FaOI神戸公演 ABC放送動画

昨日放送された、ABC放送のFaOI神戸公演の番組が絶賛されています。
私は関西住みですが、今回ほど関西に住んでいてよかったと思ったことはありません(笑)
それほどの「神番組」でした。2015年の放送より格段によくなってました。
それにしても、テレ朝のFaOIに関しての一連の対応は、テレビ局の鑑といっていいでしょう。

1. 幕張公演をBSで放送
2. 「幕張楽日のノーミスバラ一を見たい!」という声 
→ youtubeでノーミスバラ一を配信
3. 「できるだけたくさんのスケーターの演技を見たい!」という声 
→ 神戸公演のBSではほとんどのスケーターを放送
4. 「ゆづのロンダートが切れてる! 見たい!」という声 
→ 関西ローカル地上波で編集しなおして放送。ライストも放送。他局(TBS)で放送された「明石焼き食べたい」という結弦くんの願いまでチェックして番組内でご馳走するという神対応


新潟公演の映像をもってるくせに、ニュースでチラッと流すだけのどこかの局とは大違い。
新潟公演の放送をしてほしいという要望が殺到していても無視。
タダで流すのがいやなら、CSのフジテレビONEでもいいんだけどなあ。加入増えるよ?
川添アナウンサーのインタ力も高く評価されてますね。
関西の女子アナは、容姿よりトーク力なのです(川添さんは可愛いですが、関西向きの容姿です)。
結弦くんをよくインタしてる、フジテレビの某女性アナとの実力の差をまざまざと感じました。

youtubeで動画の女神様がUPしてくださってます。


Kobe 1(Opening)


Kobe 2(Talk oda yuzu akko marin)


kobe 3(Y- Finale)



BS放送とABC放送のキャッツアイのアングル違いな所抜粋した動画です。ありがとうございます。



FaOI2017神戸番宣より
この頬に手を当ててるとこが女子力高くて可愛い


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2017/06/25 09:25 | アイスショー・イベントCOMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

羽生結弦選手の2017-2018シーズンスケジュール

結弦くんの2017-2018シーズンの初戦は、オータムクラシックに決まりました。
なお、なかなか決まらなかった全日本の会場は、武蔵野の森総合スポーツプラザに決定。
平昌冬季五輪代表の選考基準も発表され、昨日はいろいろな情報が一気にきましたね。
結弦くんの、エントリーしてる試合、また出場は決まっていないが可能性のある試合をあげときます。


オータムクラシックインターナショナル
開催期間  :  2017年09月20日 ~ 2017年09月23日
開催地    :   カナダ モントリオール

ISUグランプリ ロステレコムカップ
開催期間  :  2017年10月20日 ~ 2017年10月22日
開催地    :   ロシア モスクワ

ISUグランプリ NHK杯国際フィギュアスケート競技大会
開催期間  :  2017年11月10日 ~ 2017年11月12日
会  場  :   大阪府大阪市・大阪市中央体育館

ISUグランプリファイナル
開催期間  :  2017年12月07日 ~ 2017年12月10日
会  場  :   愛知県名古屋市・日本ガイシホール

第86回全日本フィギュアスケート選手権大会
開催期間  :  2017年12月20日 ~ 2017年12月24日
会  場  :   東京都調布市・武蔵野の森総合スポーツプラザ

2018年平昌オリンピック フィギュアスケート競技日程
開催期間  :  
団体戦男子SP 2018年2月9日    団体戦男子FS 2018年2月12日
個人戦男子SP 2018年2月16日   個人戦男子FS 2018年2月17日
エキシビション 2018年2月25日
会  場  :   韓国 江陵

世界フィギュアスケート選手権大会2018
開催期間  :  2018年03月19日 ~ 2018年03月25日
開催地    :   イタリア ミラノ

チームチャレンジカップ
開催期間  :  2018年04月13日 ~ 2018年04月15日
開催地    :   アメリカ (開催地未定)



<平昌冬季五輪代表の男子3枠選考基準>

1=全日本優勝者
2=全日本2位・3位の選手とGPF出場者上位2名の中から
3=2の漏れた選手と全日本終了時のISUスタンディング上位3名、全日本終了時のISUシーズンワールドランキング日本人上位3名、全日本終了時ISUシーズンベストスコアの日本人上位3名の中から



8月は新プロ発表と公開練習。さらに、24時間テレビ。
9月はオータム、10月はロステレ、11月はNHK杯、12月はファイナルと全日本。
2月はオリンピック。3月は世界選手権(2連覇かかってるし、枠とりあるから、たぶん出る)。
4月のチームチャレンジカップ、これは五分五分かな。
8月から途切れなくなにかしらあるので、ゆづ枯れはなさそう。あっという間に五輪ですね(汗)


ホワイトクレイジー
毎シーズン、衣装が注目を集める結弦くん。オータムクラシックでのお披露目、楽しみです!


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2017/06/24 07:25 | その他(2017-2018)COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

FaOI神戸公演 地上波放送 CM&番宣動画

関西ローカルで「羽生結弦が再び神戸へ!ファンタジーオンアイス2017」が放送されます。
関西では、神戸公演が、2015年も地上波で放送されました。
結弦くんが欠場した昨年は放送がありませんでしたが、2年ぶりの復活です。
幕張公演のBS放送はかなりカットされてたけど、神戸公演のBS放送は、時間の許す限り(2~3を除いて)ほとんどノーカットで流してくれたし、その上地上波放送も・・・ということで、ABCテレビはとても頑張ってくれてると思います。


羽生結弦が再び神戸へ!ファンタジーオンアイス2017

ABCテレビ(関西のテレビ朝日)
2017年6月24日(土)  15時55分~17時25分 
 

<番組内容>
羽生結弦が2年ぶりに、ファンタジーオンアイス神戸公演に登場!
魅惑のアイスショーとともに、スケーター達の素顔にせまるインタビューや対談企画も!
<出演者>
羽生結弦 荒川静香 織田信成 鈴木明子 宇野昌磨 三原舞依 
坂本花織 本田真凜 紀平梨花 エフゲニー・プルシェンコ 
杏里 藤澤ノリマサ 木下航志  川添佳穂(ABCアナウンサー)



170621 ABC FAOI CM


2017 06 22 FaOI in KOBE 番宣




20170622おはよう朝日-1
20170622おはよう朝日-2
確かに、王子様そのものですね・・・。


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2017/06/23 07:10 | アイスショー・イベントCOMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

尾木ママ、感動のゆづと初対面!& 藤澤さんのゆづエピソード

FaOIが終わりましたが、その余韻が今なお残っております。
FaOIで結弦くんに接した人達がブログで、その印象を語っていますので、紹介します。
その前に、安藤さんのインスタからのお写真。まだあげてなかったので。

FaOI2017新潟_安藤


結弦くんと楽屋で対面して、感激の尾木ママブログより。

おずおずとツーショット写真の撮影をお願いすると・・・ (2017.6.21 尾木ママブログ)

「もちろん、もちろん、いいですよっ」

ニコニコしながら
さっとパーテーションの向こうへ

「こちらの方がバックがいいかも」
薄暗いバックヤード
背景にまで気を遣って
コーナーの奥までわざわざ連れて行ってくれたのです
  
ゆづ自ら写真が撮りやすいように荷物を片付けてくれ
いざっ!という時

「えっ… そ・それっ」
さすがに、ガラケーでの撮影にはゆづもビックリ
 
「う・うん…うん、そうなのよ。そうなのよ」
少し恥ずかしさもあって
あわあわしていると
うちの秘書さん
ガラケー持つ手が震えています
 
「大丈夫?」
「だ、だ、大丈夫です」
そんなやりとりを見ていたゆづ
 
「ボクも、足震えてますから…!」
 
…なんと、なんと、うちのスタッフにまで
心優しい気遣いしてくれたんです!
 
確かに
尾木ママの身長に合わせようと膝
かなり深くかがめてくれていたので
本当に大変だったはずです!
なのに…咄嗟のこの気遣いフォロー
誰でも出来ることではありません!
またもや深く深く心臓射ぬかれてしまったのです
本当に倒れそうになりました
 
尾木ママからのプレゼントの紙袋
ふたりでしっかり掲げて

尾木ママがピースをしたら
「僕もっ」
とゆづもピースをしてくれました


FaOI2017新潟_尾木ママ-1


ゆづブローチにご本人の反応は・・・?! (2017.6.21 尾木ママブログ)

尾木ママが両襟に輝く
ゆづブローチ
指さして
「ほら、ほら…これ」
見て、見てーと催促したら
ぱっと気付いて、ゆづは全身で「ひゃ~っ」って

一瞬の反応でしたが
恥ずかしさ
ちょっぴり、うれしさいっぱい溢れているように尾木ママには見えましたよ…

ゆづの
おもいっきりはにかんだ笑顔
またまた尾木ママの心臓にぐさりぐさり

それに
もう1つ大事なエピソードが

あの紙袋に入ったプレゼント渡す時
「これはね、デニムの甚平なの。海外でシャワー浴びた後なんかに、さっと羽織ってリラックスしてくださいね~」
って言ったら

「これ、着るたんびに尾木ママのこと思い出しちゃうなっ(笑)」
なんて
すごいお礼の言葉

あんまりにも感激したら、息出来なくなり
一言もお礼の言葉発することが出来なかった尾木ママなのです…

あぁ…残念 残念後悔、後悔
こんなにうれしい気持伝えることができなかったなんてー
ダメですよねしょげてます…

改めて写真を見て気づいたんだけど
またしても七不思議発見!!
尾木ママのベストの青と
ゆづの胸のスカーフの青

ネクタイの時のかぶり同様に
おんなじ!!
おんなじ!!
もう
たまりません

疲れているだろうに
最後まで笑顔のゆづ
深々と腰を100度に折って挨拶までしてくれたゆづ

本当に本当にありがとうございました


FaOI2017新潟_尾木ママ-3

FaOI2017新潟_尾木ママ-2
ブローチがシュールです・・・。


これ、着るたんびに尾木ママのこと思い出しちゃうなっ(笑)

こんなタラシ言葉をサラッと言える日本男子って滅多にいないぞ・・・どこで習ってきたんだ?(笑)
目で殺し、笑顔で殺し、言葉で殺し・・・『天使の笑顔をもつ野獣』改め、『天使の笑顔をもつ殺し屋」になりつつある結弦くんです。尾木ママもよく心臓がもったな。結弦くん、ご高齢なので、必殺技はほどほどに(笑)

「たまたま、羽生選手と撮影で接したことがあるという人からお話を聞いた。『羽生選手はとにかくスターオーラがものすごくて、なのに、ドリンクをもっていくと、にっこり笑ってお礼を言ってくれて、撮影スタッフが順番に恋に落ちていった』そうだ。」という内容のツイを見かけたことがあります。わかります。あちこちで、殺しまくり、落しまくっているのでしょう。
尾木ママのマネージャーさんのガラケー持つ手が震えてたという気持ちが痛いほどわかるんだけど(笑)、そんなスーパースターなのに、全然気取らず、末端のスタッフにまで気をつかって、笑顔で接してくれたら、そりゃ、誰でも恋に落ちるよね。テレビ画面や、生のショーの遠目で見ていても、あの殺傷力なのに、間近で見たら、どんだけ威力があるんだ・・・。 


そして、アーチストとして参加された藤澤ノリマサさんのブログより、抜粋。

『羽生結弦選手とのエピソード』 (2017.6.21 藤澤ノリマサブログ)

先日少し書きましたが、羽生選手とお話ししていて、僕が以前、仙台で『希望の歌~交響曲第九番~』をテレビ中継で歌っている時、羽生選手が中継先のリンクで観てくださっていたそうです。

その事を羽生選手から聞いて、ビックリしましたが、覚えていてくださっていて嬉しかったです。

世の中狭いですね。

フィナーレで歌った『希望の歌~交響曲第九番~』など、ショーで使われる楽曲の歌詞が全て頭に入ってるとおっしゃってました。

歌詞の覚え方、羽生選手に習いたい(笑)
僕、すぐ歌詞飛ばしちゃうので(笑)


FaOI2017新潟_藤澤


ショーで使われる楽曲の歌詞が全て頭に入ってる

このプロ意識・・・いや、本当のプロでもなかなかできないでしょ。恐ろしいほどの完璧主義者。

昨日、雑用をしながら、Jスポーツの全米選手権男子シングルのフリーの録画を、なんとなく流していたのですが、そのとき、実況の赤平大さんが、マックス・アーロンのフリーの振付をしたフィリップ・ミルズの言葉を紹介していました。

やっぱり、この・・・コーチの皆さんのイメージっていうんでしょうか、あるんでしょう。この羽生とか、フィリップ・ミルズさん曰くなんですけども、羽生や・・・まあ、フェルナンとかは、アートのイメージだと。アートが最初にあって、2番目にスポーツ・・・という印象。マックス・アーロンはその反対なんだよと。スポーツありきのアートだと。

最初の自叙伝「蒼い炎」で、彼はこんなことを言っていました。

アスリートかアーティストかと聞かれたら、絶対アーティストになりたい。力強さや、高度なジャンプの技術や・・・そんなアスリートの技術は当たり前にもっていて、さらにアーティストになる、それが僕の目指すところです。


はい、見事に有言実行(笑) これだけ発言したことをすべて実行していくって、本当にすごい奴。
結弦くんは、優勝した世界選手権フリーで、技術点126.12をたたき出しています。それでもなお、芸術家タイプの振付師の代表ともいえるミルズさんをして、「アートのイメージ」、「アートが最初にあって、2番目にスポーツ」だと言わしめる羽生結弦。結弦くんの芸術性が、海外でどれだけ認められているか証明しています。今だに「羽生結弦はジャンパー」という印象操作をしてるのは日本のメディアくらいでは?

アーティストの部分を何よりも大事にする結弦くんだからこそ、そのアーティストとしての魂が、「ショーで使われる楽曲の歌詞が全て頭に入ってる」というこだわりにつながっているのだと思います。ただ、単にメロディーラインに身を委ねて演じているのではなく、その歌詞の意味も大事にしている・・・だから、彼の演技はあんなに奥深く、見る人の心を揺さぶるのでしょう。


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2017/06/22 09:15 | アイスショー・イベントCOMMENT(3)TRACKBACK(0)  TOP

「羽生結弦の今季フリー」について考えてみる

今シーズンのプログラムについての記事がでてますので、あげときます。
まず、2017年6月20日付けのSportivaの記事から。文は折山淑美さん。

羽生結弦は新SPを連発。アイスショーから見るスケーターたちの来季

 6月16日から3日間にわたって行なわれた新潟公演で、今年の全日程が終了したアイスショー、『ファンタジー・オン・アイス』。全公演を通じて来シーズンのショートプログラム(SP)『バラード第1番ト短調』を演じた羽生結弦は、最初の幕張公演の最終日以来、なかなかノーミスの演技ができていなかった。

 気合い十分で臨んだ新潟公演は、初日のオープニングで登場直後に軸がしっかりした4回転トーループを決めるなど、幸先のいいスタートを切った。しかし2日目の演技では、最初の4回転ループは着氷を少し乱すだけにとどめ、後半に入ってからのトリプルアクセルもきれいに決めたものの、その後の連続ジャンプでセカンドの3回転トーループ着氷時に転倒。演技後に苦笑いを浮かべながら両手を合わせ、観客に謝る仕草を見せた。
 だが、そこで終わらないのが羽生結弦。最終日は演技前から観客を大いに沸かせた。これまで、場内アナウンスと共に薄暗いリンクに登場する際には3回転ループを跳んでいたところを、この日はいきなり4回転ループを決めたのだ。その瞬間、彼の登場に拍手を送っていた観客からは悲鳴のような歓声が上がった。
 曲がかかった本番では、最初のループこそパンクして2回転になってしまったが、その後のスピンから気持ちを入れ直してトリプルアクセルを大きくフワッと決め、2日目に失敗した4回転ループからの連続ジャンプもきれいに着氷。感情のこもったステップシークエンスは、昨シーズンのSP『レッツゴー・クレイジー』を彷彿とさせるような鋭さと力があり、最後はスピードのあるコンビネーションスピンで締めて、納得の表情で演技を終えた。

 羽生は、2014年ソチ五輪の翌シーズンから2シーズン使っていた、バラード第1番を再びSPに選んだ理由を、「この3年間があった今だからこそできる、バラード第1番をやりたいなと考えたんです。僕は、歌手のライブのように1回1回違う演技ができるタイプだと思うので、そういう違いを大事にする演技をしたい」と明かしている。
 昨シーズン、『レッツゴー・クレイジー』では一度もノーミスの演技ができず、シーズン最後の世界国別対抗戦では、「完全に苦手意識が生まれ始めていると思う」と話していた。昨シーズンのSPは夏場の練習であらかた完成したこともあり、自分の理想の演技と実際の演技とのギャップに苦しむ1年になってしまったのかもしれない。
 そのため、新シーズンのSP『バラード第1番ト短調』は、昨シーズンのフリー『ホープ&レガシー』のように、あえてコンセプトを作らず「その時の自分が思うがまま、感じるがままの演技をしたい」と羽生は語る。目の前にある要素に集中して演技を重ねることで、自分の感情をあるがままに出し切れるような滑りを目指していくようだ。
 ファンタジー・オン・アイスでは、会場ごとにリンクのサイズや氷のコンディションを見て跳ぶ位置を選んでいたジャンプも、これから競技サイズの広いリンクでの練習を積み重ねることで、ショーバージョンから競技バージョンへと進化させていくだろう。アイスショーでの演技は、羽生のさらなる飛躍を大いに期待させるものだった。



こちらは、2017年6月20日付けのベースボールマガジン社の記事です。文は山口真一さん。

注目集まる、羽生結弦の今季フリー。トロントでの公開練習が待ちきれない!

 開幕が約8カ月後に迫った韓国・平昌オリンピック。日本代表候補選手が続々と今季のプログラムを発表している中、依然としてベールに包まれているのが羽生結弦の「フリー」だ。
 ショートプログラム(SP)については、5月26日にスタートしたアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」の初日、幕張公演で『バラード第1番』を披露。2014-2015シーズン、さらには翌2015-2016シーズンにおいて羽生自身が使用したピアノ曲で、15年12月のGPファイナルで110.96点の世界最高をマークした、羽生結弦史の中でも輝かしい位置づけにある「相棒」だ。
 しかも、単なるリバイバルではなく、今回は冒頭に4回転ループを持ってきた。後半にはトリプルアクセル、さらに4-3の連続トーループ。110.95点をマークした時は4回転サルコー、4-3のトーループ、トリプルアクセルの順だったから、難易度はより増している。幕張公演初日はループでパンクしたが、やはり冒頭のジャンプがカギを握りそうだ。

 ANA城田憲監督いわく、オリンピックシーズンの今季は「4年間で一番いい作品をやるべき」。となると、フリーはヘルシンキで世界記録を書き換えた『ホープ&レガシー』なのか…と妄想してしまうが、6月19日現在、詳細は明らかになっていない。
 ここで楽屋話をすると、「ファンタジー・オン・アイス」初日の時点で、報道陣の間では「神戸公演で新しいフリーがお披露目されるのでは」という未確認情報が流れていた。アイスショーのほとんどは、報道公開される公演はただ1度。しかも、その多くは公演初日の第1回公演(昼夜公演の場合は昼の部)というのが相場になっており、そのためアイスショーの事務局には「神戸公演を取材させてほしい」という報道陣からの希望が伝えられていた。結局、それはかなわなかったが、神戸、新潟と続いた公演で、羽生は結局、フリーを公開することはなかった。

 7月7~9日の「ドリーム・オン・アイス」(新横浜)は、6月19日時点で羽生の出演はアナウンスされていない。こうなると、俄然注目度が増すのが、8月上旬に予定されているカナダ・トロントでの公開練習だ。私たち「フィギュアスケート・マガジン」編集部も取材の準備を進めているが、クリケットのリンクに今季のフリーの曲が流れてくる瞬間を想像しただけで胸が高鳴ってくる(曲かけがあるかどうかは今の時点でわからないが)。
 早く見たい、知りたいという欲求は確かにあるものの、頭の中であれこれ空想するのもスケートファンの喜びであり、特権。ファンの間では「今季のフリーはこの曲がいい」という幸福な議論も展開されているようだ。ともあれ、羽生が与えてくれたワクワクとともに、8月の取材を指折り数えることにしよう。



フリーはどうするか。城田さんの「4年間で一番いい作品をやるべき」がフリーでも・・・となると、ホプレガよりSEIMEIのような気もします。6月4日に晴明神社にお参りに行ったのは、もしかして・・・という感じも(笑) 過去プロの復活なら、シェイリーンで、ウィルソンという噂はガセということになりますが、プログラムの再演については、こんな記事も過去にありました。


羽生異例の再演誓う 思い入れあるプログラム(2015.3.30 日刊スポーツ)

【上海(中国)29日=阿部健吾】ソチ五輪金メダリストの羽生結弦(20=ANA)が異例の「再演」を誓った。銀メダルを獲得した世界選手権の会場で行われたエキシビションに参加。ショートプログラム(SP)がショパン「バラード第1番」、フリーは「オペラ座の怪人」を演じたが、度重なるケガの影響で難易度を落とさざるを得なかった。思い入れのあるプログラムへの心残りに、「いつかまたやりたい」と口にした。

 苦難のシーズンで、踊り続けたプログラムのことを聞かれた時だった。羽生は内に秘めた思いを明かした。「(来季の)可能性はいまのところは少ないかなと思うんですけど、いつかまたやりたい」。2季連続ではなく、あえて「いつか」。あまり前例がない、時間を置いてからの再挑戦に意欲をみせた。
 どちらも思い入れたっぷりの演目だった。SPは、挑戦したことがなかったクラシックのピアノ曲。五輪王者で迎える新シーズンに新境地を開くため、リクエストした。3拍子で強弱を付けた滑りが難解だったが、向上心をうずかせた。
 フリーは本来はソチ五輪シーズンで使用したかった「オペラ座の怪人」。王道すぎて振付師の同意が得られずに断念したが、ボーカル曲が解禁された今季、満を持して投入した。もともとミュージカル曲を滑るのは得意で、自分に合う自信もあったのだろう。
 ところが、11月の中国杯の激突事故に始まり、昨年末には腹部の手術、1月末には右足首の重度の捻挫を負った。シーズンを通し、体調に合わせてレベルを落とすしかなかった。もともと4回転をSPでは後半に、フリーでは3本を組み込む高難度の演目だったが、「このコンディションで何ができるかを常に考えて、考えて」過ごさないといけなかった。
 「宿題ですね」。完成形を滑りきれば、どちらも間違いなく世界最高点が出る。その潜在力を知り、こだわりがあるからこそ、これで終わりにできない。実際、初の世界選手権で3位となりメダルを獲得した11~12年シーズンのフリー「ロミオとジュリエット」を、ソチ五輪シーズンに再び使用。演技構成のレベルを上げた内容で、金メダルをつかみ取った経験がある。
 「(後半の4回転には)挑戦したい。楽しみにしながら頑張りたい。今季の経験を踏まえて、また1歩進化できるのではないかな」。もしかしたら、18年平昌五輪シーズンに再演なんてことがあるかもしれない。



ここで、結弦くんは、「バラード一番」と「オペラ座の怪人」は思い入れのあるプログラムなので、「またいつかやりたい」と答えています。「バラード一番」は、2015-2016シーズンも続行となりましたが、今回、1シーズンをおいて再演となりました。このときの気持ちが変わっていなければ、「オペラ座の怪人」復活の可能性もあるのかなと思ったりします。その場合は、必ずしもシェイリーンとは限らず、ウィルソンの可能性もあるかもしれません。元々、クリケットにきたとき、ウィルソンに「オペラ座の怪人をやりたい」と希望したが、ウィルソンが「先シーズンにチャンがやってるからダメ。まだ早い」と却下されたといういきさつがあります。万が一、「オペラ座の怪人」ならば・・・「そのときは幻となったウィルソンプロ」を見てみたい気もします(笑)
ソチ五輪で金メダルをとったとき、「ロミオとジュリエットはとても思い入れのあるプログラムなので、いつかまたやりたい」と言っていたような気がしますが、年齢的にはロミオよりファントムの方がいいのかな。もっとも、ビジュアル的には今もロミオの方が近いかもしれませんが。

結弦くんは、自分のプログラムのテーマをとても大事にするスケーターです。ソチ五輪の「ロミオとジュリエット」は、2011-2012シーズンの「ロミオとジュリエット」とは音源も振付も全く違いましたが、同じモチーフを選んだ。さらに、「白鳥」というテーマも、彼にとっては特別なもの。2010-2011シーズンのショートプログラムで、2016-2017シーズンのEXプログラムで使用しました。
「バラード一番」は言うまでもありません。ならば、フリーも、過去プロの再演、あるいは、音源や振付を変えて同じテーマのものをもってくる可能性はけっこう高いような気がしてます。そして、ここ数年、公開練習のときに、新プロが「ジャジャーン!」と発表されています。

トップシークレットでしょうが、フリープログラムはもう決まってますよね。ということで、城田さんの「4年間で一番いい作品をやるべき」という方針と、結弦くんの「いつかまたやりたい」という言葉から、勝手に予測。まあ、当たらないだろうけど(笑)

1. SEIMEI(シェイリーン) 40%
2. オペラ座の怪人(シェイリーンかウィルソン) 40%
3. 全くの新プロ(シェイリーンかウィルソン) 20%


で、その発表時期ですが、過去の公開練習と新プロの発表時期はこんな感じ。

2017年 8月上旬トロント(予定)
2016年 現地時間9/13(火)に公開練習で日本時間9/14(水)に第一報
(深夜2:42にWorld Figure Skating の速報ツイ)


2015年 現地時間8/6(木)に公開練習で日本時間8/7に第一報
2014年 現地時間8/7(木)に公開練習で日本時間8/8に第一報
2013年 仙台で8/30に公開練習ソチフリーのロミジュリ披露


情報は、宙さんのツイより。
https://twitter.com/tyugaeri/status/877290544421978112
https://twitter.com/tyugaeri/status/877290584519565313


FaOI2017_in_Niigata-18


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2017/06/21 10:40 | クリケット・プログラム・CS(2016-2017)COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP