「ファン通信」に異変? についての独り言 3 ~「圧力」について思うこと

能登直さんから、こんなお知らせきましたね!



「写真とポスター展」もさることながら、限定販売の「Memorial Book」も注目されてます。
私、昨日、10月2日出発の大阪ー仙台往復航空券とホテルを2泊3日で予約しました。
実は、11月頭くらいに仙台に行くかどうか、ずっと迷っていたのです。
昨日入ってきたこのニュースを見て、背中を押されました。
これは、私への「仙台に行け」というお告げに違いないと(笑)
ANAの公式サイトで、16日までタイムセールやってますよ♪


さて・・・では、”「ファン通信」に異変? についての独り言”の3回目です。

私が、「ファン通信」の担当さんに、直接問い合わせた経緯については、以前に書きました。
その記事はこちら → 「ファン通信」に異変? の続報です

で、要点をまとめるとこんな感じ。

・「スケ連からの圧力」ではない
・いろんな方面から指摘があって、厳しめのことを言われ、仕方がなく方針を変えた
・これまでは、圧力はなかった
・「平等にするように」と言われている
・出版社からの圧力ではない
・出版社周辺からの圧力かどうかについては、詳しくはいえない


「担当さんが嘘を言ってるのではないか?」とまで疑い始めると話が進まないので、ここは「本当のことを言っている」という前提で考えます。

「ファンタジーオンアイスオフィシャルフォトブック」にはスケ連の注文が入ったのは確かです。ですが、以前にも記事に書いたように、個人的には、”スケ連が後援するアイスショーの「公式」の写真集”だったから、「スケ連に所属する選手は平等に扱ってほしい」という口出しができたのではないかと思っています。

現に、同じ出版社の「Sportiva」の最新号は、100ページ中57ページが結弦くんです。6割近くあり、全く「平等」な編集にはなっていません。「ファン通信」の担当者は「裏表紙まで羽生選手にはできない」と言っていましたが、この号の「Sportiva」は裏表紙も結弦くんでした。「Sportiva」はあくまでもスポーツ専門誌。そこまではスケ連も干渉できないのがわかります。

実際のところ、「結弦くんのついで」であろうが、他の選手も記事にしてもらってるわけで、「それじゃ売れないから撤退します」ということになったら、スケ連にとってもマイナスです(「Sportiva」は「羽生本」ではないですが、羽生人気に乗っかったソチ五輪後参入組には違いありません。結弦くんが引退したら、撤退する可能性があるのでは?と思ってるくらいです)。新聞もそうですが、スケ連にとっても、所属選手を広報してもらってるという側面があり、”もちつもたれつ”の部分があります。「ファン通信」の担当さんも「スポーツ選手の肖像権はうるさくない」と言っておられましたが、そう考えればなるほどと思います。

では、なんで「ファン通信」には圧力がかかったのか・・・ということになります。
「出版社」というワードはきっぱり否定した担当さんが、「出版社周辺」のワードには言葉を濁しました。そこが気になります。
これは、普通に考えると、肯定してるってことですよね。では、「出版社周辺」とはなんぞや?

あくまでも私見ですが、「日本書籍出版協会」とか、出版社周辺のそういうところから指導が入ったのかな?と想像しています。
たとえば、こちらの協会のHPをみると、「出版倫理綱領」というのがあります。(ソースはこちら

「ファン通信」のやり方は、もしかしたら、このあたりに抵触するかな?と感じました。

5. 出版物の普及には、秩序と公正が保たれなければならない。
われわれは、出版事業を混乱に導くような過当競争を抑制するとともに、不当な宣伝によって、出版人の誠実と品位を傷つけるようなことは行わない。


ホントのところは、何が引っかかったのかわかりませんが、本作りの問題点を指摘されたのかな?と。
2年間もお咎めなく、なんで今?という部分については、担当さんもわからないようでした。

本が売れない時代です。なので、もう少し地味にやってくれれば、見て見ぬふりをしておいたのでしょうが、派手にやりすぎたので、指導せざるえなくなったのかもしれません。もしかしたら「外部」からの指摘があって、看過できなくなった可能性もあります。

「ファンタジーオンアイスフォトブック」の件があった上に、ファイナルや全日本のバナーの不信感があったので、「スケ連圧力説」がよけい真実味を増したことはあったと思います。その気持ちは私もとてもわかります。また、スケ連が間接的に手をまわしたのであれば、担当さんの言うとおり、メディアックスからすれば、”スケ連ではない”ということになるでしょう。

ただ・・・ファイナルの場所や、バナーの件ではモヤモヤしてる私ですが、「ファン通信」に関しては、2年間も放置しておいて、五輪まであと半年もない今になって、何のために?という疑問が残ります。理由とすれば「ただ、目障りだから潰したい」くらいしか思いつかない。そんな理由で、弱小出版社のちっぽけな雑誌を1冊潰すために、スケ連ほどの組織が、わざわざ動くのか? と。それに、「ファン通信」潰したって、結弦くん本人は痛くも痒くもない。ファンが楽しみを潰されて怒ってるだけで。

担当さん曰く、「いろんな方面から」とのこと。1ヶ所ではないわけで、そこも気になるところです。今となっては、すべて闇の中ですけどね。

前回にも書きましたが、他の出版物に「ファン通信」の影響が波及する可能性は低いのでは?と思っています。「ファン通信」のように、名指しされれば仕方ないですが、出版社も本を売りたいはずですから。とはいえ、これから出版されるスケート誌の動向は、注視していく必要はあるでしょうね。

独り言は、あと1回で終わる予定です。
次は、五輪シーズンにむけての、スケ連の「平等主義」について少し思ったことを。


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2017/10/15 12:45 | CM・雑誌・商品情報(2017-2018)COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

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