羽生結弦選手 NHK杯2016 SP 中国実況動画(翻訳付)
SPの中国実況解説です。翻訳神様が訳をコメント投入してくださいました。ありがとうございます。
外部プレイヤーでは視聴できない設定になっているので、サムネイルからニコ動に飛んでください。
素晴らしい訳ですが、コメントの流れが速く、私は少しついていけなかった(笑)ので抜き出しました。
実況の女性は赤で、解説の男性は青で。男性はジャッジもされてる方だったと思います。
女性:次に登場するのは、日本の羽生結弦選手です。ソチ五輪で日本選手団で唯一の金メダリストです。これは今シーズンGPSの第2戦ですが、この前のGPSカナダで2位につけました。
(演技中解説はなし)
女性:オリンピックチャンピオン、日本フィギュアの誇り、羽生結弦選手。今シーズン、彼は芸術路線をガラリと変えましたね。
男性:今日のショート、最初のジャンプ以外、本当に完璧でした。後の2つのジャンプは、GOE+3にしても全く問題ないと思います。技術要素の実行に余すところなく完璧にこなしましたね。最初のジャンプは今年彼が新しく取り入れた技で、試合で決める人は彼しか居ません。先ほどの6分練習で、彼は素晴らしい4Loを飛べましたよ。しかし、先ほど試合の4Loは、踏切りの時に力を入れ過ぎました。そのため、重心が外に大きくずれてしまって、着氷の時に体を回ってしまいました。それでも(4Loとしての)点数を貰えます。ジャッジとして-2のGOEを付けるでしょう。
女性:後でプレーバックで彼の最初のジャンプを見てみましょう。このショートは新プロで、ジャンプ構成も新しいものですので、このプログラムの強度(ハード)具合を試すことが必要です。
男性:去年、ジン・ボーヤンのクワド衝撃は彼に一定の影響を与えたんでしょう。なので、今シーズン前に突破を図ることに急いだと思われます。彼は今まで、4Tと4Sを飛べたんですが、今シーズン、4Loも投入して来ましたね。左足が怪我していたので、それを使わない4Loと4Sを練習していて、この二つをショートに持って来たでしょう。
(リプレイを見ながら)
男性:これが4回転ループ。4Loは回り切りましたが、重心が外にずれたため、身体を回って着氷せざるを得ませんでした。これは4回転サルコーにトリプルトゥーループ。こちらは完璧です。減点要素は全く見当たりません。
女性:フィギュアは、4回転の回数が多ければ良い競技ではありません。ルール上、ジャンプの重複に対して厳格な規定があります。なので、多くの4回転を取り入れたいなら、4回転の種類を増やして、異なる4回転をマスターする必要があります。
男性:そうですね。ショートにおいてジャンプが3つと限定されています。単独ジャンプ、コンビネーションジャンプ、アクセルジャンプ。これ以上飛んでも点数がないどころか減点されます。フリーの場合、ジャンプは8つと限定されています。ジャンプコンビネーションやシークェンスで重複できるジャンプが二つまでで、このルールを守らなければ、多くて飛んでしまうと、加点どころか減点されます。
女性:羽生選手は今シーズン、3つ目のクワドをプログラムに入れて来ました。ショートに入れた2種類のクワドはクワドトゥーより難しいジャンプです。リンク外の羽生選手は、ちょっと恥ずかしがり屋の男の子ですが、リンクに入ると、彼はまるで虎のように雄々しく強い男に変身するのです。
(キスクラで)
女性:103.89、わーう、100点を超えた!彼のシーズンベストです。でも、彼のパーソナルベストは昨シーズンの110点です。ISU男子シングルの記録保持者。多分、彼しか破ることができないでしょう。
中国解説は、いつもわかりやすく技術的な説明をしてくれます。また、今もスケート界をリードし続ける、現オリンピックチャンピオンに対しての敬意をちゃんと払ってくれています。無駄なライバル煽りが大好きで、生放送できる時間帯の試合でもゴールデンに録画放送。フィギュアを、スポーツではなくエンタメとして扱い続ける、どこかの国とは大違いですね(笑)
唐突ですが、昨日、きき湯羽生結弦ボトルきました!
よろしければポチっとお願いします♪
人気ブログランキングへ
- 関連記事
2016/12/01 09:00 | GPS(2016-2017) | COMMENT(2) | TRACKBACK(0) TOP