コラム紹介 ~羽生結弦 12席分のトリプルアクセル~

今日、9月1日は、結弦くんのSPの振付をしてくれてるジェフリー・バトルの誕生日です。
ジェフ、34歳のお誕生日、おめでとうございます。いつまでもイケメンでいてください(笑)
そして、いつも、結弦くんに素敵なプログラムをありがとうございます。
今シーズンのプログラムもとても楽しみです。今後とも、結弦くんをよろしくお願いします<(_ _)>

さて、今日のスポニチアネックスに、こんな記事がありました。いい話だったので紹介します。

羽生結弦 12席分のトリプルアクセル (2016.9.1 スポニチアネックス)

 【長久保豊の撮ってもいい?話】羽生結弦選手が異質のアクセルを飛んだのは昨年11月、長野でのNHK杯のことだった。前日のSPで2位以下をぶっち切り、フリー当日の午前練習。全選手の曲かけ練習が終わりカメラマン席には弛緩した空気が漂っていた。他の選手たちから距離を置き、彼がトリプルアクセルを2回飛んだ。そして助走スピードを上げた3回目だった。恐ろしく飛距離の長いアクセルを飛んだ。1回転、2回転…。シャッター連射のすき間から彼が回転を途中で切り上げ着地したように見えた。

 「やめたよね?」。

 「うん途中で降りた」。

 失敗?カメラのモニターで確認してみると間違いなく3回転半回っている。

 そして4回目のアクセル。今度は恐ろしく高く飛び、派手にコケた。

 飛距離の長いジャンプと高さのあるジャンプ。単なるバリエーションだったのか、4回転半への挑戦の過程だったのか、それはわからない。

 先月27日、羽生選手がお茶の間に元気な姿を見せてくれた。4月の左足甲の負傷以来、断片的にしか伝わってこない彼の情報にやきもきしていたファンも多いはず。来月にはGPシリーズも開幕、新プログラムや衣装についての情報を求める声も日増しに高まっている。

 平昌五輪のプレシーズン。五輪で勝つための条件が見えてくる。フリーは「3種類、4本の4回転」時代となるのか、あるいはそれ以上か。金博洋選手には4回転ルッツがあり宇野昌磨選手もフリップを成功させた。五輪王者の3種類目の4回転に注目が集まるのは当然だ。

 練習やエキシビションで4回転ループの成功は何度も見た。昨年末の真駒内ではルッツにトライする姿も見た(開場前のリンクに機材を置きに行ったら、たまたま見えちゃったんです。ゴメン)。だがそれはすべて昨シーズンまでの話。

 ボクは17歳の彼を知っている。

 今や伝説となった2012年フランス・ニースでの世界フィギュア。

 その時、彼の足が傷ついていたことも知っている。

 「彼を止めろ。これ以上滑ったら靭(じん)帯やっちゃう(ボクはヒザの故障だと思っていた。だが後日、足首の捻挫だったと明らかになる)」。おそらく彼も耳元で同じことをささやかれていたのではないか。彼はそれを振り払うように吠え、カメラのファインダーに収まりきれない激しさで4分30秒を舞った。

 弾ける歓声の中で「あいつの足、壊れてたよね?」と言って泣き、「オレ、あいつを小さな頃から知ってるんだよ」と言って泣き、「あいつ、遠くへ行っちゃったよ」と言って泣く。そういうカメラマンたちの姿を知っている。

 今も彼の本質はあのころと変わっていないことを知っている。知っているから怖い。今シーズンに限って言えばライバルたちが4回転の種類や本数を増やそうと彼の絶対性は不変だ。だが彼は圧倒的なプログラムで勝とうとするだろう。彼はバンクーバー五輪のライサチェクにはなれない。

 負傷の不安やわれわれが抱える心配をも戦うモチベーションに変えてしまう人だから余計なことは言うまい。そして気の早い話だが平昌で滑り終わったら指を1本、すーっと天に向けて立ててもらいたい。ニースのときと同じように。そうしたらボクも泣いてしまうだろうな。(編集委員)

 ◆長久保 豊(ながくぼ・ゆたか)1962年生まれの54歳。都立両国高校から帯広畜産大学卒。写真部所属のカメラマンで、95年の東京写真記者協会賞グランプリをはじめ、計4度の受賞歴あり。フィギュアスケートの著名コーチと同姓でよく関係を疑われるが、全くの別人。



荒川静香さんとの対談で、結弦くんは「クワドアクセルまでは跳びたい。怪我の心配があるので、現役中には無理かもしれないけど」といった趣旨のことを言っていました。このコラムの長久保さんが意図されているとおり、結弦くんは、平昌までなら、昨年のショート2本、フリー3本のクワド構成で十分勝てるはずです。それを完璧にすれば、それだけでいい。あえてリスクをとる必要はない。でも、彼が「ライサチェックにはなれない」ことを、ファンは皆知っている。

だから・・・正直、怖い。今回、治療の長引く怪我をしたからなおさら。今シーズンの彼のプログラムはまだ発表されていません。さすがにクワドアクセルはないだろうけど、「ちょっと~!! あんた、病み上がりのくせに何やってくれてんのよ~~~!!」と叫びたくなるような鬼構成をもってきて、また心臓を絞られるような思いをさせられるんだろうなと(笑)  耐性ついてるつもりでも、想像の斜め上をいく子なので・・・本当に、ゆづファンってマゾでないとやってけない(笑)

平昌で滑り終わったら指を1本、すーっと天に向けて立ててもらいたい

長久保さんのこの言葉が、すべてのゆづファンの総意・・・といっても過言ではないと思います。

この夏のリオオリンピック・・・あらためて、オリンピックのすごさを感じました。
やはり、世界選手権とは違う。世界選手権はもちろん大事だけれど、その競技のファンでなければ、世選何連覇したとしても、世間の人は普通は知らない。世界中に放送されることもない。
5度世界女王になったにもかかわらず、ついにオリンピックチャンピオンとは無縁だったミシェル・クワンが、「可能だったら、 世選の金メダル5個とオリンピックの金メダル1個を交換したい」 ・・・と言ったのは有名な話ですが、やはりそれほど特別なものなのです。

そう・・・やはり、オリンピックなんです。ここ2大会、結弦くんは世界選手権を銀メダルに終わっていますが、2大会くらい、他の選手にくれてやってもいい(いや、それでも勝ってほしかったけど!)。大事なのは、平昌オリンピック。それは、私がいうまでもなく、彼が一番よくわかっていることでしょう。

私も、長久保さん同様、平昌のリンクで、天にむけて高々と指を上げるあなたの姿を見たいと・・・それだけを願っています。そう、”絶対王者”の名に相応しいのは、あなたしかいないのですから。


ゆづ新ロミジュリ
こんな可愛い顔して、心は戦士。ついていきます、どこまでも。ああ、救心がいりそうだわ・・・。


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2016/09/01 16:25 | ゆづ語り(2016-2017)COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

2016年8月の読書メーター/羽生選手に関する小ネタ

8月の読書メーターをUPします。

内訳は、BL小説2冊、BLコミック1冊、一般コミック1冊、
スポーツ雑誌2冊、スケート本4冊、テレビガイド1冊、コミック雑誌1冊。

8月は少ないです。特にBLが・・・。
8月のスケート誌も図書館で借りたものほとんどですが、購入もしてます。
ただ、図書館で借りたのは、期限までに返却しないといけないので、どうしても図書館本優先に。
9月は購入して積んでるスケート誌も消化していきたいと思います。


さて・・・7月26日付の記事(羽生結弦選手 いろいろ情報(2015.7.26) & FaOI幕張2016福間vsゆづコラボ映像)で紹介しました、ルトリシア・ボック選手とのツーショット写真が、ドイツのスケート誌に掲載されたそうです。

ドイツスケート誌ゆづ2016

私は、このボック選手は存知あげませんでしたが、この号の表紙をピンで飾っているようなので、ドイツでは有力選手なのでしょう。


あとひとつ。昨日の記事「結弦くんは海が苦手」に関連して、ネットでこんなイラストを拾いました。

ゆづ「海は遠慮します」

「一緒に泳ごうよ! 泳げなくてもこれがあったら大丈夫だよ♪」と浮き輪を差し出すプーさんに
「いや、いくらプーさんの勧めでも、これだけは遠慮します」というポーズの結弦くん。
これが、指田さんだったら、釣り竿かしら。いずれにしても、遠慮するだろうけど(笑)

脇道にそれましたが、「8月の読書メーター」につきましては、「続きを読む」からご覧ください。


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2016/09/01 12:55 | 読書メーターCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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