産経新聞が何気に羽生選手に好意的だと感じる件

鈴木明子さんの「もっとエモーショナル」コラムや、河村名古屋市長の地元びいきの問題発言に対する、「羽生ファンの反応がクレイジー」という印象操作が、最近やたら行われています。にもかかわらず・・・今も昔も、結弦くんに対して、そんなものとは比較にならないくらいのクレイジーな羽生叩きを行っている、マ〇タやデ〇オタと言われる人達については、マスコミが完全スルーしているのがなんとも不思議です。いったい、どこからどういう圧力がかかっているのでしょうか。いずれにしても、結弦くん本人に叩く弱点がまったくないので、腹いせに羽生ファンを叩いているようにしかみえません。

羽生ファンの間では、日刊スポーツが、結弦くんの天敵みたいなポジションになってる今日このごろですが(笑)、では、比較的、結弦くんに好意的な新聞はどこだろうと、考えてみました。

「後半に四回転を3本跳べたのは収穫」(2017.4.22 産経新聞)

 前夜のSPで7位と崩れた世界王者は、ただでは起き上がらなかった。

 前半組で登場した羽生のフリー。無数の日の丸が揺れる会場の大きな手拍子を受けてリンクへ飛び出すと、冒頭の四回転ループを完璧に成功させる絶好のスタートを切った。続く四回転サルコーが一回転でほどけても、気持ちは折れなかった。

 約3週間前の世界選手権まで基礎点が1.1倍になる演技後半は、2本の四回転ジャンプだった。この日は異次元の3本の構成に難度を上げていた。

 決断したのは、悔しさで寝付けず、フリーのイメージトレーニングを繰り返した前夜だった。時計の針が進み、午前3時になり、同4時になった。「こんなに悔しいなら(4回転)もう1本やっちゃえ」

 4回転-3回転、単発の4回転、そして4回転を含む3連続をすべて跳んだ。演技後は肩で息をするほどタフなプログラムをこなし、全体トップの200.49点をマーク。「後半に4回転を3本跳べたのは収穫」と納得の表情で振り返った。

 3季ぶりに優勝した世界選手権を終えたヘルシンキからの帰国便。機内で関係者らとささやかに祝杯をあげた。航空会社からは、乗客みんなで祝うために機内アナウンスの提案があったが、丁重に断った。「みんなが僕のファンというわけではない。応援した選手が勝てなかった人もいる」

 チーム戦の今大会は日本チームをみんなが応援できる。だからこそ、開幕前日の会見では「仲間と出られることがとてもうれしい」と心境を明かした。会場のファンと一緒に最終滑走の宇野をたたえ、羽生の五輪プレシーズンが幕を閉じた。(田中充)



航空会社からの、乗客みんなで祝うための機内アナウンスの提案を、「みんなが僕のファンというわけではない。応援した選手が勝てなかった人もいる」と、丁重に断った・・・という結弦くん。いかにも彼らしい・・・”気遣いの塊”みたいな彼の人柄をよく表したエピソードです。でも、このエピソードを報道してくれたのは、私の知る限り、産経新聞だけです。年下選手とのライバル煽りより、ファンはこういう記事を読みたいのです。

産経新聞は、あまり結弦くんに好意的でないフジテレビの系列会社ですが、読売系と並んで、比較的結弦くんに好意的なような気がします。「勝ち飯」の記事を一面でとりあげてくれたスポーツ報知は読売系ですし、今回の国別でも、一面で結弦くんのフリーを取り上げたのは、関西のスポーツ紙では、スポーツ報知だけでした。

これはあくまでも想像ですが、読売と産経はどちらも右寄りのメディア。「日本の宝」である結弦くんに対して、素直に好意的な扱いをしてくれてるのかな・・・と感じています。そう考えれば、左寄りの朝日新聞系列である日刊スポーツの、結弦くんに対する扱いも不思議ではないのかもしれません。
たいして取材もせず、囲み会見の話を、担当記者の歪んだ解釈(笑)を入れて記事にするようなスポーツ紙が目立つ中で、産経やスポーチ報知は、比較的きっちり取材してくれてるように思います。


【フィギュア】羽生結弦、高橋の熱狂的なファンから心ない言葉を浴びせられて周囲に「スケートをやめたい」と漏らした過去(産経新聞 2014.3.28)

SP3位と追い詰められた羽生が、気迫あふれる滑りで初優勝をもぎ取った。
演技を終えると氷に両膝を付いたまま動けないほど、全てを出し尽くした4分半。

日本男子初の五輪金メダルを獲得し「チャンピオンの肩書にふさわしい選手になる」
と誓って迎えた最初の大会。19歳の若武者を突き動かしたのは「意地と気合」だった。

急成長で日本のエースに進化を遂げたが、
高橋を応援する熱狂的なファンから心ない言葉を浴びせられて周囲に
「スケートをやめたい」 と漏らしたこともあった。

東日本大震災では自らも被災して心を痛めた。
困難を乗り越え、細身の体からは想像もできないタフさを身につけてきた。

同じ年に五輪と世界選手権の2冠達成は2002年のヤグディン(ロシア)以来12年ぶり。
「絶対にミスをしない。それが王者としての風格。どんな状況でも勝てるスケーターになりたい」。
さらなる高みを目指し、銀盤を舞い続ける。



以前にも、うちのブログでとりあげたことがあるのですが、ソチ五輪で金メダルをとった後、「2012年の全日本選手権で、羽生結弦が高橋元選手のファンに心ない言葉を浴びせられ、周囲に『スケートをやめたい』と漏らしたことがある」・・・という出来事を、遅ればせながらでも紹介してくれたのは、産経新聞だけでした。実際、高橋元選手のファンの執拗な羽生選手叩きについては、マスコミはほとんどスルーしていました。この記事の後、産経新聞あてにいろいろクレームがきたそうです。クレイマーのマ〇タやデ〇オタは記事にしにくいが、比較的おとなしい羽生ファンは叩きやすい・・・と考えてるのだとすれば、メディアとしての良心はどこにあるのでしょうか。

今回のヘルシンキからの飛行機の中のエピソードも、結弦くんの人間性の素晴らしさをしめすエピソードとして、田中記者がさりげなく、紹介してくれてますよね。メディアというのは日和見なので、今後姿勢が変わらないとは言い切れませんが、現状は、産経新聞とスポーツ報知が、結弦くんに好意的かな・・・と感じてます。

それにしても・・・です。金メダルとっても引退せずに現役を続けてくれて、その後も何度も世界最高得点を更新し続けるアスリートを、素直にリスペクトできない、どころか足を引っ張ろうとするメディアばかり・・・という日本は、はっきりいって 異常 です。



”羽生結弦”という希代の天才に向けられる憎悪が何からくるのか・・・彼を貶めようとするメディアも、特定スケーターファンの羽生アンチも、その心理は、究極的には、この言葉に象徴されるのではないか。結弦くんは強くなるために「自分より強い人を探す」人。でも、実力不相応に自分を大きく見せたい「自分より弱い人を探す」人達にとっては、羽生結弦という存在は、目障りで仕方がないのだと思います。見当はずれの「羽生ファン叩き」も、抑えきれない嫉妬が生み出したものなのでは・・・という気がします。ただひとついえるのは、どんなバッシングを受けても、私たちファンは、決して怯んではいけないということ。何があろうと、彼を支えるのは、私たちファンなのですから。


国別対抗戦EXゆづメドベ

メドベがセーラームーンやったらリアル2次元だった(笑) さすがロシアンだなあと思ったけど・・・そのメドベと並んでも、結弦くん、スタイルで全然負けてないないんだよね・・・。


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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2017/05/13 13:15 | その他(2016-2017)COMMENT(20)TRACKBACK(0)  TOP

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