羽生結弦選手 精密検査の結果
皆さん、もうご存知と思いますが、結弦くんの精密検査の結果がでました。既に手術も終わったようです。
中国杯からの無理な強行出場が原因の過労かと思っていましたが、そうではなかったんですね。
羽生 尿膜管遺残症で手術 2週間入院(2014.12030 デイリースポーツ)
日本スケート連盟は30日、フィギュアスケート全日本選手権後、腹痛のため精密検査を受けたソチ五輪金メダリストの羽生結弦(20)=ANA=の検査結果について、尿膜管遺残症と診断され、同日手術したと発表した。2週間の入院治療と、1カ月の安静加療が必要で、代表入りした世界選手権(来年3月、中国・上海)出場にも影響が出てきそうだ。
羽生は28日まで行われた全日本で3連覇を達成し、来年3月の世界選手権(中国、上海)代表に決定したが、12月上旬のGPファイナルから続く腹痛のため、精密検査を受けることを発表した。29日のエキシビションを欠場し、都内で精密検査を受けていた。
27日のフリー演技後にはこれまでにないほど息が切れ、汗がしたたり落ちていた羽生。「体調が悪くて、ちょっと大変でした」と話していたが、実は腹痛に悩まされていた。
エキシビション欠場とともにコメントを発表。「ファイナルの期間中から断続的に腹痛がありました。帰国後、医師に相談した結果、精密検査を行うことを勧められました。まずはしっかり検査を行い、今後については改めてご報告させていただきます」と、説明していた。
今季の羽生は11月の中国杯で他選手と衝突し、頭部、腹部など計5カ所を負傷。しかし、1カ月後のGPファイナルで連覇を達成し、全日本も圧倒的な強さで3連覇を達成した。
【尿膜管遺残症】生まれた後には消えてなくなるはずの、胎児期の尿膜管という器官が残っている、へその病気。痛みや発熱のほか、へそから分泌物や膿(うみ)が出たり腹部の腫瘤(しゅりゅう)として発症、また汚れた尿が出ることもある。治療は、排膿切開と抗菌薬の投与が一般的。適切な排膿処置を行わずにいると腹膜炎になることもある。
手術は腹腔鏡手術だったのか、それとも開腹手術だったのかわかりませんが、2週間の入院ということは、開腹手術だった可能性が高いですね。2週間の入院、1ヶ月の安静・・・練習再開の時期は、経過をみながら判断するとのことですが、世界選手権は3か月後。もし、1ヶ月半練習できなければ、かなり筋肉も落ちるでしょう。確かに、ワールド出場に黄信号が灯った・・・といえるかもしれません。
それにしても、結弦くんの体調不良からのEX欠場、町田選手の電撃引退、そして、結弦くんの入院・手術・・・28日から30日まで、日本男子フィギュア界は激震の3日間でした。
町田選手の引退に続き、もし、結弦くんもワールド欠場となったら、日本男子のNO.1とNo.2が抜けるわけですから、黄金時代だったはずの日本男子のワールドの枠とりが一気にピンチになります。でも、枠とりへの責任感から無理をするのは絶対やめてほしい。この病気は不可抗力。結弦くんの責任ではありません。今季は次から次へと試練が結弦くんを襲いますが、今回のことは「少しは休め」という神様からのメッセージかもしれません。もちろん、ワールドに間に合えば、それがベストですが、なによりも健康を第一に考えてほしいと思います。
ショックではあるけれど、治らない病気とか怪我とかではありません。今年は腰痛もあったし、この機会に十分身体のケアをしてほしいです。それに、これは元々もっていた病気なのですよね。今までわからなかっただけで。逆に考えたら、発症があと1年早かったら、オリンピック直前・・・大変なことになっていました。そう考えれば、まだ運が良かった。神様はドSだけど、ギリギリのところで守ってくれているのだと思います。それにしても、そんな身体の状態で、あの演技・・・本当にあなたは、別次元のスケーターなんですね・・・。
年が明けたら、神社にお参りにいこうと思います。もちろん、結弦くんの1日も早い回復を祈って・・・。
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2014/12/30 22:25 | 2014-2015 season | COMMENT(12) | TRACKBACK(0) TOP