エキシビション滑走順リスト&羽生選手はオオトリで「星降る夜」

怪我の状況などを含め、少し詳しく書いてあったので。

羽生結弦は閉会式に出席「日本選手団の1人として楽しみたい」(20180222 産経)

 【平昌=田中充】平昌五輪フィギュアスケート男子で、66年ぶりに2連覇を果たした羽生結弦(ANA)が22日、25日に行われるエキシビション向けの練習に参加し、「閉会式にも出るつもり。日本選手団の1人として楽しみたい」と語った。

 冒頭では、一緒に練習した宇野昌磨(トヨタ自動車)ら5人が横一線に並び、ショートトラックのように一斉に駆け出して遊んだ。先頭に躍り出た羽生はカーブで回りきれずに転倒。激しく壁にぶつかり、苦笑いを浮かべる場面もあった。

 エキシビションナンバー「ノッテ・ステラータ(星降る夜)」の曲を流すと、1回転半で大きな弧を描いたアクセルなどを披露。史上初の4回転アクセルに意欲を示す23歳は「(体の)軸を作って、ちょっとずつ大きく跳ぶ練習をしていきたい」と進化を目指す。

 昨秋に負傷した右足首については、現在も痛み止め薬を服用し、「痛いのはルッツとループの踏み切り」と回復には時間がかかりそうだ。代表に内定している3月の世界選手権(ミラノ)も現時点での出場は「未定」とし、「足首の状態をみて決断したい」と慎重な姿勢を崩さなかった。

 「絶対王者」として表明した現役続行については、「これからは自分のために、自分が楽しみながら滑りたい」と強調。「スケーティングも表現もプログラムの雰囲気も、好き嫌いがあるスポーツ。(ライバルたちが)グーの音も出ない演技というのはないと思うが、自分がやりたいものを滑りたい。それを見て、すばらしいと思ってくれるならありがたい」と前を見据えた。



羽生結弦エキシビションで大トリ「星降る夜」滑る(20180222 日刊スポーツ)

 25日に行われるフィギュアスケートの各種目の上位選手らによるエキシビションで、男子で66年ぶりに2連覇を達成した羽生結弦(ANA)が大トリを務めることが22日、関係者への取材で分かった。

 昨季から使用する「ノッテ・ステラータ(星降る夜)」を滑る。銀メダルを獲得した宇野昌磨(トヨタ自動車)やペアで13位だった北朝鮮のリョム・テオク、キム・ジュシク組も出演する。

 仙台市出身の羽生は前回のソチ五輪では東日本大震災で被災後、アイスショーで初めて滑ったチャイコフスキーの「白鳥の湖」に復興への願いを乗せて滑った。同日の練習後に取材に応じた羽生は「今回は震災から立ち直って少しでも元気になり、明るくなるような気持ちのこもった演技ができたらなと思っている」と語った。

 女子の出演者は23日のフリー終了後に決定する。



エキシビションの滑走順です。

20180225EX滑走順


これからは自分のために、自分が楽しみながら滑りたい・・・私達ファンは、結弦くんが二連覇の使命感から解放されて、”自分のために”、自分の好きなように、楽しんで滑ってくれる日をずっと待っていました。私達は、あなたがどれだけのプレッシャーとこれまで戦ったきたかを知っている。だから、とうとう、そのときが来たことがとても嬉しいのです。でも、全てのプレッシャーから解放された羽生結弦は、これまで以上に最強になるのではないかとも思います(笑)

日本に帰った後、足の診察を受けて、診断の結果で、ワールドへの出場の可否を決めるのでしょうね。

おそらくそうなるとは思っていましたが、結弦くんがエキシビションのオオトリに決まりました。
4人の金メダリストの最後を飾るオオトリは、スケーターとして、この上もない名誉です。
日本人は、過去に2度金メダルをとっていますが、荒川さんが金をとったトリノではプルシェンコがオオトリ、結弦くんが金をとったソチでは、地元ロシアのペアのボロトラがオオトリだったと思います。
ついに、日本人スケーターが、この4年に一度の祭典で、オオトリを務める日が来たわけですね。こんな日が来るなんて、数年前まで、誰が想像できたでしょうか。

ソチ五輪のときのエキシビションは「ホワイトレジェンド」、そして平昌五輪では「星降る夜」。
どちらも白鳥。ソチのときより、はるかに美しく成長した”白鳥”を楽しみにしています。


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2018/02/23 17:40 | 平昌オリンピックCOMMENT(6)TRACKBACK(0)  TOP

女子シングルの結果がでました

女子のフリ―プログラムが終わりました。
宮原さん、見事な演技でした。オリンピックの大舞台でパーソナルベストを更新して4位。
あとメダルに一歩でした。一時は五輪出場さえ危ぶまれたとは思えません。
本当に、非の打ち所がない蝶々夫人でした。演技が終わったとき、胸が熱くなりました。

彼女にメダルをあげたかった。ここまで頑張ってきたご褒美として。
でも、五輪の魔物に打ち勝った自信はこれから彼女の大きな財産になるでしょう。
「この場にこれたことが大変に光栄に思っている」と笑顔でインタビューに答えた宮原さん。
怪我で辛いことを経験して、一回り大人になりました。本当に素敵な女性になったなと思います。

そして、メドベ。演技終了後の、そしてキスクラでの涙。美しい涙でした。
本当は、メドベに五輪女王になってほしかった。
五輪女王に一番ふさわしいのは、メドベ、あなた以外にはいないと思っていました。
ザギトワの技術は素晴らしいけれど、私はあなたの演技が大好きなのですよ。

今回の結果をみると、オリンピックで金メダルをとることがいかに難しいかを痛感します。
4年に一度の五輪金は、実力だけでなく運も必要といいますが、いかに史上最高のスケーターとはいえ、連覇した結弦くんは、やはり特別な人としか思えません。

絶対女王のメドベを破ったザギトワは、ソチで、当時絶対王者といわれたチャンに勝って金メダリストになった結弦くんと同じ勢いを感じさせます。昨シーズンまで、メドベが五輪女王になると、誰もが信じて疑わなかった。チャンが五輪王者になると思われていたように。

メドベは、2位に終わったヨーロッパ選手権のあと、「みんなは私が金メダルを穫るから応援してくれるのではなく私が滑ることそのものを応援してくれる。ファンは結果に関係なく私のそばにいてくれる。こんなに素晴らしいことはない」と言っていたそう。フィギュアスケートのファンって、強いからファンになるんじゃなくて、そのスケーターの演技が好きだからファンになるんですよね。もちろん、勝ち馬に乗ってるだけのファンもいるでしょうけど。

ただ、この五輪では、メドベは少し弱気になっていたようです。エテリコーチがメドベを心配していたとか。自信がなさそうだと。クリーンに滑ったらザギトワが勝つと思う・・・そう言っていたそうです。メドベは、ある程度は覚悟はしていたのかもしれません。

とはいえ、今年シニアにあがったばかりのザギトワは、銀をとれたら、「よくやった」と言ってもらえる立場。一方、世界女王二連覇中のメドベは五輪金メダルをとって当たり前と思われていた。
そのプレッシャーはハンパなものではなかったと思います。
しかも、大事な五輪シーズンに怪我をしてしまった。
彼女の気持ちが一番理解できるのは、結弦くんかもしれませんね。


それにしても、平昌五輪でも、滑走順の妙がありましたね。

男子 22番滑走→金 23番滑走→銅 24番滑走→銀
女子 22番滑走→金 23番滑走→銅 24番滑走→銀


ソチのときは、男子も女子も21番滑走が金でした、ついでにいうと、そのあとのワールドも、21番滑走が男女とも金でした。
4年前、21番滑走がラッキーナンバーだと記事に書いたことがあります。

羽生結弦選手についての萌え語り Part.21 ~ラッキーナンバー21&ロミジュリまとめ動画 ~

この記事で、「五輪女王は、トリノの荒川さん、バンクーバーのキムヨナ、ソチのソトニコワと、3大会連続フリー21番滑走者がなっています」と書きましたが、ショートの上位3人が、最終グループ後半(22~24番滑走)を滑ることになったので、21番がラッキーナンバーにはなりにくくなりました。平昌五輪は、王者も女王も、22番滑走でした。


20180223メドベ


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2018/02/23 17:01 | 平昌オリンピックCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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