羽生結弦 好きなスポーツ選手ランキング1位に

『第10回 好きなスポーツ選手ランキング』羽生結弦&吉田沙保里が首位に(20171125 oricon)

 2018年の平昌冬季五輪、2020年の東京五輪に向けて、次世代のアスリートたちが続々と頭角を表しているスポーツ界。そこでORICON NEWSでは、今年で10回目を数える現役アスリートを対象とした、恒例の『第10回 好きなスポーツ選手ランキング2017』を発表。その結果、「男性部門」1位にはフィギュアスケートの【羽生結弦】選手が初の首位に。「女性部門」ではレスリングの【吉田沙保里】選手が昨年に引き続き首位を獲得して2連覇を実現した。
※イチロー選手は、5連覇達成で13年に殿堂入り

■劇的な逆転優勝を世界中から賛美された“氷上のプリンス”が初の首位に

 男性部門で初の首位に輝いたフィギュアスケートの【羽生結弦】選手は、圧巻の演技で“氷上のプリンス”と讃えられ、多くのファンを虜にしている。世界最高峰のスケーティング技術はもちろん、記者会見のイスまで片付けるなどの謙虚な姿勢など人格的な部分でも高く支持されている。今年3月の世界選手権では、ショートプログラムは5位と出遅れたが、フリーでは、自身の持つフリー世界最高得点を更新。今季ベストの合計321.59点で3季ぶり2度目の優勝を飾った。劇的な逆転優勝に、ニューヨークタイムズは「目もくらむような眩惑的なフリースケート」という見出しで称えるほどだった。

 飽くなきチャレンジスピリットと求道的なまでにスケートを追求する姿勢に、「イケメンにプラスして氷上では美しさとカッコ良さがあり、ストイックな一面もあるので、選手として、男性として、見守りたくなります。まさに氷上のプリンス」(東京都/20代/女性)、「全てがスペシャル。演技だけではなく品格、人格が備わっている稀有な存在」(兵庫県/40代/女性)など、やはり女性支持が圧倒的に高い。だが、男性からも「歳は自分と比べてかなり下だが、尊敬できる数少ない人材。単に、アスリートとしてだけでなく、人として自分の考え方をしっかりともっており、それを妥協しないところに共感する」(東京都/40代/男性)など、リスペクトする声も多かった。

■オンとオフのギャップも人気の次世代女子アスリートたちが飛躍!

 一方、長らく「女性部門」をけん引してきたフィギュアスケートの浅田真央選手が現役引退を発表する中、次世代を担う【本田真凛】選手が2位に急浮上。彼女は、今年、世界ジュニア選手権では、ショートとフリーともにパーソナルベストを更新し、ジュニア史上2人目の200点超となる201.61点をマークするが結果は2位。シニアとなったUSインターナショナルクラシックでは、見事優勝を果たしている。5人兄妹の次女で、兄の太一、三女での望結、四女の紗来もフィギュアスケーターであり、望結は女優業、紗来は子役もこなすなど家族揃って注目度は高い。「これからのスケート界を引っ張っていく存在になってほしい」(福岡県/10代/女性)「若くてビジュアルも良く、オリンピックメダルも狙える実力があるから」(千葉県/40代/男性)と大いなる期待が寄せられている。

 9位のフィギュアスケートの【宮原知子】選手は2015年世界選手権2位、全日本フィギュアスケート選手権優勝3回などの記録があるが、今年は故障からの復帰を果たし、順調に回復。「努力で勝ち取る姿が本当にかっこいい。怪我からの復帰シーズン、頑張ってほしい!」(千葉県/10代/女性)と激励の声が挙がっている。

 男女ともに日本を背負って立つ逸材が軒並みランクインした今回のランキング。2020年の東京五輪を沸点に、来年以降もますます盛り上がりを見せるスポーツ界だが、今回ランクインしなかった“まだ見ぬ逸材”の出現にも引き続き期待したい。



フィギュアスケート選手でランクインしたところだけ抜粋しました。
全文はこちら https://www.oricon.co.jp/special/50450/

2016年のランキングはこちら https://www.oricon.co.jp/special/49524/


oricon2017.jpg


【調査概要】
調査時期:2017年11月6日(月)~11月12日(日)
調査対象:計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ



こういったアンケートで結弦くんが上位になるのはいつものことですが、宮原さんが9位にランクインしてるのがうれしいですね。あれだけマスコミに絶賛スルーされていても、やはり見てる人はちゃんと見てくれているのだなと。

五輪で金メダルをとると、注目されるのは当たり前ですが、結弦くんがすごいのは、人気のピークが五輪金とった直後ではなく、その後もどんどん人気が加速してること。日本だけでなく、世界中でファンを増やし続けているところだと思います。


宮原さんの続報です。

宮原知子、完全復活V!平昌2枠争い大激戦(20171128 スポーツ報知)

◆フィギュアスケート GPシリーズ最終戦 スケートアメリカ最終日(26日、レークプラシッド)

 女子は復帰2戦目の宮原知子(19)=関大=がショートプログラム(SP)に続いてフリーも1位の143・31点をマークし、合計214・03点で優勝。全日本女王が復活を印象づけた。今季GPデビューの坂本花織(17)=シスメックス=は210・59点で2位。GPファイナル(12月7~9日・名古屋)は樋口新葉(16)=日本橋女学館高=が6位に入り、日本女子の17季連続出場を守った。2枠の平昌五輪代表をめぐる“女の争い”が本格化する。

 「蝶々夫人」の曲に乗り、宮原が強い女性を演じきった。フリーの自己ベストに0・38点差と迫る圧巻の滑り。15年NHK杯以来のGP2勝目。「全然予想していなかった結果なので、すごくうれしい気持ち」。左股関節の疲労骨折で昨季後半を棒に振った全日本女王は、復帰2戦目で完全復活を証明した。

 「ミス・パーフェクト」の面目躍如だった。2週前に5位に終わったNHK杯で4つあった回転不足などのミスがなく、全7つのジャンプを成功させた。「試合でプログラムをきれいに通すのに時間がかかった。つらい時期を乗り越えてきて良かった」。レベル4をそろえたスピンとステップを合わせ、全ての要素でプラスの出来栄え点を得た。

 本来ならシーズンに向けて土台をつくる夏場に、約2か月間も氷上練習ができなかった。2枠の平昌五輪代表を争う複数のライバルが実戦をこなすのを横目に、朝から晩まで体幹トレーニングなどを繰り返し、周囲に「早く氷に乗りたいな」と漏らすこともあった。

 故障前は「体重が軽い方が跳べる」という意識から食事を控えめにした結果、骨が弱くなり疲労骨折につながった。リハビリ期間中に栄養士をつけて食事を見直し、37キロの体重を5キロ増量。40キロまで絞った現在も、体脂肪率は1ケタ台を維持している。スケーティングは「3歩必要だったのが2歩で行けるようになった」と手応え。演技点は「演技力」と「音楽との調和」で9点台の評価を受けた。

 GPファイナルは補欠の1番手に入った。右中足骨骨折のトップのメドベージェワが欠場なら、繰り上がり進出の可能性もある。五輪代表選考会の全日本選手権(12月21~24日・東京)の主役へ名乗りを上げたものの「まだ一つのステップ。全日本での演技が一番重要」と慎重。北米に1週間残り、演目の手直しに着手する。

 ◆宮原に聞く

 ―演技を振り返って。
 「落ち着いて今できることはできた。自信を持って臨むことはできたけど、まさか優勝できるとは思っていなかった」

 ―復帰2戦目を感じさせない堂々とした演技。
 「試合になかなか出られなかったけど、イメージトレーニングをたくさんした。そのおかげもあった。本当に良かった」

 ―どんな気持ちで滑ったのか。
 「やってきたことをしっかりやれば大丈夫と言い聞かせてやった。楽しむことだけ考えていた」

 ―完全復活した。
 「いい流れをつくれた試合だったが、全日本選手権での演技が一番重要」

 ―今後に向けて。
 「たくさんの収穫があった試合。全日本では今大会よりも、いい演技を目指して頑張りたい。どんどん点数が伸ばせるという自信になった。もっといいプログラムにできるようにしたい」



実は、今回驚いたことがありました。
宮原さんの身長が伸びていたのです。IOCのバイオみたら、152センチに!
過度の節制で骨密度が減っていたらしいので、彼女が小柄なのは、そういうのも影響していたのかしら。

体重が500グラム増えてもジャンプに影響するといわれます。女子がジュニアの頃は期待されても、思春期の体型変化や体重増加でシニアでは伸び悩むことが多いのは、そういう事情もあります。ジャンプが低いため、タラソワさんに「彼女はあと500グラム体重が増えたらジャンプが跳べなくなる」などと酷評されたこともある宮原さんですが、体重を3キロ増やしても、ちゃんと対応してきました。さすがですね。

そういえば、結弦くんも身長が伸びたみたいだし、怪我とかで練習を休むと伸びるんかな・・・。


yuzusato
日本人の美徳を体現したような二人。全日本で最高の演技ができますように。


参加してます。よろしければポチっと応援お願いします♪

人気ブログランキングへ

関連記事

テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2017/11/28 11:55 | その他(2017-2018)COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

 | BLOG TOP |