仙台の羽生リンクがリニューアル!

昨日、ファイナル関連で、大きなニュースが入ってきましたね。
ロシアのメドヴェージェワ選手と、中国のボーヤン選手がWDです。

この二人は怪我してるので、WDはある程度予想されてたとはいえ、名古屋ファイナル、お祓いでもした方がいいんじゃ・・・。これで、男子はトップ6のうち、4人が欠場。テレ朝の「世界一決定戦」の謳い文句がただただ空しい(笑) これじゃ、世界一どころか、男子は、普通のGPシリーズレベルです。

女子は、世界女王のメドベの欠場にかわって、宮原さんINですね。
怪我明けなので、少し心配ですが、彼女は、「GPS最終戦→ファイナル→全日本」の強行軍は、過去2シーズンで経験ずみ。なんとか乗り切ってほしいと思います。


さて、アイスリンク仙台がリニューアルされ、昨日完成披露セレモニーがありました。
各社ニュース記事があがっています。少しずつ視点が違うので、いくつかあげておきます。


“羽生リンク”リニューアル 羽生の助言で音響パワーアップ「滑ることを楽しみに」(20171201 スポーツ報知)

 フィギュアスケートの2014年ソチ五輪金メダルの羽生結弦(22)=ANA=、06年トリノ五輪金メダルの荒川静香さん(35)、02、03年世界選手権銅メダルの本田武史さん(36)を輩出した「アイスリンク仙台」のリニューアル完成披露セレモニーが1日、仙台市内で行われた。

 リニューアルするにあたり、羽生や荒川さんからアドバイスをつのった。羽生の助言が反映されたのは、リンクの「音響」。音響やスピーカーの質が向上した。荒川さんは更衣室、ロッカー、スタジオの環境の整理を提言。利用者が使用しやすいように増設された。さらに、隣接している展示室がグレードアップ。羽生、荒川さんの巨大パネルや、大会のトロフィーなどが飾られている。

 拠点のトロントに滞在中の羽生はセレモニーは欠席したが、メッセージを寄せた。「アイスリンク仙台は僕が小さい頃からよく練習した所で、とてもお世話になりました。リニューアルしたアイスリンク仙台で滑ることを楽しみにしています」。

 荒川さんは「このリンクで私も本田さんも練習を積み重ねて世界に挑戦したように、羽生選手もこのリンクでスケートに出会って、世界に挑戦して今も戦い続けています。またここでスケートと出会う方々が増えることで、スケートが活性化され、仙台、宮城からたくさんのアスリートが元気よく育つことを願っています」と話した。

 「アイスリンク仙台」は羽生が拠点としていた11年3月に、東日本大震災に見舞われた。営業を休止した時期もあったが、その後再開。東北エリアでも2施設しかない通年型のアイススケートリンクとして、スケーターを支えている。



荒川静香さん、幼少期の羽生結弦との思い出を回想(20171201 日刊スポーツ)

 仙台市泉区の「アイスリンク仙台」のリニューアル完成披露セレモニーが1日、行われた。同施設は、18年平昌五輪で連覇を狙うフィギュアスケート男子の羽生結弦(22=ANA)や06年トリノ五輪金メダリストの荒川静香さん(35)、02、03年の世界選手権銅メダリストの本田武史さん(36)が練習拠点としていた。

 この日は、荒川さんと本田さんがセレモニーに出席した。荒川さんは「このリンクでは、私も本田武史さんも練習を積み重ねて世界に挑戦をしていきましたように、羽生選手はこのリンクでスケートに出会い、また世界で挑戦して世界で戦い続けています。仙台、宮城から多くのアスリートがオリンピックに向けて育っていくことを願っております」と語った。本田さんは「このリンクから世界で活躍するスケーター、羽生結弦選手のような素晴らしいスケーターが生まれることを、願っています。本日はおめでとうございます」と話した。

 羽生はメッセージを寄せた。「このたびはリニューアルオープン、おめでとうございます。アイスリンク仙台は僕が小さいころから練習した場所で、とてもお世話になりました。今回セレモニーに参加できないのはとても残念ですが、またリニューアルされたアイスリンク仙台で滑れることを、楽しみにしています」という内容だった。

 荒川さんは同施設での幼少期の羽生との思い出を振り返った。練習場に訪れた際に羽生から、自身の代名詞「イナバウアー」を見てほしいと言われたという。「東北では自分から手を挙げる子は少ないので印象に残っている」と明かした。 荒川さんは、右足首靱帯(じんたい)を痛めた羽生に向けて「まずは元気な姿を見せて」とエールを送った。本田さんも「NHK杯でケガをしてしまって治療中だと思うが、平昌五輪を目指して」と語った。

 荒川さんの更衣室の整備などの提案や、羽生による音響設備の改良案も採用されている。新設された展示スペースでは、荒川さんと羽生が使用したスケート靴も見られる。同施設に隣接して、18年4月ごろをめどに、サッカー施設「MIFA Football Park 仙台(仮称)」と複合施設「WILD BEACH 仙台(仮称)」も完成予定。



羽生も助言 仙台のリンクがリニューアル 震災乗り越え(20171201 朝日新聞)

 2006年トリノ五輪金メダルの荒川静香さん(35)や14年ソチ五輪金メダルの羽生結弦選手(22)らフィギュアスケートの名選手が輩出した仙台市のアイスリンク仙台がリニューアルした。2人の活躍の追い風を受けて経営危機や東日本大震災を乗り越え、1日に記念式典を開いた。

 開業は1988年。同リンクを拠点とする選手は、経営難による閉鎖を経て営業再開したトリノ五輪後の約50人から、現在約80人にまで増えた。日曜日のスケート教室もソチ五輪後に一つ増えて二つになった。今回、羽生選手らのパネルや盾が置かれた展示室や歓談室が新設され、羽生選手の助言で音響も改良された。

 現在の黒字経営を維持するには、入場者の維持や増加が欠かせない。羽生選手を指導していた阿部奈々美コーチ(45)は「今後は、リンクがなくなる経験を子どもたちにさせたくない。多くの人が楽しめる教室や受け入れ態勢を作りたい」と話した。



「スポーツの力」を活用した街づくり 「三井不動産SPORTS LINK CITY FUN-TE!」
“スポーツ棟”リニューアル完成(第一フェーズ) (20171201 ニュースリリース)


 三井不動産株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長:菰田正信)は、「仙台泉ショッピングセンター」(所在:宮城県仙台市泉区)“スポーツ棟”の大規模リニューアルを推進しておりましたが、本日2017年12月1日にリニューアルが完成いたしましたので、お知らせいたします。また完成にあたりまして“スポーツ棟”内「アイスリンク仙台」にて、関係者による氷上披露セレモニーを執り行いました。

 この度、本施設は施設名称を「三井不動産SPORTS LINK CITY FUN-TE! (ファンテ!)」へ改称し、当社の「スポーツの力」を活用した街づくりを推進するプロジェクトとして、人と人がつながり、子供たちから大人まで幅広い世代の方がスポーツを楽しめる新しい施設へと生まれ変わります。今回の“スポーツ棟”大規模リニューアルは、その第一フェーズとなります。

 なお2018年春には、音楽とフットボールによるコミュニケーションの創造をコンセプトとするフットボールパーク施設「MIFA Football Park 仙台(仮称)」(運営者:株式会社MIFA)と、「もっと手軽に、優雅に、スタイリッシュに」をコンセプトにアウトドア施設を展開する「WILD BEACH 仙台(仮称)」(運営者:RECREATIONS 株式会社)を新設し、「三井不動産SPORTS LINK CITY FUN-TE! (ファンテ!)」の全体オープンとなる予定ですので、ぜひご期待ください。

「三井不動産SPORTS LINK CITY FUN-TE!」のHP 
 
http://fun-te.com/


1ヶ月前、私は仙台にいました。初めて、アイスリンク仙台も見学しました。
そのときは、まだ工事中でしたが、完成したんですね。感慨深いです。

結弦くんの提言が、音響設備の改良案・・・というのが、いかにも”音”にこだわる彼らしい。
また、荒川さんが、環境の整理を提言した、というのも彼女らしいなと。荒川さんはショーのプロデュースもしてますが、一番力を入れてるのはケータリングだといってました。リンク上より、リンク周辺の部分に目がいくというのは、女性らしい視点かと。

仙台出身のスケーターは結弦くんだけではないのに、記事の「羽生リンク」という書き方はどうなんだ・・・とアンチが突っ込みそうですが(笑)、ぶっちゃけ、この三井不動産のプロジェクトって、やはり結弦くんの存在を抜きにはありえなかったはず。これはファンの欲目ではなく・・・実際、今のアイリンが黒字化してるのも、結弦くんの功績が大きいはずです。


新アイリン03

新アイリン02

新アイリン01

3番目の画像は、結弦くんと荒川さんの展示室。これは絶対見たい。
来年、TOIで仙台に再訪したいと思っているので、チケットが当たることを祈ろう(笑)


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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2017/12/02 09:55 | 羽生結弦ゆかりの地COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

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