FaOI2018幕張鑑賞記 その4 ~印象に残った演技3
「FaOI2018幕張鑑賞記 その3 ~印象に残った演技2」の続きです。
幕張公演のレポはこれが最後です。
<結弦くん以外での個人的ベスト3>
ステファン・ランビエール
前半も後半も持ちプロでしたが、特に印象に残ったのが、後半の「Slave To the Music」です。
「あらら、ランビどうしちゃったの?」というくらい、アリーナ席へのファンサービスがすごかった。ステージ寄りの南アリーナ、ちょうど私が座っていたブロックの前で強烈な流し目!! 一斉に「キャーッ!!」という黄色い声が・・・(笑) そして、隣のブロック前で腰をくねらすポーズにまた「キャーッ!!
」。アリーナの間近でみるダダ漏れのジゴロ感の破壊力はすごかったです。いい男は何をやっても様になりますね。そして、やはりランビのスケーティングは美しい。見惚れます。
エフゲニア・メドヴェージェワ
前半は新プロ「Experience」、後半はMay.Jとのコラボで「Memory」。「Experience」は、振付、構成、衣装、すべて自分のアイディアで作ったプログラムだそうです。怪我明けで今月になってようやくジャンプ練習を始めたようですが、ジャンプは全部成功させました。「Experience」・・・経験。彼女の様々な経験と想いがいっぱい詰まったプログラムなのでしょう。誰でもない、彼女は自分自身の物語を演じている。演技後、感極まったような表情を浮かべていましたね。
「Experience」も「Memory」も、メドベの情感豊かな演技が際立っていました。実は、生メドベは初めてだったのですが、いや、本当にすごかった。惹きこまれました。エテリは「安い女に見えちゃだめ、あなたは女優なの」と指導していたそうですが、エテリの元を離れても、その教えはメドベの中にずっと生き続けるのだろうと思えました。クリケットでまたどう化けるのか、とても楽しみです。
テッサ・バーチュー&スコット・モイア
初FaOIのテサモエ。前からFaOIに呼んでほしいと思っていました。真壁さんナイスです(笑) 前半の「ムーラン・ルージュ」も、後半のMay.Jとのコラボも、素晴らしいの一言でした。テサモエのあの演技の”凄み”みたいなものは、他のアイスダンスカップルにはないものだと思います。
前半のトリでしたが、その前がランビで、ランビが終わったとたん、アリーナ席の人達がぞろぞろ大量に席をたっていったのには引きました。もしかしたら、今まで、前半のトリはプルさんかランビであることが多かったので、「前半終了」と勘違いした人もいたのかもしれないけど、それにしても、テサモエをパスなんてもったいなさすぎる。3度の五輪で(団体含めて)金3銀2。JGF、JWのジュニアタイトルコンプに、世選・四大陸・ファイナル・五輪とシニアのタイトルもコンプリート。これだけの偉業は、アイスダンサーではテサモエだけ。たぶん、アイスダンス史上最強のカップルだよ(笑)羽生結弦
正直、結弦くんに関しては、あまり感想がでてこないのです。
ファンタジーオンアイスに出演してくれてありがとう。滑ってくれてありがとう。これしかない(笑)
確かに、1プロでアンコールなし、恒例の最後のご挨拶もなし。昨年と比べると、ハジけてる感がやはり少な目に見えます。でも、それは、リハビリ中であれば仕方ないこと。本人も言っていたけど、CWWの前は1週間ほどしか練習してなくて、園遊会のあたりは10日ほど練習できなかったと。ジャンプ練習も制限付きの中で、ジャンプへの自信が十分ではないまま、自己コントロールしながらの演技は、結弦くん自身が一番もどかしく感じていることでしょう。
お医者様の見立てによれば、FaOIの全公演が終わるころにはリハビリ期間が終わるそうなので、早く思いっきり練習ができるようにと願うだけです。正直、古いJポップとのコラボはあまり好きではなくて、たぶん今年は1プロだろうから、できればコラボより、新しい自前のショーナンバーを滑ってほしいなと思っていました。でも、彼自身がリクエストしたという「Wings of Words」。現地で見ていたときは、気持ちが舞い上がってあまり感想がでてこなかったのですが(笑)、テレビじっくり見ると、やはりいいですね。3Aも3Tもレイバックスピンも、すべてが美しい。衣装も”羽生結弦”以外の人が着たら”変衣装”のような気がするけど(笑)、彼のビジュアルの美しさでねじ伏せてる感じがします。モデルがどんな変わった衣装を着ても様になるのと同じですね。
金沢公演も行く予定ですが、幕張公演では、オープニングの結弦くんの単独パーツが”初めてのセルフプロ”とは知らずに見ていたので、金沢ではそれを意識しながら、じっくり見たいと思います。でも、ファンが喜ぶような振りをいっぱい入れてくれてますよね(笑)
オープニングのお相手の女性スケーターは、昨年は鈴木さんでしたが、今年はコストナーでした。やはり、意識して差しさわりのないお相手を選んでいるのでしょうか(笑) それにしても、コストナーと並んで全くスタイル負けしない結弦くんはすごいわ~。
フィナーレでの、観客への挨拶では、結弦くんは、初日に隣だったのは紀平さんだったかな? でも、2日目は宮原さんと手をつないでました。五輪のEXでは、ザギトワちゃんに途中で割り込まれ、隣をとられた宮原さんですが、今回は隣をゲット。ツイ情報では、3日目も宮原さんが隣だったそうです(笑) 2日目は団体写真撮影会がありました。その前に、結弦くんはハビとのツーショットを撮ってもらってました。
テレビ放送でも映ってましたが、フィナーレのラストの周回で、プルさんと「お先にどうぞ」と譲り合いながら、最後は一緒に手をつないで回ってる姿がとても微笑ましかったです。こんな姿を見れるのも、FaOIならではですね。
キス&クライのサイトに、詳細な記事とインタがきてます。
→ http://www.tvguide.or.jp/feature/kissandcry/20180530/01.html
ということで、レポはこのへんで。金沢公演も、できればレポしたいと思います。
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2018/05/31 10:50 | アイスショー・イベント | COMMENT(4) | TRACKBACK(0) TOP