということで。動画主様、翻訳神様、感謝です!


               

中国実況は、ブログに直接埋め込みできない設定なので、サムネイルを貼っておきます。
ご覧になりたい方は、サムネイルからニコニコ動画に飛んでください。

解説はいつもの陳エイさんではなく、張萌萌さんです。「萌萌」って可愛い名前ですね(笑)
でも、名前は可愛くても、しっかりしたよい解説をされてました。
公式練習の模様も詳しくレポされました。「事故の影響か疲れが見え、いくつかのエレメンツを確認するにとどめていた」「ジャンプの成功率も高くなく、4Sは5回チャレンジして1度しか成功しなかった」など。
日本のマスコミは、人気選手のネガティブなことはあまり伝えないので、こういう第三者的な冷静な情報は新鮮でした。「バラード一番」の曲の背景にも言及。陳さんもそうですが、中国のアナウンサーは、他国の選手のことなのに、よく勉強してるな・・・という印象です。なのに、なぜ日本は・・・というのは、愚痴になるから言いませんが(笑) まあ、国営放送ですからね。日本もNHKの実況は民放よりはまだマシかなと思いますし。


      

ロシア語実況もいいですね。ステップ、スピン、すべてレベル4で、失敗したジャンプ以外、すべての要素でプラスのGOEをもらっていたことなど、冷静・的確に、技術面の解説をしてくれてます。このロシア語版は、動画主様が、各エレメンツの「基礎点+GOE」に、各ジャッジのGOEのつけ方まで表示してくださっています。


  

お馴染み、B・ユーロ版のサイモンさんとクリスさんです。スピン・ステップの評価の高さへの言及はもちろんですが、「3Aが死ぬほど美しかった」「4Tと3Aの質では、彼を超えることは不可能です」と、相変わらず、結弦くん大絶賛のお二人でした。「信じられないほどの才能の持ち主」と、放送のたびに言っておられるような(笑)


  

ファイナルの開催国・スペインの実況です。
キスクラでニコニコしてる結弦くんをみて、「可愛いですね。本当に可愛いスケーターです」と、女性解説者が萌え萌えしてました。そう、可愛いは正義です! キスクラで、笑顔でお手振りしてる結弦くんはマジ天使♪
それにしても、宇宙人で、スケートマシーンで、サムライで、天使で・・・もう、わけわからなくなってきた(笑)


各国とも、現オリンピックチャンピオンの結弦くんが、今どのような状態にあるか・・・への関心度はかなり高かったはずです。それは実況からもうかがえました。そして、今シーズン、彼を襲った困難な状況を乗り越えて、ここまで復調してきたことに、素直に感動してるようでした。とても温かい、よい解説ばかりだったと思います。

では、フリーの海外実況のまとめは、またのちほど。

※ B.ユーロ版は、ニコニコ動画からyoutube動画に差し替えました。youtube版は、6分間練習の実況も翻訳付です。SPは一番滑走なので、6分間練習からSP演技へとそのまま繋がっていきます。(12/24更新)
※ スペイン語実況、追加しました。(12/25更新)



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2014/12/23 12:55 | 2014-2015 seasonCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

羽生結弦選手 GPF2014を終えて ~パラ一&オペラ座 3試合比較動画~

グランプリファイナルが終わって、すでに1週間たちましたが、遅ればせながら二連覇祭です(笑)

中国杯、NHK杯、そしてファイナル・・・三試合のSP、FS、それぞれの比較動画がありました。
youtubeからお借りします。動画主様、ありがとうございます♪

  


<SP 「バラード一番」の予定ジャンプ構成>
中国杯 : (イーグル)3A(イーグル)/4T、3Lz-3T → 得点 82.95 
NHK杯 : 4T/(カウンター)3A(イーグル)、3Lz-3T → 得点 78.01
ファイナル : 4T/(カウンター)3A(イーグル)、3Lz-3T → 得点 94.08


ショートのノーミスは今シーズン、まだありません。一番いい出来は、もちろんファイナルで、ミスはコンビネーションの3Tの転倒だけでした。あとは完璧でしたね。特に、4Tが成功したのが大きかったです。

注目すべきは衣装。中国杯の衣装は、アイスショーで着ていたものと同じだと思いますが、NHK杯、ファイナルは、ブラウスの下半分と袖口が水色からブルーに変わっています。NHK杯とファイナルも比べると、NHK杯よりファイナルの方が微妙にブルーが濃い・・・ですよね? 私は、ファイナルの衣装が一番好き。中国杯の衣装は、アイスショーの暗い照明下では映えたのですが、競技用の明るい照明だと、少しボケた感じに見えるなと思っていました。ファイナルの衣装は、濃い目のブルーがいい感じのアクセントになってるなと。


  


<FS 「オペラ座の怪人」の予定ジャンプ構成>
中国杯 : 4S、4T、3F/4T-2T、3A-3T、3A-1Lo-3S、3Lo、3Lz → 得点 154.60 
NHK杯 : 4S、4T、3F/3Lz-2T、3A-3T、3A-1Lo-3S、3Lo、3Lz → 得点 151.79
ファイナル : 4S、4T、3F/3Lz-2T、3A-3T、3A-1Lo-3S、3Lo、3Lz → 得点 194.08


NHK杯とファイナルは予定構成を落としましたが、そうはいっても、後半の4T-2Tを3Lz-2Tに変えただけ。
当初の予定より4.73ほど基礎点が下がりますが、それでも基礎点は74.72点で昨シーズンと同じです。
怪我のため、中国杯とNHK杯はビールマンスピンを入れていません。ファイナルからビールマン復活。
ステップは3試合ともレベル3なので、そこは改善の余地がありそうですね。

「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」のボーカルが入るスローパートのところで、仮面を外すようなしぐさがあります。
クリスティーヌを誘惑するファントムの姿と同時に、自分の素顔をさらした、ファントムの嘆きも垣間見えます。
そして、最後のスピンに入る直前に、ファイナルでは、再び仮面をつける振付がありました。
けれども、中国杯とNHK杯ではこのしぐさがありません。その違いは大きいと思います。

結弦くんは、「ファントムのピュアな部分を表現したい」と言っていました。
自分の運命を呪い、歪んだ愛をクリスティーヌにぶつけていたファントムが、最後の最後に、真実の愛とは何かを理解するのです。自分より、愛する人の幸せを願い、自らラウルの元に彼女を返したファントム・・・だからこそ、演技が終わったときの、結弦くん演じるファントムの表情は、あれほど穏やかなのではないでしょうか。
仮面はファントムの孤独と苦悩の象徴。とすると、あの何気ないしぐさには大きな意味があることになる。
ファントムはクリスティーヌを解放し、再び仮面をつけて、永遠の孤独の世界に閉じこもるのです。
もし、元々その振付はなくて、結弦くんが自分なりの解釈で加えたんだったら・・・結弦くん、すげー(笑)
たぶん、中国杯とNHK杯では、その余裕がなくて、そこを端折ってしまっただけかなとは思いますが。

中国杯の鬼気迫るファントムの狂気は、手負いの状態から生まれたものなので、今の「元気にスケートができる幸せ」オーラに輝いてる結弦くんには、もう一度あの狂気を再現することはできないでしょう。あれは、スケーターの狂気とファントムの狂気がシンクロして生まれた・・・奇跡の演技でした。でも、今度は、ファントムのクリスティーヌへの純愛と、結弦くんのスケートへのピュアな愛情がシンクロして、また違ったファントムの世界が生み出されるはず。その一端を見せてくれたのが、あのファイナルだったと思います。


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2014/12/22 00:06 | 2014-2015 seasonCOMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

羽生結弦選手 GPF2014 凱旋帰国 & 記者会見動画

結弦くん、金メダルを土産に、今日、凱旋帰国しました。全日本まで日本で調整です。

羽生帰国 全日本へ意欲「課題はルッツ」(2014.12.16 日刊スポーツ)

フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで2連覇を果たした羽生結弦(20=ANA)が16日、開催地のスペイン・バルセロナから成田空港に帰国した。

空港では200人を超えるファンや報道陣の出迎えを受ける前で、金メダルを披露した。「連覇の喜びはあまりない。今年のGPファイナルで一生懸命頑張れたということがうれしい。自分がスケートをしていて、とても楽しかった。こんなに幸せな気持ちで滑れたのは何年ぶりだろうという感じ」と笑顔で振り返った。

今後は26日に開幕する全日本選手権(長野)に向けて調整する。「今から試合が始まっているという意識を持ちながら、(調整期間が)短い中で集中したい。演技構成は変えるつもりはない。今回の課題はルッツ」。次は日本のファンの前で完全復活を披露するつもりだ。



【羽生、帰国会見一問一答】ビッグマウスと思われているかも(2014.12.16 サンケイスポーツ)

--連覇について
結果として、連覇になった。一つの試合で優勝しようと考えていた。(周囲が)思っている以上には喜んでいない。

--大会中の状態は
体のことを気にせず試合に向けてどこまで追い込めるかを意識してできた。しっかり練習してこれた。

--大会前の調整は
曲かけの練習を増やした。ただかけるのではなく本番でやるような緊張感を持って練習した。課題が見つけられた。

--演技後の心境は
スケートをしていて楽しかった。これだけ幸せな気持ちで滑られたのは数年ぶり。

--ファンの応援について
ビックリしている。スペインだったので、チームメートのハビエル・フェルナンデスの声援がすごかったけど、その中でも自分にも同じくらいの声援があった。最後まで背中を押していただいた。

--全日本選手権へ
しっかり集中して、いまから試合は始まっていると意識しながら、短い期間でどこまで成長できるか。演技構成を変えるつもりはない。後半に4回転は入れない。

--3連覇がかかる
毎試合、コンディションが違う。3連覇は意識していない。

--体の状態は
戻ってきているという感覚がわからない。新たに作り直しているという感覚に近い。

--連戦が続く
中国杯は滑りきらなければならない、NHK杯はファイナルに出なきゃいけない気持ちで、スケートを楽しむことが最近できていなかった。

--ファンの存在
多くなるにつれ全員にあいさつすることができなくなった。感謝の気持ちを伝えられたら。

--苦難が続いた
自分が弱いと思えることは、強くなりたいという意識がある。実際、強くなりたいと思って練習できた。

--なぜ謙虚なのか
自分では謙虚だとは思っていない。どちらかというとどん欲に勝ちにこだわる。ビッグマウスと思われているかも。

--子どもが羽生選手のような成長をしてほしいと願うファンが多い
僕は僕。それぞれの個性がある。一人として同じ人間はいない。それぞれの良さがある。


   


お疲れ様でした。でも、休む間もなく、練習ですね。全日本選手権に、万全の体調で臨めますように♪


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2014/12/16 21:05 | 2014-2015 seasonCOMMENT(6)TRACKBACK(0)  TOP