羽生結弦選手 国別対抗戦SP首位 & 6試合全バラ一比較動画 

昨日、国別対抗戦の男子ショートが終わりました。結弦くん、シーズンベストで首位です♪

羽生、今季自己ベスト首位!エースが魅せ日本2位発進!(2015.4.17 スポーツ報知)

◆フィギュアスケート 世界国別対抗戦第1日(16日、東京・国立代々木競技場)

男女ショートプログラム(SP)などを行い、男子で初出場の羽生結弦(20)=ANA=が、今季最終戦でシーズンベストの96・27点をマークし、1位発進を決めた。無良崇人(24)=HIROTA=は82・04点で4位。女子の村上佳菜子(20)=中京大=は62・39点で5位、宮原知子(17)=関大高=は60・52点で6位。前回大会の13年は3位だった日本は暫定順位で2位スタートした。

日の丸が揺れ、観客は総立ちでたたえたが、羽生は天を仰ぎ顔をしかめた。「また悔しいです。本当に悔しいです」と絞り出した。転倒しながらも96・27点の今季自己ベストをマークし「正直ビックリした」。両手を合わせ、日本チームが待つキスアンドクライへ向かって頭を下げた。

冒頭の4回転トウループと、続くトリプルアクセル(3回転半)の2つのジャンプを完璧に決めた。しかし、今季課題としているルッツにミスが出たことが許せなかった。「かなりルッツの練習をしてきた。こっちに入ってから一度もミスがなかった。自信を持って臨んだのに」。3回転の2連続ジャンプはルッツでバランスを崩し、続くトウループは回転不足のうえ転倒した。「こけ方が回転足りないなというこけ方。やっちまったな、と」と苦笑いを浮かべた。

昨年末に尿膜管遺残症の手術をした。練習再開後の1月末には右足首を捻挫。万全の体調ではないなか連覇を狙った3月の世界選手権は2位に終わり「ひたすら負けた悔しさがあった」。このままシーズンを終わりたくない。今大会にリベンジの思いをぶつけた。

「世界選手権の時よりはよくなっている」という右足首は完治はしていない。腹部にも違和感が残る。それでも今の自分にできる最高のパフォーマンスを追求してきた。開幕前日の公式練習では約2週間ぶりに再会したブライアン・オーサー・コーチが「こんなにできているなんてビックリだよ」と驚いたほどの仕上がりを見せていた。

17日は世界選手権で逆転負けを喫したフリーに臨む。「自信を持って油断せずにやりたい。一番悔しかったのはフリーなので、悔しさをぶつけられるように頑張りたい」。日本のエースが、納得の演技で激動の今シーズンを締める。(高木 恵)



転倒があったものの、SBの96・27。正直、私もびっくりしました(笑) 彼のショートはノーミスならば100点を超えるので、100から失敗した部分の点数を引き算するとだいたい想像がつくのですが、94点くらいかな?と思っていたので。しかし、プロトコルをみると、解説の織田さんが「完璧」と賞賛してた4Tよ3Aには、それぞれ2.71のGOEがついてますし、スピン・ステップすべてレベル4。もし、最後のジャンプが成功してたら、軽く自身のSP最高点を更新していたでしょう。ジャンプが思うように練習できないとき、スピンやステップなど、ジャンプ以外の部分を磨いてきた努力が、ちゃんと評価されてるんですね。

では、もう皆さんもご覧になったとは思いますが、昨日のショートの動画を貼っておきます。

  2015 World Team Trophy. Men - SP. Yuzuru HANYU
  


結弦くんは、今シーズン、6試合の公式戦に出場しています。金メダリストになった翌シーズンに休養もせず、あれだけ怪我や病気に見舞われながら、最高の実績をもつ身分であるにも関わらず、これだけの公式戦に出場する根性と気概をも選手は、古今東西、もうフィギュア界には現れないでしょう。
昨日のショートで、6試合のバラ一が出そろいました。6試合分のバラ一比較動画を貼っておきます。
比較動画をみると、大きな壁をひとつひとつ乗り越えつつ、着実にブラッシュアップされてるのがわかります。
動画主様、貴重な動画、ありがとうございました♪

  Yuzuru Hanyu -Ballade No.1 2014-2015 羽生結弦
  

羽生結弦選手の2014-2015シーズンの6試合のSPバラード第1番を同時再生
上段 左:中国杯 中央:NHK杯 右:GPF
下段 左:全日本選手権 中央:世界選手権 右:国別対抗戦


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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2015/04/17 09:40 | 2014-2015 seasonCOMMENT(6)TRACKBACK(0)  TOP

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