11月の仙台は羽生祭~仙台メトロも写真展に参加 & 今日の日刊スポーツは買い!

11月の仙台は、まさに羽生結弦祭です。仙台交通局も、写真展に参加します。


「羽生結弦 写真とポスター展」開催にあたり
地下鉄駅構内へのポスター掲示やバス車内等で
写真画像を掲出します!
 

 このたび,2013年から2017年にかけて仙台放送で制作された羽生結弦選手のオリジナルポスターと,写真家の能登直氏が撮影した4年間の記録,計120枚の厳選された 写真が一般公開されます。

 開催を記念して,地下鉄駅毎(黒松駅・旭ヶ丘駅・富沢駅を除く。)に異なるポスターを掲示する他,市営バスの車内では「OBC ビジョン」,地下鉄東西線の車内では「トレインビジョン」でも,画像を掲出しますので,ぜひ,ご覧ください!


1 地下鉄各駅でのポスター掲示

地下鉄南北線14駅と東西線全駅に駅毎に異なる全26種類のポスターを掲示します。
(1)期間 11月1日(水)~21日(火) ※ 掲出は,21日午前中までとなります。
(2)場所 
①仙台市地下鉄南北線14駅の構内 ※ 黒松駅・旭ヶ丘駅・富沢駅を除く。                           
②仙台市地下鉄東西線全駅の構内


2 市営バス「OBCビジョン」での画像掲出

市営バス全車両において、バス停留所へ停車する前に、「羽生結弦 写真とポスター展」の告知画像 を掲出します。
(1)期間 11月6日(月)~21日(火)
      ※ 次の路線については,11月8日(水)から画像を掲出します。
      (路線名)北山・子平町,桜ヶ丘,中山・川平,南吉成,貝ヶ森団地,根白石
           芋沢,長命ヶ丘,住吉台,泉ビレジ
(2)場所 OBCビジョン (バス車内前方にある料金表示画面)


3 地下鉄東西線「トレインビジョン」での画像掲出

地下鉄東西線全編成において、次駅へ到着する前に,「羽生結弦 写真とポスター展」の告知画像を掲出します。
なお,乗車時間が短い区間については,掲出しませんので予めご了承願います。

(1)期間 11月3日(金・祝)~21日(火)
       ※ 順次掲出作業を行うため,全編成への掲出には,数日かかる見込みです。予めご了承願います。
(2)場所 トレインビジョン (地下鉄東西線車両内の出入口付近にある行先表示画面)


お問い合わせ先 : 交通局案内センター 022-222-2256



問い合わせたところ・・・

掲示場所は、プラットフォームでなく、改札口付近になるもよう
2ヶ所以上掲示している駅であっても、同一駅なら同一ポスター
仙台駅は東西線と南北線が交差してるが、どちらの線であっても同じポスター

だそうですが、答えてくれた人も、それほど詳しそうではなかったので(笑)、私も責任もてません(笑)

またミッションが増えてしまったわ。消化できるかしら。
怪我してなければ、どうってことないのだけど。3泊4日にすればよかった(汗)
いずれにしても、1日フリーパス券が活躍しそう。


さて・・・今日の日刊スポーツは、買いですよ!

20171031日刊スポーツ


羽生さんがデザイナーで、私はアシスタント

羽生結弦衣装誕生秘話。4季、結弦くんの衣装を担当したデザイナーに、こう言わしめる男子スケーター。普段はファッションに無頓着なのに、スケートの衣装にはとことんこだわる。でも、それも納得。結弦くんにとって、衣装もフィギュアスケートの一部。音楽の編集を自らする音へのこだわりと同じ。衣装は、結弦くんにとっては戦闘服なんですよね。

なお、関西では、裏一面カラーです♪


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2017/10/31 11:31 | 羽生結弦ゆかりの地COMMENT(6)TRACKBACK(0)  TOP

「羽生さんは別格」&ゆづ最新練習映像&マガジン最新号詳報

オーサー、NHK杯にきてくれそうかな。
身体をいたわってほしいけど、来てくれるなら、やはりうれしい。
あと、チャンがNHK杯棄権するかも・・・という話がありますね(怪我とかではない)。




31日発売のマガジンの詳細です。

20171031BB-1
B.B.MOOK1391 (フィギュアスケート・マガジン 2017-2018)

20171031BB-2

いよいよ本格的なシーズンインを迎えたフィギュアスケート界。2月に平昌五輪を控える今シーズンは、特に重要度の高い1年になる。そんな中、五輪前大会覇者の羽生結弦は、まず9月下旬、カナダ・モントリオールで行われたオータムクラシックに出場。足の状態を勘案して難易度を落とした構成でありながらSPの世界記録を更新し、ファンを驚かせた。さらに3週間後のグランプリシリーズ初戦・ロステレコムカップでは、フリーで初めて4回転ルッツに挑み、成功。SPでの出遅れが響いて2位で大会を終えたものの、またしても大きな収穫を手にした。本誌ではこの2大会を写真と会見完全収録で再現、羽生結弦の今シーズンを多角度的に特集するほか、五輪までの集中連載として「仙台からのメッセージ」がスタート。このほかロステレコムカップ女子3位の樋口新葉、坂本花織、ジャパンオープンで非公式ながら自己最高をマークした三原舞依、ロンバルディア杯でSP、フリーとも自己記録を更新した宇野昌磨をクローズアップする。

相変わらず人気のマガジン。今朝の段階で、アマゾンの全カテゴリの書籍中、4位でした(もちろん、スポーツカテゴリでは、ダントツ1位)。この感じだと、最低7割から8割は、ゆづ成分と期待していいかな。


中野友加里さんのインタビュー記事もきてましたね。

「羽生さんは別格」…平昌五輪前に、元女子フィギュアスケーター中野友加里さん特別インタビュー!!(20171029 ダヴィンチニュース)

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズが10月20日に開幕した。来年に平昌オリンピックも控え、その〝前哨戦シリーズ〟とも位置づけられ、選手たちにとっては例年よりも特別な「戦い」になる。日本は世界王者の羽生結弦ら注目選手が多く、ファンの応援も一層力が入る。その熱きオリンピックシーズンをより楽しむため『トップスケーターのすごさがわかるフィギュアスケート』(中野友加里/ポプラ社)をおススメしたい。

 本書は、元女子フィギュアスケーターの中野友加里さんが、スケートの基本的なルール、採点方法、選手たちの心意気、練習、日常生活、他選手との交流や、元スケーターだからこそ語れる「裏話」が満載の一冊だ。しかも、近年の爆発的な人気の中、「ヤバい!乗り遅れた」と焦ってしまっている、読者も念頭に、オリンピックまでにフィギュアスケート通になってもらえるような構成になっている。もちろん、コアなファンを意識した元スケーター目線の視点にも納得させられる。フィギュアスケートファン初心者から、さらに知識を深めたい方まで、まさに平昌オリンピックが百倍楽しくなること間違いなしの内容となっている。
 先日、本の発売を記念して、同じく元フィギュアスケート選手で2010年バンクーバー五輪にも出場した小塚崇彦さんとのトークイベントが開催された。その機会に、中野さんご自身にもインタビューをさせてもらうことに。書籍内ではあまり語られていなかったことを含め、様々な「裏話」を聞かせていただいたので、ご紹介したい。

――フィギュアスケートは「メンタル」が特に重要になってくるスポーツと聞いたことがあります。現役時代、中野さんがやっていたメンタルを鍛える練習があれば教えてください。

中野(敬称略):「こうすればメンタルが強くなる」というような魔法はありません。「試合経験を積む」「試合慣れをする」しかないと思います。ですから、選手たちは平昌オリンピックの半年も前から真剣勝負に挑んで実戦慣れをしていくのです。シーズンオフから次のシーズンまで、半年くらい時間が空いきます。この時期の選手はまず試合勘を取り戻すことから始めます。そんな時期なのに、今季は羽生結弦選手が初戦でいきなりショートプログラム(SP)の世界歴代最高得点を更新しました。ハイレベルなシーズンになりそうで、今からとても楽しみです。

 メンタルの話に戻すと、大事なことは「プレッシャーをどう楽しむか」ということです。私を指導してくれたコーチの佐藤信夫先生は、「練習通り、本番でできることはまず難しいから」とよく言っていました。やはり緊張や気持ちの面の「欲」とかで、身体が硬くなったりします。だから、練習の「80%できたら拍手」といつもおっしゃってました。練習の80%のパフォーマンスをシーズン通して試合で発揮できれば、喜ばしい限りです。トップスケーターといっても人間です。どうしても「勝ちたい」とか「もっと高い得点が欲しい」などと「欲」が出てしまうんですよね。その欲を抑え、いかに平常心で練習通りに滑れるかが大切です。それをできる選手こそ「メンタルが強い」ということになると思います。

――特にメンタルの強さを感じた日本人選手は?

中野:現在のスケーターの中で言えば、間違いなく羽生結弦選手です。そのことを証明してくれたのが2017年の世界選手権でした。SPで5位と出遅れたときには、日本のファンも心配されたと思います。しかし、フリーではミスのない圧巻の演技を披露し、自身が持つ世界歴代最高得点を更新。逆転優勝につなげたメンタルの強さはすばらしかったです。羽生選手は、追い詰められた状況でうまく気持ちの切り替えができたのではないかと思います。プレッシャーを楽しんでいたかは、本人しかわかりませんが、プレッシャーを跳ね返したことは間違いありません。それこそが3季ぶりに世界王者へと返り咲いた羽生選手の強さだ、と改めて感じました。

 フリーの演技を振り返ると、羽生選手は最終グループの1番滑走でした。後ろにSPで自分よりも高得点の選手が控えていました。まさに失敗が許されない状況です。羽生選手はそこで会心の演技をして、そのあと滑る選手たちに底力を見せつけたのです。あんなすばらしいの演技をされてしまうと、もう、次のスケーターたちはお手上げですよね。羽生選手に注がれた大歓声や熱狂の渦で会場の雰囲気もすっかり様変わりしたはずです。後に続く選手はすごく滑りづらかったのではないでしょうか。もしくは、割り切ってる選手もいたかもしれませんね。「羽生さんは別格」って(笑)。



 ← アマゾンサイトへ

ほとんど本の宣伝のような記事ですが(笑)、結弦くんに関する部分のみ抜粋しました。
全文を読みたい人は、こちら

実は、この本、今手元にあるんです。図書館で借りて。旅行の下調べとかでまだ読めてない。
飛行機の中ででも読もうかしら・・・。


結弦くんの最新映像。デールマンのインスタより。
https://www.instagram.com/p/Ba1PSuOlHC7/




結弦くんの部分だけ拡大してくださった動画お借りします。ありがとうございます。



結弦くんがカルメンの曲に音ハメしてジャンプしようとして、失敗してるように見えます(笑)


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2017/10/30 09:35 | CM・雑誌・商品情報(2017-2018)COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

オーサー、無事手術成功、手術翌日に退院予定

オーサーが緊急手術、入院という、ゆづファンにとってショッキングなニュースが流れました。
幸い、たいしたことはなく、無事成功。手術翌日には退院だそうです。



オーサーは、レジャイナで胆のうの緊急手術のため入院。土曜日の朝手術。
オーサーは、無事今朝腹腔鏡手術を終えて、合併症もなく、休養中。明日までには退院の予定。



ブライアンの手術は今朝、成功。腹腔鏡下手術で、合併症なし。快適に病院で休養中。明日退院。



だいぶ具合も良くなり、数日中にコーチするのを楽しみにしている。すべての人のサポートを感謝。

オーサーは、腹痛をうったえて病院行ったそう。
手術を受けるとトレイシーにメールしてきたらしい。トレイシーも驚いたことでしょう。

胆嚢の除去手術は、私の家族もしてますが、なくても生きていける臓器なので、胆嚢があることで腹痛などをひきおこすなら、とってしまうのも手です。これから、正念場が控えているので、懸念材料はサッサと除いておきたかったのではないかな。

家族の場合は、胆嚢がゆ着して機能しなくなっていました。そのままにしておいてもいいけど、先々癌化するリスクが多少あるということで、本人の意志で除去手術をすることにしました。やはり腹腔鏡手術でしたが、開いたらゆ着が思ってよりひどかったこともあり、一週間以上入院していました。翌日退院は、オーサーが早く退院したがったのか、手術の予後がよほどいいのか、あるいはカナダは早く退院させる方針の国なのかしら。

コーチの仕事にも早く復帰しそうですが、まだグランプリシリーズなので、無理しないようにしてほしいですね。でも、オーサーも、責任感が人一倍強いし、かなりのワークフォリックですからね。さすがにNHK杯は休んで、来日するのはトレイシーかなと思っていたけど、もしかしてNHK杯から来るのか・・・(汗)


20171021kisscry
ブライアン、くれぐれもステイヘルシーで(私も、他人のことは言えませんが・・・汗)


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2017/10/29 11:01 | クリケット・プログラム・CS(2017-2018)COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

「羽生結弦 写真とポスター展」の詳細がきました!

「羽生結弦 写真とポスター展」の詳細がきました。サイトはこちら


羽生結弦選手写真展


「羽生結弦 写真とポスター展」についてのお知らせ

いつも仙台放送をご覧いただき、誠にありがとうございます。
この度開催予定の「羽生結弦 写真とポスター展」にたくさんのお問い合わせをいただいておりますので、企画意図と販売予定の『Memorial Book』についてお知らせいたします。

企画意図

本企画展は、2013年より仙台放送が制作してきた羽生結弦選手の応援ポスターと、仙台縁日での写真展から厳選した写真パネルを再展示するものです。
改めて羽生結弦選手の4年間を振り返りながら、地元・宮城を中心とした多くの皆様とともに「これからも彼の挑戦を応援したい」という思いを込めて企画しました。

Memorial Bookについて

仙台放送がこれまで実施してきた、『羽生結弦選手応援企画』に関するオリジナルポスタービジュアルや当時の記録を1冊にまとめたものです。ご来場の思い出にお手元でもお楽しみいただくために販売いたします。本書の売り上げは、本企画展を無料でお楽しみいただくため、実施にかかる様々な費用に活用させていただきます。
また、多くの皆様からインターネットでの販売や通信販売を希望するお問い合わせをいただいておりますが、本企画展の実施と本書の制作にあたっては、たくさんの関係者から善意のご協力をいただいております。そのため、仙台放送の放送エリアを越えた地域での販売は、お寄せいただいたご厚意や権利者の利益を損なうことに繋がります。上記の理由から、Memorial Bookは会場(国際センター駅2F・仙台縁日)にご来場いただいた方へ、感謝を込めた販売のみとなります。
なお、同じ理由により、買い占め・転売は禁止とさせていただきます。何卒ご理解いただけますよう宜しくお願い致します。皆様のご来場を心よりお待ちしております。


イベント概要とアクセス

メイン会場/国際センター駅 2F青葉の風テラス

仙台放送でこれまで4年間制作してきたオリジナルポスターと、計8回仙台縁日で開催した「羽生結弦写真展」から厳選した写真(100点以上)を展示致します。
展示期間/11月3日(金・祝)~11月21日(火) ※11月6日(月)、11月7日(火)は休館です。
営業時間/10:00~18:00
住  所/仙台市青葉区青葉山2-1外
アクセス/仙台駅から地下鉄東西線(八木山動物公園方面)にご乗車下さい。
「国際センター駅」下車 (所要時間5分)
https://www.kotsu.city.sendai.jp/subway/station/kokusai.html

第2会場/仙台縁日

最新の9月「オータムクラシック」写真等を展示致します。
展示期間/11月3日(金・祝)~11月21日(火) ※11月9日(木)、11月16日(木)は休館です。
営業時間/10:30~18:00
住  所/仙台市青葉区中央2丁目1-18 クリスロード商店街内
アクセス/仙台駅から徒歩10分。地下鉄南北線「広瀬通駅東1番出口」から徒歩5分
http://www.ox-tv.co.jp/en/


Memorial Book

仙台放送の羽生選手応援企画を記録した一冊

▽2013年から制作してきた応援ポスターが中心となります。
▽ポスターが掲出された仙台の街並風景や、仙台縁日でこれまで開催してきた写真展の様子。
▽今回、国際センター駅で展示される写真を、作品紹介として図録収録致します。
 ※仙台縁日に掲載される写真は、図録収録はございません。

概要:「Memorial Book」

A4正寸 64ページ 価格/2000円(税抜)
お一人様2冊までのご購入制限を設けさせていただきます。
お一人でも多くのお客さまに商品をご購入いただける機会を確保するためのご購入制限となります。
これまでの羽生選手に関連する出版部数の実績、販売エリア等を考慮し、多くの方の手に渡るよう、相応の部数をご用意すべく準備を進めております。



この写真展目的で、11月2日から仙台にいく予定です。
で、私事ですが(笑)、なんと、その大事な時期に、肩を骨折してしまいました(涙)
25日に変な態勢で転倒し肩を強打。打ち身かと思って様子みていたけど、腕が上がらないので、念のために、昨日、病院行ったら、骨折だと(汗) 以下、先生とのやりとり。

「あの・・・11月2日から旅行にいく予定なのですが・・・」
「いいですよ、どこですか?」
「仙台です」
「登山じゃないですよね?」
「いえ、普通の観光です」
「それなら、かまいません」


手術するほどの状態ではなく、今の状態なら固定で対応できるとのことなのですが。この「腕を固定してる」って不便なのですよね。ただの観光ならキャンセルしたと思うけれど、期間限定のイベントが目的なので、なんとか頑張っていきたいと思います。

あと、メモリアルブックの「一人様2冊までのご購入制限」はよかったと思います。
これがないと、転売屋が買い占めてしまう(汗)

パソコンは打てるけど、当面は少し更新に影響あるかもです。


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2017/10/28 08:55 | 羽生結弦ゆかりの地COMMENT(12)TRACKBACK(0)  TOP

ピアニスト福間洸太朗が羽生結弦を絶賛の理由 ~スケーターの芸術性

羽生結弦と「バラード第1番」。ピアニスト福間洸太朗が絶賛の理由。(20171026 Number Web)


20171020SP


 五輪シーズンのフィギュアスケート・グランプリシリーズが幕をあけ、初戦のロシア大会ロステレコム杯で羽生結弦が登場した。

 今季、羽生がSPに選んだ曲は、2014-15シーズンから2季連続で使用したショパンのピアノ曲『バラード第1番』だ。'15年グランプリファイナルでは世界歴代最高(当時)の110.95点をマークした縁起のよい曲でもある。

 同曲は若きショパンが作った初期の代表作で、華麗なピアニズムと旋律が印象的だ。羽生はピアノの曲に合わせ、ジャンプやスピンはもちろん、鍵盤の上を跳ねるようにステップを踏んでいく。

 実はこの『バラード第1番』、原曲は9分半以上にも及ぶ。フィギュアスケートのプログラムとして使用する場合は、SPであれば2分40秒、フリーは女子が4分、男子は4分30秒(前後10秒の増減は可)と時間が定められているため、編集が必要不可欠となる。

 つまり、同曲をSPで使用する場合は、原曲の約4分の1の長さに編集されるというわけだ。

「彼は本当に“音”を捉えるのが上手な選手です」

 '15年に行われたアイスショー『Fantasy on Ice』の『バラード第1番』で共演。フィギュアファンの間でも知られるようになったピアニストの福間洸太朗は羽生を絶賛する。
「フィギュアスケートで使用する場合は、どうしても原曲の大部分が削られてしまう。どうしても音楽家の視点で見てしまうので、最初の頃は少しもどかしさも感じたりしました。羽生選手自身もそう感じる部分があったようなのですが、2分40秒と限られた時間のプログラムの中で見事にエレメンツを凝縮している。あと、これはいつも見ていて感じるのですが、彼は本当に“音”を捉えるのが上手な選手ですよね」

 また、ピアノを弾く上では、楽曲が持つ世界観から離れずに、その曲をいかに自分らしく表現するかも重要だと話す。

ショパンの真髄に迫らなければならないからこそ。

「『バラード第1番』も、何百万人という人が弾くわけですが、それぞれの人が感じる楽曲の世界を表現することも必要ですし、作曲者であるショパンの真髄に迫らなければなりません。ピアノを弾くときはいつも、作曲家の心に一歩でも近づきたいと思っています。その曲がどういう経緯で作られたか、作曲された時代背景などを学び、その曲に秘められたストーリーを理解することは意識しています」

 こうした音楽への理解や解釈は、フィギュアスケートに通じるところがある。

 プロトコル(採点)のプログラムコンポーネンツ(演技構成)に、音楽に合った身のこなしやスピードの変化、演技をこなしているかを評価する「PE(パフォーマンス)」や、音楽を理解し、それに合った動きや表現がされているかを評価する「IN(インタープリテーション・オブ・ザ・ミュージック)」という項目があることがそれを表しているだろう。

共演したアイスショーで求められたアドバイス。

 福間は共演したアイスショーで、羽生から「3拍子の音の取り方が難しいのでどうしたらいいか」とアドバイスを求められることもあった。

「羽生選手は、曲(バラード第1番)を気に入っているんだけど、まだまだ演技に納得していないんだなと感じました。具体的に言うと、4分の6拍子(3拍子2回で1小節)だから、3拍子を1つに大きく拍として捉えてみたら、と」

 それがきっかけになっているかどうかは分からないが、福間は2015-16シーズンのプログラムを見て、「すごく滑りやすそうになった」という印象を抱いたという。

「彼は本当に現状に満足しない努力家。少しずつ技を磨いてあのような素晴らしい滑りができるようになったんですね。今季、再びSPに『バラード第1番』を選んだと聞いて驚きました。しかし、それだけこの曲に思い入れがあるということでしょうし、自信のあるプログラムなんでしょうね」

スケーターはアスリートであり、アーティストだ。

 常に現状に満足せず、失敗を恐れずチャレンジする姿勢を貫く羽生や、多くのスケーターの競技に取り組む真摯な姿から、福間自身も大きな刺激を受けている。

「彼らはアスリートであり、アーティストでもあります。自分自身にどんどん挑戦して、理想を越えて、限界に挑戦する。その姿勢を目の当たりにして、自分自身もガラッと変わりましたね。たとえば時期によっては、私たちも演奏会が続いてハードスケジュールになることがあります。さらにはまったく異なるプログラムを1カ月間で、3つ4つ準備しなければなりません。そうなると1つのプログラムにかける練習時間も限られ、気持ちを切り替えるのも実は大変なんです。

 羽生選手の不屈の精神といいますか、妥協しない姿を目の当たりにしてからは、そういった状況に直面しても“これは自分が成長するチャンスを与えてくれているんだ”、“そういう試練をいただいているんだな”と、前向きに捉え、何においても挑戦できるようになりました」

命がけでリンクに上がっている姿に心を打たれて。

 実は、福間は自ら“スケオタ”と公言しているほど熱烈なスケートファンだ。しかし、ドイツを拠点に1年中、世界各地で演奏会を行う忙しい日々を送っているため、もっぱらテレビ観戦が中心。「公式戦を会場で観戦したことが1度もないんです」と残念がる。

「アイスショーには出演させていただいているのですが、なかなかスケジュールが合わなくて。でも、1度は行きたいと思っています。選手にとっては生きるか死ぬかの戦いですし、命がけでリンクに上がっているわけですからね。そういう場面をぜひ生で見たい。

 今季は平昌五輪もあるので本当に楽しみ。羽生選手はアイスショーでも練習でも、常に全力投球ということが十分伝わってきているので、大舞台でどんな滑りを見せてくれるか期待しています。周りからこれまで以上に注目されるとは思いますが、どうやって自分をコントロールし、本番に臨むのか。そういった点も興味深いですね」(文:石井宏美)



FaOI2017新潟
今年のファンタジーオンアイス新潟でのツーショット。福間さん、客席で、結弦くんの生のバラード一番見ておられのですよね。


指田郁也さんは、今アメリカで活動しておられるようですが、決断にあたって、結弦くんに勇気をもらったそうです。同じように、福間さんにもいろいろな刺激を与えていたのですね。ここまで見ている人に「勇気」を与え続けるアスリートを、私は見たことがありません。

海外のスケート関係者は、「芸術性」という言葉をよく使います。そして、結弦くんは、その芸術性のあるスケーターの筆頭にあげられています。日本では、「踊れる」「表現力」「色気」「華がある」という言葉を使うスケート関係者は多いけれど、「芸術性」という言葉を使う人は少ない。日本のスケーターは、その分野(芸術性)が弱いということを薄々わかっているからではないでしょうか。「踊れる」「表現力」「色気」「華」があっても、「芸術性」があるとは限りません。だから、「芸術性」よりハードルが低い(・・・と、私には見えます)言い方で、日本スケート界がずっと劣等感をもっていた部分(芸術性)を言い換えている(悪くいえばごまかしている)ような印象を受けます。

日本のスケート関係者より、海外のスケート関係者や、日本なら芸術分野の人達に、結弦くんの評価が高いのがなんとなくわかるような気がしました。


20171022ゆづとラジ
ラジオノワのインスタに、可愛いショットきてました!


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2017/10/27 09:05 | テレビ番組・コラム(2017-2018)COMMENT(6)TRACKBACK(0)  TOP

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