FaOI2017 in MAKUHARI 1日目 鑑賞記
「ファンタジーオンアイス2017 イン幕張」に3日間行ってきました。
ついでに、ショーの後、東京で2泊して東京観光もしていたので、帰ったのは30日でした。
少しずつですが、記憶をたどりながら、何回かに分けて、ショーのレポをしたいと思います。
今日は、1日目(26日)です。幕張公演の出演者は以下のとおり。
●Fantasy on Ice 2017 in MAKUHARI(ファンタジー・オン・アイス イン幕張)
日程:2017年5月26日(金)~28日(日)
公演:19:00~(5/26)、14:00~(5/27)、13:00~(5/28)
場所:幕張メッセ 幕張イベントホール(千葉県)
出演スケーター :安藤美姫、鈴木明子、本田真凜、紀平梨花、カロリナ・コストナー、アンナ・ポゴリラヤ、織田信成、羽生結弦、宇野昌磨、ハビエル・フェルナンデス、エラジ・バルデ、エフゲニー・プルシェンコ、ステファン・ランビエル、ジェフリー・バトル、ジョニー・ウィアー、アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ
アクロバット :オレクシイ・ポーリシュク /ウラジミール・ベセディン(アクロバット)、マリーピエール・ルレ(エアリアル)
アーチスト :大黒摩季(シンガー)、清塚信也(ピアニスト)、中西圭三(シンガー)
泊まったのは、ホテルスプリングス幕張です。海浜幕張駅より徒歩2分。幕張メッセにはアパホテルの方が近いけど、アパは部屋が狭いので、アパより広くて駅に近いこちらにしました。ジョニーはニューオオタニに泊まっていたみたいなので、スケーターはそちらに泊まっていた人が多かったのかもしれません。メッセに近いですしね。
初日は、ホテルにチェックインしてから、イベントホールに向かいました。事前に「開場の1時間前から会場外のテントでパンフレットを販売している。オフィシャルグッズは会場の中でのみ販売」という情報があったので、開場の50分ほど前に現地に到着して、とりあえずパンフレット購入希望者の列に並びました。が・・・今にして思えば、これが間違いのもと(笑) パンフは会場内でも余裕で買えるのだから、まず入場待ちの列に並ぶべきでした。
パンフを購入してから、入場待ちの列に並んで、開場後、入って右方向にあるグッズ売り場にダッシュで向かいます。はい、予想を上回る長蛇の列(笑) 神戸は、今年はわかりませんが、2015年も2016年も会場の外の特設売り場でグッズを販売してました。でもそれだと、チケットをもっていない人でもグッズを買えることになるので、この方がいいのかもしれません。
2015年の神戸でもグッズ売り場は長蛇の列で盛況でした。結弦くん欠場の2016年はグッズ売り場はガラガラでした。そして、2年ぶりにFaOIに戻ってきた結弦くんが、スタッフTシャツを着て、あの小さい顔にタオルを巻いて、販促した結果(笑)、今年はグッズは飛ぶように売れ、私のちょうど20人ほど前で、タオルは売り切れてしまったのでした・・・。買えたのはTシャツのみ(涙) 羽生営業部長の実力を侮ってはならない。あのとき、パンフレットの列に先に並んだのが悔やまれる。
でも、遠路幕張まできて、それも3日もいるのに、タオルを買えないなんてありえない!!
明日、絶対リベンジするぞ!!と固く心に誓った私でした(笑)
さて、ではショーの感想です。1日目の座席はステージ向かって左側のロングサイドのほぼ中央部のスタンド席、前から4列目でした。
まずオープニング。次々と、出場スケーターが紹介され、最後に結弦くんが登場しました。そのときの、地響きのような、会場全体が揺れるような大歓声と熱狂・・・忘れることができません。あんなの、初めて見たし、初めて聞いた(笑) 2年ぶりのファンタジーオンアイス。結弦くんが戻ってきてくれることを、ファンがどれだけ熱望していたか・・・会場の屋根が吹っ飛びそうなくらいの歓声と熱気が物語っていました。
昨年、羽生結弦のいないFaOI神戸公演を鑑賞しました。他のショーに比べれば、FaOIは結弦くんが不在でも十分良質のショーだと思います。私自身、昨年は彼にショーに出てほしくなかった。何よりも怪我の療養を最優先してほしかった。欠場の発表は遅かったけど、「出るな!」とずっと願っていた。欠場を知ったときはホッとしたし、彼の苦渋の決断は間違いなく正しかった。でも・・・彼のいないFaOIは、やはりFaOIではない。彼のいないFaOIを見て、かえって、ゆづロスの大きさを痛感する結果となりました。それだけに・・・彼の帰還は、本当に本当にうれしかったのです。結弦くんがいるFaOIは、最初から会場の期待感とテンションが、昨年とは桁違い、別次元でした。
中西圭三さんの「Choo Choo Train」に乗ってのオープニングナンバー、結弦くんのキレキレっぷりはハンパなかった。「ちょ、ちょっと・・・どうしちゃったの?」とびっくりするくらい踊り狂っておりました(笑) 生で見るの初めてじゃないから、わかっちゃいるんだけど、彼のスタイルの良さ、顔の小ささ、オーラのすごさ(彼の回りだけ金粉が待ってるように光ってるの、マジで)、そして氷上とは思えないダンスの上手さ・・・よい意味で彼だけ浮いてる。他に誰がいようが、会場の視線を一人占めする。そして何度見ても慣れない。見るたびに心射抜かれます。
前半、結弦くんの出番がない時点で「今年はやっぱり1プロなんだな」とわかりました。2013年のFaOIも1プロだったので、ある程度は予想はしてました。五輪シーズンなので無理をしないのは賢明です。2013年の1プロは、AIさんとのコラボだったので、今年もアーチストとのコラボだけかな・・・と想像してました。まだ競技プロのお披露目には少し早いだろうしと。なので、オオトリで、「羽生選手、今年のショートプログラムです」と紹介されたときの会場の驚愕の反応と、さらに結弦くんがバラード一番の衣装で登場したときの、会場の衝撃の大きさをご想像くださいませ(笑)
これは・・・本当に度肝を抜かれた・・・という感じでした。いつもながら予想のはるか斜め上をいく。クリケット、恐るべし。羽生結弦、恐るべし。やはり、彼らはただものではない(笑)
もちろんわかっていた。わかっていたつもりだったけど、私なんかの想像以上に、羽生結弦は五輪二連覇を本気で狙ってるんだと・・・悟った瞬間でした。3シーズン目のプログラムがもつリスクを恐れずに、彼が一番自信をもっている、絶対に勝てるプログラムで勝負をかけてきた。彼はワールド優勝後の、帰国インタで言ってました。「五輪シーズンは、一番自分の魅力を引き出せるプログラムでなければならない」と。そういう基準でいえば、確かにバラード一番以上のものはない。彼自身が「大好きなプログラム」であり、羽生結弦の美しさを最大限に引き出すプログラムであり、今だ、世界最高得点を保持し続けているプログラムなのだから。
バラード一番は、至高のプログラムだとあらためて実感しました。過去2シーズン演じているのに、全く色あせた感じがしない。さらにバージョンアップして、さらに美しくなって、バラード一番が帰ってきた。ジャンプ構成は、4Lo、3A、4T-3Tでしょうが、最初の4Loがパンクして、2回転になりました。でも、3Aと4T-3Tは相変わらず美麗。最後にコンビネーションという、リカバリーできない怖い構成だけど、最近の結弦くんの4Tは、後半だろうがなんだろうが、3Aなみに安定してますね。
振付は、ちょっと変わったという印象でした。もちろん、ジャンプ構成が違うのだから、変わってて当たり前なんだけど、動き全体に以前よりもっとキレ味が増してるように思いました。彼自身が、さらに進化していますからね。5月の終わりに、過去これだけの完成度のショートプログラムを演じたことはなかったので、今の時点でこの出来なら、五輪までにどれだけブラッシュアップされるのか・・・底知れない可能性を感じました。
ノーミスできなくて、演技後、ちょっとガッカリしてる感じだった結弦くん。彼が脇に引っ込んだあと、今年は1プロなのでファンサービスなんでしょう、アンコールでクレイジーをやってくれました。ズサーッでコケるという珍しいものを見せてもらいました。バラ一初演で疲れてたのかな? 最後は会場に平謝りの結弦くんでした(笑)
最後は、結弦くんがマイクをもって会場に挨拶。2015年の神戸公演から始まったけれど、今や、ファンが結弦くんの生声を聞ける貴重な場になっています。「私事ですが、久しぶりにアイスショー楽しめました」って言ってくれたのがとてもうれしかった。オーサーも真壁さんも言ってるけど、FaOIは実質「羽生結弦座長のアイスショー」。昨年の欠場はどんなに無念だったことでしょう。「おかえりなさい」・・・と心から主役の帰還を祝福しました。会場にいるファンも同じ気持ちだったのではないかと思います。
さて・・・では、1日目のレポはこのへんで。
結弦くんのことしか書いていませんが、他のスケーターについては、最後にまとめて書く予定です。
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2017/06/01 08:15 | アイスショー・イベント | COMMENT(11) | TRACKBACK(0) TOP