羽生結弦選手 SC2015 海外実況動画(中国解説字幕付) & Web Sportiva記事抜粋
スケートカナダ2015、「SEIMEI」の中国国営放送の実況動画が翻訳つきであがっています。
ニコニコ動画です。動画主様、翻訳神様、ありがとうございます。
この動画は外部プレーヤーでは視聴できない設定になっているので、リンクから飛んでください。
羽生結弦 2015 SC FS 中国
中国の解説は、冷静的確で温かく、演技の邪魔にならず、とても素晴らしいです。
実況の女性(萌萌さん?)も解説の黄峰さんも、声質がよくて、耳に心地よい。
もう、日本の実況も、このお二人にしてほしいくらいです(笑)
さて、「Web Sportiva」で、折山淑美さん、結弦くんのショートとフリーについての記事がありました。
結弦くんの発言のみ抜粋します。
まさかのパンク。羽生結弦が分析した予想外のミスの原因(2015.11.01) 全文はこちら
ビックリしました。今まで、ショートプログラムでパンクしたのはルッツくらいで、トーループのパンクはあまりなかったから……。落ち着いていたんですけど、自分が悪かった点が絶対にあると思います。それが、曲がかかって演技に入る前だったのか、入った後だったのか、どちらともだったのか……。トリプルアクセルが最初にきれいに決まったように、体の状態は悪くないと思います。今は頭の整理ができていないので、そこはあとで、どこが悪くてどこが良かったかということも含めて、しっかりと見直したいです
(ショート前日の公式練習後のインタビューで)今年は順調にシーズンを迎えられています。これで事故さえなければ……。自虐ですけど(笑) 前回の初戦(オータムクラシック)のような『後半は(4回転ジャンプを)やらなきゃ』という気負いは全然ないので、しっかり集中して、自分の気持ちを自分のなかにしっかり閉じ込めてというか、自分の許容範囲に収めてやっていければと思います
演技の前、氷の上にハエがいたので『踏むとイヤだな』と思って拾って外に出しましたけど、それで集中力が切れたわけではないですし、やることはやったと思います。だから自分では、この点数がどうのこうのではなく、『そんなに悪かったかな?』という印象が強いです。4回転トーループは2回転になってしまったけど、全体的に体は動いていたし、キレていました。いい感じで氷に乗れていたと思います。それでも、失敗してしまったことには変わりないので、なんと言っていいかわからないです。(演技後の)今もまだ自分の体を動かせる状態ですし疲れてもいないから、たぶんもう一回演技をすればうまくいくと思います。そのくらいに調子がよかったから、何がダメだったのかを振り返る気持ちにまだなっていないという感じです
(連続ジャンプのセカンドには、最初のルッツが2回転になっても3回転であっても)2回転のトーループをつけようと思っていた。そこはちょっとダブル(2回転ジャンプ)の重複(はルール違反)ということがわかっていなかったんです。フリーではそういうルールをちゃんとわかっていたけど、ショートではそれが頭に入っていなかった。そこが自分のいちばん悪いところだったと思います
パトリック・チャン選手のプレッシャーは関係ないです。演技の前に彼の得点を知っていて、『80点か。大丈夫、大丈夫』と思って落ち着いていたので。でも、そこでノーミスでやろうと思いすぎたのかもしれないです。自分で思ったほど集中していなかったのかもしれません
ポジティブに考えれば、今までとは違う、考えられないようなミスを重ねてしまって、得点はこんなに低いのに、トップとの差は7点ほどです。フリーは気持ちを切り替えられると思うので、明日(のフリー)は思い切ってやるだけかなと思っています
ブレジナ選手の得点がでるまでの間に、リンクから何か拾ってる様子があったけれど、あれはハエだったのか。
「踏むといやだな」・・・繊細な結弦くん。リンクは彼にとって神聖な場所ですものね。
ショートの2回転ザヤルールが頭に入ってなかったというのが意外でした。彼は歩くルールブックだと思ってた(笑) 毎年のようにルールがかわりますから、選手も大変です。昨シーズンも2回転ザヤ多かったし。
フリーで挽回も2位。羽生結弦が自己分析した次戦への課題(2015.11.02) 全文はこちら
今朝の公式練習から、かなりピリピリしていましたね。とにかく、過去にとらわれるじゃないですけど、ソチ五輪シーズンの世界選手権のような気持ちで『まず自分を奮い立たせなくちゃいけない』というのもありました。ただそれが過剰になって、公式練習はちょっとそこにとらわれすぎてしまったのかな、という気もしますけど……
(フリーの)演技が始まる前はすごく緊張していました。朝の練習もそうでしたけど、(4回転)サルコウを6分間練習で跳べないのは本当に久しぶりだったので……。オータムクラシックではよかったですし、ここへ来てからもそんなに悪くなかったですが、今朝から悪くなったので、『どうしよう』と思いました。それでソチのシーズンの世界選手権のときのように、『気合いで降りるしかない』と思ってやったら、何とかできました
フリーのルッツは感覚もよかったですけど、4回転を降りたら最後のルッツは気を抜いてしまってこけるというパターンは(過去に)よくあったので(笑)。今回は本当に最後の一滴まで絞り出すぞと思っていましたけど、アクセルの入り方はとくに2本目がぐらついてしまい、『よくあんな感じで跳べたな』と思うくらい力を使ってしまいました。だから、その次のループを跳んだ時点で、力を使い果たしていました
フリーでも勝てなかったから正直悔しいですし、まだ『後半の4回転』にとらわれている自分がいるというのが現実です。僕はフリーでは4回転を3本やってトリプルアクセルも2本やっています。それに対してパトリック・チャン選手は4回転とトリプルアクセルは1本ずつで、4回転-3回転が入っているとはいえ3回転-3回転はないですし、アクセル-サルコウが入っているわけでもない。それを考えれば、ベースの得点は僕の方が高いですから、GOEで稼げなかったというのが反省点です。
それに、演技構成点で6点以上の差をつけられたのが大きいです。たしかに今回(のフリー)は練習通りと考えていても、昨日の4回転の失敗が頭にあったので、ジャンプはすごく丁寧にやろうとして慎重になる部分があったので、スピードを出し切れなかった。それに、スピンもかなり抜いていたので、表現面でも出し切れなかった部分はあると思います。それを考えてもパトリック・チャン選手との差は明らかに離れすぎているので、もっと練習をして徐々に徐々に詰めていくしかないと思います
(フリー演技終了後、笑顔で)やっと集中を切ることができました。ずーっとビシッという気持ちでやっていたので
やはり、結弦くんも、四回転3本とトリプルアクセルを後半2本決めて、四回転1本にトリプルアクセル1本(それも前半)のチャンに負けたことはちょっとショックだったようですね。しかし、結弦くんでさえそうなら、たとえ低難度構成でもチャンがまとめたら、ボーヤンが四回転4本成功させても絶対勝てねーぜ(笑)
11月3日の記事でも書きましたが、私もカナダの地元上げはあったにせよ、チャンと結弦くんとの、あのGOEとPCSの差のつけ方にはちょっと萎えました。ただ、違いはあります。ソチ以前のチャンは「3回コケても金メダル」と言われるくらいミスしても優勝できた。今回は綺麗にまとめた。だから、ミスのあった結弦くんに勝った。けれども、今のチャンはミスすれば負けます。チャンがノーミスしても、結弦くんがノーミスしたら結弦くんには勝てない。そこが昔とは違う。チャンもこんなとこで神演技チケット使ってどうすんだ・・・ってとこありますので(笑)、結弦くんは、あまりチャンを意識せず、完成度をあげていってほしいです。
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2015/11/06 10:10 | 2015-2016 season | COMMENT(2) | TRACKBACK(0) TOP