「2014年に発売されたフィギュアスケート関連書籍 マイベスト20」の4回目です。
1.2014年1月1日~12月31日までに発売されたスケート関連書籍
2.普通の雑誌は除外。スポーツ専門雑誌でフィギュア特集が組まれているものは含む。
3.洋書は除外。日本の刊行物のみ対象。
順番は、発売日順。4回目は、昨年の10月中旬から12月末までに発売された書籍を5冊をあげます。
ゆづ比率、写真の質、記事の質、コスパの4項目について、5段階で満足度をつけました。
ゆづ比率★★★ 写真の質★★★★★ 記事の質★★★★★ コスパ★★★★10月10日発売。1944円。表紙、特集ページ(16P)、ガーナとモンハンのCMページ(2P)など、約20ページがゆづページで、野口さんのクリケットクラブレポが4ページ。トロント現地レポートでは練習着姿、競技で見せる以外の表情の写真がたっぷりあるのがいい。今季のプログラムのことや、今季への気持ちの持ち方、さらに練習のことなど、インタも充実。オーサーやボーンのインタがあるのもGOOD。町田選手8ページ、小塚選手7ページ。内外の注目スケーター選手名鑑(124人)や今季のルール変更に関する記事は役にたちそう。
ゆづ比率★★★★★ 写真の質★★★★★ 記事の質★★★★★ コスパ★★★★★10月24日。1944円。表紙に大判の帯がまかれ、ほぼダブルカバー仕様。表紙のあどけない笑顔もいいが、帯の結弦くんは、また違う魅力にあふれていた。少年から青年に脱皮した、戦う男の顏にドキリとさせられる。練習着やオフアイスのリラックスした表情がいい。何気ない・・・それでいて最高に魅力的な”瞬間”を切り取った、能登さんのセンスが素晴らしい。スケートが何より好き・・・というただ、それだけの想いが、一人のアスリートをここまで輝かせているのだとよくわかる写真集。リアルタイムで、彼のスケートを観ることができる幸せを再確認した。
ゆづ比率★★★★ 写真の質★ 記事の質★★★★★ コスパ★★★★★11月21日発売。1512円。この本は、スケートに限らず、広い範囲の指導者にとって良い指南書かもしれない。世界最強コーチとなりながら、どこまでも謙虚なオーサーの人柄が素晴らしいし、驕らない人間は本当の意味で賢いのだとよくわかる。情が深い人だけど理論派で、頭が柔軟な新しいタイプのコーチといえるが、オーサーのコーチングの源泉にあるのは、スケートと弟子を心から愛している・・・ということ。オーサーから学んだことは、結弦くんが将来指導者になったときも生きるだろう。オーサーの望んでるとおり、クリケットのコーチとしてキスクラに座ってる結弦くんがぜひ見たいなと思った。
ゆづ比率★★★★ 写真の質★★★★★ 記事の質★★★ コスパ★★★★★12月17日発売。1620円。GPシリーズ、NHK杯までの記録。結弦くんの写真がピンで載ってるのが33ページ、町田選手と高橋さんが各16ページ。実は、同時期に発売された「応援ブック」は即買いしたけど、こちらはどうしようか迷っていた。結弦くんのページが多いとレビューで知り買ったのだけど、これは大正解だった。てか、買い損ねなくて良かった。とにかく写真が”神”。結弦くん目当てでスケート誌は今まで相当買ってきたつもりだけれど、写真のクオリティの高さではトップレベルではなかろうか。震えがくるくらい美しい写真が多く大満足。
ゆづ比率★★★ 写真の質★★★★ 記事の質★★★★★ コスパ★★★★★12月24日発売。表紙の結弦くんの表情にやられた(笑) さて、フィギュアスケート特集のナンバー。約70ページ・・・フィギュアスケートにこれだけページを割いたナンバーって初めてじゃなかろうか・・・と感動する。「第33回 Number MVP賞」に結弦くんが選ばれたからだろうか。結弦くん関連が22ページもあって570円・・・というコスパは嬉しい。中国杯からファイナルまでの、彼の心理状態の軌跡が率直に語られている。写真もいい。ボーンの振付裏話も面白かった。他に、町田選手、無良選手、村上大選手、ロシアン女子、GG、高橋選手、ジュニア選手など。岡部さんのルール解説やローリーのインタもあり。どの記事も読み応えあった。
さて、4回に渡って、20冊をざっと振り返ってきました。あと1回あります。5回目は総括(まとめ)です。
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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ
2015/02/23 08:55 |
2014-2015 season
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