羽生結弦選手 GPF2015 SP 翻訳付海外実況動画(中国&スペイン)

引き続き、翻訳付海外実況動画をあげておきます。
ニコニコ動画から。翻訳は消えることがあるので、印象に残った解説部分は書き留めておきました。

まず、中国解説。解説の男性は、国際審判員で、先日のNHK杯でもジャッジされていたそうです。
中国解説は、外部プレーヤーが使えない設定なので、サムネイルからとんでください。

      

(演技終了後) 本当に完璧です。
各要素を単に羅列するだけでなく、抱負なトランジッションとステップでつないでいます。
しかも、トランジッションとステップが変化に富んでおり、
音楽が表現しようとするテーマ、リズムにぴったり合っています。
このプログラムは本当に素晴らしいです。

私はこの前の日本大会(NHK杯)で、ジャッジを担当していました。
今日の滑りは、その日本大会よりさらに良くなっています。完璧です。


ジャッジがNHK杯よりよくなっていると太鼓判を押していますね。点数を更新するはずです。
演技構成点の一部にまだ満点がでていないのは、さらなる伸び代を期待しているからだろうとのこと。
ジャッジ解説は的確で好きです。日本もJスポーツはジャッジが解説しているので、内容が濃いですが。


次は、開催国のスペイン実況。こちらも大絶賛。解説はパロマさんとスザンヌさん。

  【tdp解説】羽生結弦 2015 Grand Prix Final SP
  

(演技終了後) 会場はスタンディングオーベーションです。

なんということ。私も立ってるわ。私なんて、椅子を倒してしまったわ、パロマ(笑)

これはものすごいことですよ。私は今までこのような演技は見たことがありません。
なんと優雅な。すべての感情を作品に注ぎ込みました。
何を言えばいいの? 私たちは、何といえばいいのかしら、スザンヌ?


ただ拍手してましょう!

実況席にいながら、スタンディングオーベーションをしてしまったスザンヌさん。
椅子を倒すほと興奮して(笑) 実況席でずっと拍手されていましたね。


結弦くんに近い人達の反応をまとめてくださったツィートがあったので。ジョニーは既出ですが。



トランコフ「彼の演技を見ると息ができない」 
ステファン「別世界」
ジョニー「涙で言葉がない」
リッポンの「YUZU」の後の5つのマークは宇宙人マーク?



【フィギュア】羽生一問一答、4回転サルコー安定「3年間の挑戦は消えない」(2015.12.12 スポーチ報知)

【バルセロナ(スペイン)10日=高木恵】男子ショートプログラム(SP)が行われ、史上初の3連覇が懸かる羽生結弦(21)=ANA=が11月下旬のNHK杯で出した106・33点を更新する世界歴代最高の110・95点で首位に立った。演技構成点で初の10点満点を獲得する圧巻の滑り。12日のフリーではNHK杯でマークした合計322・40点(フリー216・07点)の世界記録更新に挑む。

◆羽生に聞く

―演技前の気持ち。

「緊張感があることを認識しながら。NHK杯のフリーの時と感覚は似ていた。あのときは『さあ挑戦だ』って。練習があまりうまくいっていなかったので。ただ、今回は練習からうまくいっていたし、会場入りしてからもいい演技ができていた」

―スタート前の30秒。

「ぎりぎりまで使ってリラックスしようと。あと1秒しかない…って焦りました(笑い)」

―昨年連覇した会場。

「6分間練習で(地元の)ハビエル選手へのコールがあった時の盛り上がりとか、去年も経験して覚悟していた。冷静に対処できた」

―ステップがレベル3。

「一つ一つのエレメンツを、完璧だったねって言ってもらえるように自分を磨いていきたい」

―4回転サルコーが安定。

「何か変えたということはない。跳び始めてから4シーズン目。昨季は中国杯で激突事故のけがもあったし、手術してブランクもあったけど、3年間の挑戦は消えない」

―フリーへ。

「気持ちを新たにして調整したい。いいパフォーマンスをして、日本的なモノをちょっとでも感じてもらえたらいい」


SP2位フェルナンデス「ユヅルの後に滑るのはいつも大変」/フィギュア(2015.12.12 サンケイスポーツ)

フィギュアスケートGPファイナル第1日(10日=日本時間11日、バルセロナ)2位のフェルナンデスは「ユヅルの後に滑るのはいつも大変」とぼやいた。さらに、羽生の得点に関しては「僕のやることは変わらないけど、あの得点を超えられるようにするつもりはない」と苦笑い。2人を指導するブライアン・オーサー氏は、「(羽生は)この得点に値する演技だった。どこまで点を伸ばすのか。誇りに思うし、歴史の証人になれてうれしい」とまな弟子のワンツーに上機嫌だった。

別のソースですが、ボーヤンが結弦くんのことを「僕のアイドル」だと言っていたそうです。
ボーヤンは、以前から、好きなスケーターにヤグディン、プルシェンコ、結弦くんをあげていました。

イタリアや他の実況も、翻訳動画があがったら、UPします。


よろしければポチっとお願いします♪

人気ブログランキングへ

関連記事

テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2015/12/12 16:10 | 2015-2016 seasonCOMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

羽生結弦選手 GPF2015 SP 翻訳付海外実況動画(ロシア&米ユニバーサル)

ソチ五輪で金とったとき以上の速さで、続々翻訳付海外実況動画があがっています。
ニコニコ動画から。翻訳は消えることがあるので、印象に残った解説は書き留めておきました。

まず、ロシアのタラソワ解説。タラソワの声が恍惚としているのが印象的でした(笑) もちろんベタ誉め。
実況のおじさんは、コフトンなどロシア選手がでてるときは、少し嫌味な言い方をするのですが(前回のNHK杯では、タラソワに怒られていました)、今回はロシア選手がでてないせいか、素直に絶賛していますね(笑)

  【ロシア実況】羽生結弦 2015 Grand Prix Final SP
  


は実況、はタラソワ。

新しいプログラムでないにも拘らず、少しも色あせていません。白いワインのような熟成されたプログラム。

以前の彼が思いだせないほどに、彼は変わったわ。
(ステップシークエンスのところで) 会場全体が、彼の身体の動きに合わせて、呼吸しているみたい。


(演技後) 天才。他に言いようがありません。

彼が天才なのは、その素質をみるに最初からわかっていたこと。だけど、ここまで成長するとは。特に今年、ここまでの飛躍を遂げるとは・・。これは信じられないほどの努力と、自分自身の記録を塗り替えにいくことへの、途方もないプレッシャーに耐えるほどの天性の忍耐力があって成せるわざ。

単に才能がある人間ではなく、真の天才と共に仕事をしている喜びは、トレーナーの心を揺さぶるの。だって、自身の可能性や教え子の可能性を意識せずとも、空に飛びだして、何だってしたいようにできると思わせてくれるから。これは衝撃的なクオリティよ。彼らがここまで魅了してくれたことに感謝しないと。


人間の可能性は実は無限大であると、結弦が証明してくれました。フィギュア史上初、今の採点基準になって初めて、技術点が60点を上回りました。おそらく初めて、演技構成点ですべてのジャッジが10点をつけています。

すべてのジャンジが? それはとても良いことね。だって、後半のステップシークエンスで、私はもうここで立ち上がりたくなったもの。彼は、人々を内側から爆破させたの。爆破したのよ。

私は、このロシアの二人の解説を聞いて、なんで海外実況の方が好きなのか、気づきました。
誉め方が、とても詩的で洒落てるんですね、特にヨーロッパ解説は。
白いワインのような熟成されたプログラム」とか「会場全体が彼の身体の動きに合わせて呼吸しているみたい」とか「「彼は人々を内側から爆破させたわ」とか・・・こんな素敵な表現は、「すごい」とか「素晴らしい」とかしか言えない日本の解説者には絶対マネできないでしょう。まあ、織田さんが、「白いワインが~」とか言っても似合わないけど(笑)


次はユニバーサル解説。ライブは別にありますが、そちらは翻訳あがっていないので、振り返りの方です。
解説は、ライアン・ブラッドレイさんとクレッグ・アユリーさん。ライアンさんは元フィギュアスケーターですね。
お二人とも、TESの上がる速度に驚愕しておられました。

  【Universal版】羽生結弦 2015 GPF - SP (commentary #2)
  


彼の演技への自信や期待感は、これまでのスケート界では前例がありません。
これまでのどんな素晴らしいチャンピオンも凌ぎます。こんなレバルのものは存在しなかった。

(演技終了後) この演技が、今後のフィギュアスケートの基準となります。
ここは彼のひとり舞台と化しました。SPにはなんの落ち度もありませんでした。
スコアは110.95。自己ベストだけでなく、世界最高スコアの記録も塗り替えました。これから、長く、世界最高スコアであり続けるでしょう。このスコアに近づくことができるスケーターは、彼自身以外、この世界には存在しません。

男子シングルの出場者の中には、3人のワールド・チャンピオンがいますが、ユズル・ハニュウの演技の前では、他の選手がジュニアの選手のように見えます。他の選手全員で下位争いをしている状態です。


NHK杯のときも、長くこのスコアは塗り替えられないだろうと言われつつ、2週間後にあっさり更新。
基礎点+GOE+PCSの満点が113点台らしいので、この構成での限界点にほぼ近づいているのは確かです。
あとの伸び代とすれば、レベル3だったステップと、GOE満点には届かなかったアクセルでしょうか。

しかし、ファイナルに出場したほかの選手が「ジュニアのように見える」って・・・。
この歯に衣をきせない言い方が、いかにも海外解説らしいですね(笑) 
調子が悪かったとはいえ、チャンまでジュニア扱いとは。ハビくんが「結弦の後は滑りにくかった」とか言ってたらしいですが、その気持ちわかります。中国杯のフリーで、ボーヤンの後にハビくんが滑ったら、ハビくんがすごくうまくみえたけれど、今回、結弦くんの後に滑ったら、ハビくんすごく下手にみえたもん(ハビくん、ごめん)。
他の選手も、結弦くんの後には滑りたくないと思ってるでしょうね・・・。

追って、他の海外解説もあげる予定です。


よろしければポチっとお願いします♪

人気ブログランキングへ

関連記事

テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2015/12/12 13:40 | 2015-2016 seasonCOMMENT(1)TRACKBACK(0)  TOP

 | BLOG TOP |