羽生結弦選手 左足リスフラン関節じん帯損傷で全治2ヶ月
今日は、五輪金メダル凱旋パレードの記念日ですが、心配なニュースが入ってきました。
羽生結弦 全治2カ月 左足リスフラン関節じん帯損傷(2016.4.26 デイリースポーツ)
フィギュアスケートのソチ五輪金メダリスト、羽生結弦(21)=ANA=が所属するANAスケート部は26日、今月上旬まで米・ボストンで行われた世界選手権後に左足甲のじん帯を痛めていたことは判明した羽生の経過を報告。本人から左足リスフラン関節じん帯損傷のため、全治2カ月の安静、加療が必要という報告を受けたことを発表した。
当面、帰国せずに練習拠点を置くカナダ・トロントで治療に専念するという。同スケート部は、5月中旬にあらためて経過を報告するとしている。
羽生は2年ぶりの優勝を狙った世界選手権でSP首位発進したが、フリーで逆転され、2年連続の2位に終わっていた。その後、シーズン途中から左足甲を痛めていたことは判明。日本に帰国せず、トロントで静養していた。
では、あまり聞きなれない「リスフラン関節じん帯損傷」とはなんぞや?
下記のふたつのサイトでわかりやすく説明されてます。 ↓
リスフラン靭帯損傷(古東整形外科HPより)
リスフラン関節捻挫の6つの治療法!症状はコレ!(ヘルスケアポケット)
リスフラン関節とは、足の甲の中央付近にある関節で足のいろんな動きを支える部分である。
リスフラン関節部分には、それぞれの骨をつなぎ止める靭帯が存在している。
それが「リスフラン靭帯」で、隣り合う骨どうしを互いにつなぎ止めている。
リスフラン靭帯が損傷すると、つなぎ止めていた骨同士の連結が無くなり、不安定になり痛みを生じる。
原因としては、足がつま先立ちになって、体重が上から乗る状態で受傷する場合がほとんど。
病院を受診した際に施行されるであろう治療法は、こういうものだそう。
・ギプスで固定する (症状が軽い場合は、テーピングやサポーターでの固定も可能)
・アイシング(冷やす)
・1ヶ月ほどリハビリを行う
・松葉杖を使用して足に体重をかけないよう生活する
・鎮痛薬や湿布・塗り薬を処方してもらう
・足底板(そくていばん)を使用した歩行訓練を行う
日常生活を送るには約3週間、スポーツ復帰には約2、3ヶ月を要するそうです。
この怪我は、安静が第一ということ。予想より重症で、驚きました。
ワールド終了後、ANAの公式ツィッターで「オフシーズンは、アイスショーで会いましょう」とメッセージをだしていたくらいなので、本人もそこまで重篤だとは思っていなかったのでしょうね。でも、焦らず、このオフでじっくりと完全に治してください。来シーズンのために。
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2016/04/26 19:05 | 2015-2016 season | COMMENT(23) | TRACKBACK(0) TOP