羽生結弦 vs チェンの得点を分析 勝敗を分けたのは…
朝日新聞で得点分析してました。転載しときます。結弦くんのGOEが光ってます。
フィギュアスケートの四大陸選手権最終日は19日、韓国・江陵アイスアリーナで男子フリーがあった。ショートプログラム(SP)3位の羽生結弦(ANA)は今季自己ベストの206・67点をマークし、フリー1位となった。SP首位のネーサン・チェン(米)は204・34点でフリー2位。しかし、合計点では羽生が3・75点及ばず、逆転優勝はならなかった。
羽生は3種類の4回転ジャンプを4度成功させた。ただ、得点が1・1倍になる後半に4回転サルコー(基礎点10・5点)からの連続ジャンプを予定していたが、2回転になるミス。基礎点は1・98点しかなく、出来栄え点(GOE)でも0・06点のマイナスだった。
一方、チェンは4種類の4回転ジャンプを5度跳んだ。しかも、冒頭に高難度の4回転ルッツ―3回転トーループの連続ジャンプを成功。基礎点17・90点に、GOEで2・43点が加点された。
スケーティング技術や曲の解釈などを評価する演技構成点では、羽生がチェンを大きく上回った。それだけに、ジャンプのミスが惜しまれる。
SP2位の宇野昌磨(中京大)はフリーは3位。冒頭の4回転ループを成功させたが、2度のトリプルアクセル(3回転半)ジャンプの失敗が響き、技術点を伸ばせなかった。
今回は技術点の争いが大きくクローズアップされました。
ただ、技術点はベースバリューだけでなく、GOEも大きく影響します。
わかりやすい表にしてくださった方がいましたので、お借りします。
フリーのGOEのネイサンとの差・・・クワド1本分くらいあります。
四大陸選手権2017の結果、ショート、フリー、総合得点のランキングが変わりました。
こちらもtwitterでまとめてくださった方がいましたので、お借りします。
結弦くんのすごさが際立つランキングになっています。
しかし・・・3Aで多少のミスがあったとはいえ、フリーで5本クワドを着氷したネイサンが204点台。
クワド3本のSEIMEIが219点台。
ショート・フリーでクワドを7本成功させたネイサンの合計得点が307点台。
ショート・フリーでクワド5本だった結弦くんの世界最高得点が330点台。
いかに、昨シーズンのバラ一とSEIMEIの完成度が異次元だったかわかりますね。
このヘアスタイルの結弦くん、すごくノーブルで素敵だと思います。美の引き出しが多すぎ(笑)
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2017/02/26 10:30 | 全日本・チャンピンシップ(2016-2017) | COMMENT(4) | TRACKBACK(0) TOP