オーサーQ&Aまとめ-2 ~「チーム・ブライアン」公式より
”オーサーQ&Aまとめ ~「チーム・ブライアン」公式より”の2回目です。
1回目はこちら → オーサーQ&Aまとめ-1 ~「チーム・ブライアン」公式より
<第5回目> ※羽生選手の「Notte Stellata」について質問
Q. タラソワさんから曲を頂いたことについての感想
Q. 久々のウィルソンさんとの振付でしたが、振付風景をご覧になられていたのであれば、その時の感想や印象に残った出来事などをお教えてください。
A. スワン・プログラムは美しいエキシビション用プログラムです。ユヅルはタラソワコーチから曲をもらって、嬉しく、光栄に思ったのではないでしょうか。タラソワコーチへの最大限の敬意をこめて、真剣にこのプログラムに取り組んでいましたよ。私はユヅルとデイビッド(・ウィルソン)が一緒にこのプログラムに取り組むところを見ましたが、それは "magical"ーー魔法のように素晴らしものでしたよ。このプログラムの素敵なところは、彼のジャンプ・スキルよりもスケーティング・スキルのほうをより一層際立たせているところですね。そして個人的にこのプログラムの一番好きなポイントは「ディレイド・アクセル」です。昔よく行われていたジャンプで、ロビン・カズンズやヨゼフ・サボフチク、そして私などのスケーターを思い起こさせるのです(^ ^)
<第6回目>
Q. 四大陸選手権での羽生選手のリカバリーを体感した時の思い、感想をぜひお聞かせください。
A. リカバリーができるのがユヅルのすごいところです。彼はいつも決して諦めず、最後まで戦い抜きますからね! またショートがうまくいかない時は、フリーまでの24時間(ユヅルにとってこの時間は長く感じられるでしょうが)を彼は有効に使います。私たちの間でフリーに向けてどうやったら立て直せるかを話し合うのです。
<第7回目>
Q. 羽生君を一言で表現すると?
A. 「考えをうちに秘めている」です! これが彼を表わすのに一番ぴったりな言葉だと思います。それから、「passionate(熱心な、情熱的な、アツい)」というのも思い浮かびますね。
<第8回目>
Q. 羽生選手がクリケットクラブに来てから一番変わったところはどこですか?
A. ユヅルはクリケット・クラブになじんでいます。ここで連帯感や信頼関係が時間をかけて築かれ、彼は私たちファミリーの一員になっているのです。ヨナがここにいた時も私たちは同じ思いを分かち合っていました。ユヅルはクリケットではありのままの自分でいられますし、いちいち批判されたり好奇の目に晒されることがないとわかっているのだと思います。当たり前のことですが、誰だって調子がよい時もあればそうでない時もありますからね。彼は今も思いを饒舌に語るということはありませんが、時を経て胸のうちを伝えてくれるようになりました。
ご質問のお答えとは別になりますが、生徒さん達を指導する上で心がけていることも語って下さいました。
私たちはみな人間ですから、良い時もあれば悪い時もあります。寝起きが悪いままその気分をひきずってしまうこともあるでしょう。プライベートなことで悩む時もあれば、スポーツに関することで悩む時もあります。私たちの仕事で大切なのは、そういった生徒たちの気持ちを「読みとり」、君たちのために私たちはいるんだということをわかってもらい、いつでも相談にのれる態勢を整えておくことです。問題の中には、解決に時間がかかるものもあれば、ピンポイントで解決できるものもあるのです。
切磋琢磨できるライバルがいて、オーサーやトレイシーなど経験豊富なコーチ陣の指導を受けられる。
完全会員制なので、毎日のようにやってくる羽生ファン(オーサー談)に煩わされることもない。
日本にいるときと違い、人目を気にせず外出でき、美しい自然環境の中で散策したりもできる。
クリケットはスケートに打ち込むには最高の場所。本当にカナダにいってよかった。
オーサーの「クリケットクラブはファミリー」だという言葉に、単にスケートが強くなるだけでなく、自分の生徒たちが人間として成長できる場でもあってほしいという、オーサーの想いも感じます。
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2017/07/06 08:51 | クリケット・プログラム・CS(2017-2018) | COMMENT(8) | TRACKBACK(0) TOP