「ファン通信」に異変? についての独り言 4 ~スケ連の「平等主義」について思うこと

「『ファン通信』に異変?」については大きな反響をいただき、その後、続報と、3回に渡って関連記事の「独り事」をUPしました。「『ファン通信』に異変?」というテーマで、計5回記事をあげたことになります。

直近の「独り事」の記事はこちら 
「ファン通信」に異変? についての独り言 3 ~「圧力」について思うこと

この「独り事」3回目のときに、「独り言は、あと1回で終わる予定です。次は、五輪シーズンにむけての、スケ連の「平等主義」について少し思ったことを」と書きながら、2ヶ月放置になっていました(汗) タイムリーな話題を優先したせいですが、放置がすぎたと自分でも思います。いまさら・・・とも思ったのですが、ファイナル、全日本にも関係することなので、遅ればせながらですが、書いておきます。「独り事」なので、興味のない人はスルーしてください。デリケートな内容を含んでいます。人によっては、不快と感じる人もいるかもしれませんので。

「通信」の担当さんが、「平等にしないといけないので」「オリンピックシーズンだからかな」という言葉をポロッと漏らされました。

その「平等に」という部分で、私が思いだしたことがありました。
6月30日に、ブログであげた記事です。
その記事はこちら http://bltraveler.blog63.fc2.com/blog-date-201706.html
以下に、記事の一部を抜粋します。


スケ連としての、オリンピックにむけてのマーケティング戦略について、こんな発言がありました。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsm/9/1/9_2017-007/_pdf

上記の資料は、「オリンピックに向けた個人競技のブランディング」で、スケ連強化部竹内洋輔さんのお話も載ってます。80~81ページに載っている竹内さんの発言の中で、81ページにこんな部分がありました。

スケート連盟としては、個人に注目が集まるのではなく、チームジャパンとしてのプロモーションに注力しています。特定の個人に依存しないことでメリットが色々あるとの考えで行っています



スケート連盟のオリンピックシーズンへのマーケティング戦略は、「個人に注目が集まるのではなく、チームジャパンとしてのプロモーションに注力する」ということです。反対にいえば、「個人に注目が集まりすぎるのはよくない」と考えているわけですね。

オリンピック代表選考と関係の深い「グランプリファイナル」や「全日本選手権」のバナー禁止・・・というのは、この方針と関係があるのでしょうか。「特定の個人」のバナーがズラーーーッと並ぶのは目にみえてますから。「本大会では、会場の構造上の都合によりバナー掲出は禁止いたします」とありますが、ファイナルと同じ会場の他競技の大会ではバナーが掲示されていたという証言もあるので、これは言い訳でしょう。まあ、手持ちバナーはOKのようですが。

ものすご~くスケ連に好意的に解釈すれば、「だって、個人に注目が集まりすぎると、その選手にプレッシャーかかるでしょ? 伊藤みどりさんだって、浅田真央さんだって、プレッシャーで本番に失敗したでしょ? だから、人気選手の負担を減らすためだよ!」ともとれるのですが・・そう善意に解釈しにくのは、スケ連が信用されてないからでしょうね。それもこれも、これまでの行いが悪いから。そう思うのも、根拠がないわけじゃない。 

ソチで金メダル取った時の、結弦くんへのスケ連の対応は目に余るものでした。現地に行っていたご家族にメダルセレモニーのパスを”手違いで”渡さず、ご家族は、息子の一世一代の晴れ姿を生で見ることができませんでした。
日本への帰国時には、金メダルも下げることができず、花束も持たしてもらえなかった。花束はなぜかスケ連会長の手に。他競技の銀銅メダリストがメダルを首から下げ花束を受け取ったのに・・・です。閉会式だって、本来なら、唯一の金メダリストである結弦くんが、フラッグをもってもよかったはず。でも、それもスケ連会長の判断で、他選手の手に。

このスケ連の冷淡な対応は、後に、スケ連会長と6位になった男子とのキス写真で、「やはりあの仕打ちは意図的なものだったか」という印象を否めませんでした。傘下の選手にセクハラって、会長、中身はしっかりオッサンだなあと思いますが、同時に、組織のトップでありながら、私情を優先してしまう”女”の嫌らしさを感じたものです。6位選手出演の「氷艶」の舞台には、スケ連会長は連日行かれていたらしく、今でも、ご贔屓は相変わらずのようですね。

また、金メダルをとった直後は、マスコミも大騒ぎでしたが、女子のフリーが終わった後に、空気が変わりました。「金メダルより感動のフリー」と、まるで結弦くんの金メダルより、6位の女子選手の演技の方が価値があるような報道に。男女6位のお二人に気をつかい、一緒のテレビ出演のときは、結弦くんは金メダルを下げてなかった。もちろん、マスコミの報道姿勢は、その女子選手のせいではないのはわかっています。

ボストンワールドで、公式練習時間を、チームに間違えて伝えられ、満足に練習ができなかったこと。
そして、今回の結弦くんの回復具合の報告が二転三転した、スケ連の対応のお粗末さ。

ソチ前からの不信感(これについては、長くなるので割愛しますが)と、ソチで金メダルととった後も続く、スケ連の一連の対応に、かなりストレスをためているファンは多いと思います。

ボーヤンは、怪我のため、ナショナルはWDだそうですが、五輪代表は決まっているでしょう。だからといって、彼を「特別扱いしてる」と非難する中国人はいないでしょう。でも、日本にはいるのです。「全日本にでないのに、五輪代表に選ぶのは特別扱いだ」と、非難する人達が。

結弦くんは、直近の五輪チャンピオンというだけでなく、直近の世界チャンピオンです。
ワールドスタンディング1位で、SP、FS、合計の世界記録得点保持者。
得点の世界記録を12回更新しています。
グランプリファイナル4連覇。世界選手権には6回出場し、5回メダル獲得。特に、ソチ以降は金が銀しかありません。

<男子フィギュア得点ランキング>
1位 羽生結弦 2015年GPFの330.43点
2位 羽生結弦 2015N杯の322.40点
3位 羽生結弦 2017ワールドの321.59点


これだけの実績をもつ羽生結弦が、日本では”特別扱い”はしてもらえないのです(笑) 「平等主義だから」ですか?
まだ、全日本欠場の発表がないのは、結弦くんからの意思表示がないからかもしれませんが、他国なら、五輪代表の内定はされているはず。全日本に出ることは、代表になる必須条件ではありません。第一、全日本WDなんて理由で、羽生結弦を五輪に出さなかったら、日本のスケ連が世界の笑い者になるだけです。いや、ソチのときなら、笑い者だけですんだけど、今なら世界中から非難されるでしょう。

ソチ五輪のときもそうでしたが、スケ連に押したい選手がいるのは、見ていればわかります。なのに、都合のいいときだけ「平等主義」を持ち出す姿勢には不信感を禁じえません。昨日紹介した小塚さんのコラムでも、小塚さんが「内定をだしてもいいのでは」と書いておられました。最終的には代表に選ぶのでしょうが、突出した実績をもつ選手に対して、もっと柔軟な対応はできないのかと悲しくなります。「平等主義」といっても、男子の場合、あきらかに実力は平等ではありません。実質、全日本の男子シングルは、「3枠目」を決める大会だと、誰もが思っているのですから。

本当にスケ連が「平等に」と考えているのなら、マスコミを規制して、無用な煽りや偏向報道をやめさせてほしいですね。
嘘やねつ造までまかり通っていて、かなりひどい状態になっていますよ。


20171207スポニチジュニア

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2017/12/18 11:10 | CM・雑誌・商品情報(2017-2018)COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

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