羽生選手 ロステレ2日目公式練習の様子&「Sportiva」新着コラム

今日、男子の2回目の公式練習がありました。



後半は、かなり安定していたと思います。
曲かけ練習、ライブで見てましたが、4Tの後の3A2Tに入る前に固まってしまい(笑)、それ以降は見れませんでした。
動画あげてくださっています。ありがとうございます。お借りします。


Yuzuru Hanyu Seimei FP RT Rostelecom Cup 21.10.2017



「Sportiva」の折山さんの新着コラムです。

落ち着いた羽生結弦。転倒も 「GPシリーズ開幕戦初勝利」の起爆剤に(20171021 文:折山淑美)

 モスクワで開催されているグランプリ(GP)シリーズ初戦、ロシア大会のロステレコム杯、競技初日。朝の公式練習で少し入れ込んだような様子だった羽生結弦は、2回パンクしたあとで4回転ルッツをきれいに決めると、その表情に落ち着きを取り戻した。だが、曲かけ練習では後半の4回転トーループで着氷を乱すミス。少し不満気な顔も見せていた。

 それでも、試合直前の6分間練習では、いつもどおりの余裕を持った滑り。ジャージを着たままでトリプルアクセルを決めてエンジンをかけると、4回転トーループ+3回転トーループを余裕十分で決める。4回転ループも非常に落ち着いた精神状態を見せつけるかのようなジャンプだった。

 今大会、羽生のライバルと目されているのはネイサン・チェン(アメリカ)だ。この日第2グループの4番目に登場したチェンは、公式練習ではやや不安定さを見せていたが、本番では最初の4回転ルッツ+3回転トーループをきれいに決めると両手をグッと握りしめてガッツポーズ。その後は少しモタつくような動きになったものの、後半は4回転フリップとトリプルアクセルで着氷を乱した以外、ミスを最小限にとどめ、技術基礎点の高さを生かして100・54点とまずまずの滑り出しをみせた。

 そのチェンからひとりおいて、第2グループ6番滑走で羽生の演技がスタート。最初の4回転ループは着氷が乱れて回転不足と判定されたが、次のスピンふたつをレベル4にし、後半に入ってからのトリプルアクセルは全ジャッジがGOE(出来ばえ点)3点をつける完璧なジャンプだった。今季初戦のオータムクラシックのSPで110点を超える得点を記録した羽生にとって、チェンの得点は脅威にはならないものと思えた。

 だが、次の4回転トーループは着氷で少し尻が下がってしまい、セカンドの3回転トーループは練習時のように両手は上げず、両腕をしっかり締めるジャンプに。なんとか窮地を脱したかに見えたが、着氷でブレードが後方にうまく抜けず、思わぬ転倒となってしまった。

「4回転トーループのあとで迷ってしまったのが問題かなと思います。少し慎重にいってしまいました。4回転トーループ自体は悪くないジャンプでしたが、次を手を上げるジャンプにするには少しスピードが足りないかなと考えて……。一瞬のちょっとした迷いがあったことで、バランスを崩したんだと思います」

 結局、そこでの点の取りこぼしが響き、SPは94・85点でチェンに次ぐ2位発進。それでも、羽生は演技終了後に笑みを浮かべていた。 

「もちろん悔しい思いもありました。ただ、演技後の表情を見てもわかると思いますけど、感覚的にはそんなに悪くない失敗のしかたをしているので……。集中してやることはできたなという感じです。もちろん自分の中ではGPシリーズ初戦という緊張感みたいなものもありましたけど、バタバタした感じのショートではなかったですし。ひとつひとつのミスは大きいものだったと思いますけど、ちゃんと集中しながら、いいコントロールができている状態の演技だったのではないかと思っています」

 悔しい思いはありつつも、修正点も見つかった。そのうえ「体力もまだまだ残っている状態だから、その意味でも明日につながるいいステップになったと思う」と羽生は言う。

 この大会、羽生は非常に落ち着いており、余裕を感じさせる。それは、『バラード第1番』も『SEIMEI』も自分の体と心にしっかりしみこんでいるプログラムという思いがあるからだろう。

「いろいろな面でとても落ち着いてできていますね。何よりこの構成が一番練習してきているものですから。もちろんオータムクラシックの4回転サルコウを入れた(SPの)構成と比較すれば20点近く低いので、大きなミスがあったのではないかと思われるでしょう。たしかに評価的には大きなミスがふたつありましたけど、自分の手応えとしてはホントに大きなミスではないと思っています。ちょっとずつ修正して明日に向かえばいいのかなと思っています」

 羽生自身がそう言うように、ミスの要因はほんの些細なズレのようだ。ジャンプのほんの数センチの高さの差や、わずか数ミリ単位の回転軸の違いだけなのかもしれない。だからこそ、その落ち着いた気持ちに変化はないのだろう。

「明日のフリーに向けては、誰もが4回転ルッツに期待をすると思いますし、僕自身もルッツを決めてノーミスをすることを期待しながら明日に向けて過ごすと思います。だから、そういう気持ちに逆らわず、期待とプレッシャーを受け止めながら自分が思い切ってできるように気持ちと体をコントロールして、勝ちに向かって貪欲に頑張りたい」

 2013年のスケートカナダ以来、5年連続となるはずだったGPシリーズ初戦のSP1位発進を逃した羽生。その悔しさが、まだ果たしていない自身初の「GPシリーズ開幕戦勝利」へ向けた起爆剤になりそうだ。



20171720ロシア杯05


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2017/10/21 15:51 | グランプリシリーズCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

「ジャージの脱ぎ方がセクシー」と話題に! ~ロステレ初日、ゆづのいろいろ

少し軽めの話題を。
何をしても絵になる結弦くんですが、昨日はジャージの脱ぎ方でファンが大騒ぎに(笑)

羽生結弦、“ジャージの脱ぎ方”がセクシー過ぎると話題騒然「口で…」(20171020)

【羽生結弦/モデルプレス=10月20日】スケーターの羽生結弦選手のジャージの脱ぎ方が20日、話題を呼んでいる。

現在、フィギュアスケートのグランプリシリーズ第1戦目となるロシア杯が同日にモスクワで開幕中。男子ショートプログラムには日本からは唯一羽生選手が登場する。

◆ジャージの脱ぎ方が話題に

同大会の「フィギュアグランプリシリーズ2017 ロシア大会 男子ショート」(テレビ朝日系)の中継中、羽生の公式練習の様子が放送され、羽生がおもむろにジャージの襟元を噛んで、片手でファスナーを下ろす仕草が放送された。

羽生がジャージを脱いでいる姿は瞬く間に話題に。ファンは「何この脱ぎ方!!!!」「なんという色気…」「色気爆発してる」「こんな脱ぎ方していいの羽生くんだけです」「セクシーすぎる。。口を使うという手段」「やばい。もうやめて」「もう1000回くらい見た」「ジッパーを噛んで片手で下ろすなんて…」「自然すぎる。。あざとい」「しんどい」などと反響が寄せられている。(modelpress編集部)


ジャージの襟元を噛んで、下ろすシーンはこれですね。確かにあざといわ・・・。
動画とお写真はツイよりお借りします。



スローになるとさらにダダ漏れ(笑)


20171020ロシア杯04


演技終了後には、可愛いフラワースケーターとのほんわかするシーンもありました。

20171020ロシア杯03



この子、女の子だという話も?(笑) 
というか、「プルシェンコみたいな髪」って・・・本当に骨の髄までプルオタね(笑)


こんなお写真も。チェスカモスクワというサッカークラブのキャップで、羽生君は頼まれて帽子を被ったそうです。

20171020ロシア杯02


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2017/10/21 11:05 | グランプリシリーズCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

羽生選手 ロステレ2017SPの記事まとめとリプ解説

昨日、ロステレの男子ショートが終わりました。
デキる子のテレビ朝日には似合わない、ライブではなくディレイ放送なのが残念でした。
ライブで放送しようと思えばできる時間帯だっただけに。
少しの違いでも、ライストやSNSのある今、ライブとディレイの差は大きいです。

大会自体は、ゆづ効果で盛況。日本だけでも2000人のファンが会場に。
ツイ情報によれば、「確認できた範囲で羽生選手のバナーは47枚あった」そうです。
海外ファンのバナーもあり、日本の会場以上にホームですね(笑)


さて、昨日はミスはありましたが、とても美しい演技でした。
引退したリプニツカヤ元選手が、解説者デビューしていたようです。
ツイより、リプの、結弦くんの演技についてのコメントの一部をいただきました。

「羽生結弦のようなスケートのレジェンドに解説は必要ない」
「ゆづるはミスさえ美しい」(Julia: even mistakes Yuzuru does beautifully)
「バラード一番は彼のベストプログラムだから戻すのはとても良いこと、五輪シーズンの正しい選択」
(its so good he returned his old chopin it's one of his best programs imo and it's the right choice for olympic season)


リブの解説がいちいち納得できる(笑) リプはもう滑らないのでしょうかね。彼女の実績と人気なら、ショースケーターとしていくらでも引きはあるでしょう。拒食症が引退の原因だそうですが、解説を引き受けたということは、精神的にはもうかなり立ち直っているということ。ジャンプが戻らなくても、あの美貌とキャンドルスピンさえあれば十分よ(笑) 来年、ファンタジーオンアイスにきてくれないかしら。


では、ニュース記事をいくつか。

羽生にこやか、SP転倒も「悪くない失敗」 ロシア杯(20171020 朝日新聞)

(20日、フィギュアGPシリーズ・ロシア杯 男子SP)

 見た目には大きな失敗があったように見えたが、羽生はにこやかだった。演技直後、リンク上に投げられた花を拾う子どものスケーターから「ハロー、ハロー」と声をかけられ、「ありがとう」と応じた。
 冒頭の4回転ループジャンプは回転不足。4回転トーループはきれいだったのに、連続ジャンプとして直後に跳んだ3回転トーループで転んだ。

 「ループは、形、軸は問題なかった」と羽生は言う。転倒した場面については「(3回転で)手を上げるスピードが足りないかなという、一瞬の迷いがあった」と冷静に分析していた。

 2日前や前日の練習では、転んだり1回転になったりするジャンプが目立った。その度に動きを分析し、修正。氷の状態と自分のジャンプの感覚のズレに苦しむ選手がいる中、「来て3日目で跳びやすくなった」と言い切る。

 羽生はジャンプ後、踏み切った場所を確認する。国際審判の経験が豊富で、幼少期の羽生を合宿などで見てきた杉田秀男さんによると、「トレース(靴の刃で氷にできる滑った跡)を見ている」。同じ跳び方をしても、氷の硬さが違うと跡は違ってくる。それを見て、成功のために踏み切り方を微修正している。

 羽生は修正能力が高い。「悔しさはありつつ、体力も残っている。悪くない失敗」。今後さらにジャンプの精度を高める手応えをつかんでいた。(後藤太輔)



フィギュア 羽生結弦一問一答 ジャンプミスで2位発進も前向き「全部ちょっとした綻び」(20171020 デイリースポーツ)

「フィギュアスケート・ロシア杯」(20日、モスクワ)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、GP初戦に臨んだ世界王者の羽生結弦(22)=ANA=は、94・85点で2位発進となった。首位は100・54点をマークしたネーサン・チェン(18)=米国=。羽生は冒頭で今季初戦の9月オータムクラシックでは右ひざの違和感で回避した4回転ループに挑んだが、軽度の回転不足を取られ着氷も乱れた。最後の4回転トーループ-3回転トーループの連続ジャンプでまさかの転倒。出来栄え点(GOE)で大きく減点された。いきなり世界最高得点を更新した今季初戦とは一転して、ややほろ苦いSPとなった。

 羽生の一問一答は次のとおり。

-演技を終えて

 「悪いところが見て分かる形で出たかなと思う。ただ、ジャンプをタイミングを外すことなく跳べたのは良かった。全部ちょっとした綻びでのミス。手応えは悪くない」

-手応えはつかんだ?

 「自分の中の手応えとしては、そんなに悪くない失敗。悔しい思いがありつつ、修正点見つかりつつ、明日につながるいいステップになった」

-連続ジャンプの転倒は?

 「(4回転)トーループのあとちょっと迷った。トーループ自体は悪くないけど、手を上げるには遅かった」

-フリーに向けて

 「点差もそんなにない。自分のできることをやっていきたい」



羽生、苦手GP初戦ミスミスでSP2位でも「悪くない失敗」(20171021 スポーツ報知)

◆フィギュアスケートGPシリーズ第1戦 ロシア杯第1日(20日、ロシア・モスクワ)

 【モスクワ(ロシア)20日=高木恵】男子ショートプログラム(SP)で昨季世界選手権王者の羽生結弦(22)=ANA=は転倒などのミスが出て、94・85点で2位スタートとなった。21日のフリーで初めて挑む大技の4回転ルッツを成功させ、連覇がかかる平昌五輪へ自身初のGPシリーズ初戦Vで加速する。昨季四大陸選手権覇者のネーサン・チェン(18)=米国=が100・54点で首位。

 ミスが2つ重なったものの、演技後の羽生は満面の笑みを浮かべていた。「感覚的にはそんなに悪くない失敗の仕方。まずまず手応えのあるショートプログラムができている」。GP初戦の緊張をコントロールしながら、理想とする演技構成をやり遂げた。

 ショパンの「バラード第1番」。首回りのゴールドなど変化が施された新衣装でリンク中央に立った。ピアノの旋律に乗り踏み切った、今季初の4回転ループは回転不足。後半の3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)は加点3を引き出す完璧な内容だったが、最後の4回転―3回転の連続トウループでは2つ目の3回転が着氷後に「一瞬の迷いがあった」。バランスを崩して転倒した。

 初戦のオータム・クラシックは右膝痛の影響で、冒頭の4回転ループを基礎点が1・5点低いサルコーに変更した。それでも世界最高得点を記録した。演技後に「この構成でもいいんじゃないか」と思ってしまった自分が許せなかった。ジャンプの難度を落とした翌日のフリーではミスを連発し「挑戦しないと僕らしい演技はできない」と思い知った。

 今大会の会場は11年にGPシリーズ初優勝を飾った「思い出深いリンク」。モスクワまで訪れた多くの日本人と現地の人々が声援を送った。売店では羽生と世界女王のエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)の写真入りマグネットが売られた。早朝の公式練習後3分で100人が列をつくり、瞬く間に一時品切れ状態に。大会パンフレットには「ジャパニーズ・マジシャン」の見出しで紹介された。

 フリーでは大技の4回転ルッツに初挑戦する。「誰もがルッツを期待する。僕自身もルッツを決めて、ノーミスすることを期待して明日へ向けて過ごす。期待やプレッシャーを受け止めながら、勝ちに向かって貪欲に頑張りたい」。GPシリーズ初戦は初参戦の10年から優勝がなく、昨年まで5年連続2位に終わっている。平昌五輪シーズンはダッシュを決める。



プロトコルはこちら http://www.isuresults.com/results/season1718/gprus2017/gprus2017_Men_SP_Scores.pdf

ループが刺さっちゃいましたね。しかし3Aにはジャッジが全員GOE3をだしてます(当然ですが)。
ルッツ入れるのも、3A2回を外したくないというのも大きいのかな。
まあ、フリーのラストジャンプ、ルッツより3Aの方が安心してみてられるけど(笑)


20171020ロシア杯01
画像、ツイよりお借りしました。なんで、こんなに可愛くて美しいのでしょうか。


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2017/10/21 09:30 | グランプリシリーズCOMMENT(3)TRACKBACK(0)  TOP

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