オーサー「万事上手くいく」&ハビ「最大のライバルは結弦。間違いない」
結弦くんの現状について情報統制がされていることもあり、各方面で色々見方が分かれていますね。
まずは、icenetworkで掲載されたオーサーの記事について。
「万事上手くいく」 羽生結弦、恩師オーサーコーチが復活の進捗に言及(20180119 THE ANSWER)
教え子のフェルナンデスが出場する欧州選手権の地で「icenetwork」の取材に対応
フィギュアスケートの羽生結弦(ANA)は右足首の故障でグランプリ(GP)ファイナル、全日本選手権の欠場を余儀なくされたが、平昌五輪の日本代表メンバーに選出。66年ぶりの大会連覇を目指すなか、羽生陣営は「ユヅについては一言も発言を許されていない」と“鉄のカーテン”を引いていることを明かした。米スケート専門メディア「icenetwork」が報じている。
記事では、昨年11月のGPシリーズ第4戦・NHK杯の前日練習でジャンプを着氷した際に右足を痛め、氷上での練習再開まで時間を要した23歳について「最高機密のユヅル・ハニュウ」と紹介し、ブライアン・オーサーコーチのコメントを紹介している。
「ユヅについては一言も発言を許されていないんだ」
同じく教え子のハビエル・フェルナンデス(スペイン)の欧州選手権出場に伴い、モスクワ入りしている恩師は羽生の現況について口にすることはできないと話したという。“かん口令”はオーサーコーチ自身が指示したことのようで、「私もそれに従うよ」とインタビューに答えている。
記事によれば、その後オーサーコーチは満面の笑みを浮かべながら、羽生に関しては「万事上手くいくよ」と話したという。
拠点とするトロントに戻り、“静か”に調整を続けてきた羽生。ネイサン・チェン(米国)や宇野昌磨(トヨタ自動車)、出場濃厚なフェルナンデスら強力なライバルたちを相手に、平昌のリンクでどのようなパフォーマンスを見せるのか。大会まで残り1か月を切り、注目は日を追うごとに増している。
この記事では、「一言も発言してはダメ」という指示をしたのが、オーサー自身だと書かれていますが、「オーサー自身が指示したのか」か、「オーサーは(羽生サイドから)指示を受けた」のか、英文の解釈の仕方で意見が分かれているようです。
カナダ在住のブロガーで、カナダ人の旦那様をおもちのモモ博士様は、「オーサーは指示を受けた方」という見方で、ネイティブのご主人に確認されたところ、やはり同じ意見だったそうです。ソースはこちら
いずれにしても、オーサーが語った「Everything will be Fine(万事うまくいく)」の訳については、皆さん意見が一致しています(笑) トップシークレット指示を誰がだしているかより、それが一番大事なことかなと思います。
さて、現在ヨーロッパ選手権が開催されています。
ハビくん、ヨーロッパ選手権6連覇おめでとうございます。
今季かぎりでの引退を示唆しているハビくん。体力の衰えで、後半までノーミスをすることが難しくなってきたと。
来季から、男子のフリーが4分半から4分に短縮されるのは、ベテランには有利かなと思いますが、チャンもそうですが、ハビも、ジャンプ偏重の今の傾向に多少嫌気がさしてるようにも思います。芸術性と真・四回転時代のバランスをとる、今は過渡期なのかもしれません。
昨日の読売新聞の紙面記事から、ハビのインタ記事です。
フェルナンデスSP首位 フィギュア欧州選手権(20180119 読売新聞)
フェルナンデスが欧州ではライバル不在と印象づけた。ただ一人、SPで100点超えをマークし、「優勝dけいる自信はある。いい準備をしてフリーに臨むだけ」。6連覇へ視界良好だ。
調子のピークを平昌五輪に合わせており、「細かなミスがいくつかあった」のは織り込み済み。拠点を置くカナダで最終調整をして、五輪でメダルを獲得するのが青写真だ。
練習を再開した羽生結弦(ANA)について問われると、笑顔が消えた。「彼は短期間で体調をいい状態に上げてくる。いつもの強い姿で平昌に立つだろう。宇野昌磨(トヨタ自動車)、ネーサン・チェン(米)も強い。だけど、最大のライバルは結弦だ。間違いない」。ハイレベルな五輪で勝つために、欧州では負けられない。
彼は短期間で体調をいい状態に上げてくる。いつもの強い姿で平昌に立つだろう。最大のライバルは結弦だ。間違いない。
いつも身近で結弦くんを見ているハビの言葉なので、心強いです。オーサーはポーカーフェイス。反対に、ハビはいい加減なとこはあるけど、わりと顔にでる。「練習を再開した羽生結弦(ANA)について問われると、笑顔が消えた」ということは、結弦くんをそれだけ脅威に感じているということでしょう。
また、結弦くんが団体戦から復帰か、個人戦からか、についても、見方が分かれています。
サンケイスポーツは、団体戦からという見方。今日の北海道新聞は団体戦回避との見方ですね。
平昌へ 日本のエース2 羽生結弦(20180120 北海道新聞)
連覇に臨む苦境の王者
かつてない苦境に立たされている。フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)は昨年11月に痛めた右足首の回復に努めており、ぶっつけで66年ぶりの五輪2連覇に臨む見通しだ。2014年ソチ五輪で金メダルを獲得後、世界を引っ張るスター選手は「強い気持ちを持って、日々過ごしている」と大一番に備える。
「間違いなくソチよりも成長した」と自負する。15年12月に2種類の4回転ジャンプを駆使して世界歴代最高の合憲330.43点を出し、16年9月には世界初の4回転ループに成功。昨季、2度目の世界一に輝いても立ち止まらず「挑戦してないと僕らしい演技は絶対できない」と昨年10月のロシア杯では実戦で初挑戦した4回転ルッツも決めた。
関係者が「アイスダンス選手のよう」とうなる滑らかなスケーティング、音を的確にとらえた身のこなしなどもレベルアップ。「すべての要素で驚異的な水準にある」とブライアン・オーサー・コーチが舌を巻くように、4年前よりもジャンプの種類は引き出しが増え、表現力は磨かれ、総合力が格段に上がった。
あとは五輪までに状態を戻せるかどうか。2月9日からの団体出場を回避し、16日からの個人種目に集中するとみられる。11年には出身地の宮城県を襲った東日本大震災、14年にはリンクでの衝突事故、腹部手術など逆境を乗り越え、強くなってきた23歳の氷上の王者は急ピッチで調整を進めている。
ところで、結弦くんの関係者に、パスが菊池さん1枚しか発行されず、城田さんにもオーサーにも発行されていないと、ゆづファンが皆激怒してますね。オーサーは、他の国のパスがもらえるから・・・と解釈しても、総監督の城田さんがもらえないのはなぜ? てか、五輪連覇がかかってる現・五輪&世界チャンピオンに1枚て・・・?(怒) セクハラスケ連会長さん、あなたが言っていた「全面的にサポートする」って、こういうことなんですか?
では、オリンピックチャンネルのフィギュアスケートの注目ストーリー。
男子シングル選手では、結弦くん、ハビ、ネイサン。女子シングル選手では、メドベが紹介されていますね。
結弦くんの紹介は、1分20秒くらいから始まりますが、写真のチョイスがユニークです(笑)
故郷の東北に、1000万円以上寄付してることも紹介してくれてますね。
Figure Skating | Preview Pyeongchang 2018: Stories To Watch | Olympic Winter Games
腹チラどころか、ジャージを"羽生脱ぎ”しても「キャーッ!!!」と騒がれる今となっては、こんなシーンはもう絶対拝めないでしょう(笑)
それにしても、2012年開催の「THE ICE 大阪公演」のダンスバトルで披露された伝説の「ゆづき」ちゃんのときの写真がオリンピックチャンネルで発掘されるとは・・・びっくりです。
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2018/01/20 11:15 | 平昌オリンピック | COMMENT(7) | TRACKBACK(0) TOP