スケーターたちの記憶 羽生結弦編 内容と感想 その2

結弦くんのタイムリーな話題が多くて、それを優先していたので、すごく日が空いてしまいましたが、「スケーターたちの記憶 羽生結弦編 内容と感想 その1」の続きです。

一回目はこちら → スケーターたちの記憶 羽生結弦編 内容と感想 その1

二回目は、2013年のグランプリシリーズの3試合について、簡単に記録しておきます。


● 2013年GPシリーズ カナダ大会(18歳)  2位
SP: 80.40(3位)  FS: 154.40(2位) 合計: 234.80(2位)

ショートは、3Lz-3Tが抜けて、1Lz-3Tになり、4Tの着氷乱れもあり出遅れました。
フリーは4S転倒、3A-3Tが抜けて1A-1Tに。チャンを意識しすぎて自爆も地力の強さで2位に。
表彰式映像あり(1位:チャン 2位:羽生 3位:織田)

gp2013canadafree

<SP後インタビュー>
悔しいです。全体的に本当に悔しい。
<FS後インタビュー>
とりあえず、やっちゃったって思いました。


● 2013年GPシリーズ フランス大会(18歳)  2位
SP: 95.37(2位)  FS: 168.22(2位) 合計: 263.59(2位) 

ショートは完璧な演技でパーソナルベスト更新。フリーは4Sが抜け、4Tも転倒。
チャンがSP、FSとも神演技で世界最高得点を樹立。またしてもチャンを意識しすぎた結弦くん。
表彰式映像あり(1位:チャン 2位:羽生 3位:ブラウン)

gps2013francefree

<SP後インタビュー>
0.02ポイントくらいですけど、去年のスコアをまず上回ることができてよかったなと思います。
<FS後インタビュー>
まあ、しょうがないですね。


● 2013年グランプリファイナル(19歳)  優勝
SP: 99.84(1位)  FS: 193.41(1位) 合計: 293.25(1位)

SPは100点にあと一歩の高得点。FSも、4S転倒と最後のスピンのふらつき以外は完璧。
遂に宿敵・チャンに勝利・・・日本開催ということもあり、会場中がおおいに盛り上がる。
結果的に、この優勝が、ソチ五輪の金メダルに繋がっていく。
表彰式映像あり(1位:羽生 2位:チャン 3位織田)

2013 yuzu

<SP後インタビュー>
(世界最高得点に)びっくりです。もうびっくりしか言えないです、はい。
<FS後インタビュー> 
悔しいのが本音です。ただ、点数の方で少し評価がいただけたかなという感覚はあるので、またこれをきっかけに、もっともっと強くなれるように頑張ります。


2013年のGPシリーズは、リアルタイムで見ていましたが、総集編という形で見直すと懐かしい。
フランス大会のチャンの演技は、文字通りの神演技で、王者の強さをみせつけました。
「チャン、五輪金メダル確実」という空気が流れていたことを思い出します。
結弦くんのフリー後の「まあ、しょうがないですね」という言葉の裏には、「チャンにあんな演技されたら(負けても)しょうがない」という意味も含まれていたのじゃないかしら?(笑)
でも、「この神演技チケット、五輪にとっておいた方がいいのでは?」とちょっぴり思ったのも事実。

ファイナルでの結弦くんの優勝は、本当に嬉しかった。ついにチャンを捕えた瞬間でした。
結弦くんの「真の王者への道」は、この2013年のグランプリファイナルからスタートしたのです。

すみません、まだ続きます(汗) 3回目はできるだけ早くUPしたいです(希望)


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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2016/09/23 12:00 | その他(2016-2017)COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

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