羽生結弦選手 世選2017ジャンプGOE加点動画 他検証動画

結弦くんの世選優勝は大変めでたいことなのですが、あれだけの神演技に対して、PCSおよびGOEが、他選手に比べて厳しいのではないか?という意見が噴出しています。ファンだけではなく、海外解説者の中からも、そういうコメントが散見されます。
この手の話題をだすと、批判的な意見もいただくかもしれませんが、私も含め違和感を感じてる人が多いので、やはりスルーすべきではないと思いました。

日本のファンであることが情けなくなるくらい、中国ファンは結弦くんに守ろうという行動力がすごいです。世選の検証動画をあげてくださいました。結弦くんの点数に不満を表していたイタリアのオトン・マッシミリアーノさんもツィッターで紹介されています。




Debatable GOE Score for 2017 Worlds Men’s Programs (Yuzuru Hanyu, Shoma Uno, Javier Fernandez)



世界最高得点をとったSEIMEIのGOEとの比較動画。なにが劣るのでしょうね?
むしろ精度は上がっているように見えるのですが・・・。twitterよりお借りします。











このツィートは、名指し批判ととられかねないので、どうしようかと思いましたが、以前から私も疑問に思っていたことだったので、あえて貼っておきます。カートの言葉だそうです。



この「プレロテ」については、宮原さんもアンチから散々指摘されていたことでした。それとジャンプの低さも。現行のルールでは、着氷は見るけれど、離氷は見ないので、プレロテでもルール上の問題はありません。高橋大輔さんが、以前これを「省エネジャンプ」と称していたことがありました。プレロテを気にするジャッジなら、高いGOEを与えないだろう・・・という程度。実際、宮原さんのジャンプのGOEは決して高くはありません。彼女があの成績を残しているのは、ステップやスピンに高いGOEがもらえることと、抜群の安定性ゆえです。

不思議なのは、宮原さんは散々アンチから攻撃を受けてきた、ジャンプのプレロテ・低さという問題点が、宇野選手に関してはこれまでほとんど指摘されてこなかったこと。あと、フリーレッグの処理も決して綺麗ではない。宇野選手自身も、「自分のジャンプは、羽生選手と比べて綺麗じゃない」と認めていたくらいです。それだけ癖のあるジャンプを跳んでいても、「ジャンプの教科書」とまで言われる結弦くんと同等の・・・ときには、それ以上のGOEをもらえるようになっている。ネイサンや他のスケーターと比較しても、GOEのバランスがおかしくなってきていますが、中でも特におかしいと感じるのは、宇野選手とのバランスです。

3Aの入り方に関してはカウンター3Aが最高難度。織田さんが「羽生選手にしかできない羽生スペシャル」と絶賛しています。イーグルは両足滑走、カウンターターンは難しい片足ターン。にもかかわらず・・・最近、彼の3AにGOE3を見ることが以前より少なくなりました。

こういう疑問を投げかけると、また風紀委員を気取った、自称・羽生ファンからお叱りを受けそうですが(笑)、海外の専門家からすら、疑問がでてくる現象を、素人のファンにもわかるように説明してほしい・・・と思うのは、当然のことではないでしょうか。

世選の最終グループ6人の四回転ジャンプを、単純に順番に流して比較した動画。
これだけみても、吉岡さんのいう「格の違うジャンプ」に見えるのですが、ファンの欲目でしょうか?


世界フィギュア2017男子シングルフリー~上位6人の4回転ジャンプ全て見せます~



久月羽生五月人形


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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2017/04/10 09:55 | 全日本・チャンピンシップ(2016-2017)COMMENT(18)TRACKBACK(0)  TOP

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