羽生結弦選手 スケートカナダ2015 SP結果&演技動画
スケートカナダの男子ショートプログラムが終わりました。
結弦くん、公式練習の調子が良かっただけに、ちょっと信じられない結果となりました。
羽生、まさかのSP6位 トップは村上、チャンが2位=スケートカナダ(2015.10.31 スポーツナビ)
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦となるスケートカナダが日本時間31日(現地時間30日)、レスブリッジで開幕し、男子ショートプログラムでは、前人未到のGPファイナル3連覇を目指す羽生結弦(ANA)が、73.25点で6位と出遅れた。
トップは、昨年のNHK杯を制した村上大介(陽進堂)で80.88点、2位は1年間の休養から復帰したパトリック・チャン(カナダ)で80.81点。3位には、アダム・リッポン(米国)が80.36点でつけた。19歳の川原星(福岡大)は67.36点で8位につけている。
フィギュアGP:ジャンプミス続出ぼうぜん 羽生6位発進(2015.10.31 毎日新聞)
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダは30日、男子ショートプログラム(SP)、採点結果を待つ羽生結弦の表情がさえない。73.25点で、まさかの6位スタート。羽生は「何点とかわからず、ぼうぜんとしていた」と振り返り、込み上げてくる悔しさをこらえた。
冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は無難にこなし、上々の滑り出しを見せた。しかし、4回転トーループを跳ぶはずが2回転となり、3回転ルッツ−3回転トーループも3回転ルッツ−2回転トーループとなるなどジャンプでミスが目立った。
「体は動いていた。キレがあった」と羽生は話し、こうも続けた。「点数がどうのこうのでなく、そんなに悪かったかな」。ただ、思うような演技ができなかった理由について、思い当たる部分もある。「ノーミスでいこうと思ったのが、一つ一つの集中力を欠いたのかもしれない」
GPファイナル3連覇がかかる羽生。今季最初のGPシリーズのSPでは好スタートを切ることができなかったが、羽生は「首位と7点くらいしか差がない。フリーで思い切ってやっていきたい」と、まだまだ勝利を諦めてはいない。
SPのプロトコルはこちら
Yuzuru HANYU 羽生結弦 practice SP - 2015 Skate Canada
Yuzuru Hanyu SP+kiss&cry Skate Canada 2015
実は、「KENJIの部屋」の第3回目で、彼はこんなことを言ってたんですよね。それを思い出しました。
(ショートが苦手な理由は?)
わからない。ショートの方が簡単だとは思うんだけど、ショート下手です。
考えすぎは結構ある。僕の考えでは、感覚とリズムと理論をうまいバランスでうまい具合に組み合わせなきゃいけないので、そのバランスが例えば1:1:1だったら、それが1:2:0.5とかになるともうバラバラになる。
今回、派手にやらかしてしまった理由は、この言葉の状態(バラバラ)だったからでしょうか。
昨年の中国杯のフリーやNHK杯などは怪我という理由がありました。
しかし、身体が健康な状態で、これだけ自爆した姿をみるのは久々のような気がします。
4Tが2Tになり、3Lz-3Tが3Lz-2Tとなりました。単独2TはSPの場合得点にならず、コンボも2Tがザヤ。
四回転とコンビネーションジャンプがどちらもノーカンで、トップと7点差というのはまだラッキーだったかも。
後半ジャンプが全滅でも、3AでGOE3を稼ぎ、スピンステップでもレベルをとれるのが、結弦くんの強みです。
あれだけやらかしても、PCSでチャンをわずかながらでも上回ったのはすごいことです。チャンの地元で。
特に、スケーティングスキルの項目でチャンより上だったのに感動しました。
後半4Tの入りを変えていたようですが、どういう入りがベストか、まだ試行錯誤の状態なのかな。
ノーミスできなかったときに必ず口にする「悔しい」という言葉すらでてこなかったところが心配ですが・・・。
調子が良かっただけに、本人もボーゼンとしているのかもしれません。
しかし、7点差は十分巻き返せる点差なので、明日のフリーを期待しています。
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2015/10/31 13:45 | 2015-2016 season | COMMENT(10) | TRACKBACK(0) TOP