羽生選手 近々氷上練習を再開

結弦くんが、近々氷上練習を再開するそうです。

羽生結弦は「捻挫より長引く靱帯を損傷」小林強化部長明かす 全日本には出場意思(20171213 デイリースポーツ)

 日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長は13日、都内で行われた理事会後に報道陣に対応し、11月のNHK杯の公式練習中に右足関節外側じん帯を損傷した羽生結弦(23)=ANA=についての現状を新たに報告した。

 本人のコメントとして「通常の捻挫よりも治りが長引くじん帯を損傷していることがわかりました」と想定よりも回復に時間が掛かっている現状が明かされ「今後、氷上に立ち左足を中心に、ストロークやクロスなど単純に滑ることだけから始め、少しずつ負荷を上げ、右足でのターンなどをできるようにしていきたいと思ってます」と、今後の見通しを示した。近いうちに氷上練習を再開するとみられ、本人は依然として平昌五輪代表最終選考会となる全日本選手権(21日開幕・東京)への出場の意思は持っているという。

 羽生は11月9日のNHK杯の公式練習中に4回転ルッツを跳んだ際に転倒し、右足関節外側じん帯を損傷。「10日間の絶対安静と、その後(氷上にのり)、3~4週間で元に戻る」と、完全復帰まで4~5週間の見通しを示し、全日本出場に意欲を見せていたが、すでに1カ月が経過。当初の見通しより、回復が遅れている。

 現在は拠点のカナダ、トロントに戻り、治療とリハビリに専念している状況。全日本まで、あと約1週間。選考要項には負傷し、全日本に出場できなかった場合の“救済条項”もあり、羽生は出場しない場合でも、代表入りは濃厚。ただ、その場合、約4カ月実戦から離れ、“ぶっつけ”での五輪出場となる可能性もある。



2日ほど前のものですが、こんな記事がありました。

【フィギュア】羽生に全日本選手権欠場のススメ(20171211 東スポWEB)

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯(11月)の練習で右足関節外側靱帯を損傷した羽生結弦(23=ANA)が、21日開幕の全日本選手権(東京)を欠場する可能性が出てきた。羽生は10日、日本スケート連盟を通じてコメントを発表。「まだ氷上練習はできていません」と明かし、当初の予定より回復が遅れていることをうかがわせた。大目標の五輪連覇へ向けて、全日本を欠場しても大丈夫なのか? 専門家の見通しは――。

 GPファイナル(名古屋)から一夜明け、報道陣の取材に応じた日本スケート連盟の小林芳子強化部長(61)が代読する形で羽生のコメントは発表された。「だいぶ良くなりましたが、まだ痛みがあるため氷上練習はできていません。治療とリハビリを頑張っています」

 羽生がジャンプで転倒して右足首を負傷をしたのは、NHK杯の前日練習が行われた11月9日。当初は10日間の安静を経て「3~4週間で元に戻る」見通しだった。おおよそ10日プラス3週間が経過した段階で氷上練習を行えていないとなると、回復は遅れ気味と思わざるを得ない。

 今年6月に発表された選考基準では、世界選手権3位以内の実績を持つ選手は、全日本を欠場しても平昌五輪の代表選考の対象になる。羽生の代表入りは確実だけに、小林強化部長からは「全日本に出てくれればうれしいが、それが今後にどう影響するか、連絡を密に取りながら詰めていきたい」と欠場を示唆するような発言も出た。

 この発表を受け、元国際ジャッジでフィギュア解説者の杉田秀男氏(82)は「人づてですが『氷に乗り始めた』と聞いていたので残念というか、少し驚きました。全日本に出なくても五輪には行けるのですから、私は欠場を勧める」と話す。

 なぜか。羽生は十分な経験と技術を持つだけに「試合間隔が空くことは心配していませんが、どこかに不安がある状態で試合をすれば、リズムが崩れる恐れがある」。コンディションが万全になるまで、欠場を続けるべきというのが杉田氏の考えだ。仮に、ここからぶっつけで五輪本番となっても「体調さえ良ければ、力を発揮できる」と見ている。

 羽生自身の資質と同時に名コーチの存在も大きい。「コーチのブライアン・オーサー(55)は元世界王者ですが、すぐに勝てたわけではなく、何度も2位を経験した。それだけに選手の気持ちが理解できるし、さまざまな状況でいかに試合に臨むかを教えることができる」。オーサー・コーチは技術面だけではなく、羽生の精神的な支えになっており、今回の試練でも大きなバックアップが期待できるという。

 羽生は昨年の全日本をインフルエンザで欠場しており、今年もとなれば2年連続。全日本での復活を期待していたファンは残念かもしれないが、連覇がかかる平昌五輪に向け、コンディションの回復が最優先すべきテーマのようだ。



2014年の中国杯の事故の後、確か1週間くらいの練習でNHK杯に出場したような気がします。しかし、あのときはファイナル出場がかかっていました。今回は、杉爺のいうとおり、無理にでなくても五輪代表は確実です。
織田さんも、「普通は休むと、四回転を跳ぶのに1ヶ月くらいかかるが、羽生選手は3日で戻せる」と言っていました。それでも、実質あと1週間あるかないか・・・普通に考えて厳しいと思います。それでも諦めきれないのでしょうね。

杉爺は、ぶっつけで五輪本番となっても「体調さえ良ければ、力を発揮できる」という見方。私もそう思います。最終的には、結弦くんの復調具合とチームの方針次第でしょう。でも、どうかくれぐれも無理をしないように・・・自分の身体を第一に考えた決断をしてくださいね。


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2017/12/13 20:25 | 全日本・チャンピンシップ(2017-2018)COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

仙台のゆづ愛が熱い! ~写真展と地下鉄ポスター

昨日、羽生善治さんの話題をとりあげましたが、今日のニュースによれば、羽生さんに国民栄誉賞が授与されるとか。羽生さんの将棋界への貢献を考えれば当然でしょう。おめでとうございます。


さて・・・仙台のゆづ愛が止まりません。地元の熱いエールが、結弦くんに届きますように。
傷心のゆづファンの心も癒されるようです。

仙台・クリスロードに羽生結弦選手の巨大ポスター ファンの思いびっしり(20171212 仙台経済新聞)

 クリスロード商店街のイベントスペース「仙台縁日」(仙台市青葉区中央2、TEL 022-714-3055)に現在、仙台出身のフィギュアスケーター・羽生結弦選手の巨大ラッピングポスターが貼り出されている。

 12月21日に始まる「全日本フィギュアスケート選手権 2017」の応援プロモーションとして、仙台放送が企画した同ポスター。同スペースのクリスロード商店街側ガラス面に、縦=約3メートル、横=約7メートルのラッピングを施した。

 ポスターには羽生選手の姿とともに、11月3日~21日に開かれた「羽生結弦 写真とポスター展」で来場者から寄せられた羽生選手への応援メッセージ300人分がびっしりと敷き詰められている。「メッセージは一部となるが、日本全国、さらには中国・台湾・韓国・米国など海外のファンの幅広い年代の皆さんから熱いメッセージが入っている」と同社編成制作局編成部担当者。「遠くから見るとカラフルに彩られたビジュアルで、近くで見ると皆さんの思いにグッとくるものになっている」とも。

 併せて、同スペース内では「羽生結弦写真展 photo by 能登直 vol.8」を開催中。仙台出身のフォトグラファー能登直さんが撮影した8月のトロントでの公開練習、「真夏の氷上カーニバル(横浜)」、9月の「オータム・クラシック(カナダ・モントリオール)」、10月の「グランプリシリーズ ロステレコム杯(ロシア・モスクワ)」の写真20点を展示する。

 同担当者は「羽生選手は平昌オリンピックに向け、特別な思いを持って挑んでいるシーズンだと思う。最近撮影した能登さんの迫力ある写真を見ていただき、今季に懸ける表情などに注目してもらえれば」と呼び掛ける。

 営業時間は10時30分~18時。木曜定休。入場無料。いずれも12月25日まで。



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仙台の地下鉄には、全日本選手権のポスターも掲示されています。

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奏でるように
氷上に刻む
一夜限りの譜面

舞人うるわし
あまねく響け
やまとの音色


バラ一の背景は楽譜。SEIMEIの背景には五芒星。

仙台放送さんは詩人ですね。ポスターに添えられている言葉がいつも素敵です。


国際センター駅には若様の巨大ポスター。

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そして、仙台関連のこんな記事がありました。

五色沼から歴史 荒川、羽生2人の金メダリスト輩出(20171213 日刊スポーツ)

<聖地巡礼(1)仙台>

 フィギュアスケートが欧米から日本に伝わってきて100年余りがたつ。日本フィギュアの歴史が刻まれる中で、転機となった場所、リンクがある。今シリーズは「聖地巡礼」編として、日本フィギュアの歴史的な名所を紹介する。第1回はフィギュアスケートの発祥の地といわれる五色沼のある仙台。

 ただの池ではない。伊達政宗が築造した仙台城。かつて三の丸があり、現在は仙台市博物館の入り口付近の外堀に池がある。水が緑色に染まる、城のお堀。日本全国にありふれた風景だが、ここが日本フィギュアスケート発祥の地といわれる五色沼だ。

 1890年頃、外国人が五色沼で滑り始めた。1897年頃からは、外国人宣教師たちが、日本の子供たちにフィギュアスケートを教えた。その後はスケートの中心地となり、1931年に第2回全日本選手権が開催。35年に、32年レークプラシッド五輪女子シングル銀メダルのブルガー(オーストリア)が模範演技を披露した。

 戦後は五色沼だけでなく、仙台市の池、沼でスケートを楽しむ人が多かった。東北高を運営する南光学園の五十嵐一弥学園長(71)は「昭和30年代ごろから温暖化もあり、池、沼では滑れなくなった」と振り返る。五色沼も56年のアイスホッケーの試合を最後に、リンクとしての役目を終えた。

 池、沼では滑れなくなったが、スケート熱の高い仙台市には人工のリンクが続々と建設された。88年にはフィギュア発祥の地にふさわしいリンクも完成する。「アイスリンク仙台」。荒川静香が小学校から高校まで練習の拠点にした。一時閉鎖したこともあったが、本田武史、鈴木明子、羽生結弦ら名選手を輩出した。

 98年長野五輪では本田武史、田村岳斗、荒川静香、荒井万里絵と東北高在学の4人が代表に選ばれた。06年トリノ五輪では荒川、14年ソチ五輪では羽生が金メダルを獲得した。フィギュア発祥の五色沼から脈々と受け継がれた仙台の伝統が伝わってくるが、前出の五十嵐学園長によると、課題もあるという。

 2人の金メダリストを生んだ仙台には県営のリンクがない。五十嵐学園長は「東北の他の5県にはある。いまだに低料金で市民に提供できる公営リンクがないのは恥ずかしい。羽生選手が連覇したら、県に陳情したい。水泳のように、誰もが親しめる競技にしたい」と新たな「聖地誕生」の願いを込めた。



いまだに低料金で市民に提供できる公営リンクがないのは恥ずかしい。羽生選手が連覇したら、県に陳情したい・・・そうか、結弦くんの連覇には、仙台の将来の公営リンクがかかっているのか・・・。まだ23歳なのに、本当にいろんなものを背負っているんだね・・・。でも、金メダリストが2人いる時点で、もう陳情してもいいんじゃないの?


中途半端な状態で練習を再開するのが一番避けるべきこと。
今はただ、じっくり治療に専念してください。
追い詰められたときの、あなたの爆発力を、これまで何度も見てきました。
ファンもあなたを信じて、焦らず待っていますから。


※ 写真はツィッター等からお借りしました。ありがとうございます。


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2017/12/13 09:05 | その他(2017-2018)COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

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