宮原知子選手 全日本選手権初優勝、おめでとうございます

宮原知子選手、やりましたね! 全日本選手権初優勝、新女王の誕生です!

16歳の宮原が新女王!SP2位から逆転Vで世界切符獲得(2014.12.28 スポニチアネックス)

フィギュアスケートの全日本選手権は28日、長野市ビッグハットで世界選手権(来年3月、中国・上海)の代表選考会を兼ねて行われた。女子は、前日27日のショートプログラム(SP)64・48点で2位スタートの宮原知子(16=関大高)が、フリーでトップの131・12点、合計195・60点で逆転優勝。初の全日本女王に輝き、代表切符を手に入れた。

日本の女子フィギュア界を引っ張ってきた浅田真央(24=中京大)が休養中で、昨年覇者の鈴木明子(29)は引退。次世代の台頭が期待される中、宮原が“新エース”として名乗りを上げた。

SP首位発進の本郷理華(18=愛知みずほ大瑞穂高)は、フリーで121・93点、合計188・63点で2位。樋口新葉(わかば=日本橋女学館中)が117・47点、合計181・82点で3位に入った。村上佳菜子(20=中京大)は110・74点、合計168・29点で5位に終わった。



■「フリーの後半で勢いよくいけるのが強み」(ヤフーのスポーツナビより)

「優勝できたこと、それと点数が思ったより出たのでうれしいです。緊張しましたが、ジャンプをしっかりと力を入れて跳べたので良かったです。(最終滑走だったが)あまり滑走順は考えていなくて、何番でも同じだなと思ってやりました。

(3回転+3回転を跳ばなかったが)3回転+3回転は回転不足が多かったので、後半のダブルアクセル+トリプルトウループはNHK杯が終わってから練習していました。3回転+3回転を跳びたい気持ちはありましたが、先生たちと相談して、私はフリーの後半で勢いよくいけるのが強みなので、それを生かせればと思っていました。この試合に臨むにあたっては『強気でいかないといけない、弱気になったらだめだ』と言われていたし、自分でもそう思っていました。それで優勝できたのですごくうれしいです」



  


ショート2位からの逆転優勝でした。フリーは圧巻の演技。「優勝を奪りにいく」攻めのジャンプ構成に変えてきましたね。しかも、初優勝のかかった試合、プレッシャーのかかる最終滑走で、神演技でやってのけるとは。大人しそうな風情からは想像もできないド根性。メンタルの強さ。このギャップがいいですね(笑)

GPシリーズでは、スケカナとNHK杯にエントリ―され、両方とも3位で表彰台に乗りました。一応目標はクリアしたものの、もうひとつの目標であったファイナルには惜しくも届きませんでした。その悔しさをバネにして、全日本で花開きましたね。真摯にひたむきにスケートに打ち込む彼女の姿に心打たれるものがあったので、原則、結弦くん以外のスケーターはとりあげないのですが、宮原さんは、過去2度とりあげたことがあります。

彼女は、ジャンプ、スピン、ステップ、スケーティング、所作の美しさ・・・すべてが揃ったホールインパッケージなスケーターだと思います。ただ、小柄なため、どうしても演技がこじんまりと見えてしまうこと、ジャンプが低く、回転速度で廻るタイプなので、回転不足がとられやすいことが弱点でした。でも、自分の弱点を、頭のいい宮原さんは十分自覚していて、自分なりに克服する努力をずっとしてきたのですよね。そして、その努力が全日本優勝という結果に結びついたのだと思います。本当に素晴らしかった。ジャパンオープンの演技も良かったけれど、全日本の「ミス・サイゴン」には、ものすごい気迫を感じました。

2月の四大陸、3月の世界選手権に出場決定です。この2大会でも実力を100%だせるよう頑張ってください♪


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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2014/12/29 03:15 | 2014-2015 seasonCOMMENT(3)TRACKBACK(0)  TOP

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