「YUZURU HANYU GOLD 2018」がクリケットメダリストプレートボードに追加されました

クリケットのオリンピックメダリストプレートボードに、「YUZURU HANYU GOLD 2018」のプレートが追加されました。


20180321クリケットメダリストプレート


YUZURU HANYU GOLD 2014
YUZURU HANYU GOLD 2018



この2枚が並んでるのを見るだけで、自然に顔がほころんでしまいます。
結弦くんはまだ実物を見ていないわけですが、早く見れるといいね。
個人的なこだわりとしては、ハビのプレートと並べてほしかった(笑)

オーサーは、以前、フジテレビの取材で、「結弦はよくメダリストプレートを眺めているんだよ」と言ってました。
自分のオリンピックチャンピオンプレートや、優勝できなかったときのハビのワールドチャンピオンプレートを眺めては、自分を奮起させていたのでしょう。丁度、今日付けの、野口さんのこんなコラムがありました。


羽生結弦を鼓舞した“ハビエルのプレート”「あれを毎日見ながら…」(20180321 アエラ)

 常に世界のトップで戦い続け、五輪でも連覇を果たした羽生結弦。彼の輝かしい実績を支えているのが、言葉の力だ。強気な言葉で自身を鼓舞する一方で、自分が口にした言葉に囚われて、新たな学びを得たこともあった。彼の発した“言葉”とともに、その軌跡を振り返ろう。

 13-14年ソチ五輪シーズン。羽生の最大のライバルはパトリック・チャンだった。彼に勝てば五輪金メダルは堅いという状況で、シーズン初戦のスケートカナダは鼻息荒くスタートした。

 口にしたのは当然、

「パトリックに勝ちたい」

 ところが、本番では自分に集中できずにミスを連発。だが、次のフランス杯ではほぼパーフェクトな演技を見せた。

 羽生はこう話した。

「パトリックには勝ちたいです。でも『まずは自分に集中しよう、自分の演技をすれば勝てる』と思うようになった。そのバランスです。勝ち方が変わってきたのかもしれません」

 周囲には「勝ちたい」と宣言し、自らの心には「自分に集中しよう」と語りかける。このバランスで、羽生は13年12月のGPファイナルで優勝。そのまま、14年2月、ソチ五輪の頂点まで駆け抜けた。

 五輪王者となった後の4年間をどう過ごすか。ここでも羽生は意識的に、言葉の力を活用している。

 まず羽生は、オーサーにこう宣言して自らを鼓舞した。

「五輪の金メダルを取ったことで今までと違うプレッシャーを感じるようになるかもしれない。でも五輪王者だからといって、もっと強くなろうという原動力が途切れることはありません」

 オーサーも、こんな言葉で羽生を後押しした。

「これからは、誰かの背中を追いかけるのではなく、結弦自身がフィギュアスケートの限界をつくる立場になる」

 オーサーのこの言葉を胸に刻んだ羽生。その通りの4年間になったことは、もう誰もが知っている。

 五輪の後の14-15年シーズン、羽生は中国杯での衝突や腹部の手術など、多くのアクシデントを抱えながら、世界選手権で銀メダル。同じオーサー門下のフェルナンデスが、この年の世界王者になった。

 トロントのホームリンクの練習場の壁には、過去に輩出した世界王者と五輪メダリストの名前を刻んだ金のプレートが掲げられている。羽生の14年ソチ五輪金メダル、同年の世界選手権王者をたたえるプレートに、「15年世界王者 フェルナンデス」のプレートが加わると、羽生は言った。

「あれを毎日見ながら、悔しさを思い出して練習できるな」

 もともと「勝ってやる」などの気持ちを、口に出すだけでなくノートに書き記すことでモチベーションを高めていた羽生。

「15年世界王者 フェルナンデス」の文字は、ノートに書いた文字と同様に、自身のパワーになることを予感していた。

 そして、羽生に最大の飛躍をもたらした、15-16年シーズンが訪れる。

 夏の間は順調にトレーニングをこなしてシーズンイン。「ショートの演技後半で4回転」が新たな挑戦だった。ところが、カナダで行われたシーズン初戦のオータム・クラシック。「ショパン バラード第1番」の演技後半で4回転ジャンプをミスすると、つぶやいた。

「このプログラム、まだ昨シーズンから一度もノーミスしてないな」

 言葉を大事にする羽生が、ネガティブワードを口にすることは珍しい。弱気になっている証拠だ。すると演技後、この時の自らの言葉を振り返った。

「演技『後半』の4回転、という固定概念にとらわれている可能性があります。自分の思い込みで影響を大きく感じているところがあるかもしれない」

「演技後半で4回転に挑戦しよう」と思いすぎることで、「後半は難しい」という固定概念が生まれ、それにとらわれていた、という意味だ。

 10月のスケートカナダでも同様のミスをすると、羽生は作戦を変更した。「後半」よりもっと難しい、「ショートで4回転2本」に挑むことにしたのだ。

「もっと強くなりたい。一皮剥けた羽生結弦になってやる」

 そう宣言すると、オーサーをして「人が変わったようだ」と言わしめるほどの集中力で練習した。そして11月のNHK杯で、宣言通りの「ショートで4回転2種類」を成功させる気迫の演技を見せ、106.33点で自らの世界最高得点を更新した。

 思い出したのは12年のスケートアメリカで得た教訓。「ショートのことは忘れます」と口にしたことでフリーに集中できなくなった、あのときのことだ。

 口にしたのはこんな言葉。

「ショートで良い演技ができたので、まずは喜びをかみしめて一日を過ごします。そして、明日のフリーに集中します」

 結果フリーでは自分に集中し直し、「SEIMEI」の世界観に溶け込むような演技で4回転3本を成功させる。総合得点は322.40。史上初の300点超えを果たすことになった。

「これまでの全ての経験が、今日の演技につながりました」

 自らを鼓舞する言葉、分析する言葉の力を、羽生は改めて感じていた。

 平昌五輪を控えた17-18年シーズン。17年10月のロシア杯では、自身初となる4回転ルッツへの挑戦を前に宣言。

「誰もが4回転ルッツを期待すると思うし、僕自身もノーミスを期待している。その気持ちには逆らわず、しっかりと期待やプレッシャーを受け止めて、貪欲に挑みたいです」

 初挑戦の4回転ルッツを成功させると、平昌五輪に向けての抱負を聞かれ、こう答えた。

「アスリートなので勝ちたい気持ちは大切にしているし、思ったことは口に出すようにしています。自分としては、劇的に勝ちたいという気持ちがあります」

 羽生らしい、五輪優勝宣言だった。

 その後、11月に右足首を負傷しながら、陸上で、氷上で、五輪に向けて準備を重ね、宣言通り「劇的に」連覇を果たしたことは、周知のとおりだ。

 2月11日、韓国・仁川空港での宣言も、自分を鼓舞するものに他ならない。

「自分にうそをつかないのであれば、やはり連覇したい。どの選手よりも一番、勝ちたいという気持ちが強くあります」

 徹底的に有言実行。それが、羽生結弦だ。(ライター・野口美恵)



それにしても、もうすぐワールドらしいのですが(完全に他人ごと)、うっかり忘れそうになってしまう自分がいます。
ディフェンディングチャンピオンがオールアウト、ハビも不出場で、地元開催ながら、興味がもてなくなっているらしいマッシさんのつぶやきです。



最後の、結弦くんにむけた「君が恋しいよ」というメッセージが、私たちの気持ちを代弁してくれてますね。
マッシさんは、アリーナ・サフチェンコ(ドイツのペア)、ザギトワ、ボーヤンが優勝候補とみてるのかしら?


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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2018/03/21 18:20 | クリケット・プログラム・CS(2017-2018)COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

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