羽生結弦選手の懐かしの演技が、Jスポーツで見れます♪
スポーツ専門チャンネルのJスポーツ4で、現在、こういう番組を放送中です。
リクエストで決定! ISUフィギュアスケート選手権アーカイブ
私は知らなかったのですが、今年の3月15~31日にかけて、Jスポーツが「2004年~2015年まで開催されたISU選手権大会(欧州フィギュア、四大陸フィギュア、世界ジュニア、世界フィギュア)の中から、あなたがもう一度みたい大会とカテゴリーをお聞かせください」というリクエストを募集していたようです。そのときの募集要項はこちら
で、結果、放送が決定したリクエスト上位6位までの大会は以下のとおり(結果はこちら)
1位 2012年世界選手権男子シングル(開催地:フランス) 5月14日 (土) 午前11:00~
金:パトリック・チャン 銀:高橋大輔 銅:羽生結弦
※ 言わずと知れた「伝説のニース」。羽生選手、ワールド初出場でメダリストに。
2位 2010年世界選手権男子シングル(開催地:イタリア) 5月28日(土)午前11:00~
金:高橋大輔 銀:パトリック・チャン 銅:ブライアン・ジュベール
※ バンクーバーオリンピックシーズンのワールド。高橋選手、ワールド初制覇。
3位 2007年世界選手権男子シングル(開催地:日本) 6月4日(土)午前11:00~
金:ブライアン:ジュベール 銀:高橋大輔 銅:ステファン・ランビエール
※ 高橋選手が、はじめてワールドメダルをとった大会。
4位 2014年世界選手権男子シングル(開催地:日本) 6月18日(土)午前11:00~
金:羽生結弦 銀:町田樹 銅:ハビエル・フェルナンデス
※ まだ記憶に新しいソチオリンピックシーズンのワールド。羽生選手、ワールド初制覇。
5位 2011年四大陸選手権男子シングル(開催地・台湾) 7月予定
金:高橋大輔 銀:羽生結弦 銅:ジェレミー・アボット
※ 羽生選手シニアデビューの年。初出場の4CCでいきなり銀メダルを獲得した大会。
6位 2010年世界ジュニア選手権男子シングル(開催地:オランダ) 7月予定
金:羽生結弦 銀:ナン・ソン 銅:アルテゥール・ガチンスキー
※ 羽生選手が、日本男子史上最年少で世界ジュニア選手権王者となった大会
リクエストは、男子シングルのカテゴリーだけではありません。男女シングル、アイスダンス、ペア・・・4つのカテゴリから募集していました。アイスダンスやペアが入らないのはわかりますが、女子シングルがひとつも入らないとは・・・。今、男子シングルの方が注目されているとはいえ、浅田真央さん、安藤美姫さん、荒川静香さんなど、百花繚乱の女子黄金時代があったというのに。Jスポーツを契約するようなコアなスケオタには、男子ファンが多いということなのかな。
リクエスト結果をみると、結弦くんの出場した大会が4つ。高橋大輔さんの出場した大会が4つ。
結弦くんに関していうと、中学生で優勝したジュニアワールド、初メダルをとったワールド、初優勝したワールド、シニアデビュー年での初めてのチャンピオンシップのメダルとなった四大陸・・・と、GPシリーズと五輪を除けば、大事な大会はすべて押さえられているという印象です。
この4つの大会に共通しているのは、全試合、「ショートで出遅れ→フリーで追い上げ→順位をあげる」というパターンの試合なんですね。結弦くんが表彰台にあがった試合は、2015年上海ワールドや2013年四大陸もありますが、どちらもショートで首位にたちながら、フリーで逆転された試合です。ファンとしても、あまり振り返りたくない大会ということでしょう(笑)
さて・・・すでに一位の2012年の世界選手権は放送ずみです。
私は、このニースワールドで結弦くんのファンになったので、このときの試合を録画していませんでした。フリーは「覚醒の時」に収録されているとはいえ、やはり臨場感あふれる大会を録画しておきたかった・・・という思いはありました。ショートもほしいし。
ニースワールドまでは、私は女子シングルのライトファンで、男子シングルはほとんど興味がありませんでした。男子も女子も大会を録画なんてしてなかったんです。ニースの前から結弦くんのことは知ってはいましたが、「あら、なんか可愛い子がでてきたのね~」くらいの認識しかなかった。まさか、あのニースであそこまで心を鷲掴みにされてしまうとは・・・。
7月には、シニアでのチャンピオンシップの初メダルになった台湾の四大陸。日本男子最年少で優勝したジュニア世界選手権も放送されます。こちらは、もちろん録画してないので、とても嬉しいです。
第一位の2012年世界選手権を見ました。結弦くんのロミオ・・・もう何百回・・・いやそれ以上か、もうわけわからんくらいリピートしていますが、何度みてもその都度、胸に迫ってくる。背中がざわざわするのです。
今季の「SEIMEI」にも素晴らしい感動をもらったけれど、感動の質が違うような気がします。
今からみれば、技術はまだ未熟なところもある。表現も荒いかもしれない。でも、そういうものを超越したもの・・・これがよくいわれる「魂の演技」というのでしょうか。
当時の実況解説をそのまま流すのではなく、岡部由紀子さんの解説、小林千鶴さんの実況で、新たに現在目線での解説をされています。そういう意味では、実況解説も、視聴者と同じ目線ということで、なかなか興味深いものがあります。
岡部さんが、結弦くんのフリーのステップでの転倒を、「演出であるかのよう」と言っているのに、すごく同意してしまいました。次のトリプルアクセル-トリプルトゥループの成功を盛り上げるための振付のひとつに見えるほど、あの転倒は、そのあとのドラマスティックな展開を演出していましたね。
最後に表彰式の映像が流れるのですが、小林さんの「初出場・初メダル。これは日本男子はじめて。17歳、日本男子最年少のワールドメダルでした」との実況に対する、岡部さんの、「初めてづくしですね。ここから歴史が始まります」という言葉がとても印象的でした。
14歳の史上最年少でジュニアグランプリファイナルを制し、日本男子初の中学生でジュニアワールドを制した。ジュニア時代にも「史上初」の歴史は作ってきた彼でしたが、やはり本番はシニアです。
そう、今にして思えば、このワールドは、結弦くんが日本男子の、いや世界のフィギュア界の「史上初」の歴史を作っていく序章にすぎなかったんですね。でも、記録だけではない。岡部さんが言われたとおり、本当に「記憶に残る」演技でした。
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2016/05/24 10:30 | 2015-2016 season | COMMENT(7) | TRACKBACK(0) TOP