羽生結弦選手 GPファイナル二連覇 おめでとう!!
結弦くん、やってくれましたね! グランプリファイナル、見事優勝! 日本人男子初の二連覇です!!
羽生 GPファイナル連覇、日本勢男子で初!完全復活 (2014.12.14 スポニチアネックス)
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは13日(日本時間14日)、スペインのバルセロナで行われ、男子ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(ゆづる、20=ANA)はフリーでもトップの194・08点をマーク、合計288・16点で日本勢男子初の連覇を果たした。
五輪金メダリストの翌シーズンのGPファイナル制覇は史上初。GPファイナルには中国杯で衝突アクシデントがありながら2位、NHK杯4位で滑り込み出場を果たしたが、最後の大舞台で王者の本領を発揮した。
羽生はフリーで冒頭のサルコー、トーループの2度の4回転ジャンプを成功、この後も次々とジャンプを決め、つなぎ、スピンでも高得点をマークした。後半に1つだけ3回転ルッツをミスしたものの、ほぼ完ぺきな演技で今季最高得点を叩き出した。
ケガ乗り越え快挙達成 羽生「スケートができることが一番の幸せ」(2014.12.14 スポニチアネックス)
男子ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(20=ANA)はフリーでもトップの194・08点をマーク、合計288・16点で大会2連覇を果たした。
フリー、合計ともに今季世界最高点。今日は演技を終えるとガッツポーズを繰り返し、得点が表示されると跳び上がって喜びを表した。日本男子初の連覇を果たしたエースは「優勝よりも自分の演技ができたことの方がうれしい。ほぼ完璧だった」と笑顔で振り返った。
11月8日、中国杯男子フリー直前の6分間練習で中国選手と激突して頭部、左太腿など5カ所を負傷しながら2位。3週間後のNHK杯は調整不足で4位に終わったものの、滑り込みで出場を果たしたファイナルで偉業を達成。「ファン、チーム、関係者のサポートがあってこの結果になった。今スケートができることが一番の幸せ」と感謝の言葉を口にした。
スケートができることが一番の幸せ ・・・ こう言い切れる結弦くんだからこそ、スケートの神様は、ときに試練を与えても、最後には必ず、結弦くんに微笑んでくれるんでしょうね。
公式練習での調子はいいとは言われていたけれど、三冠をとった昨シーズンでさえ、あれほど苦労していたサルコウが、このファイナルであんなに綺麗に決まるとは。今までも公式戦で4Sが決まることはあったけれど、あれほど質のいい4Sはなかった。とことん「試練に強い男」ですね。本当に本当に本当に、あなたはすごい。
<男子シングル 最終順位>
1位 羽生結弦(日本) 288.16(94.08/194.08)
2位 ハビエル・フェルナンデス(スペイン) 253.90(79.18/174.72)
3位 セルゲイ・ボロノフ(ロシア) 244.53(84.48/160.05)
4位 マキシム・コフトン(ロシア) 242.27(87.02/155.25)
5位 無良崇人(日本) 235.37(78.35/157.02)
6位 町田樹(日本) 216.13(87.82/128.31)
結弦くんのこれまでのフリーのパーソナルベストは、昨シーズンのファイナルでだした193.41。このときのTESが、102.03でした。今日だしたフリー得点が194.08なので、PB更新です。また、TESも103.30と、こちらも更新。最後のルッツの転倒がなければ、200点越えあったかもしれません。
結弦くんは、ショートで初めて100点越えをした男で、唯一の男です。フリーで200点越えをした選手はまだいません(最高は、チャンの196.75.)。そして、トータルスコアで300点越えをした選手もまだいない(最高はチャンの295.27)。SPとFSをノーミスで揃えられたら、構成を落としたままでも、十分射程範囲内ですね。
プロトコルを見ると、ジャンプの加点がすごい。特に四回転の加点がヤバイです(基礎点+加点)。
4S → 10.50 + 2.43
4T → 10.30 + 2.71
3Lz+2T → 8.03 + 1.00
3A+3T → 13.86 + 2.29
3A+1Lo+3S → 14.52+ 2.14
四回転とコンビネーションジャンプの加点だけで10.57.。加点だけで四回転1本分以上稼いでます。
その上、結弦くんの場合は、スピン、ステップもレベルを揃えられる。TES伸びるはずです。
母国開催となったハビくんも、フリーで巻き返し、2位になりました。ショートで5位になったときは、どうなることかと思いましたが、フリー頑張りましたね。オーサーも、愛弟子が一位と二位で、嬉しいことでしょう。才能のある弟子に恵まれるという運の良さはあるものの、これだけ正反対の性格の弟子二人を、うまくコントロールしてるオーサーはやっぱりすごいと思います。今シーズンも、「チーム・ブライアン」の快進撃続きそうですね。
では、フリー演技(演技終了後の勝利インタビュー付)と表彰式の動画を貼っておきます。
演技が終わった直後の、ヤンチャな素をみせた、ドヤ顏の笑顔が素敵でした♪(笑)
衝撃の中国杯から始まって、ギリギリでファイナルの切符をつかんだNHK杯。そしてファイナルの復活劇。
今シーズンのGPシリーズ、はからずも「羽生結弦」劇場になってしまいました。これもカリスマゆえか(笑)
さて、今日は地上波でフリーとエキシビションが放送されます。EXの滑走順は、結弦くんオオトリです。
今シーズンのエキシビション、いったい何を滑ってくれるのか、とても楽しみです。
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2014/12/14 15:50 | 2014-2015 season | COMMENT(11) | TRACKBACK(0) TOP