ゆづ神対談(動画あり)きました! ~スケーターとピアニスト それぞれの表現の形

油断してたら、神対談が・・・ここにきて、情報の洪水が激流すぎて追いきれない(汗)

羽生結弦×ピアニスト松田華音の特別対談! 今季3度目のSP曲「バラード第1番」演奏も(2017.10.15)


201710羽生×松田


 フィギュアスケート・羽生結弦選手と、同じく世界を舞台に活躍するピアニスト・松田華音の特別対談が公開された。
 スポーツ応援サイト「GROWING」にて公開されたこの対談は、独立行政法人日本スポーツ振興センターのスポーツくじ(toto・BIG)理念広報の新WEBコンテンツ「一つひとつの音に想いをのせて、全身で楽曲を奏でる」の企画として実施。芸術とスポーツ、異なるフィールドで活躍する二人の若き才能が「表現」について語り合っている。

 また、松田によるショパン「バラード第1番」の演奏も実現。この曲は、羽生選手にとっては今季3度目の採用となったショートプログラム楽曲であり、松田にとっては地元香川県のリサイタルでも演奏し、デビューCDにも収録された思い出の曲でもある。圧倒的な演奏の終了後、羽生選手からは「すいません、汗かいちゃったので。今、頭の中でずっと(ショートプログラムの演目を)やってたんですよ。緊張したー!」と、一旦カメラを止めるよう願い出るような一幕もあった。

◎羽生結弦選手-コメント
自分のスケートの芸術性の原点は、ロシアのきめ細かい文化だと思っています。そうした、自分が忘れかけていた原点を今回の対談を通じて思い出すことができ、とても有意義でした。松田さんのお話を伺って、6歳でモスクワに親子で出向かれ、現在の活躍に至る、この勇気にも感銘を受けました。

◎松田華音-コメント
表現力、技術的なこと、そして体調管理、全てを整えて氷の上で全身全霊で成し遂げていく集中力の高さは、改めて想像を超えるものであり、心を打たれました。まっすぐにご自身と向き合い戦っていらっしゃる真摯な姿、そして、それが出来る強さを持っていらっしゃる羽生選手から、大きな大きなパワーをいただきました。

松田さんによるショパン『バラード第1番』の演奏を聴いて様々なものを受け取った羽生選手から言葉が溢れて止まらない。演奏のみならず対談を通して、それぞれの世界で極めているからこその感性や感覚をシェアすることで、お互いの世界は更に広がっていった。


楽曲に対して情熱を注げるか、深みを追求できるか

松田 羽生選手は美しさや表現力について、どのようにお考えですか?

羽生 フィギュアスケートは技術的なことがすごく目立つ競技です。レベルの高いプログラムで、ジャンプなどをすべてきれいに決められれば、それが究極。その中で、「これを伝えよう」「あれを伝えよう」とやりすぎると、ぐちゃぐちゃになっちゃってミスも増えて、最終的に伝わらないことが多いかなと思います。自分の気持ちだってぐちゃぐちゃになっちゃうし。松田さんは思いどおりにいかない時ってどうしますか?

松田 コンサートや演奏会で弾いていて、「ここ思いどおりにいかなかったな」ということは必ずあります。でも私はやっぱり、音。出す音のことを考えないといけないので、技術より曲のイメージや、伝えたいメッセージを考えています。

羽生 例えば、演奏途中で音が1個飛んだりしても、その場で完全に忘れ去ってるんですか?

松田 忘れ去ってますね(笑)。シャットアウトしないとまた同じことを繰り返す可能性があったり、音楽が止まってしまったり……。イメージを、ストーリーを続けていかないと曲が続いていかないので、ミスのことは忘れます。実際、演奏した後「今日間違ってたよね」って言われても「そうだったっけ?」って思うことがあります。

羽生 僕もジャンプとかでミスったことを忘れてる時が結構あります。

松田 羽生選手は、曲選びはどうなさってるんですか?

羽生 フリーに関しては、最近5〜6年は自分で選曲しています。その基準は自分がそのプログラムに対してどれだけ興味を持っているか。その曲だけで1年2年ぐらい滑らなきゃいけなくて、毎日滑っているからやっぱり聞き飽きてきたりもしちゃう。情熱を注げるか注げないかってすごく大きいんです。だから“深み”がないと追求しきれない。でもフィギュアスケートの場合、曲が難しすぎると、見ている方々は「ああ難しいな」で終わっちゃう。

松田 うんうんうん。そうですね。

羽生 だからそれはすごく注意します。どういう曲がみなさんに伝わりやすいのか、自分の伝えようと思えるものが伝わるか。

松田 すごいです。でも難しい。私の場合リサイタルだと1時間半弾いてなければならないので、体力が持つかどうかも計算して。ゆっくりな曲ばっかりだと体力的には楽ですが、聴いている人はつまらないじゃないですか。


支えがあるから、夢に向かってがんばれる

羽生 松田さんは6歳からモスクワでピアノを学んでいて、今はロシア政府の特別奨学生としてモスクワ音楽院に在籍しているんですよね。ロシアの芸術の分野には、若い才能を育てる文化みたいなものがあるんですか。

松田 はい。ロシアは芸術を支える仕組みがしっかりしていると感じます。私が卒業したグネーシン音楽学校は、基本的には全員、学費が全額免除でした。ただし、常に厳しい試験があって、基準にふさわしくない人は翌年から学費がかかったり、合格点をとれないと退学処分になったりします。厳しいですが、そういうシステムは素晴らしいと思います。現在のモスクワ音楽院は、ロシア人のトップ40人は学費が全額免除です。私は外国人枠でなく現地ロシア人と同じ試験を受けて政府特別奨学生に選んでいただきました。

羽生 すごいですね。僕もJSCトップアスリートとして、スポーツくじ(toto・BIG)の収益による助成により支えられています。スケートはすごくお金のかかるスポーツなので、このような助成の仕組み、そしてたくさんのファンの応援に力をもらいながら夢に向かってがんばっています。

松田 私も皆さんに支えて頂いていることに感謝しながら、これからもがんばっていこうと思います。


一つひとつの動き、音。全てに意味をこめる

羽生 松田さんは6歳からずっとモスクワで暮らしてるんですよね。現地でのスケート人気はどうですか?

松田 はい、大人気です。モスクワ市内にはスケートリンクがたくさんあって、赤の広場も冬にはリンクができます。ですから選手を応援するのはもちろん、大勢の市民が日常的にスケートを楽しむ環境にあります。私も時々「滑ろうよ」と誘われるんですが、ケガをすると演奏に影響が出るのでやったことはないんですけど。

羽生 僕はロシアの振付師の方にも教わったことがあるんです。その時に教わったのは、メリハリだったり力強さだったり、呼吸の使い方、体の動かし方とかなんです。そして今日、松田さんの演奏にもそれがすごく出ていて、共感するところがありました。松田さんにとって、ロシアで培ってきて「これが一番ためになった」というものは何ですか?

松田 グネーシン音楽学校のエレーナ・イワノーワ先生が、12年間学んでいた私にずーっと言ってくださっていたことがあります。それは「絶対に意味のない音を弾くんじゃない」ということです。必ず一音一音に意味を作りなさいと。フレーズに言葉をつけたりストーリーを考えたり。そのためにはこの本を読みなさい、この映画を見なさい、この絵を見なさいって。

羽生 うーん。なるほど、勉強になります。

松田 先生が教えてくださったのは、体の使い方もですね。私は普通のピアニストの方に比べて手が小さくて腕も細めなので、どうやって力を入れたらどんな音が出るかとか、どこで力を抜くかとか、そういうことを。

羽生 僕らの競技も体の特徴がすごく影響します。スタイル、身長、手足の長さ。僕もロシアの先生に教わった時に「あなたはせっかく手足が長いんだから、もっと使いなさい」と、そういう具体的なことを教えてもらえたことをあらためて思い出しました。実は今シーズン、フリープログラムで『SEIMEI』(映画『陰陽師』サウンドトラックより)という曲を使用するんですけど、このプログラムでも一つひとつの振り、単純な基本動作にも意味をもたせなさいってすごく言われています。今日は松田さんとお話しして、共通する部分がたくさんあるなあって思いました。


新たなステージをめざす、それぞれの道

羽生 松田さんの今後の目標や予定を教えてください。

松田 2017年6月に2枚目のアルバム『ムソルグスキー:展覧会の絵』がリリースされました。秋からはそのアルバムのリサイタルがたくさんあるので、みなさまに喜んでいただける演奏ができるようがんばっていきたいと思います。このアルバムの8曲目に『マーキュシオ』(《ロメオとジュリエット》より10の小品 作品75:第8曲)という曲が収録されているのですが、この曲を羽生選手がスケートで滑ったらどんなふうになるんだろうなと、個人的にそんなことも想像しています。

羽生 聴きに行きたいですねー。シーズン中かなー(笑)。

松田 羽生選手は平昌オリンピックが控えていますが、意気込みを聞かせてください。

羽生 オリンピックに向けて自分の体調管理とかをしっかりやりたいですね。あとはケガがつきもののスポーツなので、とにかくケガに気をつけて、毎日練習をがんばっていけたらいいなっていうのが今の気持ちです。

松田 がんばってください、応援しています。



羽生結弦×松田華音 スペシャル対談動画(1/5)


羽生結弦×松田華音 スペシャル対談動画(2/5)


羽生結弦×松田華音 スペシャル対談動画(3/5)


羽生結弦×松田華音 スペシャル対談動画(4/5)


羽生結弦×松田華音 スペシャル対談動画(5/5)



スタイル、身長、手足の長さ。僕もロシアの先生に教わった時に「あなたはせっかく手足が長いんだから、もっと使いなさい」と、そういう具体的なことを教えてもらえた・・・結弦くん、ついに自分の手足が長いことを、自らの口で言っちゃいましたね(笑) 

ミヤケンさんとの対談で、「もっと身長がほしい。同じことをしても、背が高い方が見栄えがするから」と言ってたことがありました。そういえば、2センチ身長が伸びたそうで、おめでとうございます(笑) バイオは172センチに変更されたけど、2センチ伸びたのなら、173センチでは?・・・と思うけど(笑) たとえそうだったとしても、たぶん縁起担ぎで172センチにしてるのでしょうね。

今回の対談では、スケートとピアノの表現の形について語りあいました。萬斎さんのときと同様、結弦くんにとって実りある対談だったのではないでしょうか。


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また結弦くん情報がきました。
まるでGPシリーズに合わせたかのような、この情報の洪水はなんなんだ(汗)


ゆづファン必見!ツーショットのチャンス?!フィギュアスケーター・羽生結弦展を期間限定で開催!~ 10月16日(月)-22日(日)まで、東武 池袋ラウンドワイドボードにて展示~

~ロッテ「キシリトールガム」発売20周年記念プロジェクト~「COME ON! ENERGY! -噛もう! 未来に向かって!-」20challenge
 

 株式会社ロッテは、ガムを噛むことで生み出されるエネルギーで夢のある社会をつくりあげていく「キシリトールガム」発売20周年記念プロジェクト「COME ON! ENERGY! -噛もう! 未来に向かって!-」を展開しています。このたび、プロジェクトの一環で、フィギュアスケーター・羽生結弦選手の写真展「羽生結弦 SELFIE EXHIBITION」を期間限定で開催いたします。

 本企画は、同プロジェクトで羽生結弦選手が挑戦している、G-SHOCKデザインのプロデュース連動企画で、G-SHOCKデザインにも使用している金色を特徴とした羽生結弦選手の写真展となっています。
この企画でしかお目にかかれない写真展になっており、中にはフレームつきのものもあるので、一緒にフレームに入ってツーショット感覚でお楽しみいただける、貴重な写真展となっています。
この機会に是非足を運んでみてください。


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「羽生結弦展」概要
■展示会名  :羽生結弦展
■展示会日程 :10月16日(月)~10月22日(日)
■展示場所  :東武 池袋ラウンドワイドボード


<羽生結弦|プロフィール>
日本のトップ男子フィギュアスケート選手。ソチオリンピック金メダリスト。2017年
世界フィギュアスケート選手権(ヘルシンキ)では、自身二度目となる優勝を手にした。



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羽生結弦デザインプロデュース「オリジナルG-SHOCKプレゼントキャンペーン」概要

「キシリトールガム」発売20周年記念プロジェクトの一環で、羽生結弦選手がCASIO「G-SHOCK」のデザインプロデュースに挑戦いたします。キシリトールXアソートボトルの発売に併せて、このG-SHOCKが1000名様に当たるキャンペーンを実施いたします。

■賞品 :羽生結弦プロデュース オリジナルG-SHOCK
■当選者数 :1,000名様
■対象商品 :キシリトールXアソートボトル(必須)、キシリトールシリーズ全品
■キャンペーンサイト :https://xylitol20th.jp/campaign/
■応募期間 :2017年10月17日10:00~2018年3月31日23:59
■応募方法 :対象商品1,000円(税込)分をご購入いただいたレシートを撮影した画像を、キャンペーンサイト内の応募フォームにアップロードし、必要事項をご記入のうえご応募ください。


羽生結弦プロデュースG-SHOCK概要
【主な機能】
・20気圧防水 ・耐衝撃構造 ・ストップウォッチ
・フルオートカレンダー ・タイマー ・ELバックライト
・無機ガラス ・12/24時間制表示切替

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<羽生結弦選手コメント>
G-SHOCKは誰もが知っている時計ブランドなので、自分が携わることができて、不思議だなと思うと同時に、うれしいなと感じました。皆さんにも楽しんでもらえるデザインになっていたらとてもうれしいです。


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メイキング秘話|羽生結弦デザインプロデュース「オリジナルG-SHOCK」デザイン会議

 今回のデザインプロデュースにあたり、羽生結弦選手を交えてデザイン会議を実施しました。会議前羽生結弦選手は、「普段、あまりデザインをする機会がないですが、イメージすること自体はすごく好きで、どんな色でどういった配色で、というように色に対するこだわりは強くあるかなと思います。フィギュアスケートの衣装にもすごくこだわるので。そういったこだわりを今回のデザインに活かせればなと思います。」とコメントしました。
 会議を終えて羽生結弦選手は、「今回の会議だけでデザインが決まるわけではないので、もっともっといろんなことを詰めて、自分がきちんと納得できるようなデザインにして皆さんに楽しんでいただけるようにしたいな。」と意気込んでいました。


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羽生結弦選手インタビュー

Q:今回のガムのパッケージデザインのコンセプトと、デザインに込めた想いを教えてください。
A:特に自分のイメージというのが、スケートをしているところや疾走感というところがイメージされると思うので、そのフィギュアスケーターらしさがちょっとでもでればなと考えていました。
また、自分の名前が羽生なので、モチーフである羽を活かせればなと思っていました。

Q:色はゴールドを希望された理由を教えてください。
A:金は自分の中でも縁起のいいものですし、絶対に取りたいものなので、そういった意味を込めてゴールドにしました。

Q:20年後どんな自分になっていたいですか。またどんな未来になっていたらいいと思いますか。
A:20年後というともう、自分も42歳、43歳なので、そう考えると、スケートに対して外側から携わっていきたいなと思っています。選手としてではなく、選手のケアであったり、やっているかはわからないがコーチとか、少しでも将来のスケーターのための仕事に就けていたらなと思います。また、そのフィギュアスケートの発展だったりとか、将来といったものに少しでも携わっていたいなと思います。

Q:ガムはどんな時に食べますか。また、何味が好きですか。
A:勉強している時によく食べます。味はカシス系が好きです。グレープだったりとか。あとは、ブルーベリー系も好きだし。。ベリー系が好きですね。



羽生結弦、「金」の写真展



キャンペーンサイトは、今はまだ見れないようです。準備中でしょうか。
17日からクリアファイルやら、「世界で一つだけ」のキシリトールボトルやら、いろいろありますが、今度は羽生結弦デザインのGショックプレゼントキャンペーンときましたか! 対象商品に「キシリトールXアソートボトル(必須)」とあるので、これは絶対買わないといけないんでしょうね。

いずれにしても、明日は忙しくなりそう(笑)


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