NHK杯2016 現地観戦記 ~1日目~

NHK杯から1週間以上たってしまいましたが、遅ればせながら、NHK杯現地観戦記です。

今回は、3日とも電子チケットでした。私は、電子チケット初体験です。
ローソンチケットとチケットぴあでしか販売されていないようでした。
両方申し込み、1日目と3日目がぴあで、2日目がローソンで当選しました。
どちらも、第一希望のSS席で、1日目と3日目が北ブロック、2日目が南ブロックでした。

たぶん・・・ですが、紙チケットより電子チケットの方が当選確率高かったような気がします。
電子チケットは、急にいけなくなったとき転売しにくいこと、スマホを持ってる人しか購入できないこと、スマホを紛失したり壊したりしたら大変ややこしいことになること・・・などの欠点はありますが、ダフ屋対策としてはそれなりに有効なのかもしれません。

チケット当選が決まってから、エアとホテルを手配しました。
エアとホテルを別々にとるより割安なので、エアとホテルだけのパッケージツアーを利用。
阪急トラピックスの「選べるJAL・ANA便 札幌3泊4日 ホテルリソルトリニティ札幌」を申込みました。

ホテルは、空港からのアクセスと会場へのアクセスがいいこと・・・を重視しました。
そういう意味では、ホテルリソルトリニティ札幌は、空港バスがホテル前に止まること、真駒内駅まで地下鉄南北線1本で行けること、最寄駅の大通駅まで徒歩1分であること・・・など、アクセスは抜群でした。
ホテルの前が大通公園なので、ほとんど観光する時間がない中でも、散策を楽しむことができました。
たまたま、大通公園のクリスマスイルミネーションを楽しめる時期だったのもラッキーでした。
真駒内のアリーナ目的なら、わりとおすすめのホテルではないかと思います。
実際、おそらくNHK杯観戦目的で宿泊してるのであろう女性のおひとり様客が多かったです(笑)

そしてエアですが、当然ANAを選択しました。
このツアーは、追加料金はいるものの、好きな便を選べるものポイント高かったです。
まず、ホテルに荷物を預けて、真駒内アリーナをめざしました。
真駒内駅からアリーナまで、大きなイベントがあるときは、臨時のシャトルバスが運行しています。
真駒内駅からアリーナまで20分ほど歩くので、行きは3日ともシャトルバスを利用しました。
たまたまかもしれませんが、行きに関しては、ほとんど待つことはなかったです。

3階は、客席もありますが、主に物販スペースになっています。
NHK杯の記念品や、アイスリンク仙台などのグッズが購入できます。
一応、会場は撮影禁止なのですが、3階から、競技開始前に、リンク全体のお写真だけとりました(汗)

NHK杯真駒内アリーナ2016


まず、ペアショートです。平日の昼間なので、だいたい6~7割くらいの入りでしょうか。
ペアは、とてもまったりした雰囲気でした。いい意味で、ドキドキハラハラしないですむというか(笑)
私は、ペアはそんなに興味はない人ですが、感想としては、ペアは、テレビより現地の方がずっと面白いなという印象でした。リンクいっぱいを使ったアクロバティックな演技は、やはりリンク全体を見渡せる現地が一番ですね。あの・・・あまり大きな声では言えませんが、下手な男子シングル選手の演技より、むしろ見応えがあるような気がしました(小声)

会場の一番人気は、やはり世界チャンピオンで何度も来日してるデュハメル・ラドフォード組でした。
ですが、ショートに関しては、SP3位の中国の王ペアの演技が、個人的には一番好きでした。

次に女子ショートです。まったりしていた会場も、ここから少しだけギアが入ってきます(笑)

ショートで1位だったのは、ロシアのアンナ・ボゴリラヤ選手。確かに素晴らしかったです。
今シーズンのSPの振付がミーシャ・ジーなんですよね。大丈夫?(笑)と思ってましたが、意外とよかった。
正直、74点くらいはでるかと思いました。プロトコルをみると、コンビネーションのセカンドがURになっていることや、最後のスピンのレベルを取りこぼしているので、見た目より低かったようです。

宮原さんは、後半のルッツでまさかの転倒。アイスショーは別として、競技会では何試合ぶりの転倒でしょうか。思わず、twitterで「これは事件だ」とつぶやいてしまいました(笑) 会場の人たちも驚いてる雰囲気でした。最後の単独ジャンプをコンビにしてリカバリーしたものの、2Tしかつけれなかったので、得点を心配しましたが、なんとか3位に入れたのでホッとしました。

松田さん、生の演技は初めてみるかもですが、印象は得点よりよかったです。顔が小さくて等身バランスがよく、細くてスタイルのいい選手ですね。演技も、見た目はノーミスでしたし、可憐な感じが初々しかったです。

正直、会場の雰囲気的には、NHK杯は、羽生杯だといっても過言ではなかったと思います。
もちろん、他の選手のファンもおられたと思いますが、9割以上羽生ファンだったのではないかしら。
バナーの数もすごかった。私もバナーもっていきましたけど(笑)

会場の盛り上がりは、男子ショートの第2グループで頂点に達しました。
第2グループの6分間練習。結弦くんはウィンドブレイカーを着て登場しました。パンツがパープルになっていたので、「あ、やっぱり衣装変えてきた!」という感じではあったのですが・・・ ウィンドブレイカーを脱いで、衣装の全貌が明らかになったときの、あの会場の異様などよめき(笑) 
衣装の色が変わっただけで、あれだけ会場が盛り上がるスケーターなんて、結弦くんくらいでしょうね(笑)

結弦くんの演技が始まると、(私も含めて)会場全体が息を詰めて、演技を見守っているのを肌で感じました。注目は最初のループです。ステップアウトしたけど、なんとか着氷。次の4S-3Tは難なく成功。あとは、鉄板の3Aだけなので、少し気が楽になります。後半の3Aが成功すると、会場の盛り上がりは最高潮に。北ブロック(ジャッジ側)だったので、あのズサーッ(レイバックランジというらしい)を、正面側から見れたのがうれしかった。もうこれだけでも、北海道まできた甲斐があったというもの(笑) 
そして、得点がでて、100点越えで、また会場が大盛り上がり。本人的は、あのゼスチャーのとおり、「もうちょっと」ではあったと思いますが、スケカナよりもずっと完成度が高いクレイジーを見ることができて大満足でした。

最終滑走は、ナムくんでした。すみません、ナムくんの演技はみましたが、キスクラで得点が出る前に会場を後にしたことを、ここに懺悔します(汗) 遅くでると、シャトルバスが混むんですよね・・・。早めに会場をでたのと、出口に近い北ブロックだったので、この日は、ほとんど待たずにバスに乗ることができました。

1日目が終わってホテルに戻ったら、もう10時ころでした。疲れたのと、明日も試合があるので、ホテルのイタリアンレストランで食事はすませました。やはりおひとり様だと、夜遅く、街に繰り出す元気はでないですね(笑)

最後に・・・北海道の天気が心配されましたが、3日とも天気は良好でした。これも、私の・・・ではなく、ファン思いの結弦くんの精進がいいからでしょう。なんといっても、ほぼ羽生杯ですから(笑)

2日目はまた次回に。


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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2016/12/06 11:40 | GPS(2016-2017)COMMENT(8)TRACKBACK(0)  TOP

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