羽生結弦選手 四大陸2017 SP3位発進

昨日のショートは少し残念な結果でした。でも、考えてみると、コンビネーションのサルコウが抜けて97点台。これは、結弦くんが言っていた「悪いときでも底上げする」ということじゃないかと。ただ、サルコウが失敗した結果、そのあとのステップやスピンのレベルがとれてなかった方が課題かも。ジャンプの失敗を少しひきづったのかなと思いました。スピンとステップの取りこぼしがなかったら、もう少し点が伸びましたね。

プロトコルはこちら → http://www.isuresults.com/results/season1617/fc2017/fc2017_Men_SP_Scores.pdf


【四大陸選手権】羽生、史上最高の4回転ループ…フリーで逆転狙う(2017.2.18 スポーツ報知)

 ◆フィギュアスケート 四大陸選手権第2日▽男子SP(17日、韓国・江陵アイスアリーナ)
 男子ショートプログラム(SP)が行われ、14年ソチ五輪金メダルの羽生結弦(22)=ANA=は97・04点で3位発進となった。宇野昌磨(19)=中京大=が歴代4位の100・28点をマークし、史上4人目の大台超えで2位スタート。ネイサン・チェン(17)=米国=が歴代3位の103・12点で首位に立った。18年の平昌五輪が行われるリンクで、史上初めて同一大会で2人が100点超えを記録するハイレベルな時代が到来した。男子フリーは19日に行われる。

 プーさんのぬいぐるみが投げ込まれ、黄色に染まったリンクの上で、羽生は悔しそうにはねた。4回転サルコー―3回転トウループの連続ジャンプで、最初の4回転が2回転になるミス。来年の五輪が開催される“平昌リンク”で3位と出遅れた。「悔しい。でも考えてもしょうがない。ショートで一番のループが跳べたので、開き直ってフリーへ集中したい」。笑顔で悔しさを押し殺した。

 昨年末の全日本選手権をインフルエンザで欠場後、約2か月ぶりの実戦。プリンスの「レッツ・ゴー・クレイジー」の曲に乗り、踏み切った冒頭の4回転ループは2・29点の加点がつく14・29点。羽生史上最高得点のループだった。「練習してきたからに尽きる」。単発で跳ぶことさえ難しい大技のループに、羽生ならではのこだわりを加えている。両脚を180度に開くイーグルの助走から踏み切り、着氷からまたイーグルという高難度なつなぎ。「僕のジャンプの一番の武器は跳ぶ前の動作の少なさであったり、流れであったり、降りた後のつなぎ方」。曲を聴いた瞬間に浮かんだという超攻撃的な構成に挑み続けている。

 今大会はNHK杯、GPファイナルに続き味の素が帯同し、食のサポートを受けている。牛肉と野菜のオイスターソースいためといったおかずと白米の「勝ち飯弁当」で力を蓄えている。もともと食が細い羽生だが、ソチ五輪の頃と比べると食べる量は増えた。「食への意識が高まっている」と関係者は口をそろえる。すべては平昌での連覇のためだ。

 平昌五輪でライバルになることが予想されるチェンが前の組で103・12点の高得点を記録した。「知らなかった。(コーチの)ブライアンが見せないようにしていたので。どうせノーミスしているんだろうな、と思っていた」。10代選手の突き上げは想定内も、約6点の差をつけられた。「フリーでノーミスできる準備はしてきた。準備してきたことをあさって出せるように集中したい」。シニア転向後、逆転優勝は3度のみ。得意とする23番滑走から、平昌リンクで逆襲を遂げる。(高木 恵)

 ◆羽生結弦に聞く

 ―3位という順位。
 「今日の出来は、はっきりいって悔しいし、ここの位置(会見場の3位の席)に座っている自分自身がふがいない」

 ―4回転サルコーのミス。
 「ちょっと考えすぎた。でもやろうとしていることはできている。感覚のいい抜け方」

 ―会場の感想。
 「非常に楽しく滑れた。音の感じもすごくよかった。みなさんが楽しんでくれて、やっぱりこのプログラムにしてよかったなと思った」

 ―いつものSPより抑えめだった。
 「サルコーが決まったら、もっとノリノリでやっていたと思う。ジャンプが決まらなかった悔しさをフリーへぶつけたい」

 ―フリーに向けて。
 「ファイナルの後、全日本に出ることができず、また一からのスタートだった。ここまで練習して、コンディションも整って、ノーミスでいける準備はできている」



◆ ショート後プレカン

Q:あまり気分ものっていないようでしたし、コンディションもよくなかった。その瞬間どんなことを考えていましたか?

6分間練習で少し混乱していました。クワドループで回りきれなかったので。
そしてクワドサルコウをクリーンに跳べなかった、だから少し緊張していましたでも、
トロントでしっかり練習してきました。だから自分らしくいられたと思っています。
クワドサルコウはパンクしてしまったけどクワドループは着地できたので・・ん~~自分をコントロールできたと思っています。


プレカンの翻訳はこちらからお借りしました。ありがとうございます。
→ http://ameblo.jp/ecovail/entry-12248859444.html




確かに。「チーム・ブライアン 300点伝説」に書かれていた、「大事なのはGOEとPCS」に通じる結果でした。
ショートの出遅れから逆転したことは何度もある結弦くん。フリーの巻き返しを祈ってます!


4CC2017-SP


よろしければポチっとお願いします♪

人気ブログランキングへ

関連記事

テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2017/02/18 09:55 | 全日本・チャンピンシップ(2016-2017)COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

 | BLOG TOP |