宮原知子選手 四大陸選手権2016 SP首位発進

四大陸選手権女子ショートが、昨日終わりました。宮原さん、安定の演技で首位発進です。

宮原 SP70点超え!「目標達成」自己ベスト首位発進(2016.2.16 スポニチアネックス)

世界ランク1位で全日本選手権連覇中の宮原知子(17=関大高)が、女子ショートプログラム(SP)で自己ベストの72・48点をマークし、首位発進した。日本女子の70点超えは浅田真央、鈴木明子に続いて3人目。村上佳菜子(21=中京大)も自己ベストの68・51点で2位、本郷理華(19=邦和スポーツランド)は64・27点で4位につけた。フリーは20日に行われる。

控えめで謙虚な宮原は、ハイスコアにも表情をほとんど変えなかった。15年11月のNHK杯でマークした自己ベスト69・53点を一気に2・95点も更新する72・48点。「国際大会で70点を出すことができたので、一つSPの目標は達成できた」。日本女子では浅田、鈴木に次いで3人目となる70点の大台突破で、首位発進だ。

冒頭の3回転ルッツ―3回転トーループを決めるなどノーミスの演技。ジャンプの安定感を支えるのは、地道なトレーニングだ。股関節を痛めたことを機に、専属トレーナーの下で下半身強化に着手した。この1年で垂直跳びは4センチ伸び、後半の難易度の高いジャンプも無理なくこなせるようになった。情熱的なステップを踏み、「レベルを落とさないように大きく動かすことを考えた」と納得の表情を浮かべた。

関大高の卒業論文のテーマは「オリンピックに魔物はいるのか」。10年バンクーバー五輪代表の織田信成氏へインタビューするなど、5人の五輪経験者から「魔物は自分でつくるもの」と教えられた。場の雰囲気にのまれず、ぶれない自分でいる大切さを胸に刻み、18年平昌五輪にも「絶対に出たいと思うようになった」と意欲は高まった。

大会前、台湾の地元メディアに「無口で小さな巨人」との見出しで、優勝候補として大きく取り上げられた。高い注目を浴びても、1メートル50の全日本女王は「気にならない。自分の演技に集中している」と頼もしい。フリーは20日。四大陸は14、15年と2位、昨季の世界選手権、今季のGPファイナルも銀メダルだった。「今まで2位が多いので、優勝を増やしていきたい」。世界ランク1位にふさわしいのは、黄金の輝きだ。

▼女子SPの得点 浅田真央が14年世界選手権でマークした78.66点が世界最高得点。同大会で鈴木明子も71.02点。宮原の記録した72.48点は日本女子3人目の70点超えで、世界歴代9位の高得点となった。



表彰台争いに絡みそうなメンバー(浅田さん、ワグナー、エドモンズ)が四大陸スキップしたので、優勝争いは、実質宮原さんとゴールドの一騎打ちだと言われていました。そのゴールドがショートで大遭難したので、宮原さんの優勝が濃厚になってきました。とはいえ、昨年のこともあるので油断はできません。フリーも通常運転のノーミスで、初優勝を飾ってほしいものです。

では、ショートの演技動画です。各国動画もあがってますが、日本語版を。

  フィギュア四大陸選手権 - 宮原知子選手のショートプログラム [72.48]
  


            miyahara 4CC2016SP


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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2016/02/19 10:30 | 2015-2016 seasonCOMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

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